築年数の長い家でよく見かける、砂壁。あなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
私の実家も、ザ・日本家屋といった造りの家で、砂壁でした。
オシャレな造りをした家の友達が多い中、思春期真っ只中の私は、部屋の雰囲気が暗く感じる砂壁の和室に友達を呼ぶのが恥ずかしかったです。
それにぽろぽろと落ちてくる砂壁は、お手入れも大変で、剥がれてしまうと見た目もよくありません。
でも、業者に頼んで壁紙の改装するのは値段も張るし気が引けるので、できるだけ安く済ませたいですよね。
ということで、私は100均へ砂壁に貼れる壁紙がないか調べました。そして、見つけたのです!
壁紙の質やデザインを踏まえた、おすすめの100均で買える壁紙をご紹介します!
その、気になる貼り方についてもこれからご紹介していきます!
目次
砂壁に貼れる壁紙は100均で購入できる?
早速、私は砂壁に貼れる壁紙を探すため、近所にあるダイソーと100均の中でもオシャレなものを販売しているというセリアに向かいました。
砂壁に貼れる壁紙は、100均では『リメイクシート』という名前で販売されており、購入が可能です。
リメイクシートは、壁紙専用の商品ではなく、家具やインテリアに貼って模様替えをすることを目的として作られているため、壁紙として貼ることは、推奨されていません。
しかし、多くの人が壁紙として利用していることからわかるように、壁紙としても利用することは可能なようです。
100均にはリメイクシートのほかにも、クッションシートという、レンガや木目調の柄で、リメイクシートよりも少し厚みのあるものも販売されていました。
クッションシートは、リメイクシートより厚みがありリアルさはありますが、面積が少し小さめなので、砂壁一面に貼るにはリメイクシートの方が面積も大きくておすすめです!
砂壁に貼れる壁紙はダイソーとセリアどっちがいいの?
ダイソーやセリアには、壁紙となるリメイクシートがあることは分かったけど、どっちの100均が砂壁にはいいの?
壁紙は部屋の顔と言っても過言ではないので、100均で安く購入するとは言えどもせっかく砂壁から変身できるのなら、良い壁紙を使いたいものです。
買った後に、「ダイソーのリメイクシートにすればよかった!」「セリアのリメイクシートにすればよかった!」とは、なりたくないですよね。
砂壁は特殊な造りなので、普通の壁に貼るよりも少々手間がかかります…。だからこそ、ダイソーとセリアのリメイクシート両方の特徴を掴んで壁紙として利用したい!
ということで、簡単にそれぞれの100均のリメイクシートについて、その特徴をご紹介します!
ダイソーのリメイクシート
砂壁に貼る壁紙として、ダイソーのリメイクシートはどうなのでしょうか?
ダイソーのリメイクシートは、2種類のサイズが販売されています。大きいサイズが【約45㎝×90㎝】、小さいサイズが【約30㎝×80㎝】です。
約30㎝はA4の長い辺と同じくらいの長さです。A4の長い辺が約30㎝ということは初めて知りました(笑)
ダイソーのリメイクシートは用途に合わせて購入できるため、貼ろうと考えている砂壁の面積などによってどちらのリメイクシートが壁紙として良いか選ぶとよいでしょう。
ダイソーのリメイクシートはほとんどが畳んで販売されており、購入時には折り目がついています。購入後は上に重りを置くなどして、しわを伸ばすことをおすすめします。
裏面には目盛りや使用方法が書いてあるので、それを参考に切断できます。ですが、稀に目盛り幅が違うものがあるので、あくまでも目安として利用するほうが安心です。
【約30㎝×80㎝】のリメイクシートは、PVCという加工がされていて強度があり傷にも強いです。手触りもツルッとした【約45㎝×90㎝】のものとは違い、ザラッとしています。
どちらの大きさのリメイクシートも、耐火性・防水性はありません。そして、粘着性もリメイクシート専門のお店や、少し値が張るものと比べると、弱めです…。
