ママ友の間でも仲間外れがあるってご存じですか?
子ども同士が小学校が一緒、同級生、同じ部活でともに汗を流している…。この広い世界の中で、偶然起きた奇跡みたいなことだと思うんです。
でも小学校のママ友の間でも仲間外れが実際起きてしまっているんですよね。
私にも小学生の息子がいます。とてもお恥ずかしい話ですが、実は、以前に仲間外れにされた経験も仲間外れをした経験もあります。
仲間外れにされたときは「なんで?」と悩み、どこか遠くへ逃げたいと思いましたし、仲間外れをしてしまったことは今でも記憶から消えません。
私の周りにも多くの仲間外れの事例は存在しています。
そこで、なぜ人は仲間外れにされてしまったりしてしまうのか、対処方法や原因を調べてみました。
目次
小学校のママ友に仲間外れにされた時の対処法を紹介!

もう仲間外れにされるのは本当につらいですよね。ではどうしたら良いでしょうか。
何が原因かを振り返る
今までは仲良くしてきたのに、急に仲間外れにされちゃった、という人は自分の言動を振り返ってみましょう。
自分では何気ない一言でも相手にとってはショックだったのかもしれません。
また自分は相手のために良かれと思ってやったことでも相手にとっては迷惑、なんてこともあります。
相手は一人でも集団の中で噂は広まってしまいます。そうやって仲間外れは起きてしまうのです。
自分にもし思い当たることがあったら素直に謝罪しましょう。
謝罪したこともうわさで広まり、仲間外れはやめようといってくれる人は必ず出てくると思いますよ。
関係の修復は焦らない
自分に思い当たることがない場合、関係の修復に焦って周りの人に根掘り葉掘り聞いてみたりするのはやめたほうが良いでしょう。
そうやって聞きまわっていることは集団の中でも必ず噂になり、仲間外れに拍車がかかる恐れがあります。
中には相手は何も悪くなくても仲間外れを楽しんでやっているような人もいるんです。
仲間外れに気づいてない、ぐらいの自然な態度でいましょう。顔を合わせた時にはしっかりと挨拶をして、相手の態度は気にしないことが大切です。
こちらが気にしないでいれば楽しんで仲間外れしている人もだんだんつまらなくなって仲間外れをすることに興味がなくなってきます。

仲間でいたいか、その集団にいたいか自分に問いかける
関係を修復したい、仲間外れにされているときはそう焦りがちですが、本当にその集団に戻りたいか自分に問いかけてみましょう。
実はすごく気疲れする、その集団にいるとストレスが溜まる、などに気が付くことがあるかもしれません。
その集団に戻りたいか自分で判断してみてください。その集団と離れるいいきっかけかもしれませんよ。
周りにも他のママたちはたくさんいるはずです。もっと楽しくお付き合いができるママ友がきっといると思いますよ。
私の場合はとにかく気にしないようにしていました。
気にしても仲間外れはなくなるわけではないし、他のママたちとは仲良くできていたので、最初は辛かったですが、だんだん平気になっていましたね。
小学校のママ友を仲間外れにしてしまった時の対処方法は?

仲間外れをしてしまったけど、どうやって抜け出したらいいの?という方も実は大勢いるのではと思います。
仲間外れは、自分の集団を守り結束を固めるために人はやってしまうんですよね。
だからこそどうしても仲間外れはしたくない!というときは自分の心を強く持っていることが大切です。
もし仲間外れをしている集団にいるのならその集団から離れることは大事です。
でも突然離れたら逆に自分が仲間外れになってしまうかもしれませんよね。
そこで相手が気分を害さない程度に自分の意見や気持ちを伝えることから始めましょう。

中にはあなたと同じ意見や同じ気持ちの人もいるかもしれませんね。
そしてその集団から徐々に距離をとりやすい環境にすること。
こんな風にお断りしていけば相手はそんなに気分は害さないと思いますよ。こうして徐々にお付き合いを減らしていくんです。
ママ友はその集団だけではないはず。周りを見てください、他にも気の合うママ友がきっとみつかりますよ。
私は抜けられないどころか率先して仲間外れをしていました。その時はストレス解消のようですっきりしたような気がしていました。
でも仲が良い友達を一人失ってしまい、今は後悔しているのです。後悔しないようにママ友は大事にしましょう!
なぜ何年経ってもママ友による仲間外れはなくならないのか?

