新幹線の自由席を場所取りしたい!厳選した7つのテクニックを大公開!

旅行や帰省で大活躍する乗り物といえば新幹線。最近ではネットでの予約も可能となり、ますます便利になってきています。

便利な上に快適に移動することができる新幹線ですが、高速バスに比べるとお値段は高め

私は帰省時に新幹線を利用すると、その後はお財布の紐がぎゅっと固まってしまいます。

そんな私は新幹線を少しでもお得に利用しようと思い、自由席を使うことが多いです。

しかし自由席はとにかく混んでいて、タイミングが悪いと座れないこともしばしば…。

実際私は自由席争奪戦に敗れて、約2時間立ちっぱなしを経験したこともあります

しかし、同じような経験をしたことのあるあなたに朗報です!なんと自由席には、場所取りテクニックがあるんです!

この記事を読んで、自由席の場所取りテクニックを習得していきましょう!

 

 

新幹線の自由席の場所取りテクニック7選!

実は新幹線の自由席の場所取りテクニックは、7つもあるんです。気になる7つのテクニックはこちらです!

  • 新幹線の自由席号車は偶数号車を狙うべし!?
  • 新幹線の「0分発」は避けるべし!?
  • 新幹線の行き先を確認するべし!?
  • 新幹線は停車駅の多いものを選ぶべし!?
  • 新幹線の変動自由席を狙うべし!?
  • 新幹線の最終列車は避けるべし!?
  • 新幹線は改札から遠いドアで待つべし!?

ここからは、この7つのテクニックを細かく説明していきますよ!ぜひ実践しやすいテクニックから試してみてくださいね。

 

新幹線の自由席号車は偶数号車を狙うべし!?

新幹線の自由席の場所取りをしたいのであれば、まずは偶数号車を狙うようにしましょう。

なぜ偶数号車を狙うのか?それは偶数号車は奇数号車に比べて、座席数が多いからです!

実は奇数号車にはトイレが有り、座席数が少ないのです。

これは、東海道新幹線・東北新幹線・北陸新幹線に共通しているルールです。

加えて1号車の場合は、運転席があるのでさらに座席数が少なくなっています。言われてみれば確かにそうですよね。

ちなみに私は帰省や出張で割と頻繁に新幹線を利用するのですが、このことに初めて気が付きました。(笑)

灯台下暗しとは、まさにこのことですね。(ちょっと違う?)

参考までに、のぞみN700系の具体的な座席数を確認してみましょう。

号車 座席数
1号車 65
2号車 100
3号車 85

こちらを見ていただけると一目瞭然ですよね!偶数である2号車は、圧倒的に座席数が多いです。

1号車と2号車を比較すると、35も座席数の差があります。これには驚きですね…!

次からは、偶数号車を狙いましょう。このことに気が付かなかったなんて、今まで損をしてきたような気分です…。

 

新幹線の「0分発」は避けるべし!?

お次は新幹線の出発時間にまつわるテクニックのご紹介です。

「0分発」を避けるってどういうこと?と思ったそこのあなた。こんな経験はありませんか?

友達と新幹線を使って旅行をしようと楽しく計画を立てている最中。

何時の新幹線に乗ろうか?と新幹線の乗車時間を決めることになりますよね。

乗車時間は覚えやすいように「8時ちょうど発の新幹線にしようか!」という会話はよくあるのではないかと思います。

そうなんです。この覚えやすい8時ちょうど、つまり「00分」や切りのいい「30分」に、新幹線に乗り込む人が多いのです。

このことから「0分」発は、混みやすいと言われています。

大事な旅行のスタートである新幹線。乗車時間を間違えるなんてことは避けたい故の現象なのでしょうね…。

しかしこの記事を読んだあなたは「0分」は避けた上で、しっかり自由席を確保しに行きましょう。

 

新幹線の行き先を確認するべし!?

新幹線の行き先を確認することと、自由席の場所取りにどんな関係があるの?と思いますよね。

例えば、あなたが東京から名古屋に向かうために新幹線を利用するとします。

そのときの新幹線の行き先はどこでしょうか?博多ですか?それとも新大阪ですか?

実は、この新幹線の行き先によって、自由席の混み方が変わってくるんです。

どういうことかというと、新大阪行の新幹線に乗車すれば、名古屋・京都・新大阪行の人が乗ります。

しかし、博多行の新幹線に乗車した場合は、どうでしょうか?