ですが、短期的な気分転換としての貼り付けや、貼った後も注意しておけば壁紙としても問題なく使用できます。
砂壁のリフォーム以外にも、小さいお子さんがいるご家庭や傷がつきそうな場所など、強度が必要な場所や面積の狭い場所へ部分的な壁紙の補強としての利用もおすすめです。
セリアのリメイクシート
では、セリアのリメイクシートは、砂壁に貼る壁紙としてどんな特徴があるのでしょうか。
セリアのリメイクシートには、【約45㎝×90㎝】の大きいサイズと【約30㎝×30㎝】の小さい正方形が2種類あります。
くるくると筒状で販売されているので、ダイソーのような折り目はついていません。ですが、巻いてあるので反対側に巻いて使用するなどすると良いでしょう。
材質もPVC加工がされており、触り心地もザラッとしているのが特徴です。
【約30㎝×30㎝】のリメイクシートは工作用で凹凸があり、よりリアルに見えます。砂壁のリフォームとして壁紙に使うというよりは、インテリアなどの小物向きです。
このセリアのリメイクシートはダイソーと一緒で、どちらのサイズにも裏側に目盛りが書いてあるので、切断する際の目安になります。
セリアのリメイクシートも、ダイソーと同じで耐火性・防水性はありません。ですが、こちらも同様に、ある程度気を付けて生活をすれば問題なく使用できるでしょう。
そして、セリアのリメイクシートが持つ粘着性ですが、弱すぎず強すぎずで丁度良いんです。
ただ、家具などに貼ってはがすときには家具の塗装が剥げてしまうこともあるそうなので、貼る前には念のため砂壁にもしっかりと下準備をしておくことをおすすめします。
砂壁に貼れる壁紙の貼り方は!?

砂壁に壁紙なんてぼこぼこしていて貼れなさそうだしすごく難しそうだし、プロじゃないとできなさそうで、ハードルが高いですよね。
砂壁に壁紙を貼るなんてなかなかするものじゃないし、できるとは言われても本当にできるかどうか不安…。
そこで、そんな不安を少しでも取り除くために、砂壁に壁紙としてリメイクシートを貼る方法を2つご紹介します!
砂壁ってどんな特徴があるの?
まず、砂壁の特徴を知ることから抑えていきましょう。
砂壁の特徴は、その名の通り砂が表面に塗られていることです。そのため、触るとざらざらとしており、ぽろぽろと砂が落ちてしまい、こまめに掃除をする必要があります。
長年使っていると、色も暗くくすんできて見た目は地味な砂壁ですが、こんなにも素晴らしい特徴があったんです!
①湿度の調節に優れている
②耐火性が高い
③断熱効果が高い
④自然素材で作られているためアレルギーになりにくい
⑤消臭効果がある
などが特徴として挙げられます。砂壁には魅力がたっぷりですね!
そんな特徴を踏まえながら、砂壁の上に壁紙を上手に貼るための方法をご紹介します。
パテを塗る
ざらざらとした手触りは、表面に砂がついて凹凸ができているからです。壁紙を上手に貼るためにはこの表面を平らにする必要があります。
その一つの方法として挙げられるのが、砂壁の上からパテを塗るといった方法です。
自分で壁をリフォームするのですから、時間や手間、コストはかかりますがこの方法は比較的簡単で、壁自体の強度も補修してくれるのでおすすめです。
この方法で一度しっかりとした壁下地を作っておくと、作業中に壁紙を繰り返し貼ったりはがしたりしても問題がありません。
それでは、用意するものやパテを塗る方法のご紹介をします。
シーラー
ローラーバケ
パテ
ヤスリ(電動でも手動でも可)
パテベラ
パテを載せるお盆
養生
ヘラ
①砂壁の砂をできるだけ落としておく ②砂壁を固めるためにシーラーという専用接着剤を塗る ③しっかりと乾いたらパテを塗る ④パテが十分に乾いたら、ヤスリをかける ⑤2と3の工程を2~3回繰り返し平らにする ⑥リメイクシートを貼る ⑦ヘラやローラーでしっかりと壁に貼り付ける
養生は、パテを塗る際に床が汚れてしまうのを防ぐために使用します。
少々大変ですが、壁紙メーカーや砂壁に壁紙を貼ったことがある方のおすすめはこの方法でした!
