便利なデリバリーサービスとして注目のウーバーイーツ。
お馴染みのファーストフードや、行列で人気のメニューまで楽しめるので登録者・利用者が増えています。
でも実際に注文しようとすると、『あれ、ちょっと高いなぁ』と思うことはありませんか?
まあ、サービス料や手数料だとうっすらとは分かりますが、あまりにも割高だと注文をためらってしまいますよね。
そのお値段設定についてどうなっているのか詳しく知っておくと、お得に美味しく楽しめますよ。
お値段以上のメリットだってたくさんあるのです!
ここではその内容について特別にお教えます。登録を考えている方もぜひ参考にどうぞ!
目次
ウーバーイーツのレストランパートナーは割高にせざるを得ない

思ったよりも割高になってしまうのって、何かのプランやサービスを受けるときに結構あるあるではないでしょうか?
ウーバーイーツで注文すると、お店に行くよりも高くなってしまうのですが、それはウーバーイーツの仕組みが関係しているのです!
そもそもウーバーイーツって配達会社なの?と分かっていない私。どうなっているのか調べてみました。
ウーバーイーツは注文者・レストランパートナー・配達員の三者をアプリを通してマッチングさせて料理を届けるサービスです。
ウーバーイーツがどのように利益を得ているかというと、その三者から手数料を取っているのです。
ウーバーイーツが得ている手数料は、以下のようになっています。
- 注文者 → 送料として50円~550円
- レストラン → メニュー料理の代金の35%
- 配達員 → 基本配達料の35%
これだけだと分かりにくいので、具体的に考えてみましょう。
例えば料理代2000円として、配送料260円で注文したとします。支払う金額は2260円です。
これをウーバーイーツ・レストランパートナー・配達員への利益で考えるとどうでしょうか。
- ウーバーイーツ → 460円
- レストラン → 1300円
- 配達者 → 500円
分かりやすいのが、レストランの利益。2000円が1300円になっています。
なのでレストラン側は、掲載する料理の代金をお店で出すよりも高く設定しているところがほとんどなのです。
さらに、基本サービス料と配送料も追加されます。(配送料は時間帯や距離によって違います。)
なので合計金額を見るとどうしても割高になってしまうのです。
その仕組みを知ってなるほどと思いつつ、『知らないと損するなあ』と思いました。もっと詳しく見ていきましょう。
ウーバーイーツはどれくらい割高になるのか

