4月からお子様が幼稚園や保育園に通い始めるという方も多いのでは?
私の息子もまさにこの春から保育園に入園。生活リズムがガラリと変わるので、ワクワクしてる反面、不安で胸がいっぱいです。
そんな中、朝のバタバタ時間にきちんと物の収納場所が決まっていないと
「はやく〇〇用意しなさい」
「おかあさーん!〇〇見つからないよー!」
こんな声が毎日聞こえてきそうですよね。(耳が痛い)
環境が変わることによって、大人も子供もストレスを抱えやすい時期。
大人が収納しやすい環境はもちろん子供が自ら率先してお片づけや準備ができるようになれば、これほど嬉しいことはないですよね。
あなたとお子さんの為に収納のお悩みを解決して、新生活を少しでもストレスフリーに過ごせるように「幼稚園グッズ収納に役立つ情報」を盛り沢山紹介します。
目次
幼稚園グッズの具体的な収納方法5選!100均アイテムを賢く使う!?
大まかに収納の種類を見ていきましょう。一概に「収納する」といっても、実はそれぞれのアイテムに適している場所や方法があります。
収納方法を間違えてしまうと、出し入れが面倒になり、あっという間に物が散らかる原因に。
言うなればそれぞれの物に最適な住所を考えて収納してあげるというのがコツなのです。
そしてこれが役に立つのは、幼稚園グッズなどの子供用品だけではありません。
キッチン用品や衣類、ストック用品や仕事関連の書類等、生活全般で使える「片付け上手になるテクニック」ともいえます。
突然ですが、「いつも探し物をしている人」っていませんか?
まさに私の父親がそうで、1日に3回は「アレどこに置いたかなぁ」と呟いています。
人望も厚く、仕事も熱心で、ユーモアセンスに富んでいる自慢の父なのですが、物の管理に関しては、本当に見ていて白目になりそうです。
いつも忙しくしている父なので、日々の探し物の時間を積み重ねると一体どのくらい自由な時間が増えるのかと思うとゾッとします…。
私が収納方法の秘訣を伝えてあげたくなるのですが、実の子供にとやかく言われるのは嫌だろうなと。
探し物をする父を見るたびに白い目をそっと閉じて、右から左へ受け流しています(笑)
しかし、この記事を読んでいる方にはそうならないようにしていただきたいなと願っています。

収納や片付けや探し物などの問題に振り回されることがないように。
大切な人生の時間を少しでも無駄なく過ごせるように。
様々な角度から収納に役立つ情報をお伝えしていきます。
これらをぜひ繰り返し読みながら実践し、より豊かな暮らしへと繋げていただけたらこの上なく嬉しいです。
それでは大変お待たせ致しました。私が研究を重ねた結果、意識している収納方法を紹介します。大きくまとめると下記の5つです。
- なげこむ収納
- つるす収納
- しまう収納
- みせる収納
- スモールライト収納
最後のスモールライトとは一体…とツッコミを入れたくなると思いますが、順番にお伝えしていきますのでご安心を。
それでは次に、どのようなことに気をつけて上記の中から収納方法を選べばよいのでしょうか。
なげこむ収納
- ワイヤーバスケット
- 籠
- オープンタイプのボックス
などを使った収納方法です。
これは「使う頻度が高いものの一時保管場所」としても最適です。
「きちんと整頓して直さなくても壊れないもの」や、「細かいパーツや部品をまとめて直したい時」に使えます。
「とりあえずポンっとなげこむ箱」というのは、非常に便利です。
洗濯物を取り込んだ後など、畳む暇がなくてそのまま放置して山積みに…。
しかし「今はゆっくり畳んでいるヒマなんてない!!」というとき、ありませんか?