ポイントは、シーラーをしっかり塗ることと、パテを塗った後はヤスリをかけて壁を平らにすることです。
リメイクシートは平らな場所でないとすぐにはがれてしまいます。そのために、しっかりと平らな壁を作りましょう!
乾かしたりするので時間はかかりますが、その分、壁の強度も補修できて丈夫にもなるので、良いのではないでしょうか。
ですが、壁があまりにもボロボロと落ちてしまうほどもろい場合や、壁に何かをかけるなどして穴を空ける予定がある場合は、次にご紹介する方法がおすすめです。
ベニヤ板を貼る
この方法は、ベニヤ板を砂壁の上に貼り付けるというものです。
この場合、仕上がりも綺麗で後から剥がれる心配もなく、作業中もあまり汚れは出ません。
そしてこの方法だと、柱自体も隠すことができるので、和室の雰囲気をできるだけなくして洋室に近づけたい場合などにもおすすめです。
ベニヤ板 ガンタッカ、またはエアタッカー カッターナイフ 定規 ボンド(シリコン系がおすすめ) くし目ゴテ ミニハンマー パテ パテベラ ヤスリ 養生
①ベニヤ板をカッターと定規を使って切る ②ボンドをベニヤ板にくし目ゴテを使って塗る ③ベニヤ板をタッカーで固定する ④ボンドが乾いたら、ベニヤ板にパテを塗る ⑤ヤスリを使って塗ったパテを平らにする ⑥リメイクシートを貼る ⑦ヘラやローラーでしっかりとベニヤ板に貼り付ける
ふぅ…パテを塗るだけの方法に比べて工程が少し多くて大変そうですね(笑)
タッカーは、あくまでボンドが固まるまでの補助なので、四隅や浮くところを止める程度で良いです。タッカーは打ちすぎると、パテを塗るときに大変です。
タッカーで打った芯は少しでも、あらわになると月日が経った頃に壁紙に錆として出てきてしまうんです。
打った芯の凹凸を隠すためにパテで綺麗に平らにするのですが、タッカーを打ちすぎてしまうと、凸凹が多くなるためその分何度もパテを塗らないといけない羽目になります。
なので、ボンドでベニヤ板を貼り付けるための補助として、必要最低限で良いです。
これは聞いておかないと、取れたらいけないからと必要以上にタッカーを打ってしまいそう…。(笑)
このように、ベニヤ板を貼ることで壁にポスターなども貼れるので、インテリアの幅も広がりますね!
これ以外にも、砂壁をはがして壁紙を貼る方法も!?
先ほども紹介した、砂壁の上にパテを塗って壁紙を貼ることや、砂壁の上にベニヤ板を張って壁紙を貼る以外には、方法はないのでしょうか?
調べてみたところ、砂壁をはがして、そこへ壁紙を貼るという方法がありました。
ですが、この方法では砂壁特有の耐火性や断熱効果を失ってしまうことになるため、おすすめはできないそうです。
砂壁をはがしてしまう場合には、砂壁の代わりに珪藻土を塗ることも多いようですよ。
砂壁に100均のリメイクシートを壁紙として貼る際の注意点
リメイクシートを貼る際は、プリント感をなくすために貼り方に注意する必要があります。
ここではプリント感をなくす貼り方のコツをご紹介していきます!