仲間外れ、いじめ、無視、残念ながらこんな話は、実はアラフォーの私でも小さいころから周りにありました。
中学生になっても高校生になっても大学生になってもなくなることはありませんでした。
でも大人になったらそんなことなくなると思っていましたが、それは違いました。
ではなぜ「仲間外れ」はなくならないのでしょうか?ある脳科学者が研究したそうです。
人間は進化の過程で、集団を作ることで、その利益のため協力し合う能力を持ち、個々が一対一で争わなくても生きていける安定した生活を築けるようになったんだそうです。
その自分が属する内集団と外集団がお互い差別化を図り、内集団の結束を強めるようになりました。それによって集団ごとの争いが起こるようになってしまいました。
自分の属している集団を守るため他の人間は排除する、それが仲間外れなんです。
人は必ず何かの集団に属していますよね。学校だって集団ですし、クラスや部活などはもっと濃密な集団になるわけです。
その集団を守り結束を固めるために「仲間外れ」はなくならないんですね。
「仲間外れ」を脳科学的に検証されていることはとても驚きました。
小学校のママ友の間で仲間外れはなぜ起こる?原因は?

それでは、仲間外れはなぜ起こるのでしょうか。
私も実際経験して、仲間外れにしているときはそれなりの理由がありました。
でも仲間外れにされているときは、なぜ自分が外されないといけないのか、「私何か悪いことしたのかな?」と疑問ばかりでした。
では、どんなことが原因で仲間外れは起こるのでしょうか。
原因は大きく分けて主に4つだと考えられています。
子ども同士がトラブルになる
子ども同士が喧嘩をしたりトラブルになると、そこから仲間外れが起こることがあります。ただ、必ず仲間外れが起きるわけではありません。
でも「自分の子どもは悪くない」と自分の子どもに原因があることを認めない親だったりすると仲間外れが起きてしまう可能性は高くなるわけです。

うわさ話や悪口から始まる
何気なく言ってしまった一言で仲間外れが始まってしまうことがあります。
またうわさ話や悪口に、その場限りでも「うんうん」とうなづいてしまうこともあると思います。
それが「〇〇ちゃんのママが悪口言ってたよー」などと良からぬ方向に広まってしまうことがあります。
付き合いが悪い
付き合いが悪いのも仲間外れの原因になることがあります。
リーダー格からのお誘いに他のママたちが仲間外れにされたくなくて断れない中、勇気をもって断ってしまうとそれが仲間外れの原因になってしまうんです。
リーダー格はプライドを傷つけられたと感じてしまうようです。
家庭環境の違い
スクールカーストがあるように、ママたちの間にもママカーストは存在します。
特に家庭環境が良い場合、例えば実家が裕福、夫婦や嫁姑関係が良好、夫が一流企業勤め、などがあると、自分より身分が上、と感じてしまうんです。
嫉妬や妬みから仲間外れが起きてしまうことがあります
小学校のママ友から距離を置かれやすい人の特徴

仲間外れはする方に原因がある場合が多いですが、仲間外れになってしまう方にも原因があることがあります。
そこで、仲間外れのターゲットになりやすい人には5つの特徴があります。
子どもや自分が何かに秀でている
周りから嫉妬や妬みをかってしまうことがあります。集団の中で、抜き出た才能は目立ってしまうと、周りの人が妬んでその集団から外そうとするのです。
特にその秀でた才能に対して自慢げな態度だったりすると仲間外れにされやすくなってしまいます。
雰囲気が暗い
暗い雰囲気の人は、周りの人に話しかけづらいと思わせてしまいます。
また下を向いてうつむいてると、話しかけてほしくないという態度に見えてしまいます。
仲間外れというより周りに敬遠されてしまい、仲間に入れないことが多いようです。
正義感が強い
正義感が強いのはとても素晴らしい長所なんですよね。ただ集団ともなると協調が必要になります。
ときには羽目を外し盛り上がることも必要です。
そんな時に「これは正しい」「それは間違っている」などの判断を指摘していると、せっかく盛り上がっていても一気に冷めてしまいますよね。
そんなことが続くと「融通が利かない」「めんどくさい」と思われてしまいます。
一緒にいても楽しくない、場の雰囲気を壊す人として見られるため、次第に仲間外れになってしまうのです。
コミュニケーションがうまく取れない
集団の中で話していてもうまく返しができなかったりすると、話していても「この人つまらない」となってしまい、仲間外れになってしまうのです。
不潔
とにかく不潔な身なりをしている、髪の毛がぼさぼさ、体臭がきつい、など身だしなみに気を付けていないと周りに不快感を与えてしまいます。
周りの人は一緒にいたくないと感じてしまうのです。
実際にあった小学校のママ友とのトラブル!