そのまま積み上げていると、「もう畳みたくない」「また洗濯物の山が」とネガティブな感情が芽生えてしまいます。
そして、雪だるま式に更なる巨大な洗濯物の塊へと化していきます。もはやこうなると「洗濯物お化け」。
それを防ぐには、まず見た目をスッキリさせておくこと。
部屋を見渡したときに散らかっている状態が目に入るか入らないかで、お片付けのモチベーションも変わってきます。
ぐしゃっと丸めて投げ込むとシワになってしまいますが、とりあえずふちに覆いかぶせるように置いておけば大丈夫。
靴下などの小さなものはそのまま放り込んでもok。読んで字のごとく、バスケットボールのように遠くから放り投げても問題ないです。
上手く入れば「ナイスシュート!」と声をかけてあげましょう。

我が家では、この洋服チェストの上に置いてあるバスケットに、息子服をポンポン投げ込んで一時保管所にしています。
ちなみにニトリで買ったものです。
また、この長椅子の下に置いてあるバスケットや箱に、パジャマやルームウェアなど使用頻度の高い衣類、たまにしか使わないクッション。
(大量にある)おもちゃの電車&線路パーツなどを収納しています。
ちなみに、バスケットはイケアで購入したもの。
おもちゃ箱は、ダンボールに使わない布を貼って、引っ張っても使えるように紐を通しただけのものです。
さらに布で覆っておけば、低い位置に置いていても中身が見えないですし、埃も防げます。
そして一時保管用の入れ物は、その中身を「隙間時間を使って畳んで収納する」という習慣ができればお手のもの。
我が家の衣類はこの方法を取り入れて、ストレスフリーで収納していますよ。
つるす収納
- ウォールフック
- S字フック
- 回転フック
- ハンガー
などを使った収納方法です。
実はこれ、100均の木板にドアノブパーツをくっつけて作っただけのものなのですが、軽いものならサッと引っ掛けて収納できます。
私がパーツを購入したのはセリアなのですが、木板は様々な幅のものがありましたよ。
ドアノブも、アンティーク調のものやアイアンチックなもの、透明感のあるアクリル素材など、種類が豊富で目移りしてしまいました。
100均のdiyコーナーに置いてあることが多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、我が家のように「賃貸なので壁に穴が開けられない」という方に朗報です。
最近は、ピン跡が目立ちにくいこのような壁面収納用品や、ホッチキスを使って止められるフックなど。
様々な商品が販売されているので、チェックしてみてくださいね。
(先ほどの手作りウォールフックも、実はホッチキスで止めているんですよ。)
また、S字フックや回転フック、ハンガーなどは、収納アイテムとしては大変優秀。
移動も簡単にでき、且つ傷もつかないので気軽に使用できます。
このようなハンガーラックだけでなく

先ほども登場した写真ですが、次は右側にあるバッグに注目ください。
このようにトートバッグをハンガーにかけ、取っ手に取り付けると、即席収納スペースの出来上がり。
クローゼットの奥に仕舞い込まれていたバッグも、新たな活躍の場が誕生して、一石二鳥ですね。
ただし、S字フックやハンガーの唯一のデメリットは、子供にとってちょっと使いづらいということ。
S字フックに物をかけたり取ったりするとき、大人はどうのような動きをしているのでしょうか。
無意識に対象物を少し手前に引いたり、奥に押したりという微妙な力加減を繰り返しながら、行なっているのです。
このニュアンスを言葉で説明するのは難しいのですが、小さな子供にとって簡単にできることではないようです。
私の息子も、帽子や鞄を取ろうとして、よくS字フックごと落としています。
ハンガーなどにかけた衣類も、取り外すことはできるけど、かけることは難しいといった状態です。
なので、我が家ではこのように「100均の固定するタイプのフック」を洋服チェストに貼り付けました。
その結果、とてもスムーズにカバンを掛けたり、取ったりしていましたよ。
マスキングテープを貼った上に強力な両面テープで貼り付けています。
後々取り外したい時にシール跡が気になるという方には、綺麗に取り外せるおすすめの方法です。
大人が収納すると決めているものに関しては、S字フックや回転フック、ハンガーなどを使うと便利。
小さな子供がお片づけする場合は、ドアノブのような形や、棒状になっている固定タイプのフックを使っていただくと良いかと思います。

しまう収納
- 木箱
- 紙箱
- プラスチックケース
- 牛乳パック
などを使った収納方法で、主に引き出しの中の更なる仕切りや、クローゼットの中で活躍してくれます。
これらの収納用品は、100均でも様々な大きさや深さ、取っ手付きのものなどがあります。
それにスタッキングできる形状のものまで、幅広いバリエーションが揃っていますよね。
引き出しの中に入れて使う場合は、スタッキングする機会もあまりないので、なるべく面積を有効利用できるようにしたいですね。
上から下まで同じ幅のものや、出っ張りのある取っ手などがついていないシンプルな入れ物をチョイスするのがオススメです。
我が家ではこのように子供用の洋服チェストの引き出し内で使用。
自立しない薄手のトップスやパジャマ、ハンカチやハンドタオルを収納するのに使っています。
また、収納したいものが少なくて自立しにくいという場合もありますよね?