①リメイクシートは上下左右が1㎝以上はみ出すように切断する
②貼り付けの動作は必ず下から上へ
③ハケを使って、入ってしまった空気を抜く
④貼り終えたら、周りの余った部分をカッターなどで切断する
これを守るだけで、リメイクシートを貼る際に気になるであろう、プリント感が抑えられるので、より本物の壁紙らしく仕上げることができます。
もし空気が入ってしまった場合は、キリやカッターを使って空気を出そうとしてはいけません。これらは逆効果で、翌日には余計に空気が入ってしまっていることも…。
できるだけ空気が入らないようにヘラを使いながら気を付けて貼りましょう。
このほかにも、リメイクシートを貼るうえで、気を付けていきたいことは、しわができてしまう事です。
せっかく壁紙として貼るんだから、綺麗に貼りたいですよね…。しわができないようにするには、慎重に貼ることしか私が調べた限りコツはありません。
もし、しわができてしまった場合は、ドライヤーを当ててローラーで伸ばすとしわが目立たなくなります。
もちろん、使用する場所やリメイクシートによって効果に差があると思いますが、一度はがしてもう一度貼るといったことができない場合は、ぜひ試してみてください。
そして、もう一つ注意してほしいのが、高温の場所には貼らないという事です。
壁紙で壁を綺麗にしたいという以外にも、はねた油汚れが付着するのを防ぐ目的で、ガスコンロのまわりにリメイクシートを貼ろうと考えていませんか。
残念ながら、耐火性・耐熱性のないリメイクシートは火災の原因になる可能性があります。
リメイクシートに施されているPVC加工は、高温の油が飛ぶとリメイクシートが溶けてしまいます。ビニールを燃やしたときのような独特な悪臭が発生してしまいます。
もし、ガスコンロの周りに貼る場合は、キッチンまわりで使える耐熱性のリメイクシートを使うことをオススメします。
砂壁ならではの注意点!?
砂壁は、最初にもご紹介したように湿度の調整に優れた素材です。そういった理由で上手に下準備をしていないと、砂壁のいいところに悩まされてしまうことになります。
というのも、湿度の調整に優れているということは、湿度が低い時には放湿を、湿度が高い時は吸湿をして部屋の湿度をある程度一定に保つということです。
砂壁は、湿気を吸ってくれますが、それと同時に空気中のチリやホコリなどの汚れも吸着し、湿気が少ない時に砂壁に吸収していた湿気と共に放出させてしまいます。
せっかく苦労して綺麗に貼った壁紙に、壁からの湿気や汚れでシミができることや、下地塗装がはがれて壁紙もはがれてしまうなんてことは、なんとしても避けたいところです。
そのためにも、砂壁に壁紙を貼る際は、しっかりと下地塗装のシーラーを塗って、湿気と汚れの放出を防ぎましょう!
塗装が苦手な場合は、ベニヤ板を貼ることでも、砂壁から湿気が出てくるのを防ぐことができます。
手間も時間もコストもかかりますが、しっかりとした下地作りが大切ですね。
砂壁に貼れる壁紙はどんなデザインがある?

ここまで、砂壁への貼り方や、砂壁に貼る際の注意点などをお話してきましたが、ダイソーとセリアのリメイクシートにはどんなデザインがあるのか気になりませんか?
ダイソーのリメイクシートも、セリアのリメイクシートもさまざまなデザインがあり、種類が多くて選ぶのが大変ですよね。
せっかく悩みの種だった砂壁からオシャレな壁紙に変えるんだから、素敵なデザインのリメイクシートを見つけてほしいです!
ここからは、そんなあなたに私が独断と偏見で選ぶ、壁紙におすすめなリメイクシートのデザインを8種類ご紹介します!!
木目調柄(セリア)
この木目調柄は、明るい木目調で色はブラウンです。ブラウンと言っても、かなり白に近いです。これを貼るだけで、かなり明るい印象のお部屋になること間違いなしです!
この木目調柄には継ぎ目がないので、複数枚貼るとなった時にも、簡単に貼ることができます。
木目をあえて見せるというのもオシャレでかっこいいですよね!
