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予約殺到のなか着物で傘を仕立てる原点となったのはハマヲ洋傘店!

 
昔おばあちゃんからもらった大切な着物。
着たことないけど、このまま使わないともったいないなぁ。

そんなあなたの着物で傘を仕立てて、新たな命を吹き込むことができます!

最初に着物で傘を作り始めたハマヲ洋傘(ようがさ)店がテレビや新聞などで取り上げられた時、その発想と意外性に誰もが驚き、全国から予約殺到となりました。

現在は娘さんが後を継いで、他県にて傘を仕立て続けています。

他にも着物で傘を仕立てている洋傘店や呉服店があり、なかには予約殺到して半年以上待つような繁盛店もありますよ。

予約殺到しているところは、技術が高かったり、発想が豊かだったり、様々な得意分野を兼ね備えています。

お気に入りのお店にて着物で傘を作ってもらうと、大切な思い出をより身近に感じることができますよ!

 

 

予約殺到しながら着物で傘を作っていたハマヲ洋傘店!

ハマヲ洋傘店は、東京都三鷹市に店舗を構え、戦後の1948年開業後、70年以上傘作りに励んできました。

着物で傘を作っていたのは、店主の鎌田智子氏でした。

この鎌田氏が着物で傘を作り始めたことをテレビ局や新聞社が聞きつけて取り上げました。

そのため、「着物で傘を作ってほしい」という依頼が多くなり、予約殺到に至りました。

現在は、智子氏の娘である鈴木樹子氏が、長年かけて身に着けた母の技術を引き継ぎ、嫁ぎ先の岐阜県にて着物を傘へリメイク製作されています。

 

どうして予約殺到するようになったの?

鎌田氏が着物で傘を作り始めたきっかけは、自分が母から譲り受けた着物で傘を仕立てて、ショーウィンドウに展示していたことです。

それを通行人が見つけて、「着物で傘を作ってほしい」という依頼が徐々に多くなりました。

その口コミが徐々に広がり、テレビのドキュメンタリー番組や新聞記事で取り上げられて、一躍有名店になりました。

予約殺到していた時は、完成まで半年待ちの状態だったこともあったそうです。

 
どうして、着物で傘を作ろうと思ったの?

鎌田氏が開業した当時、傘は高級品でした。1本の傘を修理しながら大切に使っていたため、当時一つの町には傘屋さんが必ず1軒はありました。

しかし、高度経済成長期を迎えるころ、傘を大量に生産できるように、そして安く販売もできるようになっていました。

傘が壊れても買い替える人がどんどん増えていき、傘を「大量生産・大量消費」するようになったのです。

すると、傘屋さんを利用する人は少なくなると同時に、1本の傘を大切に扱う人も減っていきます。

鎌田氏はそんな光景を見ていて、閉塞感を抱いていました。

そんなある日、自分が持っている想い出深い着物で、傘を仕立ててみることを思いつきました。

数十年前に鎌田氏の母が仕立てた着物ですが、その後使うことが少なく、タンスの肥やしになっていたのです。

その着物で日傘を作り、ショーウィンドウに展示してみると、通りすがる人たちの目に留まりました。

 
この傘、着物で作ったの?
すごい!私の着物も傘にしてほしい!

この日傘は徐々に評判を集めて、古い着物で傘を作ってほしいという依頼が次々と舞い込むようになったのです!

この評判を聞きつけたテレビ局や新聞社の取材もあり、テレビ番組や新聞へ取り上げられるようになったため、有名店となり予約殺到したというわけです。

店主の鎌田智子氏は加齢とともに傘作りが難しくなってしまったため、2019年に店舗を畳んで岐阜県へ移住。同年の大晦日には永眠につきました。

生前、「毎日いろんな着物から傘を作るのが楽しい」と、お客様にお話しされていたそうです。創業当時の23歳から70年以上、傘作りに生涯を捧げた人生だったのですね。

 

娘が後を継いでいる洋傘店の仕立て料金などは?

現在は、智子氏の娘である鈴木樹子氏が、岐阜県海津市にて「atelierすずきの洋傘」という店舗を構え、母の技術を引き継いでいます。

atelier すずきの洋傘
代表者 鈴木 樹子
所在地 〒503-0532
岐阜県海津市南濃町太田891-1
電話番号 090-5100-6662

着物で傘やバッグも仕立てており、さらに洋服の仕立てや修理も受け付けています!