100均のプラスチックケースでも、格子状になっていて仕切りが自由に動かせるタイプもあります。
ニトリなどでも仕切りがスライドできる便利な商品が揃っていますよ。
衣類やタオルなどの軽くて柔らかい布製品を収納する場合は、プラスチックの他に、木や紙でできた箱でも問題なく使えそうですね。
また、「ハンカチ」や「ハンドタオル」などは手先が器用になってきた子供が畳む練習をするのにピッタリ。
最初からお洋服を畳むことは難しいですが、まずは「小さな正方形の布を畳んだり折ったりする」を繰り返してみましょう。
遊びを通して家仕事を学び「できたよ!」という達成感を得られます。
また、家族の一員としての役割を果たしている喜びを味わうこともできると思います。
やがては家中の洗濯物をお遊び感覚で楽しく畳んでくれる日が来るかもしれません。そうなれば万々歳ですね。
「一人でできた」という達成感を大切にされている「モンテッソーリ教育」でも、手先を使うことの重要さをよく唱えられています。
ちなみに私は、“お母さんの「敏感期」モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる”
という本を繰り返し読んでその大切さを実感しています。
また、小さな仕切り収納を自作するなら牛乳パックが丈夫でカットもしやすく、オススメですよ。

こちらは靴下用に作った収納です。
同じ高さにカットした牛乳パックをつなぎ合わせ、周りに折り紙を貼ってマスキングテープで囲んだだけの収納ボックスです。
息子が牛乳大好きなので今後もどんどん増えていきそうな予感(笑)
もちろん、牛乳でなくても丈夫な紙パックなら使える「お手軽&エコ」なお財布にも環境にも優しい方法ですね。

ある程度大きさのあるものは、このように細かい仕切りがなくても大丈夫。
「縦に並べる」ことを意識しながら、そのまま引き出しに入れて仕舞いましょう。
見せる収納
- 棚の上
- 壁
などに飾りながら収納する方法です。
お気に入りのファッションアイテムや、可愛いおもちゃや絵本は見せたいですよね?(笑)
上手に描けたお絵描き作品やナイスショット写真を印刷したものなども、是非飾って収納しましょう。
子供も親も、心がときめくものがふとした瞬間に目に入る位置にあると、意識せずともポジティブな気持ちになれますよね。
「収納」って基本的にはスッキリ整理整頓することが大切です。
しかし、気持ちを高めてくれるものは敢えて出したままにしておくこともポイントの一つですね。
スモールライト収納
- 工作
- お絵かき
- お手紙
など、子供が一生懸命作ったものや書いたものたちの収納方法です。
初めて描いてくれたママの似顔絵。初めて書いてくれたパパへのお手紙。