ハワイアンコテージのような、さわやかでトロピカルなお部屋に変身させたい方にはおすすめです。
濃い木目調(セリア)
かなり濃いブラウンで、シックな印象の木目調です。
砂壁の貼ってあった和室の雰囲気を活かした状態で、壁紙だけ変えたいという場合は、この濃い木目調のリメイクシートがおすすめです。
和室の雰囲気を崩さないので、違和感のないお部屋になりそうです。ちょっぴり大人な雰囲気のお部屋は、素敵ですよね。
リメイクシートっぽさもかなり抑えられており、100均でこのクオリティーならかなりコスパがいいのではないでしょうか。
細レンガ(ダイソー)
大小様々な白く細長いレンガを組み合わせたものです。色も真っ白というよりは、若干グレーがかっており、クールな印象です。
統一されていないレンガを組み合わせているようなデザインなので、同じ大きさのレンガが並んでいるより、手が込んだ造りに見えます。
そして、高級感も漂っているので、お部屋も高見えすることができるのではないでしょうか。
家具も合わせるなら、可愛いよりも綺麗めな家具の方がおすすめです。
板壁風シャビーシック ホワイト(ダイソー)
シャビーシックとは、古めかしくも上品さのあるスタイルです。その言葉の通り、古めかしさを出すため、板の塗装が少しはげたようなデザインになっています。
皮のソファーやウェスタン柄の布などをおくことで、カウボーイなどのウェスタンな雰囲気のお部屋にすることができそうですね。
そして、このインテリアシートの凄いところは、アンティークな西洋風の家具を置くことで古めかしく上品なお部屋にすることもできることです。
この場合、白で統一してみると、オシャレで可愛いお部屋になりますね!
全く違う雰囲気の部屋をたった一種類のリメイクシートだけで、部屋の可能性が広がるなんてすごいですよね!
木目ストライプ柄(セリア)
ブルーやグレー、白やブラウンに色が塗られた様々な種類の細い木材をストライプ状にしてあるリメイクシートです。どれも派手な色はなく、落ち着いた色合いでオシャレです。
自分で木材を何色も塗って、組み合わせてというのは、プロにお願いするか腕に自信がないと難しいですよね。ですが、このリメイクシートは簡単に塗装風に仕上げられます!
このリメイクシートは、少しインテリな雰囲気で、大きな本棚が似合いそうな壁紙だなと思いました。
スマートで、落ち着いた大人な雰囲気の部屋になること間違いなしです!
コンクリート調柄(セリア)
デザイナーズハウスで、コンクリートを打ちっぱなしの壁ってよく見かけます。オシャレで洗練された印象で、オシャレ好きなら一度は憧れるお部屋なのではないでしょうか?
ですが、実際に住んだことのある人の話を聞くと、冬は寒いくて夏は暑いなどあまりいい評判は聞きません。
快適かつオシャレな部屋に住みたい!それを叶えられるのが、セリアのコンクリート調のリメイクシートです。
正方形のコンクリートタイルが並んでいて、コンクリートの気泡が入ったか何かでへこんでしまったところなどのざらざら感も、印刷でリアルに再現してあります。
ダイソーにも似た商品がありましたが、プリント特有のツルッとした感じが目立ちます。それに比べて、セリアの壁紙はPVC加工もしてあり、ツルッとした感じはありません。
よりリアルに感じられるのはセリアのリメイクシートかなと思います。
コンクリートが打ちっぱなしの部屋に一度は住んでみたいという方にはおすすめです。
板壁風 ナチュラルウッド(ダイソー)
このリメイクシートは、明るいブラウンで白との相性もばっちりです。私はこのナチュラルウッドは、よく床材として利用されているイメージがあります。
ですが、和室など下が畳の場合、壁紙としてこのリメイクシートを使用してもさわやかで可愛らしい和室になるのではないでしょうか。
明るい木目柄で温かみもあり、お部屋に戻ってくるたびにほっと安心できます。冬場は、こたつを出してほっこりしたくなるような部屋になると思います(笑)
明るめのインテリアがある部屋だと、かわいらしさのある素敵な和室になるのではないでしょうか。
砂壁に貼れる壁紙として以外にも使い方がある!