傘の仕立て料金は、以下のようになっております。

仕立て価格(長傘)
サイズは45cm、50cm
税込20,900円
手元(持ち手)は寒竹を使用。
桜の木に変更も可(+税込1,980円)
芯棒は白木を使用。
高級感のある樫木に変更も可(+税込5,500円)
仕立て価格(折り畳み傘) 税込20,900円(オリジナル収納袋付き)
切り返し縫い(1箇所) 税込5,500円
ほどき代 税込3,300円

切り返し縫いとは、2種類の布地を並べて縫い合わせる技術のことです。

洋服でたとえると「バイカラー」といい、直線的に2色の布を分けて塗ってあることが特徴です。

色違いの無地と柄物の生地で切り返し縫いをすると、傘のどこかに無地部分が見えるため、ぐっとおしゃれな傘に見えますよ!

また、着物をそのまま送る場合、つなぎ目の糸をすべてほどいて布にしてから製作を行うため、ほどき代がかかります。

あなたが自分でほどいてから送る場合、ほどき代3,300円はかかりませんよ!

2019年にハマヲ洋傘店が閉店したことを知らなかった人たちは、「近くまで来たらお店がなかった!」と、驚いた人が多かったようです。

 
お店がなくなっていてビックリしたけど、娘さんが引き継いでくれて安心したわ!

すずきの洋傘の公式サイトでご挨拶をされたときは、このような温かいコメントが多数寄せられました。

今後、鎌田智子氏の技術を引き継いだすずきの洋傘店、現代の知恵も取り入れながらさらなる飛躍をされることでしょう♪

 

 

予約殺到中の着物で傘にリメイクできるお店をご紹介!

ハマヲ洋傘店が予約殺到に至った「着物で傘を仕立てる技術」は、現在いろんな洋傘店や着物店も行っています。

  • 匠傘かさはな
  • わたなべ洋傘店
  • あきざくら
  • オリジナル・タカコ
  • だるまや京染本店
  • 清京呉服京染店

このほかにも、あなたが住む町にある傘屋さんやリメイク店でも、着物から日傘を作ってくれるかもしれませんよ。

ほとんどの店舗は日傘にリメイクしてくれますが、撥水加工を施してくれるところもあるため、お天気雨が来た時にも安心して使うことができます。

ただし日傘の場合、撥水加工とはいえ土砂降りなどの激しい雨には適していないため、気をつけましょう。

呉服店では、お店によってオプションで着物を洗ってくれるところもあります。

呉服店ならではのしっかりした技術で洗ってくれるため、お手入れができていなかった着物も安心して預けることができますね!

 

匠傘かさはなが仕立てるのは着物傘だけではない!

匠傘かさはなでは、技術力の高い職人さんが、着物の柄を活かして傘を作ってくれます。

そして、着物だけではなく、浴衣やウエディングドレスも傘に仕立ててくれますよ!

匠傘かさはな(TAKUMIGASA KASAHANA)
住所 〒544-0001
大阪府大阪市生野区新今里7‐17‐2
電話番号 06-4981-5725
営業時間 9:00~17:00
定休日 土、日、祝、年末年始
仕立て価格 基本料金(長傘のみ) 税込19,250円
手元は木か竹(中国製)
日本製の木か竹は別料金(税込770円~3,850円)
傘の寸法 47cm、50cm
レースあり 税込4,400円
UVカット加工 税込1,650円
傘の手元名入れ 0円サービス(1,500円相当)

撥水加工も施してくれますが、これは突然雨が降ってきたときのためです。雨天時は使用を避けましょう。

また、名前を入れるサービスも行っているため、大切な人への贈り物にもぴったりですね!

そして匠傘かさはなは、着物だけでなくウエディングドレスも傘に仕立てています。

お客様のどうしてもというご要望に応えて、試行錯誤の末ウエディング傘を仕立てることができたのですね。

ウエディング傘が出来上がったときはTwitterでもトレンドとなり、テレビや新聞などで取り上げられるなど、話題になりました!