では実際の仲間外れはどういうものだったのでしょうか。私の経験談をお話していきたいと思います。
仲間外れにした経験
これからお話しすることは私の長男(現在中学3年生)が所属するスポーツのチームで小学4年生~5年生の時におきました。
中でもI君とK君の兄弟とはとても仲が良かったんです。
私の長男の一つ年上のI君と、一つ年下のK君、二人とも年が近いということもあり、私の長男とは本当に仲が良く、度々I君のご自宅に遊びにも行っていました。
もちろん私もI君のママYさんとはとても仲が良かったのですが、その出来事は突然やってきました。
ある日、I君がもうすぐ始まる大会で引退、という大切な時期に兄弟そろってケガをしてしまったんです。
Yさんにとってはとてもつらい出来事だったんですよね。
でもその当時のYさんの態度をみたチームメイトのママたちが、徐々に悪口を言ったりするようになり、いつしか仲間外れをするようになりました。
まだ弟のK君はチームに所属しているのでケガが治った後も活動していました。
でも活動日にYさんが来ても誰も話しかけることはなくなりました。挨拶すらしなくなったんです。
見る見るうちにYさんの悪い噂、過去の話まで噂に上り、Yさんは他のママたちからも嫌われてしまいました。
仲間外れはおよそ10か月近く続きました。そしてK君とYさんはチームを退団していきました。
やめていった後も悪口は続き、現在も嫌われてしまったままです。

仲間外れにされた経験
これも私の長男が所属していたスポーツのチームでの出来事です。小学校5年生の秋から冬にかけて起こりました。
Cさんが顔を出さなくなり、ようやく私たちのチームが落ち着いてきた頃、突然同じチームの、長男と同級生のT君のママ、Mさんから無視されようになりました。
ある日、平日の練習が終わり、長男を迎えに行ったときに、Mさんに会いました。私はいつも通りに「お疲れ様」と声を掛けました。
するといつもと違う、元気がないような、もしくは機嫌が悪いのかなというような様子で挨拶されました。
私はその時点で何かおかしいなと思い「何かあったの?大丈夫?」と話しかけました。
実はT君は私が「一緒にやらない?」と誘ってチームに入ってきてくれた子なんです。だからT君のことはもちろん、Mさんのことも常に気にかけていました。
なので本当に心配で大丈夫か声をかけたのですが、「何でもないから大丈夫だよ」と返事が返ってきました。
ところが次の日から無視されるようになったんです。そしてMさんと仲が良かった同じチーㇺのBさんからも無視されるようになっていきました。

実は私はチームの代表、Mさんは会計、Bさんの夫さんは監督、という三人それぞれ主要の役職についていたのです。
チームのことで何か話し合いが必要な時、私は仲間外れにされ、MさんとBさんが隠れてひそひそ二人で話すようになっていきました。
でも私がやらないといけないようなことは「やってください」と冷たく言われました。
そんな仲間外れは冬まで続きました。ところが、急に仲間外れはなくなりました。
冬、チームで、ホテルに宿泊して忘年会をやることになったのですが、偶然ホテルの部屋でMさんと二人きりになってしまったのです。
私は何か言われるのでは、いや、無視されたままかなと不安な気持ちになったのですが、Mさんは違いました。
今まで無視されていた間に起きた出来事や子どもたちの話など、たくさんの話をしてくれたんです。
それからは仲間外れはなくなり、チームの一員として最後の数か月はとても楽しく過ごせました。今でもMさんとは仲良しです。
小学校のママ友とのトラブルを通して感じたこと