メニュー料金はお店ごとで違う
掲載されているメニューはお店で食べるより高くなる。でも調べてみると、その差額はお店によって違っていました。
ほとんど変わらないメニューもあれば、倍近くのメニューもあってその差に驚きました。一部をご紹介するとこんな感じです。
レストラン | 料理名 | 店舗 | ウーバーイーツ | 割増率 |
マクドナルド | テリヤキマック バーガーセット |
¥640 | ¥710 | 11% |
ケンタッキー フライドチキン |
オリジナルチキン 4ピースパック |
¥1290 | ¥1370 | 6% |
ココ壱番屋 | ロースカツカレー | ¥809 | ¥1110 | 37% |
ほっともっと | のり弁当 | ¥300 | ¥550 | 83% |
大戸屋 | 鶏と野菜の黒酢あん弁当 | ¥800 | \950 | 19% |
吉野家 | 牛丼 | ¥380 | ¥570 | 50% |
割増率はバラバラで平均すると30%くらいになるのではないでしょうか?
レストランにかかる手数料は公表されていませんが、こうして一部を見るだけでもかなり違いがありますよね。
ほっともっとや吉野家はウーバーイーツで頼むよりもテイクアウトで購入したほうが完全にお得です。
特にほっともっとは数百円とはいえ、倍近くになっているので思わず二度見してしまいました。
マクドナルドやケンタッキーの割増が少ないのは、ウーバーイーツとの取り決めなどがあるのでしょう。
全国に店舗が多くてよく知られているし、ウーバーイーツ側からオファーしたのかもしれませんね。
ちなみにメニューの種類や値段はレストランパートナー側で決めることができます。
個人営業のレストランなどは時間帯や材料の原価なども考えて変更したりしているようです。
配送料・手数料について
前述の通り、ウーバーイーツでは料理を届けてもらうのに配送料もかかります。
送料は今まで260円・390円・570円となっていて、注文した場所とレストランへの距離によって変わるようになっていました。
けれど2019年に変更になり、送料は値下げされて50~550円になっています。
基本的に距離が近ければ近いほど安くなっています。
配達にかかるおおよその時間と配送料はレストランの名前の下に載っていますのでチェックするべし!です。
それから、そのお店が人気があるかどうかも関係しているようです。
私の家の周りで検索してみたところ、15分~20分くらいのお店で50円~100円くらい。
メジャーなお店や、人気のメニューがあるお店は配送料が200円や380円になっていました。
配送料が安くなって嬉しいところですが、今はそれとは別に、サービス料が追加されています。
サービス料って何?あいまいな名前だなと思いましたが、ウーバーイーツのサービスを利用する手数料というところでしょう。
サービス料は注文したメニュー1つにつきに10%かかります。
以前はハンバーガー1個でも10個でも同じ金額でしたが、今は100円だったら10円、×10個だったら100円。
つまり料理代金が高い場合はかなり大きい額になってしまうというわけです。
最低注文手数料がかかることをお忘れなく
『大きい額ほどサービス料がかかるなら、安く抑えればいいかな』と安易に考えた私。
でも実はその逆でも損をしてしまうことも分かりました。
ウーバーイーツはコーヒー1杯からでも届けてくれるのが魅力の一つ。
でもその注文料金が700円以下の場合、最低注文手数料150円がかかります。
メニューが700円以下だった場合、今無性にこれが食べたい!という気持ちが150円以上であれば遠慮なく注文してしまいましょう。
ちょっと勿体ないなと思ったら、例えばサンドイッチやスコーンだったらコーヒーも付ける。
ハンバーガーを注文するのならセットで頼む、などすると700円以上になりますよ。
ウーバーイーツの料金を安くする方法

さて、ウーバーイーツはお店に行くよりも確実に割高になってしまうことが分かりましたが、安く注文することもできます。
それはプロモーションコードを使うこと。つまり割引クーポンです!
アプリの中に「プロモーション」という項目があるので、コードを入力すれば割引が適用されます。
特に初めての注文で使える初回割引クーポンは、1000円引きになりますのでかなりお得!
他にも1000円以上の注文で配送料無料になったり、ワンコインキャンペーンなども行っています。
今現在はウーバーイーツで注文したほうが店内で注文するよりも安くなる場合があります。
送料無料キャンペーンやクーポンなどが頻繁に行われています。0円とかで注文できます。
ショッピングモールのフードコートで、フードコート内の人から注文を受けたときとかあります。
時間にヒマがあればウーバーイーツで頼んでも良いと思います。
引用:yahoo知恵袋
フードコート内での配達なら移動距離は30mくらい?注文した方はかなりのツワモノですね…。
キャンペーンはアプリでその都度チェックできますので、利用したい方はダウンロードしてみると良いですよ!
ウーバーイーツは利益につながるメリットがいくつもある