初めて作った粘土の恐竜。初めて作った牛乳パックの船。初めて作った巨大な鬼のお面。
初めて、初めて…おそらくこれが小学校にいっても増え続けます。
本音は全て置いておきたくなる宝物。けれども我が家にそんなスペースはありません。
私の母は、なかなか思い出が捨てられない人です。
私が幼稚園の頃に使ったり書いたりしていたお絵かき帳やお手紙もしっかりと箱の中に。
そして牛乳パックで作った鯉のぼり(しかも2匹!)や、毛糸のたくさんついた鬼のお面など。
嵩張るものも、大切に保管してくれていたのです。
やはりそのようなものを見返すととても嬉しく、ちょっと感動しますが、数回見れば十分です。
じっくり眺めた後、私の手でありがとうと挨拶をして、さよなら致しました。
いくらでも場所があるのなら、悩むことなく置いておくのですが…。
今は、都会のマンションやコンパクトな住まいも多い現代ですよね。
思い出や使わないものたちに貴重なスペースを次々と奪われてしまっては、何のための家かわからなくなってしまします。
必要かどうか曖昧な物の収納のために、余計な家賃を払ったり、高い住宅ローンや固定資産税を払うのは、勿体無い気がします。
そこで私は子供の作ったものに関して、自分の中でルールを決めました。
「一定の期間飾ったり置いたり、子供自身が充分満足した後は、あらかじめ決めたスペースに入るものだけ置いておこう」と。
また、小さなものや薄いものはファイルなどに収納できますが、立体的なものや大きなものは、難しいかもしれません。
その場合は、写真や動画に撮っておくことで、まるでドラ○もんのスモールライトのようにコンパクトに収納できます。
記憶の中でいつでも引き出せるようにしておけば、実物は必ずしも必要ないのかなと思っています。
私自身、学生の頃に油絵を描いていたので、大きな作品が多かったのですが、ほとんどは写真に収めるだけで所有していません。
事実、写真を見ればいつでもその時の記憶が蘇りますし、充分懐かしい気持ちに浸ることができています。
先輩パパママに教わる幼稚園グッズの収納方法や100均アイテムの使い方
幼稚園や保育園に必要なものは、衣類や食器、文具類や連絡帳など、素材や大きさも様々ですよね。
つまり、「全て同じ場所に同じ方法で保管する」ということは難しいです。
そのため、まずは各アイテムの素材や大きさを意識して小さな入れ物を作る。
そしてそれらを部屋の中でどの高さに配置するのかを考える。
という点を意識することが大切になってきます。
収納にはいくつかのパターンがあるので、それらをうまく組み合わせてみましょう。
無駄なイライラから解放されて、日々の暮らしがスムーズになり、充実した毎日が過ごせると思いますよ。
幼稚園グッズ、保育園グッズとは?