100均のリメイクシートを説明する時にもお話ししましたが、本来リメイクシートの使用目的は、インテリアや家具に貼ってリメイクすることです。
砂壁には、どうやって壁紙としてリメイクシートを使うかという事ばかり考えていたので忘れていましたが、本来の用途はこっちでしたね(笑)
ということで、本来の使用目的ではあるのですが砂壁から壁紙を変えた後の、お部屋の模様替えをする時にも役立つリメイクシートの使い方を3つご紹介!
家具にそのまま貼る
これが王道の使い方です。リメイクしたい家具に貼り付けて、雰囲気の変化を楽しめます。
本棚や机、冷蔵庫など、貼れる家具や、インテリア、家電は多くあります。
ただ一つ注意しておくべきことは、古い家具など家具によっては、はがすときに家具の塗装まで一緒にはがしてしまうこともあります。
家具やインテリアへもなんとなくという気持ちでは貼らないようにし、貼るときは、はがすときに塗装も一緒にはがれてしまうというリスクがあることを忘れないで下さい。
木材に貼る
家具やインテリアを探しに行ったけど好みのものがない、なんてことありますよね。自分で作るにも木材を塗装するには、時間も、コストも、労力もかかるから考えもの…。
そんなときにも100均のリメイクシートは役に立ちます!
その方法とは、ホームセンターなどで購入してきた木材に直接リメイクシートを貼り、オシャレな木材に変身させて家具やインテリアなどを作成するというものです。
これで簡単でお手頃に、木材をオシャレに変身させることができて、自分好みの家具やインテリアを作ることができるので、ぜひおすすめしたいです。
発砲スチロールに貼る
壁から浮き出たはがれかけのレンガの壁。壁に貼る用のレンガは販売していることも多いですが、理想のものを探すとなると少し値が張ることもあります。
そんなときにおすすめなのが、100均のリメイクシートを発泡スチロールに貼り付けるというものです。
貼り付けたいリメイクシートの大きさに合わせて発泡スチロールを切断し、貼り付けるという方法です。これなら工程も簡単ですし、理想のものを作れそうですよね!
大きさは自分で自由に調整できるので、貼りたい面積に合わせてサイズ調整もできます。
発泡スチロールの切断面にもリメイクシートを貼って切断面を隠すことで、よりリアルなレンガを作ることができます。
まとめ

- 砂壁に貼れる壁紙は100均のリメイクシート
- ダイソーとセリアには、それぞれ特徴があるので用途に合わせて選ぶとよい
- プロがおすすめするのは、砂壁の上にパテを塗る方法
- ベニヤ板は丈夫だけど、工程が多い
- 砂壁はしっかりと下準備をしないと、壁紙にシミができたり、はがれてしまったりする可能性もある
- リメイクシートは、耐熱性、防火性、防水性がないので、注意して使用することが大切
この記事では、100均で買える砂壁にも貼れる壁紙の選び方や、その貼り方、注意点についてご紹介しました。
100均にこんなにオシャレで壁紙にもなるリメイクシートがあることを知りませんでした。思春期のころに出会っていたら友達も自信満々に呼びまくっていたと思います(笑)
そして、何度も言いますが、リメイクシートは元々壁紙用ではありません。
壁紙として売られているものよりも、弱いので気をつけながら貼ったり、使用したりすることが大切ですね。
ですが、注意さえすれば100均のリメイクシートでも十分にリフォームできます。
ぜひ、あなたにとって理想のリメイクシートを見つけて、悩みの種で合った砂壁を、お手頃にかつ簡単にオシャレで可愛くリフォームしてみてください♪
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