受験の時もドキドキするんですが、面接や試験が終わった後もドキドキって続きますよね。
その理由は合格通知!
できれば早めに受験の結果を知って、サクッと楽になりたい所!
でも世の中そう甘くはなく、合格通知はなかなか来ないもの。
更にそれがいつまでも来ないと、受験生と家族をヤキモキさせてしまいます。
もー!焦らしプレイ禁止!
ただそれが体感として遅いのならともかく、本当に合格通知が来ないと大変です。
将来もここで決めないといけないし、早めに手を打っておきたい!
あ!ちょっとまって!まだ諦めないで!
ここでは合格通知がなかなか来ない理由や、届かなかったらどうしたらいいか。
情報や対処法をバッチリご紹介します!
目次
受験の合格通知が届かない!?当日届かないワケとは?

受験の結果=合格通知(合否通知)ですから、やっぱり発表日の当日に受け取りたいところですよね。
ただし実際はなかなかうまく行かず、学校との距離が県境だと日にちを跨いでしまうことも…。

まあまあ落ち着いて。
その理由、ここできちんと解決しちゃいましょう!
合格通知は、合格日発表当日に発送しているから!
実を言うと、合格通知は合格発表をする当日に郵便で発送されています。
つまりすごく分かりやすく言えば、テレビでよく見る、合格者発表を掲示板に貼り出しする時に送られています。
もしくは学校によっては、合格発表を掲示板に貼り出しした頃に届くように、調整して送られているんですね。
なぜかと言うと、全ての受験者が平等に、自分の受験結果を知ることができるようにです。
最近はSNSやネットなどで合格通知をあげる人もたくさんいますよね。
だからこそ、思わぬ部分から企業秘密(?)的なものが漏れないように、学校側もたっぷり気を使っているわけです。
これは学校によって異なるので、当日直接届くのか、日を改めて届くのかは書類で確認しましょう!
合格通知が届くのはいつ頃?早くても翌日!
じゃあ合格通知が届くのはいつ頃なんでしょうか。
答えは「早くとも翌日で、当日にはあまり届かない」です。
これ、私初めて知ったんですが、なんと郵便局と大学との間で以下のことが決められています。
- 入学の願書の発送と受付に関する情報の共有
- 受験票の発送や受付に関する情報の共有
- 合格通知の発送に関する内容
学校と郵便局は関係が非常に親密なのがわかりますね。
生徒たちにとって最も大切な進路に関する内容の郵便物は、特に注意して管理してもらっています。
というわけで、先程のように掲示板に合格者発表をした頃に、発送をする場合と、前日に発送する場合の2通りがあります。
郵便物到着を、学校側がみっちり管理しているということがない限り、速達の場合の到着は、発送日の翌日以降です。
そのため合格通知は、合格発表日の翌日に届くことが多いんです!
受験する側からするとモヤモヤしますし、当時は同じくモヤモヤしていました。
しかし大人になって大人の事情を知ってしまうと、深く納得できるようにもなってきます。
納得できるようになったら、あなたも立派な大人ということです。
自宅ではなく学校に送られていることもある
Yahoo!知恵袋に、以下のような質問が出されていました。
日本工学院を2月8日に推薦で受験に行ったのですが、
合格通知は14日に届かなかった場合不合格なんでしょうか?
不合格と分かればバイトを探したいと思っています。
引用:Yahoo!知恵袋
ううーん確かにこれは心配です。
この方の場合はきちんと全ての確認事項を確認した後(確認事項は後でご紹介します!)改めて心配になったようです。
必ず大学側の告知で、合格通知が届くギリギリの日を指定されている為、それまでに届かないと不合格だなと思いますね。
がっかりしてしまいます。
しかしまだ、諦めるにはちょっと早いですよ!
合格通知はなんと、自宅ではなく学校に届いていることもあるからです。
言われてみると私のときも、先に学校に届いた記憶がある…!
自宅にも最終的に書類は来るのですが、学校の方へ先に通知が行くことが多いですね。
この方の場合も、学校の方に合格との連絡があったとのことで、後日報告されていました。
希望は最後まで捨てず、こまめに先生にも連絡をしたほうがいいということです。
郵便での合格通知は書留か速達
郵便での合格通知は、通常書留か速達が使われています。
専用の封筒を、受験票と一緒にして提出した学校もあるのではないでしょうか?
