妊娠初期に経験するつわりは、食べると吐いてしまったり、食べ物を見るだけでも気持ち悪くなったりして、「もう食べ物を見たくない!」という人も多いですよね。
あなたがどうしても気持ちが悪くて食事を摂るのが難しい場合は、食べられそうなものを選んで少しずつカロリーと栄養分を摂取するようにしましょう。

そんな”食べ物を見たくない”というつらいつわりの症状があるというあなたにおすすめの食材や、食事のポイント、コンビニで手軽に買える食材などをご紹介します。
妊娠中に必要な栄養素や、注意が必要な食材についても解説するので情報満載です♪
この記事を読むことで、つわりの時期をどうやって乗り越えたらいいかという不安解消のお手伝いができると思いますよ。
毎日つわりでつらいというあなたにおすすめの商品が、香りによるリフレッシュが出来るアロマオイルです。
お仕事の通勤時に具合が悪くなったとき、すぐに電車から降りることもできず困る、という妊婦さんもいらっしゃいますよね。
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目次
つわりで食べ物を見たくないときは無理せず少しずつ

つわりの時期はまだ赤ちゃんも小さく、多くの栄養素は必要としていませんので、食べられるときに食べられるものを、食べられるだけ摂取するという考え方でいいでしょう。
妊娠中もバランスのいい食事は大切ですが、食べ物を見たくないというときに、無理をして食べようとすると吐いてしまったり、ストレスになってしまったりしますよね。
以前は好きだったコーヒーや揚げ物は受け付けず、特定な食べ物をむしょうに食べたくなる、といった好みが変わるという妊婦さんもいらっしゃいます。

もし、どうしても食べ物が食べられない状態が続き、尿量が少なく色が濃い場合は、迷わず医療機関へ相談してくださいね。
なぜ、このように食の好みが変わったり、食べ物を見たくないというほどに気持ちが悪くなったりするのでしょう?
次の記事では、つわりについての解説や、時期について簡単に説明していきますね。
吐き気や気持ち悪さの原因はホルモンのせい
つわりは、妊娠初期に起きる吐き気や嘔吐、食欲不振などのことで、約50~80%の妊婦さんにみられる症状です。
つわりが起きるしくみはさまざまな説があり、医学的にはっきりとはわかっていませんが、妊娠したことで急激にホルモンが変化したためと言われています。
妊娠を継続させるためのホルモンの分泌量が増え、血圧を低下させたり、胃腸の動きを鈍くしたり、眠気や疲労感などのさまざまな症状があらわれます。
また、出産への不安やプレッシャー、つわり自体が精神的にストレスとなり症状を悪化させることもあると考えられています。

まったく症状がない人もいれば、食べ物も見たくないし、気持ちが悪くて一日じゅうなにもできなかったという人もいますよ。
症状や強さ、どんな時間帯に起きやすいか、いつまで続くかなども、それぞれ妊婦さんによって異なっています。
つわりの時期はいつからいつまで?16週頃でほぼ終わる
「初期づわり」は、早い人で妊娠4週目ごろ、通常は5~6週に始まり、16週ごろには症状が落ち着くという人がほとんどです。
4週目というと、生理が遅れていて「もしかして妊娠したかも?」と感じるころで、つわりによって妊娠に気づくという妊婦さんもいらっしゃいますよ。
多くの妊婦さんは、妊娠がわかってから間もない5~6週で症状がはじまり、8~11週につわりがピークを迎え、妊娠16週ころには症状がなくなるという人がほとんどです。

ごくまれにですが「後期づわり」といって、妊娠後期や出産までつわりが続くという妊婦さんもいらっしゃいます。
つわりが長く続きやすい傾向にある人は、妊娠してからにおいに敏感になったという妊婦さんが多いようです。
つわりが落ち着くまでは、食べられるものを少しづつ食べて、何とか乗り切りましょうね。
中でも食べやすいものを次の章で紹介しますのでお役立てください。
つわりで食べ物が見たくない!というときにはこのアロマオイルがおすすめです。
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さわやかな酸味のある柑橘の香りが、つわりの気持ち悪さを軽減してくれること間違いなしです♪