知っている方も多いのですが一応、園グッズとはどんなものがあるのか、具体的にみていきましょう。
- 服、帽子
- 靴
- 鞄、袋
- オムツ、パンツ
- 弁当箱、水筒など飲食容器
- お昼寝布団やシーツなど寝具類
- 連絡帳やお道具箱、楽器など教育用品
- ティッシュ、ハンカチ、歯ブラシなど生活用品
- イベント事に必要なもの
- 作品(グッズではないが、園に通うと増えていくもの)
ざっと思いつくだけでも、こんなにたくさんありますね。
各園で必要なものはそれぞれ違うと思いますが、よく考えると、必要な物を準備したらそれで終わりではないのですよね。
「新たな物が増える=新たな収納スペースを確保する必要がある」ということ。

思い起こせば3年前、我が子が産まれたあの日から、夜泣き、寝返り、ハイハイ、後追いと成長して行動範囲が広まりました。
更にはつかまり立ちをし、歩き始め、走り始め、様々なものに興味を持ち始めました。
その成長過程の中で、必要な物も変化し、我が家にはそれまで未知だったベビーグッズたちが、次々と増えていきました。
そして新しく物が増えるたびに付随する悩みが「収納問題」でした。
子供の成長とともに、「危険」も増える家の中で、「安全」を考えながらの収納。
子育てを経験されたお父さんお母さん方は、その大変さをひしひしと感じられてきたことだと思います。
そしてここにきて
「もう3歳だし、ある程度物も揃ったし、おもちゃもこんなにたくさんあるし、さすがにこれ以上増えないでしょ。」
と呑気に考えていた私なのですが…。
園生活が始まってからのことを具体的に考えると、間違いなく物が増えますよね(笑)
子供用品収納のアイディア紹介
それでは、実際に先輩ママやパパたちがどのようにして園グッズや子供用品を収納されているのか参考にさせてもらいましょう。
長女の幼稚園グッズ収納完成!とりあえずパジャマ掛けてみた。横にフックもつける予定。
ニトリのカラボ。バーはホームセンターでパーツを買って付けました。つっぱり棒よりやっぱり見栄えがいい。 pic.twitter.com/VilFMMvkeV
— ぽんでり (@ponde_rin) January 9, 2017
引用 twitter
下部分には引き出し、上部分にはハンガー類が掛けれて、とても便利そうですね。
引用 instagram
こちらもとっても可愛いアレンジですね。私もカラーボックスにキャスターをつけていますが、お掃除する時も移動が楽で便利ですよ。
あた、サイズ違いの収納ボックスをうまく使われていた方や、「お子様が使いやすい収納」を意識されていたかたも。
登園準備を自ら進んでしてくれると、とっても助かりますよね。次は、収納方法で気を付けるポイントを紹介します!
簡単そうに見えてなかなか実践できないお母さん方が多いようなので念入りに説明しますね。
子供用品の収納方法で気をつけるポイント4つ!
子供の目線になって収納場所を作ってあげましょう。
そうすることで、自発的にお片付けするきっかけになるかもしれません。
手の届きやすい位置や目線を意識
もし、「うちの子全然お片付けできないのよー」
とお悩みでしたら、それはお子様が悪いわけでも、親御さんが悪いわけでもなく…。
ただ「収納場所が分かりにくい」とか「手が届かない」とか、原因は収納環境にあるのかも。
お片付けする環境を一工夫すれば解決することがたくさんあります。
通常、物の収納は隠すことを意識しがちですが、幼稚園グッズなどの子供用品は、見えやすく分かりやすい収納が大切。
手に取りやすい位置に引っ掛けられるフックを取り付けたり、カラーボックスやオープンタイプの棚を使ってみてはいかがですか?
家具の扉や引き出しは、子どもにとって扱いにくいものもありますよね。
(開けるのが固かったり、引き出すときに引っかかってしまうものなど)
そのような扉は取り外してしまってもいいでしょうし、引き出しを抜いてしまってもいいでしょう。
また、蓋付きのボックスなどは、蓋を外してなるべくポイっと投げ込めるようにしてあげると、お片づけしやすくなるかも。
ただし、子供用品の収納場所がリビングなどで「どうしても丸見え状態が嫌」というケースもありますよね。
その場合は、棚に突っ張り棒を取り付けてカーテンのようにさっとめくれる布をかけてみては?
箱や籠に布を被せてあげるというのも一つの手ですね。
埃も防げますし、見た目もスッキリしますよ。
印をつける
箱や棚など物の収納指定場所に、どこにしまうのか、何が入っているのかがすぐイメージできるように印をつけておきましょう。
なぜなら、先ほどの見えやすく分かりやすいを心がけて「ここに〇〇を収納しよう」と決めても瞬時に思い出せないと、
「まぁいいか」
「また後で直そう」
と面倒になり、その物の定位置に戻す習慣がつきません。また、お子様にせっかくお片づけの意欲が湧いてきても、
「お母さん、これどこに直すんだっけ?」
「あれどこに入れてたっけ?」
と朝から晩まで聞かれるのは辛いですし、もしかすると子供もいちいち聞くのは面倒だと思っているかもしれませんよね。
そしてその結果、あれもこれもと全部物を出して探す羽目になり、出したものが片付けられずに部屋が散らかり地獄絵図。
しまいにはちびま○子ちゃんのお母さんのように、鬼と化して雷が落ちてしまうのですね。なんと恐ろしい…!