車内には名古屋・京都・新大阪へ向かう人に加えて、岡山や広島へ向かう人も乗車しますよね。

そのため、人がより多く乗り込む、ということになるんです。

新幹線に乗車するときは、その新幹線がどこまで行くのかをしっかり確認しましょう。

 

新幹線は停車駅の多いものを選ぶべし!?

停車駅が多い新幹線を選ぶメリットとしては、この2つが挙げられます。

  • 乗車する人が少なくなる
  • 自由席の車両数が増える

しかし停車駅が多い分、移動時間が長くなるじゃないか!と思ったそこのあなた。

実は、移動時間があまり変わらないパターンもあるんですよ。

例えば、東海道新幹線の「のぞみ」と「ひかり」を比較してみましょう。

当然、「ひかり」方が停車多いので、「のぞみ」より移動の時間が長いですよね?

しかし、東京駅を毎時33分に出発する「ひかり」に乗車すると、移動時間が「のぞみ」と大きく変わらないんです!

まずは、毎時33分発ではない「ひかり」を使って東京から名古屋に移動した場合、下記のような状況になります。

  東京発時刻 名古屋着時刻 移動時間
のぞみ 8時51分 10時31分 1時間40分
ひかり 9時03分 11時01分 1時間58分

こちらの図をみてください。移動時間に18分間も差がありますよね。「ひかり」の方が、停車駅が多いので、しょうがないですよね。

しかし、毎時33分発の「ひかり」を使った場合、こんな現象が起こるんです!

  東京発時刻 名古屋着時刻 移動時間
のぞみ 8時30分 10時09分 1時間39分
ひかり 8時33分 10時14分 1時間41分

なんと、移動時間の差はたったの3分!先程よりも17分も短縮されています。これには驚きですよね!?

なぜこんなことが起こるのか。それは、停車駅の数が関係しています。

通常の「ひかり」は品川・新横浜・三島・静岡・浜松と、名古屋までに5つの駅に停車します。

一方、毎時33分発の「ひかり」の場合、品川・新横浜・豊橋と、名古屋までに3つの駅しか停車しないんです。

このため、移動時間が17分も短縮されているというわけですね!

さらに「ひかり」は自由席の車両が「のぞみ」より多い上に空いているので、場所取りできる可能性が上がるんです。

移動時間が変わらず、場所取りができる可能性も高まるパターンの新幹線は、まだまだ他にもあるようです。

ぜひ、よく使う新幹線の裏技パターンを探してみてくださいね!

 

新幹線の変動自由席を狙うべし!?

あなたは変動自由席という席が存在することをご存知ですか?

この変動自由席、文字通りに自由席が変動するということなんです。変動するってどういうこと?と疑問に思いますよね。

東海道新幹線の場合は、自由席の車両は固定されていて、変動されることはほとんどありません。

しかし、東海道新幹線以外の新幹線では、自由席車両の位置や数が変更されることがあるんです!

しかもこの変動、結構頻繁に起こるみたいなんです。なぜこんなことが起こるのでしょうか。

東海道新幹線の場合、主要都市である名古屋・大阪を通過するためビジネスシーンの利用が多く、自由席の変動が起こることはほぼありません。

一方で、ビジネスシーンよりも旅行用として使われるニーズが高い新幹線も存在します。

このような新幹線の場合、旅行シーズンによる乗車客の増加に合わせて指定席の増減が行われます。

つまり、通常は指定席であっても自由席に変更される可能性がある、ということです。

この場合は狙い目です。指定席が自由席に変更されていることに、なかなか気づけないものです。

このことに気が付くことができれば、あなたは自由席を勝ち取ったも同然です!

逆に通常、自由席として使われている車両が、指定席に変更された場合は当然自由席として利用することができません。

新幹線の種類や、時期によって自由席は頻繁に変動するようです。

新幹線に乗車する前には、どの車両が自由席なのかをしっかり確認して乗車するようにしましょう!

 

新幹線の最終列車は避けるべし!?

旅行も終盤に差し掛かり、そろそろ帰る時間。

でも新幹線の最終まではまだまだ時間があるし、もう少し遊んでいくか!と思いたくなる気持ち。

とってもよくわかります…!しかし、同じことを考える人というのは多くいるものです。

新幹線の最終列車は、そんなウキウキ気分の人たちで混みあいます。

旅行先で疲れ切っている帰りなのに、新幹線で座れなかったら足が棒と化してしまいますね…!