つわりでつらいとき食べ物のおすすめ食材を紹介

つわりのときに食べ物を口に入れるのは本当に大変なことですが、大切な赤ちゃんのためにバランスのいい栄養を体に取り入れることも大切ですよね。
つわりで食事をするのがつらいときにおすすめするのは、症状に合わせて酸味のあるものや冷たいものを数回に分けてとることです。
ここでは、実際につわりを経験したみなさんが、食べやすかった(軽減した)というおすすめな食べ物をご紹介していきますので、ぜひご活用くださいね♪
- アイスクリーム
- ゼリー
- 梅干し
- 果物
- 酢の物
- トマト
- 炭水化物
- そうめん
- 冷やしうどん
アイスやゼリーは口当たりがよいので食べやすく、トマトや酢の物はスッキリしたいときに食べるという妊婦さんが多いですよ。
つわりの症状は、吐き気や嘔吐だけではなく、だるさや眠気などを伴うことが多く、食事を作るのも大変ですよね。
つわりにも、種類があり「においづわり」や「吐きづわり」、「食べづわり」など人によってさまざまです。
次の記事では、つらいつわりを症状別に解説していきますので、あなたに合った解消法が見つかりますよ♪
においづわりは食材を冷ますことで症状が軽減される
食べ物のにおいはもちろん、きつい香水の香りやタバコのにおいなどに敏感になってしまうというにおいづわり。
今までは気にならなかったにおいにも、吐き気が引き起こされることがあります。
温かい食べ物のにおいをかぐと気持ちが悪くなる、というあなたは、冷やご飯にしたり、みそ汁は常温にしたりすることで症状が緩和されますよ。

食事を作っているときに気持ちが悪くなる場合は、コンビニを活用したり、においを通しにくい素材のマスクを使って調理したりして、無理をしないようにしてくださいね。
吐きづわりはさっぱりとしたものを少しづつ食べること
吐き気がひどかったり、食べても嘔吐してしまうというあなたは、たとえ吐いてしまったとしてもさっぱりとした飲み物や食べ物を少量ずつこまめに口にすることが大切です。
何度も吐いてしまうと、気づかないうちに脱水症状になってしまうこともあるので、水分補給はとても重要ですよ。
もし、どうしても食べ物が受け付けない状態が続き、尿量が少なく色が濃い場合は、迷わず医療機関へ相談してくださいね。
吐きづわりがつらいあなたにおすすめの対処法はこちらです。
- のどごしのいいものを少しづつ食べられるときに食べる(一口ゼリーや、ゼリー飲料など)
- 酸味のあるものは胃のむかつきを緩和できる(レモン、トマト、梅干し、お酢など)
- 水分補給がなにより大切(スポーツドリンクや果物を凍らせて口に含む、野菜スープ、炭酸水など)
- 吐いたときの気持ち悪さを軽減する(野菜ジュースやフルーツジュースなど)
炭酸水はすっきりして飲みやすく、レモンなどを入れることでさらに飲みやすくなるので、かなりおすすめの水分補給の方法ですよ。
食べづわりは手軽に食べられるものを手元に置くこと
食べづわりとは、お腹がすくと気持ち悪くなったりムカムカしたりするというもので、寝起きの空腹時に症状が強くなるという人が多いです。
ですので、胃をからっぽにしないよう、枕元に食べ物を用意しておいたり、手軽に食べられるアメやガムなどを持ち歩いたりするといいでしょう。