でもこの2つって、普通郵便とは何が違うか知ってます?
せっかくなのでここで普通郵便と書留、速達は何が違うか見てみましょう!
普通郵便
普通郵便は、言うまでもなく普通の郵便です。正確には定形郵便物といいます。
長い辺が34センチ、短い辺が25センチ、厚さは3センチ以内、かつ重さは1キロ以内です。
合格通知にはお知らせの紙と一緒に、入学金や日取り、必要書類が入っていることが多いですね。
紙の束は意外に重いもので、大体は50グラム以内の料金・94円の封書となります。
学校の名前が入った封筒が使われることもありますが、定形内であることは変わりませんよ。
大体2、3日で到着することが多いです。
何故なら書留や速達ほど安全面では信頼が無いためです。
とはいえ、現在はネットでの合格発表も行われるようになっているため、 全く気にしない人もいます。
お金もかかることなので、学校によって異なる発送方法になってきているんですね。
書留(簡易書留)
引用:Instagram
書留(簡易書留)は、郵便局が配達を引き受けたときから、きちんと配達されるまで、全て過程が記録される郵便です。
料金は簡易書留で1通320円。
普通郵便と異なるのは、きちんと全てが記録されていること。
それからもし郵便局側で、その荷物を無くしたり破れたりした場合は品物の金額を賠償してくれます。
普通郵便にちょっとした保険をかける仕組みだと思って下さい。
ちなみに書留と簡易書留の違いは、簡易書留のほうがちょっと安く、5万までの賠償をすることです。
小さいものや軽いものなどは、簡易書留の方がお得なので、こちらを使うことが多いんですって。
確かに書類は簡易の方が使い勝手もいいですよね。
こちらも2、3日で到着することが多いです。
速達郵便
引用:Instagram
速達とは郵便物やゆうメールを、通常より早めに届けてくれるサービスです。
料金は1通290円。
書留と一緒に申し込むこともできるので、速達書留で重要書類を送る学校や企業も増えているんですって!
確かにこれを知っていると、安全確実に届いて欲しい書類を送ることができますね。
定形郵便物50グラム内、速達、簡易書留であれば合計704円となります。
速達の場合、当日か翌日以内には届きますが、地域によって日数は異なります。
郵便局ではお届け日数を調べることができるサービスもあるので、目安となる時期を調べておくと安心ですね。
最近では特に急ぎの郵便用に、当日到着の「新特急郵便」も用意されています。
友人も仕事で実際に使ってみた所、多少の金額がかかっても、安心で便利なので助かる!とのこと。
言うまでもなく各サービスを使いこなしていました!
受験の結果を早く知りたい!別の確認方法無いの?

嫌なことはさっさと終わらせたいもの。
昨日結果が発表されたはずなのに、合否がわからなくてモヤモヤ…他の確認方法無いんですか!?
あります!
学校によって異なりますが、合格通知以外にも、合格しているかしていないか分かる方法があるんです!
大体は大学の受験の概要にも書かれているのですが、どんな方法があるのか、ちょっと覗いてみましょう。
インターネットでの合格通知システム
まずは大学側(就活時には企業側)で結果を確認することができるシステムです。
マイページを作成する場合と、受験番号を入力して確認する場合がありますが、大体は後者。
時間になったらすぐに見ることができるので、パソコンはもちろん、スマホでも確認できちゃうすぐれもの!
家でも学校でも確認できるので一番ラクな方法です。
ただネット系の欠点として、発表の時間になったら混んでてアクセスできない!という弱点もあります。
イベントやコンサート、限定アイテム通販の注文時と同じことが起きるということです。ひええ。
救いは確実に合否は確認できるので、焦る気持ちはわかりますが少し待ってからアクセスしてみましょう。
後マイページを作成した場合は、絶対にIDやパスワードを控えておくように!
忘れてしまうと後で泣きを見ることになります。
大事なのでもう一度言いますよ!IDとパスワードは絶対に控えておくように!