あなたのタンスには、着物だけでなくウエディングドレスも眠っていませんか?ウエディングドレスこそ一度しか使う機会がないですよね。

あなたがウエディング傘に興味を持っているのでしたら、今後予約殺到してしまう前に、ウエディング傘の依頼も検討しておくといいですよ。

 

わたなべ洋傘店は日本にしかない熟練の技が魅力!

わたなべ洋傘店は、1930年に創業しました。ハマヲ洋傘店よりも前から営業されていて、代を引き継いで長年営業されています。

「傘を簡単に使い捨ててほしくない」という熱い想いを持たれていて、細かい作業が得意な日本人だから成せる熟練の技で、傘を作ってくれますよ!

わたなべ洋傘店
住所 〒963-8005
福島県郡山市清水台2‐1‐16
電話番号・FAX 024-922-8311
メールアドレス ken-mika@amber.plala.or.jp
営業時間 8:30~18:30
店休日 日曜日、年末年始、盆休み
仕立て価格 基本料金(長傘・折り畳み傘) 7,500円~
加工に手間がかかる場合は追加料金あり
傘の寸法(長傘) 43cm、45cm、47cm、50cm
ほどき代 500円
UVカット加工 600円~

わたなべ洋傘店も、一番多い依頼は着物で傘を作ってほしいという内容とのこと。

着物だけでなく、様々な布を用いて傘を仕立てることもできます。

ただし、厚地であまりにも硬い生地、または薄地で伸びがいい生地は不向きです。

料金に消費税の表記がないため電話で確認してみたところ、「消費税はもらっていない」とのことでした。

あなたが傘の骨にこだわりたいなら、加工代9,000円以上で日本製の高品質骨を選ぶことも可能です。

さらに、傘の寸法も使いやすいよう選ぶことができます。50cmより長い寸法で注文も相談に応じてくれます。

傘骨の寸法にレパートリーがあるため、あなたの身長に合った長さで傘を注文することができますよ!

 

あきざくらは傘骨や手元まで日本製にこだわる!

あきざくらの特徴は、大切な着物を合わせるためのグレードが高い傘骨を使用していること。

千葉県の傘骨職人が1本1本手作業で製作している傘骨を使用していて、その材料も日本産にこだわっています。

あきざくら
住所 〒143-0025
東京都大田区南馬込4丁目10‐20
メゾン桜花201
電話番号 050‐5215‐1304
営業時間 9:00~19:00
着物傘ライト 仕立て価格(長傘) 税込55,000円
木棒傘骨と寒竹の手元
着物傘 仕立て価格(長傘) 税込88,000円
最高級傘骨を使用
手元を寒竹、檜、桜、椿、籐(トウ)、エゴ、コンゴから選べる
着物傘 仕立て価格(折り畳み) 税込55,000円
手元を木製、檜、寒竹から選べる
ミニ着物傘(オブジェ用) 税込4,400円
着物扇子 税込13,200円
着物キャップ 税込13,200円

さらに、手元は天然木材を使用しています。特に、日本ならではの樹木、檜(ヒノキ)や榊(サカキ)がおすすめです。

徹底的に日本製としてこだわりをもったあきざくらの傘は、使い心地が良く、温かみもありますよ!

そして作業前、着物をクリーニングした後に撥水・撥油加工を施してガード加工をします。万が一お店側の不手際で着物を汚してしまわないように、守ってくれるのですね。

着物を汚さないように取り扱ってくれるため、安心して着物を預けることができますね!

また、あきざくらは古い着物の引き取りを無料で行っていて、なんと150着以上のリユース着物を所有しています。

また、着物のハギレ布を使い、オブジェ用のミニ傘や、扇子、キャップを仕立てることも可能です。

もしあなたが着物を持っていない場合は、お店に用意されている着物で傘を作ってくれますよ!

 

オリジナル・タカコはタペストリーも仕立てる!

こちらは代表者1名で傘を作っているようです。

日傘を作った残り布で、タペストリーやバッグも作ってくれますよ!

