ノートパソコンを購入するとき、ssdの容量で悩むことは多いですよね。ssdはあとから変えることが難しいので、容量選びで失敗するととても後悔してしまいます。

基本的にはssdの容量は512gbあれば十分ですが、動画編集などをする場合には512gbでは足りないこともありますよ。
私もパソコン購入時にssdの容量を失敗してしまった一人なので、この記事を読んで失敗しないパソコンの容量選びをしてくださいね!
今回はssdが512gbだと足りない理由と、容量が足りない場合の解決方法を紹介します。
また、ssdが512gb以外のおすすめ容量を用途別に紹介しますので、是非新しくノートパソコンを購入するときの参考にしてくださいね。
目次
ssdが512gbで足りないのはゲームや動画編集が原因!

パソコンのssd容量が512gbでは足りない場合は、動画・音声編集やパソコンゲームをすることが原因です。
ですので、パソコンのデータで最も容量の大きい動画・音声編集やパソコンゲームをする場合には、512gb以上の1TB(約1000gb)を選ぶ必要があります。
- 15分以上の動画編集
- 動画や写真をPCにたくさん保存する
- 3Dゲームをインストールする
- RAW現像をする
- DTMを本格的にやる
このような操作をしたい場合にはssd容量は512gb以上をおすすめします。
また、RAW現像とは情報量が豊富な高画質な写真編集のことで、RAWデータを使うと画質が劣化しません。
簡単に高画質な写真編集が行えるRAW現像をしたい場合にもssd容量は512gb以上がおすすめです。
DTM(デスクトップミュージック)とは机上で楽曲制作作業を行うことです。パソコンで作曲や演奏・録音などの作業を行います。
このような音楽制作作業を行う場合も512gb以上の容量が必要になります。
また、パソコンでゲームをするには、年々プログラムの容量が増えているので、容量が多いに越したことはありませんね。
特に3Dゲームをインストールしたい場合、ゲームアプリの容量にもよりますが、10本が限界です。
他のファイルやアプリなどのことも考えると512gbでは足りないことの方が多いでしょう。
色々なソフトをインストールすると使用1年を過ぎたあたりからssd容量が足りない為、途中でssdを512gbから1TBに変えたいと思うかたも多いようです。
3Dゲームの普及によりこれから、さらにソフトの容量が増えていくことが見込まれますのでゲームをする場合も512gb以上がおすすめですよ。

パソコンの知識が少なくそもそもssdがなにかわからないあなたにssdとは何かを説明します。
〈ssdとは〉
ssd(solid state drive)とは、hdd(hard disk drive)と同様の記憶装置のことです。
hddは回転する円盤に磁気でデータを読み書きするのに対し、ssdはUSBメモリーのように内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをしています。
店頭でよく見かけるssd搭載ノートパソコンはhddのかわりにssdを搭載しているので高性能と評判が高いですよ。
ssdのメリットとしては、衝撃による故障リスクが低く、読み書きの速度が非常に速いです。また、動作音も静かでサイズが小さく軽いです。
しかしssdのデメリットとしては、最大容量が少なく、大容量になると容量単価が高いことがあげられます。
ssdが512gb以外のおすすめ容量も用途別に紹介!

ssd容量がどのくらい必要なのかわからないあなたへ、パソコンのssd容量の目安とおすすめssd容量を紹介します。
パソコンを買い替えるときや新規で購入するときなどの参考にしてみてくださいね。
128gbはメディアを保存する必要がない人向け
容量をほとんど消費しないことが分かっている場合は128gbを選択肢として選んでよいでしょう。
アップデート時にファイルが蓄積や初期アプリの容量を考えると、実際に利用できる容量は50gbくらいだと思っておいてよいでしょう。
動画や写真をパソコンへ入れたい場合は、すぐに容量がいっぱいになってしまいます。またアプリの使用だけでも何年も使用することを考えるとぎりぎりです。
そのため、一般的にはあまりおすすめはできません。しかし、インターネットしか使わない場合や低価格でパソコンを購入したい場合は128gbでもよいでしょう!

256gbは動画や写真を保存してもそれなりの余裕がある
256gbはパソコンの定番容量です。基本的にはアプリをインストールしても、動画や写真をある程度は保存が可能になります。
家族用のパソコンなどで使用頻度が週に1回くらいで、ソフトもたくさんは入れる予定がないのならば256gbで問題ありません。
写真をたくさん保存したくなり、容量が足りなくなったら外付けのsddを使えば大丈夫です。
しかし持ち運びする予定があるのならば外付けのsddは邪魔になってしまいますので、そういった場合はさらに容量の多い512gbがおすすめですよ。
512gbは3Dゲームをインストールしたいなら最低ライン
保存している動画や画像が多い場合や、容量を気にせず使いたい場合は512gbが良いですね。
上記の「容量が512gbでは足りない主な理由」のような使い方をしない場合には、迷ったら512gbを選んでおけば基本的には安心です。
また、デザイン作業を行う場合は1ファイルあたりのサイズが大きいので最低でも256gb、できれば512gbの容量はほしいですね。
スマホの写真や動画をパソコンにすべて保存しておきたい場合も512gbあると良いでしょう。