少し話を巻き戻して考えてみましょう。
もしもお子様がお片づけしたり探し物をしているときに、瞬時に分かるマークがついていれば、どのような結果になっていたでしょう。
例えば、あなたがショッピングモールでトイレや授乳室を探している際に、なかなか見つからずに苦労したという経験はありませんか?
フロア内をぐるぐる駆け回り、なんとかフロアマップのあるところまでたどり着いたけど….。
結局どこなのかよくわからず、またぐるぐる探し回る羽目に陥ってしまった。という経験。
これは、方向音痴の私にはよくあることなのですが(笑)
探し始めた時にすぐにトイレマークやミルクマークが目に入れば、無駄に動き回らずに済みますよね。

場所を示す方法として、文字でも分かるのですが、ロゴなら更に脳が瞬時に判断してくれます。
仮にその言語を知らなくても理解できますよね。
このシステムを日常の収納でも取り入れると、ストレスフリーにお片づけできる習慣が身につくかもしれません。

ちなみに我が家では、セリアで購入した100均のマグネットシートが活躍しています。
このように靴下やTシャツの形にカットして、子供用のチェストに貼っています。
マグネットシートはシート状で販売されているので、好きな形にカットできますよ。
磁石をくっつけても使えるので、使い道が広くてとても便利です。
書き込めるタイプや、印刷できるものまで、種類も豊富。
セリアだけでなく、ダイソーやキャンドゥなどの100均でも取り扱われているようなので、用途に合わせて選んでくださいね。
作るのが苦手な方には、元々イラストの書かれている「身支度シール」も販売されているようなので、探してみてくださいね。
さて、この洋服チェストのマーク。
「子どもに分かりやすく」というのを意識して貼ったのですが、思いの外、私が一番分かりやすくて助かっています。(笑)
最近、息子がアルファベットやひらがなに興味を持ち始めているので、プラスアルファで文字を足してみてもいいかもしれませんね。
また、イラストや文字で分かりにくい場合や表現が難しい場合は、写真を貼るのがオススメです。
イラストにするのか文字にするのか写真にするのかは、収納の中身やその子の成長に合わせて更新してあげると良さそうですね。
たまにしか使わないものは、分かりやすい状態で舞台袖へ
季節ごとのイベントや行事に使う洋服や小物など、「年に数回しか使わないもの」ってありますよね?
それらを使用頻度が高いものと同じように、手に取りやすい位置に収納するとどうなるでしょう。
たまにしか出番がないのであればその場所がもったいないですよね。
ステージ上はメインキャラクターに譲り、ここぞという時まで舞台袖で待機しておきましょう。
手の届きにくい高い位置や奥の方で大丈夫です。
しかし、いざという時に、
「あなた誰?」
「あら、気づかなかったわ、ゴメン」
と存在を忘れられてしまっては大変。
箱を見ただけですぐに中身が分かるよう具体的な名称を記入したり、写真などを貼っておきましょう。
簡単に言うと「マジカルタルるーとくんに出てくるメガネ並みに中身が透けて見える状態」のように。(笑)
このひと手間は、正直少し面倒に感じるかもしれません。
しかし、箱を見ただけで中身が分かる状態にしておくと、とても嬉しいことが起こるのです。
後々の無駄な買い物や、探し物をするあの勿体ない時間を、ウンと減らすことができるんですよね。
(これはシーズンオフの洋服や、季節ものの飾り、冠婚葬祭に必要な鞄や靴などを収納するときに私が実践している方法です。)
使用頻度の高いものは、出し入れしやすく一目瞭然で把握できるように
ここから先は、1~3と重複する点もありますが、子供用品に限らず、さらに収納スキルを高めたいという方にオススメの情報です。
よく使うものは出し入れしやすい位置に置いたり、一目瞭然で分かるように並べることが大切。
具体的には「手を伸ばしやすい高さ、さらに外側から頻度が高い順に」ということを意識しながら並べていきます。
分かりやすい例を挙げると、フランス料理のフルコースです。
ナイフやフォークなどのカトラリーがずらりと並んでいますが、基本的には外側から使いますよね。
これはマナーだからというのもありますが、単純に考えると、その方法が手に取りやすいと思いませんか?