自動で応答!自動音声電話
この方法は今では結構レアな合格発表なのですが、電話の自動音声で結果発表が聞けちゃいます。
- まずは冷静になって、電話をかける
- ガイダンスに従って番号を入力
- 合否結果のアナウンスを聞いて、現実を受け入れる
非常に簡単ですよね。
こちらも携帯電話や自宅など、電話をかけられるならば、結果を知ることができます。
但し!インターネット同様、合否発表時間には非常に混み合います。
電話での合否発表の場合も、ネットでの確認同様、時間を置いて聞きに行くのが正解です。
直で知りたいなら学校内掲示板へ
デジタルなんて当てにならない!アナログこそ至高!という人以外にもオススメなのが、直接見に行くこと。
先程も触れましたが、よくテレビで有名大学の合格者発表貼り出しのニュースやってますよね。
ここで登場している掲示板が、学校内掲示板です。臨時で登場する掲示板に、合格者の受験番号が貼り出されています。
これがすごくドキドキします!なんて言っても自分の番号を見る手が震える震える(笑)。数字を何度も確認しちゃいます。
確実で楽なのですが、学校の敷地が狭いと掲示板を出さないこともありますので、募集要項でも確認しておきましょう。
そうそう、行くときは受験番号は絶対に忘れないように!
学校によっては郵便を待つしか無い
以上の3つは非常に便利で、せっかちさんにオススメの合否確認方法です。
しかし学校がどれを採用しているかは、その学校次第であるため、募集要項で確認が必要となります。
学校によっては郵送のみという場合もあるので、その場合は気長に待ちましょう。
どの方法で結果が発表される場合も、必要書類は郵送されてきます。
そのため、どちらにしても合否発表の郵便を待つことは必要となります。
受験合格通知が届かない!?学校に連絡する前に確認すべし!


受験合格通知が届かなくて、ご飯も飲み込めないほど気分が塞ぐ…受験生あるあるです。
将来が決まる瞬間とも思えて、不安で不安で堪らないんですよね。
そんな皆さんの気持ちを少しでも和らげるべく、通知が来ない人にまず確認してほしいことをまとめました!
学校の先生に相談する前に、まずはここでご紹介した方法を実践してみて下さい!
きっと気持ちが楽になりますよ!
まずは冷静になろう
大学からの合格通知来ないから頑張って就職先見つけるか
— ぺけのん (@tentenlove05) January 20, 2018
引用:Twitter
諦めて早くも就職先を探そうとしていませんか?
けれどすぐに諦めてはいけません。
確かに時期を見切る事は必要なのですが、必要なことを確認、相談をしようと考える「冷静さ」が一番大切です。
まずすべきことは冷静になること。冷静に書類やすべきことを確認しましょう!
合格発表日と通知到着予定日を調べよう
最初は手元に入試の時の案内や、概要を用意しましょう。
用意したら、合格発表日と、通知到着予定日を確認します。
合格発表日と通知到着予定日をメモして、はい!カレンダーを見る!
合格を発表する日で、学校掲示板での掲示などはこの日に始まります。
また、合否の通知を発送する日でもあります。
通知到着予定日
こちらは通知が発送されて、最終的に受験生に行き渡る日です。
遠方からの受験生のことも考えて、ちょっと長めに
期日が設定されています。
どうでしょうか?次はこれをチェックしましょう。
- 今日は合格発表日を過ぎていますか?
- 他の合格発表はされていませんか?
- 通知到着予定日は今日の時点で過ぎていますか?
他の合格発表がメールである場合は次へ進みましょう。
合格発表日と通知到着予定日が過ぎている場合は次の次へ進みましょう。
メールの場合は迷惑メールボックスに振り分けられてないか見てみよう
メールでまず合否発表がある場合は、メールボックスの迷惑メールのボックスに紛れていることもあります。
迷惑メールは、メール受信欄の「迷惑メール」に割り振られていますよ。
間違ってゴミ箱に入っていることもあるので、そちらも確認します。
もしなければ次へ進みましょう。
不合格時にも連絡があるか確認しよう
もう一度入試の必要要項を見てみて下さい。
そこに、不合格時にも連絡があるか、無いかが明記してあるはずです。
もし不合格の場合は、この時点で連絡が無いということもあります。この場合はもう一度、進路を確認しましょう。
- 合否の郵送について記入されていない。
- 不合格でも連絡がある旨が書かれている。
チェックのどちらかに当てはまったら次へ進んで下さい。
予定日が過ぎている場合は「自分の学校」と「大学」へ連絡を
ここまで確認できた場合、すべきことは学校に相談することです。
先生が通知するのを忘れていた、ということは殆どありませんが、確認は必要ですね。
学校で連絡してくれることもありますが、自分で連絡する必要がある場合もあります。
連絡する場合には以下のことに注意しましょう。
- 事前に内容をまとめてメモしておこう。
- 募集要項の紙と筆記具を手元に置いておこう。
- 自分の名前と学校、受験番号は必ず名乗ること!