私も一度、ライブ帰りに2時間立ちっぱなしを経験しましたが、到着する頃には疲れ切ってミイラ化した苦い記憶があります。

そんな思いをしないためにも、最終列車は避けて、ぜひ自由席を勝ち取ってゆったりと帰ることをおすすめします!

 

新幹線は改札から遠いドアで待つべし!?

最後にご紹介したいのは、とっても細かいテクニック。それは改札口からなるべく遠いドアで待つということです。

新幹線から降車する人たちは、早く改札口に向かいたいので、改札口に近いドアから降車しますよね。

そこをうまく利用します。乗車したい私たちは、降車する人たちが使わないドア、つまり改札口から遠いドアを利用するんです。

とっても細かいテクニックなのですが、意外と有効なんですよ。

降車する人があまり使わないドアということは、降車し終わるのを待つ時間を短縮して、新幹線に乗り込めるということです。

新幹線に早く乗り込めば、自由席の場所取りに成功する確率を上げることができますよね!

こちらのテクニックもぜひ一度試してみてください!

ここまで、自由席の場所取りテクニックを7つご紹介してきましたが、いかがでしたか?

細かいテクニックが多いですが、複数のテクニックを重ねて行えばきっと自由席の場所取りに成功するはずです。

ぜひ実践しやすいテクニックから、挑戦してみてくださいね!

 

 

新幹線の自由席はどこ?種類別にご紹介!

新幹線の自由席車両は、新幹線の種類によって数や位置が変わります。

私がまだ新幹線に乗りなれていなかった頃、旅行の時に「のぞみ」の自由席に乗車することになったんです。

当時の私は「ひかり」の自由席を利用したことがあり、新幹線の自由席は1号車~5号車である、と思い込んでいました。

そのため旅行当日、私は4号車でのんびり新幹線を待っていました。

そしていざ新幹線乗り込んだ後に気づいたのです。4号車なのに「指定席」って書いてあるぞ!?

この後、新幹線内のほそ~い通路を、重い荷物をずるずる引きずって移動する羽目になったことは言うまでもありません…。

こんなふうについつい自由席がいつもの場所と思い込んで並んでいたら、大間違いだった!ということになるのは避けたいものです。

ここでは、新幹線の種類別に自由席車両が何号車にあるのかをまとめてみました!

実は新幹線の自由席車両は、種類だけでなく何両編成なのか、つまり全車両数によって変わってくるんです。

それでは、新幹線の全車両数と自由席の車両を一緒にご紹介していきますよ!

 

東海道新幹線の自由席車両

  全車両数 自由席車両
のぞみ 16車両 1〜3号車
ひかり 16車両 1〜5号車
こだま 16車両 1〜7号車
13〜15号車

「こだま」は、一部列車が「13〜15号車」が指定席に変わる場合もあるのでご注意ください。

また、全車両自由席になることもあるようですよ!

全車両自由席にタイミングよく乗ることができた人はラッキーですね!お気に入りの席に座れるかもしれません!

 

東北・北海道・秋田・山形新幹線の自由席車両

  全車両数 自由席車両
はやぶさ 10車両 なし
こまち 7車両 なし
はやて 10車両 なし
やまびこ 10車両 1~5号車
つばさ

7車両

16~17号車  
やまびこ+つばさ

17車両

16~17号車
なすの

10車両
16車両
17車両

1~8号車
12~17号車

「はやぶさ」・「こまち」・「はやて」は、全席指定席となるため自由席はありません。

「やまびこ」の一部列車は「1〜3号車」のみが自由席となることもあるようです。

「やまびこ」の自由席車両は、列車によって変更が多いので注意が必要です。

「つばさ」7車両を「やまびこ」と連結することがあります。その場合の「つばさ」の自由席は「16〜17号車」となります。

「なすの」の一部列車は「10号車」が自由席へ、「5〜8号車」が指定席へ変動することがあります。

「なすの」の自由席車両も「やまびこ」と同様に、列車によって変更が多いので注意が必要ですね。

 

山陽新幹線の自由席車両

  全車両数 自由席車両
のぞみ 16車両 1〜3号車
ひかり
(山陽新幹線内のみ)
8車両 1~3号車
ひかり
(レールスター)
16車両 1~5号車
みずほ 8車両 1~3号車
さくら 6車両 1~3号車
(一部列車は、3号車が指定席)
8車両

こだま

8車両 1〜3号車
7~8号車
16車両 1~7号車
13~15号車

「ひかり」は山陽新幹線内のみを運行する8車両編成と、レールスターと呼ばれる16車両編成があります。

「ひかり」はこのように何車両編成かによって、自由席車両が変わるので注意が必要です。

「こだま」の8車両の場合、一部列車では「6号車」以外が自由席になることがあります。

また、全車両が自由席になるというミラクルなパターンもあるようですよ!