ほかにも、小さいおにぎりや、クッキーやグミ、するめなどを小分けにして食べるのがおすすめです。
たくさん食べ過ぎると胃に負担がかかりますので、量には注意して食べましょう。
食欲がとまらないときはバランスのいい食事を心がける
つわり中に食欲が増進したという経験をもつママさんは約50~90%にのぼります。
食べづわりでどうしても食欲が抑えられない!というあなたは、食事を数回に分けたり、バランスのいい食品をよく噛んで食べたりと工夫が必要でしょう。
よく、フライドポテトなどのしょっぱくて脂っこい揚げ物が食べたくて仕方ない、という妊婦さんがいらっしゃいますが、食べ過ぎると妊娠高血圧症になるおそれがあります。
つわりのときは、食べられるものを食べられるときに、というのが基本ではありますが、塩分の多いものや味の濃いもの、脂っこいものや糖分を過剰に摂取することは危険です。
とにかく食べたいというときは、食事を数回に分けたり、バランスのいい食事をよく噛んで食べたりすることで、気持ち悪さも軽減でき体重増加の心配も防ぐことが出来ますよ。
つわりでつらいときの食べ物コンビニのおすすめ商品!

つわりでつらいときは、食事の準備をしていても調理中のにおいで吐き気がしてしまって、作るのもひと苦労ですよね。
食事を作るのがつらいときには、コンビニで手軽に買える梅干しやゼリーなどの食べ物がおすすめです。
さっぱりとしていて、つわり中に食べやすいという意見が多いですよ♪
食べづわりで、なにか口に入れないと気持ち悪いというあなたには、近所のコンビニで24時間いつでも食べ物が買えて、とても便利ですよね。
おすすめの順にご紹介していきますので、つわりがつらいというあなたは、ぜひ試してみてくださいね♪
カリカリ梅はさっぱりして吐き気が緩和されやすい
カリカリ梅は酸味が強いので、口の中がさっぱりとして吐き気も落ち着くといった意見が多いです。
仕事中にもお手軽に食べられますし、カロリーも低いのでつわりのときには大活躍してくれますよ。
ですが、食べる際は注意が必要で、梅干しやカリカリ梅は塩分が多く、食べ過ぎると妊婦の1日の食塩摂取量を超えてしまう可能性があります。
チャック付きで袋入りのカリカリ梅は、1日に1袋食べると1食分以上の塩分をとってしまうことが多いのです。

カットフルーツは暑いときにスッキリして食べやすい
つわり中が真夏で、熱さと気持ち悪さで食事がとれないときに、コンビニのカットフルーツを食べてみると吐かずに食べられた、という経験をもつママさんも多いです。
冷やして食べるとスッキリとして食べやすいですし、皮をむいたり切ったりする必要がないので、つわり中のあなたには重宝すること間違いないでしょう。
アイスクリームは食べやすくさまざまな種類がある
冷たいアイスクリームは、つわり中には食べやすく、コンビニではさまざまな種類のものが売られていますよね。
ミント系のものや、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系のアイスは、口の中がさっぱりして気持ち悪さも軽減されるかもしれません。
濃厚なアイスだとカロリーや脂肪分が多いですが、シャーベットなどのかき氷のようなものであれば、カロリーが抑えられますよ。
ゼリーは口当たりもよくフルーツ入りや冷凍がおすすめ
ゼリーは冷たくて口当たりがよく、つわりの時期にはこういった食べ物を好む妊婦さんも多いです。
コンビニに売っているゼリーは、フルーツが入っているものや、飲むタイプなどさまざまな種類の商品があります。
フルーツが入っているものは、ビタミンやカリウムなどのミネラル補給もできるのでおすすめですよ。
ゼリーを冷凍庫で凍らせて食べると、さらにすっきりと食べられますので、一度試してみてくださいね♪
つわりの時期に食べ物で必要な栄養素と注意するもの

