料理の際、意外と登場回数が多いお酢。酢の物、サラダ、甘酢炒め…と我が家の食卓を陰で支えてくれています。
しかし問題が。お酢パックの行き場がないのです!
私はシンク下の戸棚に収納していますが、使用時に戸棚を開ける→ヨイショと中腰になる→重いパックを持ち上げる→蓋を開ける→使い終わったらまた蓋を閉め…。
と動作が多くて面倒臭いんですよね…。あるある、と頷いているあなた!
お酢を小分けにして調理台の上に置いておける、そして少しずつ使える容器を私、ズボラ主婦が100均で探してきましたよ。
調べていくとボトル式やスプレー式、高見えのおしゃれな容器まで100均で揃いました。さらに100均よりお値段は張るものの、いちおし便利ボトルも発見!
あなたの役に立つものがあるはずです。ぜひチェックしてくださいね。
目次
お酢の容器を100均で買うならまずボトル式をチェック!

早速私が向かったのはダイソー。100均って何でもありますよね。本当に生きていく上で欠かせない存在です。
お酢容器といえばラーメン屋さんや中華料理屋さんでテーブルに置かれているような、プラスチック製容器を想像していた私は、100均の実力に驚きました。
これが110円(税込)でいいの!?というものばかりです!
ダイソーで買えるボトル式のお酢容器
調理器具用品コーナーにありました!こんなにおしゃれでいいんでしょうか!?インテリアとして調理台に置いておいても可愛いですよね 。
ビネガー&オイルガラスボトル。容量は180ml。ふたの色が白と黒から選べます。価格は110円(税込)です。
注ぎ口と本体の繋ぎ部分に三段階ストッパーがついており、少し引っ張っただけではびくともしなかったので安心です。
使用中にふたがパーツごと取れて、中身のお酢を全部ドバッとぶちまけてしまったら悲惨ですもんね。

容量280mlの商品もありましたよ。こちらは、180mlと同じシンプルなタイプとまるでイタリア料理屋さんのようなおしゃれなデザインが入っているタイプがあります。

デザイン入りは、ふたの作りもシンプルなタイプとは異なり、黒い取っ手部分をカチッと外して使います。
密封性が高くしっかりとお酢を保存できそうです。こちらも価格は110円(税込)です。
実用性が何よりも大事!という方にぜひともおすすめしたいのはこちら。その名も「液だれしにくいガラス醤油差し」です!
ニトリで大ヒットの「オイルポット 100ml」に似ています!ニトリのオイルポットとは、注ぎ口が斜め、かつ受け皿のようなパーツが付いて、液だれしにくい形状が魅力の商品!
この醤油差しはしっかりとそのポイントを再現しながら、110円(税込)でニトリよりお手頃な価格を実現しています。
キャップが付いているのも優秀です。中の調味料を酸化やホコリなどからしっかり守ってくれます。醤油差しですがガラス製なのでお酢にももちろん使えますよ。
ワッツで買えるボトル式のお酢容器
続いて私が向かった100均はワッツ。可愛い商品や掘り出し物が多い印象があり、最近よく利用させてもらっています♪
ここで見つけたのはモノクロームキャップオイルさし。ふたの色が白と黒、二種類から選べます。容量は160ml、価格は110円(税込)です。
見た目はほとんどダイソーのビネガー&オイルガラスボトルと違いがないように見えます。容量がダイソーの物より20ml少ない分、少々小振りです。
セリアでも発見!ボトル式のお酢容器

セリアでは、機能的な二種類のボトル式容器を見つけました。一つ目はオイル瓶です。容量77ml、価格は110円(税込)。
「お酢・レモン果汁を入れても大丈夫」という何とも安心なお言葉。作りはいたってシンプルで、醤油差しのような注ぎ口から中身を注ぎます。
続いて二つ目はドレッシングボトル。インスタグラマーさんがこぞってSNSで紹介している人気アイテムです。ワンタッチ式、片手でふたを開閉できるので便利ですよ。
料理中って両手を使えないことが多いですもんね。片手で料理を混ぜながら、もう片方の手で違う動作ができるのは非常に助かります!
100均じゃないけれどニトリも要チェック!
日頃からお世話になっているニトリ。高品質な調理グッズが意外とお安く手に入るんですよ♪
今回も探してみたらありました!先ほどチラッと触れたオイルポットのほか、オイル&ビネガーボトルを紹介します。