私は右利きなので、引き出しの中でどのような順番に並べるか迷ったら、よく使うものを右側から順番に並べています。
キッチンツールや文房具など、これだけでも随分と使い勝手がよくなることが実感できると思います。
また、「同じ場所に収納したい物の一部分が全て見えるように縦に並べること」を意識します。
こちらも例を挙げて解説していきますね。本屋さんの本棚をイメージしてみてください。

最新号や売れ筋商品などは表紙が見えるように置かれていますよね?
しかし、それ以外のものは、基本的にカテゴリーごとに背表紙が見える状態でずらりと並んでいますよね。
もし、あの膨大な量の書籍が全て積まれていたとしたらどうでしょう。
欲しいものがなかなか見つからず、見つかったとしても、山積みの本の下の方から引き抜かなくてはいけません。
もはやバランスゲーム。至難の業ですよね。
一部が全て見えるように縦に並べてあることで、目的の本が探しやすくなるよう工夫されているのだと思います。
また、使用頻度にあまり差がなく、色のバリエーションがあるものは、何に気をつければ良いのでしょうか。
「似たような色みのものを近くに並べてグラデーションを意識する」と、一瞬で手に取りたいものが目に入りますよ。
色鉛筆や折り紙なども、きちんと色のつながりを意識した順番に並んでいると、すぐに欲しいものを手に取ることができますよね?
では、「上記の例」を参考にして、具体的な収納方法を考えていきましょう。
例えば洋服を畳んで収納する場合。
積むのではなく、大きさを揃えて縦に並べ、さらにグラデーションを意識しながら並べるというような感じです。
もちろんクローゼットでハンガーに吊るす場合でも同じです。
似た色を意識して並べ替えてみると、あら不思議。すぐに探していた服が見つかりますよ。
並べ替えはお金もかからずゲーム感覚で楽しめます。
気分転換がてらに隙間時間を使って、お家の中の扉や引き出しを開けてチャレンジしてみてくださいね。
だんだん楽しくなってきますし、日常生活が少しずつスムーズになっていくのが実感できてとても面白いですよ。
まとめ

- アイテムに合わせて籠やフック、ボックスや棚、データ保存など収納方法を使い分けよう
- 幼稚園に入ると、衣類や生活用品だけでなく、イベントグッズや作品なども増えていく
- 先輩パパママをお手本に、カラボやボックスなどを使って賢く収納しよう
- 子供の手の届きやすい位置や目線を意識して配置しよう
- 収納場所にマークや文字や写真を貼って一目瞭然で分かるようにしよう
たくさんの収納アイディアやポイントをじっくりとお伝えしましたが、いかがでしたか?
少し意識するだけで日常生活の些細なストレスから解放され、家族みんなが笑顔で過ごせる時間が増えると思います。
私自身まだまだ未熟な母親ですが、春からの新生活が親子共にエンジョイできるように準備して、頑張りたいと思います。
あなたも「コスパ優秀で便利なアイテム」や「適材適所の収納方法」を生かし、少しでも日々の暮らしが豊かになるよう実践してみてくださいね。
素敵な新生活をお祈りしています。
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