オリジナル・タカコ
代表者 兵藤(ひょうどう) 孝子
住所 〒376-0013
群馬県桐生市広沢町5丁目1958‐2
電話番号(自宅) 0277-54-1203
携帯電話 080-5657-5290
仕立て価格 基本料金(長傘) 9,300円
傘の寸法 50cm
傘袋 1,000円
ほどき代 2,000円
UVカット加工 400円
タペストリー仕立て代 8,000円~10,000円
参考サイズ
【横60cm×縦87cm】8,000円
【横81cm×縦112cm】10,000円
バッグ仕立て代 4,000円~

ちなみに、この「電話・FAX」番号ですが、自宅番号のためご家族が電話に出ることもあります。

電話で問い合わせをするときは、代表者の名前を挙げるとスムーズに話が進みますよ!

わたなべ洋傘店と同様、料金の消費税について電話で問い合わせをすると、「消費税はもらっていない」とのことでした。

あなたが家紋付きの着物を持っているなら、きっとその家紋を活かしたタペストリーを作ってくれることでしょう♪

 

だるまや京染本店で作られた傘は雨でも使える!

だるまやは呉服店ですが、着物や帯の仕立て直しだけでなく、着物から傘への仕立て直しも行っていますよ。

ほとんどの店舗は日傘として製作しますが、だるまやでは撥水加工もきちんと施してくれるため、雨傘としても使うことができます!

だるまや京染本店
住所 〒254-0042
神奈川県平塚市明石町5-7
電話番号 0463-21-1411
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜日
仕立て価格 基本料金(長傘・折り畳み傘) 税込22,000円(洗い張り料金含む)
撥水加工した場合 税込28,000円
傘の寸法(長傘) ~50cmまで

だるまやが他の店舗と違うところは、着物をほどいて反物の状態にして洗った後、布のりを引いて着物の風合いに戻す「洗い張り」という工程があることです。

特に洗い作業の工程は、洗濯機では汚れをしっかり落とせないため、手作業で洗います。

手で洗うことのメリットは、場所により洗い方を変えることができることです。

汚れが付きやすい袖口や裾などはよく洗う部分ですが、繊細な刺繍の部分はこすりすぎないようにしなければなりません。

洋傘店は着物をアイロンでしわを伸ばして使用するため、この洗い張りは洋傘店にはできない技術ですね!

さらに、だるまやのもう一つ嬉しい点は、ふるさと納税が使えることです。

この店舗が所在している平塚市へ10,000円寄付をすると、返礼品として3,000円分の洗い張りチケットがもらえますよ!

ふるさと納税をすると、今年納めた所得税や、翌年に納める住民税から税金が少し引かれるからお得だよね。

ふるさと納税を利用することにより、着物で傘を作ってもらう料金が安くなるだけでなく、税金も安くなるなんて、いいことづくめですね!

 

静京呉服京染店はこだわりレースを入れるとおしゃれ!

静京(しずきょう)呉服京染店のこだわりは、生地に色を合わせて染められたレースを使用してくれるところです。

通常着物で傘を仕立てるときは、1枚から2本分の傘を仕立てることができます。

レースを入れると使用する生地が少なくなるため、1枚から4本分の傘を仕立てることができますよ!

静京呉服京染店
住所 〒542-0012
大阪府大阪市中央区谷町6丁目8‐12
電話番号 06-6761-6764
営業時間 12:00~17:00
定休日 日曜日、祝日
仕立て価格 基本料金(長傘) 通常タイプ(レース加工なし) 税込22,000円
レースタイプ(レース加工あり) 税込26,500円
+税込1,700円で、どちらも折り畳み傘に変更可
ほどき・プレス作業 着物・コート(羽織・道行コート・道中着 税込2,500円
留袖・振袖・絞り生地の着物やコート 税込3,000円
リメイク前の洗い工程 税込6,000円
撥水加工オプション 税込1,700円

着物から傘だけでなく、バッグ、財布、御朱印帳、テディベアまで作ってくれますよ!

洋傘店には着物を洗う工程がないため、洗い工程は呉服店ならではのオプションですね。

日頃なかなか手入れできていなかった着物も、洗い工程をしてもらうことで、キレイな傘に一歩近づけるのですね♪

また、このお店は従業員1名で営業していることもあり、納期まで半年以上かかるそうです。

予約殺到するともっと納品が先送りになります。気長に待っておきましょう♪

営業日も変則的なため、もし電話がつながらなければ日を改めて掛け直すといいですよ!

 

 

予約殺到店へ着物で傘に注文するとき確認することは?