これが話題の液だれしにくい「オイルポット」です!容量100ml、価格は209円(税込)。
本体とふたの接しているパッキン部位はダイソー製品と比べて安心感があります。ここがお値段の差といったところでしょうか。
ボトルとふたの隙間から液体が漏れてくるというのもよくある悩み。ここがしっかりとした作りなのは嬉しいですよね!

続いて「片手で注げるオイル&ビネガーボトル」。容量150ml、価格は304円(税込)。大きいサイズもあり、こちらは容量250ml、価格407円(税込)です。
これ、ボトルを傾けると注ぎ口のふたが開くのです!驚きませんか?片手で注げるどころか、ふたを開閉する動作もいりません!本当に傾けるだけ!
感動した私は売り場で、無駄に何度もカポカポと開閉してしまいました!おしゃれな外見に使い勝手も抜群なこのボトル、304円と407円ならコスパも文句なしではないでしょうか?
お値段重視という方には100均で買えるお酢容器がおすすめですが、若干高くても機能を重視したいならニトリの容器を推薦いたします!
ニトリの商品はネット通販でも購入できます。購入者さんたちから満足度の高いレビューもたくさん寄せられているので、気になったら検索してみてくださいね!
お酢の容器はスプレー式が人気!持ち歩きにも便利です


こんな悩みから、最近はマイお酢を持ち歩くお酢好きさんも一定数いらっしゃいます。
また、私はドレッシング代わりとして三杯酢をサラダにかけることもあるのですが、かけすぎると野菜がもう、お酢の味しかしない…という状態に。
そんな時にも便利なのがスプレー式のお酢容器。100均各店舗に品揃えされていましたよ!

ダイソーのスプレー式お酢容器は円筒形。容量80ml、価格は110円(税込)です。「酢」と分かりやすくシールが貼ってあります。
この商品の隣に、携帯用醤油スプレーやオイルポンプボトルが並べられていたため、他にも色々な調味料を持ち歩く人にとっては、シールが間違い防止になって良いですね!
続いて、キャンドゥで見つけたスプレー式容器はこちら。

四角い筒形で容量は90ml、色展開は白と黒。価格はこちらも110円(税込)です。
セリアには同タイプでフタの色がグレーのものがありました。白はお酢、黒はレモン、グレーは醤油…と色で使い分けられそう!優秀グッズですね!
スプレー容器は全て、1プッシュでおよそ0.1mlのお酢が霧状に噴射されます。少量を万遍なくかけることができるので、かけすぎ防止に一役買ってくれます。
お酢の容器が溶ける?液だれも困る!選ぶポイントや裏技
お酢をプラスチック容器で長期保存すると、酸で容器が溶けるらしい…。
そんな噂を聞いたことはありますか?お酢の中にプラスチックの成分が溶け出して、体内に入ってしまったらと思うと怖いですよね。
その噂の真偽を調べました。すると酢やレモンなど一部に含まれている酸性成分で、プラスチック樹脂の一種は溶けるものもあるという、とても微妙な結論に達しました。
全てのプラスチックが溶けるわけではないけれど、大丈夫とも言い切れない…。そんなところなのでしょうか。
お酢大手メーカー、ミツカンのWebサイトにも以下のような記載があります。
お酢を入れる容器としては、食品衛生法で規定されている、酸性食品への基準試験に合格した容器であれば、お使いいただけます。ご使用いただく容器が適合しているかどうかは、容器メーカーにお尋ねください。
なお、移し変えていただく際は、必ず容器を熱湯消毒してからお使いください。
引用 ミツカン公式
しかしどのプラスチック製品がその基準をクリアしているのか、分からないですよね。
明記されていない場合は直接プラスチック容器のメーカーに問い合わせるしかなさそうです。
容器に適した材質と、購入する際のポイントを解説
さて、ここまで読んで