- 朝早く、夕方以降、昼休みは電話を避けよう。
- 「恐れ入りますが」「ありがとうございます」は必須!
さあ後はあなたの頑張り次第。良い知らせを聞けるといいですね!
知ってる?おしゃれ合格通知「サクラサク」と合格電報

結果関係なく、1つのものから開放されることは嬉しいもの。
今はメールでぽんと合否発表を送れますが、考えてみるとその前に早く結果が知りたい人はどうしてたのでしょう?
昭和の時代から平成頃まで、合格に関するお知らせには電報が使われていました。
今は結婚祝いなどで聞く程度の認識ですが、昔は電報が大活躍していたんですよ!
詳しい話をかるーくまとめたので、息抜きに見てみましょう。
合格電報と「サクラサク」
合格電報といったら「サクラサク」、今はキットカットのメージがありますよね。
サクラサク、は春に入学式が行われる日本ならではの言葉でもあり、その歴史の始まりは早稲田大学から。
昭和時代、やはり遠い家の受験生は郵送での発表以外に、合否を知る方法がありませんでした。
そんな中、遠い受験生に真っ先に結果を教えてあげるために、使われたのが電報なんです。
さて電報は1文字ごとに料金がかかります。この1文字にはなんと句読点も含まれているのです!
こ゛うかく
さくらさく
こう見てみると、文字数は同じでも、サクラサクの方がおしゃれですよね。
このおしゃれ電報は一気に全国の大学に広まり、長年に渡って使われるようになったとのことです。
他にもあります!大学のおしゃれ合格電報集
サクラサクにも負けない、おしゃれな内容の電報は数多くあります。
合格だけでは寂しいですから、各学校で工夫を凝らした文面が用いられているんです!
全国の合格電報の一部が紹介されていたので、こちらでもご紹介しますね。
大学名 | 合否 | 文面 |
北海道大学 | 合格 | 「エルムハマネク」(エルムは招く) |
不合格 | 「ツガルカイキョウ ナミタカシ」(津軽海峡 波高し) | |
東京大学 | 合格 | 「アカモンヒラク」(赤門開く) |
不合格 | 「イチョウチル」(イチョウ散る) | |
福井大学 | 合格 | 「アスワヤマニハナガサク」(足羽山に花が咲く) |
静岡大学 | 合格 | 「フジサンチョウセイフクス」(富士山頂征服す) |
不合格 | 「スルガワンナミタカシ」(駿河湾波高し) | |
大阪大学 |
合格 | 「ニュウシ ハエル」(入試映える、乳歯生える) |
工夫が凝らされた文面ばかりで、見ているとなかなかおもしろいですよね!
まとめ

- 受験の合格通知が届かないのは、発表当日に郵送するから。
- 合格通知は早くて翌日以降、書留か速達で届くことが多い。
- 合否結果は郵送だけではないので、発表方法は募集要項で確認しよう。
- 郵送の他に、よく見られる合否結果発表はネット・電話・学校にある掲示板がある。
- 大学に問い合わせる前に、一旦冷静になって書類と日時を確認しよう。
- 昔は電報で、今はメールで合否確認ができる、どんどん利用すべし!
なかなか受験の合格通知が届かないと、イライラしちゃいますよね。
なんといってもこれからの人生がかかっている大事な局面です、イライラしちゃうのは当然です。
そんな時は、合格発表はいつなのか、合否の結果を見る方法は郵送以外にあるか等、確認することはたくさんあります。
大人の事情も多少は絡んでいますが、不安な時は別のことするのが一番!
慌てるのは、結果通知完了予定日を過ぎてからでも遅くありません。
必要な時は、まず学校の先生に相談!を忘れないでくださいね。