 

九州新幹線

  全車両数 自由席車両
みずほ 8車両 1〜3号車
さくら 6車両 1〜3号車
(一部列車は、3号車が指定席)
8車両
つばめ 6車両 1〜3号車
(一部列車は、3号車が指定席)
8車両

「さくら」は6車両と8車両がありますが、両方とも自由席車両は同じです。

「さくら」の一部列車では「3号車」が、指定席に変更されることもあります。

「つばめ」も「さくら」と同様で、一部列車は「3号車」も指定席に変更されることがあるようです。

また、「つばめ」は「4〜5号車」が自由席へ、全車両が自由席へ変更されることもあります。

つばめ」は頻繁に自由席の変動があるので、注意が必要です。

 

上越・北陸新幹線

  全車両数 自由席車両
とき 10車両 1号車〜5号車
(一部列車は、4・5号車が指定席)
Maxとき 16車両 1号車〜3号車
9号車〜11号車
たにがわ 10車両 1号車〜5号車
(一部列車は、4・5号車が指定席)
Maxたにがわ 8車両 1号車〜5号車
16車両 1号車〜4号車
9号車〜12号車
かがやき 12車両 なし
はくたか 12車両 1号車〜4号車
(一部列車は、4号車が指定席)
あさま 8車両 1号車〜4号車
(一部列車は、4号車が指定席)
12車両 1号車〜5号車
つるぎ 12車両 1号車〜4号車

上越・北陸新幹線は種類がとっても多い上に、自由席車両が細かく変わります。

私自身まだ乗車したことがないので、乗車前にしっかり確認しないと間違えてしまいそうです!(笑)

この中でも注意いただきたいのは、「かがやき」です。「かがやき」は全車両指定席で自由席はないので、ご注意ください。

新幹線の種類や、全車両数で自由席車両の位置がこんなにも違うなんてびっくりですよね。

自由席の変動は、時期によっても起こるようなので、乗車前にはしっかり確認することをお忘れなく!

 

 

新幹線の自由席で困ったときの対処法!

新幹線の自由席の車内は、座席確保の際のトラブルが多発しているようです。

また、長時間乗車する新幹線内では、体調不良になる可能性もありますよね。

そんなトラブルが起きたときあなたはどうしますか?

新幹線内でのトラブルの場合、車掌さんに相談するのが1番手っ取り早い方法です。

緊急性が高くない場合は、車内を巡回している車掌さんが回ってくるのを待ちましょう。

頻繁に巡回している、車内販売員の方に声をかけても対応していただけます。

なるべく早く車掌さんを呼びたいときには、車掌室に出向くのも手です。

東海道新幹線の場合、N700系は8号車に、700系・300系は10号車に車掌室があります。

もしもの時のために、事前に車掌室の位置を確認しておくと安心ですね。車内放送で案内があるので、しっかり聞いておきましょう。

緊急性がかなり高い場合には、社内についているSOSボタンを押しましょう。

ただこちらは、急病人が出たなど、緊急性がかなり高い場合のみ使用しましょう。

 

 

まとめ

  • 新幹線の場所取りテクニックは7つある!
  • 新幹線の場所取りテクニックは、複数試してみることがおすすめ。
  • 新幹線の種類によって、自由席の場所が変わる
  • 新幹線に乗る前に、自由席を確認することが必要
  • 新幹線内でトラブルが発生したら、車掌さんに相談する
  • 新幹線の種類のよって車掌室が変わるので、事前に確認しておくと安心

いかがでしたか?これで新幹線の自由席争奪戦でも、打ち勝つことができそうな気がしますよね!

今回ご紹介したテクニックを、旅行や帰省の際に活用していただけたら嬉しいです。

自由席をしっかり確保して、新幹線の移動時間をお得にそして快適に過ごしましょう!

 

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