早速傘を作ってもらうとき、着物に汚れがあるなどの不安なことは、注文する前に確認をしておきましょう。

  • 傘に仕立てができる着物かどうか
  • 梱包方法
  • だいたいの納期
  • 補償について

特に納期は、予約殺到して製作が追い付かなくなると、先送りになることもあります。

だいたいの納期を聞いておき、それより後に出来上がると思っておくといいでしょう。

また、あなたの着物に万が一のことがあったとき困らないよう、補償についても確認しておくといいですよ!

着物を切って加工する前に確認をしておくと、後から発生するトラブル防止にもなります!

 

傘に仕立てができる生地か確認しておこう

仕立てする前に、お店では着物の状態を確認して、仕立てが難しいと判断したらあなたに連絡をしてくれます。

しかし、場合によっては着物で傘を作れないこともあるため、送る前にあなたが状態確認をしておくといいでしょう。

もしあなたの着物に穴あきやシミがすでにある場合、その部分を避けて傘を仕立てることは可能です。

一度お店に問い合わせた後、場合によっては着物を送って状態を確認してもらいましょう!

雨などで大切な着物が濡れてしまわないよう、ビニール袋へ入れて紙袋や箱などを使って梱包します。

しかし、お店に着物が届いて確認した結果、お店では注文を受けられないと着物を返されることもあります。

その場合、送料はあなた負担になることが多いです。

発送する前に着物の状態を確認しておくことで、送料を無駄に払ってしまった、という事態を防ぐことができますよ!

 

だいたいの納期を聞いておこう

納期はお店によって異なるため、事前確認をしておくといいでしょう。

早ければ1か月、長ければ半年以上待つこともあります。

また、予約殺到すると、注文時に聞いていた納期から延長することもあります。

着物で傘を仕立てる作業は、機械ではなく手作業で行います。

お店で代表者が作ることもあれば、傘職人に依頼して作ってもらうこともあります。

技術職は若い人手がどこも足りていないです。傘職人も同様、高齢の傘職人が頑張っているところも多いです。

早く手に入れたい気持ちもわかりますが、傘職人を無理させたくはないですよね。

予約殺到する可能性があることを頭に入れておき、「納期は過ぎるもの」と思っておくと、気長に待つことができますよ。

 

補償についても確認しておこう

もし、万が一あなたの着物に損害が発生してしまった場合、お店によっては賠償金や補償金を支払うところもあります。

着物は、一度ハサミを入れてしまうと元に戻すことができません。

着物で傘を作っているどの店員さんも、「着物にハサミを入れるときが一番緊張する」と言われているくらいですから、後戻りができない緊張感を持って製作に臨みます。

もしあなたが作ってもらった傘に不具合があったら、お店へ相談してみましょう。

まだ数回しか使っていないのに、壊れちゃった。またお店へ傘を送って何ヶ月も待つより、近所の洋傘店に頼みたいな。

あなたがこのように考えて他のお店で修理してもらう場合も、一定の金額を補償してくれるかもしれません。

ただし、「20,000円まで」「お支払いいただいた金額まで」などと上限が決まっています。

万が一着物を傷つけられてしまった時には補償ができるか、また金額はどのくらいまでか、依頼する前に確認しておくと安心してお任せすることができますね!

 

 

まとめ

  • ハマヲ洋傘店は、着物で傘を作り始めたことが全国に知れ渡ったため、予約殺到に至った
  • ハマヲ洋傘店はその後店をたたみ、現在は娘である鈴木樹子氏が後を継いでいる
  • 現在は、他のお店も着物で傘を作っている
  • 着物だけでなく、ウエディングドレスでも傘を仕立てるお店がある
  • 傘を仕立てるための熟練した技術を持ったお店や、素材にとことんこだわったお店もある
  • 呉服店では、仕立て前に着物を独自の技術で洗ってくれる
  • 予約殺到した場合は、出来上がりまで半年以上待つことがある
  • 着物を発送する前、傘に仕立てができる着物か、また汚れやシミなどがないか確認しておく

予約殺到するお店は、それだけお客様に愛されているお店という証拠でもあり、それだけ信頼できるお店ということです。

着物1枚から日傘2本を仕立てることもできるため、ペア物として着物で傘を作ってもらうにはぴったりですよね!

想い出の日傘を持って、強い日差しの日でもお出かけを存分に楽しみましょう♪



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