1TBは動画編集もゲームも行いたい人向け
パソコンをフル活用する場合や、動画編集やゲームを存分に楽しみたいあなたには1TBがおすすめです。
ゲームをするのならば512gbが最低ラインなので、たくさんのゲームをインストールして遊びたいならば1TBを選んでおくと安心ですね。
価格が多少高くても絶対にssd不足に悩みたくない場合には1TBあれば安心して楽しむことができるでしょう!
100gbで使用できる容量としては、ビデオ8時間、音楽2万曲、写真2万枚が目安です。
しかし高画質な4K動画の保存では2時間で100gbを超えてしまいます。
ゲームの容量については様々ですが、3Dゲームなどは1つダウンロードするだけで100gb近く容量を消費してしまうこともありますよ。

そう思ったあなた!Windowsのアップデート時にファイルが蓄積されることや、ダウンロードしたファイルの削除をしていないため容量を圧迫することがありますよ。
そのため、パソコンのssd容量は購入時の容量よりも実際に使用できる容量は少ないので気を付けたいポイントです!
またssdはデータが容量ぎりぎりまで入っていると、パソコンの寿命が短くなってしまいますので、少し余裕をもったssd容量を選びたいですね。
ssdが512gbのノートパソコンで容量不足の解決方法!

ノートパソコンの購入時にssd容量が上がると値段も高くなってしまうことが容量を悩む原因の1つかと思います。
定番容量の1つある512gbでも足りない場合は、外付けhddやクラウドサービスを利用することでファイルの保存の方法を工夫することもできます。
ゲームや動画編集をしたいけど、1TBは価格が高くて迷っているあなたは512gbのノートパソコンを購入してもこれらを利用することで容量不足を解決できますよ。
ssdの節約には外付けhddを活用する
ssd容量の不足に悩んでいるあなたは、外付けのhddを購入し、ファイルを移動させるのが手っ取り早く不満を解消できますよ。
外付けhdd(ハードディスクドライブ)とはパソコンに内蔵しているhddではなく、USBケーブルなどで接続してパソコンの外に設置するものです。
パソコンに内蔵されているhddの容量が足りないとき、使うことのできる容量をすぐに増やせるメリットがあります。
外付けhddは、大容量化が進んでおり1TB以上が主流になってきています。1TBで1万5000円程度で売られてます。
hdd領域にできるだけデータを保存する
ノートパソコンの機種によっては、ssdとhddの両方が搭載されているものがありますので、保管したいだけのデータをhddに保存するとよいでしょう。
ssdはファイルの読み書きをするスピードが非常に速いので、更新の多いファイルやアプリケーションにはメリットがあります。
しかし、長期保管用のデータにはssdに保存するメリットがないので、ssdとhddが搭載されている場合はssdに保存することで容量の圧迫を防ぐことができますよ。
クラウドストレージサービスの利用をする
データをクラウド上に保管できるストレージサービスが増えてきたので、クラウド上にファイルを保存すれば、パソコン容量をほとんど気にせずに済みます。
クラウドストレージサービスはノートパソコンに保存しているファイルをインターネット上に設置されたストレージに安全に保存することができます。
クラウドストレージサービスはGoogleドライブやマイクロソフトが提供するOneDriveがおすすめです。
クラウドストレージサービスを利用することで、スマートフォンや他のパソコンからデータを管理することもできます。
もしもノートパソコンが壊れても、他のパソコンからクラウドストレージサービスにアクセスすれば簡単にファイルを取り出すことも可能です。
少し面倒にはなりますが、外付けhddやクラウドサービスを利用することでノートパソコンのssd容量が512gbだと足りないという悩みが解決できますよ。

まとめ

- パソコンのssd容量が512gbでは足りない場合は、動画・音声編集やパソコンゲームをすることが原因
- パソコンのssd容量は購入時の容量よりも実際に使用できる容量は少なく、容量が足りない可能性がでてくるので注意が必要
- ssd容量はインターネットや軽い作業のみの場合は128gb、定番容量で写真の保存ができればよい場合は256gbがおすすめ
- ゲームをする場合は512gbが最低ラインで、たくさんのゲームをインストールして遊びたいならば1TBがおすすめ
- ssd容量が512gbでも足りない場合は外付けhddやクラウドストレージサービスを利用することで解決する
できるだけ容量の多いパソコンなら安心ですが、価格が高く悩む場合は外付けhddやクラウドストレージサービスを利用しましょう。
今回紹介したものを参考にしながら、使用目的に合ったちょうどよい容量のパソコンが見つかるといいですね。