つわりがひどくて食べ物を見たくないという時期は、無理に食べなくてもよいとされていますが、食べられそうなときには摂っておきたい栄養素があります。
次の項目では、妊娠中にとっておいたほうがよいとされている、葉酸や鉄分と食物繊維について解説していきます。
また、妊娠中に注意したい飲み物や食べ物についても紹介していきますね。
つわりがひどくても、食べられそうなときに少しでも栄養を摂っておきたいというあなたに役立つ情報ですよ。
妊娠中に必要な栄養素は葉酸や鉄分と食物繊維
〈葉酸〉
葉酸は、妊娠前から妊娠初期のつわり中にしっかりとることで、「神経管閉鎖障害」という胎児の先天異常の予防につながります。
それだけでなく、自律神経を整えることができるので、積極的にとったほうがいい栄養素です。
つわり中は葉酸のサプリメントを飲んだり、葉酸が多く含まれる食べ物(ブロッコリーやさつまいも、えだ豆など)をバランスよく食べたりして、身体の調子を整えましょう。
妊娠中に葉酸をとったほうがいいというのは、お医者さんに言われて知っているという人も多いかもしれませんね。
〈鉄分〉
妊婦さんは貧血になりやすく、循環血液量の増加などにより、普段から不足しがちな鉄分がさらに必要となりますよ。
鉄には動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と呼ばれるものと、緑黄色野菜に含まれる「非ヘム鉄」というものがあります。
「非ヘム鉄」は体内に吸収されにくいですが、動物性のたんぱく質やビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が上がりますよ。
鉄を多く含む食材は、ホウレン草や小松菜、納豆やさつまいもなどです。
〈食物繊維〉
妊婦さんは腸の働きが悪くなるため、便秘になりやすくなりますので食物繊維も大切な栄養素となりますよ。
きのこやバナナなどに多く含まれる食物繊維と水分をしっかり摂取して、便秘改善に役立てましょう。
妊娠中に避けたほうがいいものは?アルコールや生もの
〈アルコール〉
妊娠中のアルコール飲酒は、母子ともに体にさまざまな悪影響を及ぼすおそれがあるため、厳禁です。
妊婦さんは、アルコールを摂取すると、妊娠高血圧症や早産などのリスクが高まってしまいます。
また、胎盤を通しておなかの赤ちゃんにも悪影響が与えられます。
「胎児性アルコール症候群」というもので、低体重などの発育不全や、脳の障害による多動症などといった障害をもってしまう可能性があるのです。

〈生肉や生魚〉
レアステーキやローストビーフなどは、トキソプラズマという寄生虫がいる場合がありますし、生魚にはアニサキスという寄生虫がいる場合があります。
つわり中は特にお肉は必ず火をしっかり通し、お寿司屋お刺身などの食べ物は、少量にすることが大切です。
ほかにも、カフェインや非加熱の加工食品(非加熱のチーズや生ハムなど)にも注意していきましょう。
まとめ

- つわりで食べ物を見たくないというときは無理をせず、食べられるときに少しずつが基本
- つわりは妊娠5~6週ころに始まり、16週には終わる人がほとんど
- つわりがひどいときは、冷たいものや酸味のあるものなどを食べると緩和される
- においづわりの人は、温かいものは避け、冷たいものや常温のものを食べる
- 吐きづわりの人は、食べられそうなものを少量ずつ食べ、脱水症状には注意する
- 食べづわりの人は、胃をからっぽにしないよう手元に食べ物を用意し、数回にわけて食べる
- 食欲がとまらないときは、バランスのいい食材をよく噛んで食べ、塩分などには注意する
- コンビニでもさまざまなつわりを緩和させる商品があり、カリカリ梅やゼリーなどがおすすめ
- つわりの時期は葉酸や鉄分を摂るようにし、アルコールや生ものを避ける
毎日つらいつわりも、妊娠4か月を過ぎるとおさまる人が多いので、食べ物を見たくないというピーク時は無理をせずに食べられるものを食べるようにしてくださいね。
この記事を読んで、少しでもつわりへの不安や症状が軽減されることを願っています。
妊娠初期はもちろん、出産後まで長く使えるリフレッシュアロマオイルは、心身ともに不安定な時期にとてもおすすめな商品です。
つわりで食べ物を見たくないという不安やストレスが多いときも、好きな香りをかぐことで心も落ち着き、穏やかな気持ちになれますよ。
ディフューザーに入れてじっくりと香りを楽しむこともできます。