ウーバーイーツは料理を食べたい人・レストラン・配達員を仲介してくれるサービス。
確かに料金は割高にはなってしまいますが、利用することで利益や節約につながるメリットはたくさんあるのです。
注文者・レストラン・配達者それぞれ具体的にご紹介していきましょう!
注文者のメリット
私が住んでいる場所周辺のお店を検索してみたのですが、市内だけでかなりありました。
知らないお店もたくさんあって、しばらくメニューをいろいろ眺めてしまいました。
そこでこのお店良いなと思ったら、お店に行かずとも届けてもらうことができるのです。
さらにウーバーイーツでは今まで出前をやっていなかったようなお店へも注文できます。
以前は中華料理やお寿司、ピザなどが中心だったけれど、今はカレーや韓国料理、スイーツもOK。
地域によってはおしゃれな個人レストランのメニューまでお家や会社で楽しめます。
また、体調が悪くてご飯を作れなかったり、急な集まりで食事どうしよう?となったときも大助かり。
一人暮らしにも嬉しいですよね。スーパーへ買い物に行くと、余分なものまで買ってしまいませんか?
きちんとした料理を食べたいと思っても、材料余らせがちだし…野菜がしなしなになっちゃう。
そういうときにウーバーイーツを利用すれば、栄養満点なご飯が食べられます。
レストランパートナーのメリット
もしウーバーイーツの配達エリア内でレストランをされているならば、一度登録を検討してみることおすすめです!
まず、ウーバーイーツで出前を始めることに初期費用や人件費は一切かかりません。
レストラン側が準備しないといけないのは、使い捨て出来るような食器や箸。
あとはしっかり封ができる包材。飲み物や汁物はフタがしっかりできるものを使いましょう!
運んでいる間に漏れてしまったりしたら台無しですもんね。
それから肝心なのがタブレット。注文受付や料理の出来上がりを配達者に知らせるのに必要になります。
タブレットはウーバーイーツでのレンタルもできますよ。
登録完了までは何週間かかかるようですが、それまでに準備することもできますね。
そのお店らしいパッケージの入れ物や袋を選んだり、掲載するメニューをどれにするか考えたり。
また注文を受けるようになって、混んでいる時間帯でウーバーイーツからの注文は無理だ!となったときも大丈夫。
タブレットから簡単に新規受付中止にすることもできます。
また、メニューを載せているだけでもお店のことをより多くの人へ知ってもらうことができます。
料理のお届けをきっかけに、来客が増えるのにも期待大ですね。
メニュー料金の35%は手数料になってしまいますが、前述したとおりほとんどのお店が割高に設定しています。
ウーバーイーツからのフィードバックも受けられるので、様子を見ながらメニューや料金を変更することもできますよ。
配達員のメリット
ウーバーイーツの配達員は、ウーバーイーツで配達パートナーとして登録しています。
そのメリットはなんと言っても自分の好きなペースで働けるところ!
働く時間に自由がきくので、仕事終わりや休日に副業として働く人も少なくないようです。
レストランからの受け取りや届ける時間などに注意すれば、気分転換や運動にもなりますよ。
以前街中で、ウーバーイーツの配達なんだろうなという人がガッツリとアスリートのような恰好で自転車に乗っていました。
まさに活かしてるなという感じでしたし、料理を受け取る注文者にも好印象だろうなと想像できました。
まとめ

- ウーバーイーツで注文すると代金が割高になるのは、ウーバーイーツの仕組みで三者への利益が発生しているから。
- 料理代金はウーバーイーツの手数料が含まれているため、レストランパートナーは基本的にお店よりも割高に設定している。
- 料理代金には配送料・サービス料が追加される。さらに700円以下の注文ならば最低注文手数料もかかってしまう。
- 注文代金を安くするにはプロモーションコード(割引クーポン)を使うとお得に注文できる!
- 代金は割高になってしまうけれど、利益につながるようなメリットもたくさんある。
- 注文者のメリットは、配達エリア内であればお家や会社で色々なお店のメニューが楽しめる。
- 体調が悪いときや急な集まり、一人暮らしにもピッタリ。
- レストランパートナーのメリットは、費用がかからずに出前を始めることができるところ。お店を知ってもらえたり、来客も期待できる!
- 配達員のメリット(配達パートナー)のメリットは、自分のペースで働けるところ。気分転換や運動にもなる。
ウーバーイーツに限らず、サービス料や手数料、配送料の内訳って結構分かりにくいですよね。
ちなみに私の職場では家具の配送などもしているのですが、配送料や作業料についてはお客様へ聞きながら決めています。
ウーバーイーツのメニュー代金を見たとき、『金額が違うのは何でだろう?』と気になる方もおられたのではないでしょうか?
今回その仕組みを知って納得。レストラン・配達員・注文者にも利益(メリット)があるように考えられたものだったんですね。
日本ではまだ配達エリアに入っていない地域も多いですが、これからも増えていくのではないでしょうか。
アカウントを登録して、アプリをダウンロードすればすぐに利用できます。
いろいろな機会に楽しめること間違いなしですよ!
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