と悩んでしまったあなた。お酢の容器に適した材質や、使いやすい容器を選ぶポイントをまとめましたので参考にしてみてください。
- 容器の素材はガラスかホーローが最適
- ふたの開閉しやすさは売場で実際にチェック!
- ふたを外した時、容器の口が広いものは移し替えがラク
- お手入れしやすさも大事!
- 液だれしにくいかどうかは注ぎ口をチェック!
①素材ですが、先に述べた通り酸に腐食されない材質のものを選びましょう。金属製、プラスチック製(食品衛生法に適合したもの以外)は避けた方が良いでしょう。
②オシャレな見た目でいわゆるパケ買いをしてしまうと、いざ使用してみた時に使いづらい。
そんな失敗をしたことはないでしょうか?売場でなるべく実際にふたを開閉してみて、片手でできるのか、ふたが固くないか等を確かめることが大事です。
③お酢の移し替えがおっくうになって容器を使わなくなってしまったのでは、もったいない以外の何物でもありませんよね!
移し替えるシーンを想定して容器を選びましょう。オイル&ビネガーボトルタイプのものはろうとを使用することになると思いますので、ろうとも準備しておきましょう。
ダイソー「液だれしにくいガラス醤油差し」とニトリ「オイルポット」は口が大きいのでストレスなく移し替えできそうですね。
④ダイソーの商品を確認したところほぼ全て食洗機は使用不可です。そうなると自分で洗剤を使ってゴシゴシ洗う必要がありますよね。
パーツの数、分解できるかどうか、スポンジやブラシが入る隙間があるかどうか確認しておくと良いでしょう。
⑤これは私が声を大にして言いたいチェックポイントです!
せっかく便利な容器にお酢を移し替えても、使うたび液だれを拭くというわずらわしい作業が発生してしまったら本末転倒ですよね。
液だれしにくい形状というのは共通点があります。注ぎ口の断面が斜めになっているものです。逆にストロー状の直角断面は、液だれを起こしやすい可能性があります!
その点でもニトリのビネガー&オイルボトルとオイルポットは非常に優秀といえます!
ダイソー「液だれしにくいガラス醤油差し」もしっかりと断面が傾斜しており、液体を容器内に戻す「返し」のようなものが付いているので安心ですね。
液だれを起こしにくくする裏技
100均のオシャレボトルを使いたい!というあなたに、液だれを起こしにくくする裏技を紹介します。
リップクリームを用意し、注ぎ口の断面、下半分(液が伝う箇所)を中心に薄く塗りのばす。
以上です!リップクリームの油分は水を弾くため、容器内に液体が戻るようになる仕組みです。何度か使用しているうち効果が減ってくるので1週間おきに塗り直してくださいね。

という口コミもちらほらあったので、色々な油で(もちろん、口に入ってもOKな油限定ですが)試してみると良いかもしれませんね。
まとめ

- お酢容器はボトル式、スプレー式のものが100均で購入できる
- ダイソーのビネガー&オイルボトルは高いデザイン性が魅力
- ダイソー「液だれしにくい醤油差し」をお酢容器にするのもおすすめ
- ニトリのビネガー&オイルボトルはおしゃれで機能性も抜群
- ニトリのオイルポットは液だれしにくく、パッキンも付いて安心
- お酢をプラスチック容器で保存すると容器が溶ける場合もあるので注意
- ふたの形状、注ぎ口断面などを購入前にチェック
- 100均容器の液だれ防止にはリップクリームが使える!
以上、100均で買えるお酢容器とニトリで買えるお酢容器、容器を選ぶ際のチェックポイントや液だれを防止する簡単な裏技をお伝えしました。
便利なお酢容器を使っていなかったというあなた、ぜひ導入して今までのわずらわしい作業とお別れしましょう!
調理台もスッキリ、焦らずお料理に集中できるのでレシピのレパートリーもきっと増えるはずです!