私の経験談はどうでしたか?仲間外れは嫌だなと思った人、でもしょうがないよねと思った人、仲間外れなんて絶対しないと思った人、それぞれ感じ方は違うと思います。
当時の私は、色々と本当に悩みました。そしてとても辛かったです。
特に仲間外れにされているときはなんで私なの?と思いましたし、本当に逃げ出したいって思いました。
でも子どもにとっては小学校最後の大切な一年でした。
途中で投げ出すわけにはいかない、と必死にこらえましたが、母に泣きながら電話したこともありました。
実は、この仲間外れの二つの経験は同じ時期でした。私は仲間外れをしながら仲間外れになっていたのです。
でも仲間外れにされたことの方が実は鮮明に覚えています。今は仲間外れにされた相手とも仲良いですし、会えば話は弾みます。
それでも忘れることはないんです。それに比べ、仲間外れにしたことは実は記憶があいまいな部分が多いんです。
つまり仲間外れにされた人は嫌な経験を忘れることはないんです。忘れたくても忘れられません。
する方はそんなに深く考えていなくても、される方は深く深く傷ついているということなんです。
付き合いが面倒だから小学校のママ友はいらない?

仲間外れがあったり、気を使ったり、そんなにめんどくさいならママ友はいらない!と思う人もいるかもしれませんね。
私は仲間外れをする側される側の両方を経験しましたが、結論から言うとママ友はいたほうがいいと思います。
とあるアンケートによるとママ友はいないと答えた人が3割いたそうです。
どこからがママ友かという定義があいまいなため人それぞれの認識は違うと思いますが。
では私がママ友はいたほうがいいと言う理由は3つあります。
小学校でのことを相談できる
例えばプリントをもらってきてもちょっと疑問に感じたりするとき、わざわざ先生に聞くのはなーと躊躇してしまうときありますよね。
でもママ友がいれば気楽に確認することができます。
小学校では子ども同士のトラブルが発生することもあります。そんな時、親身になって相談に乗ってくれるのはやっぱりママ友なんです。
戦友である
同じ小学生を育てている、いわば戦友と言ったところでしょうか。悩みや喜びも共有できるのです。
助け合える
本当に困ったときに助け合えるのはママ友だと思っています。
どうしても外出しなければいけないとき、「〇〇君、うちで預かるから行っておいで」と言ってもらえたりしたとき、本当に助かります。
その分、私もそのママ友のために何か手伝えることはないかなと考え、お迎えに行ってあげたりすることもしばしば。
お互いに感謝しているからお互いのために何かしてあげたいと思うんです。
お互いがお互いを思いやることでできる信頼関係だと私は思っています。
まとめ

- 仲間外れにされたときは原因がないか自分を振り返る。
- 関係の修復は焦ってはいけない
- その集団にまた戻りたいか、自分で判断する
- 仲間外れをやめたいときはその集団と徐々に離れていくこと。
- 仲間外れはされるとずっと忘れられないほど傷つくということ。
- 仲間外れは自分の属している集団を守るため他の人間を排除するということ。
- 小学校のママ友の間で起こる仲間外れの原因は主に4つある。
- 小学校のママ友から仲間外れにされやすい人は5つの特徴がある。
- 私は仲間外れにする側とされる側、両方の経験をした。
- 仲間外れはされるとずっと忘れられないほど傷つくということ。
- ママ友はいたほうが良い。その理由は3つ。
仲間外れにされるのは辛いですよね。でもきっとそこから抜け出し周りを見れば他にもっと良いママ友は見つかります。
私も仲間外れがなくなった後、多くのママ友ができ、今は楽しく過ごしています。
ぜひあなたにも楽しい日々が訪れますように。
初めまして。つげのブラシについて検索しました。
最近、長年使用してきた木製のブラシが破損してしまい困っていました。
今度、100均のブラシ売り場を見に行ってみたいと思います。
ところで、この記事内の
>仲間外れにされた経験
の章を拝読して気になったことがあります。
推察するに冒頭のCさんという登場人物に関するエピソードが抜けている様に思いました。
そこは読み飛ばしても筆者の言わんとしている内容は通じるので別にいいのかな?と思いましたが、前の章から読んでいて突然のCさんの登場に、どうしても気になってしまいました。(ー ー;)
余計なことでしたらすみません。それではこれにて失礼します
良いブラシが見つかると良いですね!
確かに、Cさん突然現れていますね(汗)
丁寧に読んで頂いてありがとうございます。
余計なことだなんてとんでもないことです。
ご指摘ありがとうございます。