
誰にでも仕事でのミスやトラブルに焦ることがあると思いますが、そこでパニックになってしまう人もいますね。
その時にどう対処していくか、取り戻していくかが重要だと思います。
焦ることによりパニックになってしまう場合もありますよね。
そのときは頭が真っ白になって何も考えられなくなってしまいます。
そんな仕事でパニックになってしまった時にどうしたらいいのか、焦る時の気持ちを落ち着かせる方法や対策をここではご紹介していきます。
仕事で焦るとパニックになる人はたくさんいると思いますが、特に完璧主義な人、自己肯定感が低い人がその傾向にあります。
落ち着いて仕事ができるようになるお手伝いができたらと思います。
焦ってパニックになってしまうと心も身体も疲れてしまって仕事が思うように出来なくなってしまう時もありますよね。
そうなると仕事だけではなくプライベートでもなかなか落ち着く事ができずに家に帰ってもゆっくりと休めない、なんでことがあると思います。
そんな時にはこの本を読んで心のデトックスをしてみてはいかがでしょうか?きっとあなたの役に立ってくれる本になりますよ。

目次
仕事で焦るとパニックになるのはあなただけじゃない

仕事で焦るとパニックになってしまうのはあなただけではありませんよ。
誰しも仕事でのミスやトラブルはありますよね。
それをどう自分でカバーしていくかが重要になってくるのですがミスやトラブルが起きてしまうとつい、焦ってしまいパニックになってしまう場合もあります。
焦ってパニックになりやすい人にはいくつか特徴があるのでそちらを紹介していきますね。
もしかしたらあなたにも当てはまるものがあるかもしれません。
仕事で焦るとパニックになってしまう人の特徴としては以下の4つが考えられます。
- 完璧主義すぎる人
- 自己肯定感が低い人
- マイナス思考の人
- 双極思考の人
<完璧主義すぎる人>
まず、完璧主義すぎる人の特徴としては人に頼るのが苦手であったり、細かい点を気にしすぎて大元が見えてなかったりすることが多いです。
完璧を目指しすぎて完璧以外は失敗と考えてしまう傾向があります。
完璧主義すぎる人は過去の失敗も引きずりやすいため「失敗=ダメなこと」と思い込んで自分を責めてしまいます。
1度失敗するとまた失敗してしまうのでないかという不安や恐怖で焦りからパニックになってしまいます。
なんでも自分一人でやろうとせずに、周りの人に頼って力を借りることも時には大事ですね。
<自己肯定感が低い人>
自己肯定感が低い人の特徴としてはちょっとしたミスでも自分のことを否定してしまいそこから焦ってパニックになってしまいます。
そのため、なかなか新しい事にもチャレンジ出来なくなってしまいます。
「自分なんかにできるはずがない」「失敗しそう」と思い込んでしまい頭が真っ白になり、なかなか前に進めなくなってしまうのです。
まずはネガティブな思い込みをなくす事が大事になってくるので少しの失敗でも落ち込まないことが大切ですね。
<マイナス思考の人>
マイナス思考の人も自己肯定感が低い人を同じことが言えますね。
「自分がこの仕事をやって大丈夫なのか」「自分なんかにできるはずがない」という思い込みから焦るとパニックになりやすくなってしまいます。
まずは自分のプラスの部分、良い所を書き出してみて自分を認めてあげることから始めてはどうでしょうか?
私ももともとマイナス思考が強かったのですが、それでは良くないと思い少しずつ考え方を変えていきました。
初めはなかなか難しかったのですが、とにかく何の根拠もないけれど「自分ならできる!!」と思うようにしていました。
そうするうちに自然とマイナスなことを考えることが減っていき、何か予想外のことが起きても「なんとかなる」と変換できるようになりました。
自分を認める事ができたら「自分なんかに」という思いもなくなると思うので仕事で焦ることがあってもそう簡単にはパニックにならなくなりますよ。
<二極思考の人>
考え方が白黒はっきりしている人や、0か100かで考えてしまい中間の考え方が難しい人もパニックになりやすいですね。
完璧主義すぎる人同様に多少の失敗を許せず少しの失敗でも自分を責めてしまい、不安や恐怖から焦ってパニックになってしまいます。
多少のことは大丈夫と思ってもう少し考え方や行動に柔軟性を持てるといいでしょう。
仕事で焦るとミスが増えてしまうのはどうして?

では、なぜ仕事で焦るとミスが増えてしまうのでしょうか?
仕事をする上での理想としては、焦らずに、でもテキパキとスマートに自分の仕事をこなしていく事ですがなかなか難しい時もありますね。
例えば初めての仕事を任された時や苦手分野の仕事を任せられた時どう進めていいのか、でも仕事には期限もあるのでどんどんやらなくてはいけない。
そうなってしまうと無意識に焦りを感じてしまい、ちょっとしたミスやはたまた大きなミスをしてしまいます。
では、仕事で焦る人と焦らない人にはどのような違いがあるのでしょうか?
- 準備ができていない
- リスク管理ができていない
- 視野が狭くなっている
<準備ができていない>
仕事で焦ってしまう多くの原因は準備ができていないことが多いです。
準備が不十分のまま始めてしまうと途中で「これでいいのか?あっているのか?」と不安になってしまい仕事に自信が持てなくなり焦ることからミスをしてしまいます。
準備不足をなくすためにはまず計画をしっかりと立てることが大事になってきます。
自分がやる仕事の全体を把握し、1日にどれくらいのペースで進めていけばいいのか、何を準備していけばいいのか計画をしっかりと立てます。
そこから仕事に取り組むことで焦る事なく仕事を進めていくことができます。
仕事の計画を立てることは本当に大切だと思います。
ただ計画を立てるだけではなく自分に無理のない範囲を理解しながら立てていくことも重要になっていきますね。
私はよく計画を立てるのですが自分に無理な計画を立てることが多く、後から焦ることがよくあります。笑
今回この記事を作成していてそうならないためにもしっかりと計画立てなければと改めて思いました。笑
<リスク管理ができていない>
仕事をする上でミスやトラブルが起きるとパニックになってしまう人はリスク管理ができていない人も多いです。
ミスやトラブルが起こってしまうことで焦る原因は、ミスやトラブルを予想していないため事前の準備や対応が考えられていない状態になるからです。
ミスやトラブルが起きてしまうとそれに対応することに時間がかかってしまい、仕事の作業時間が減ってさらに焦ってしまう連鎖になってしまいます。
これを回避するには計画を立てていく段階で発生しそうなミスやトラブルも前もって考えておく事が大切になっていきます。
計画を立てる段階で考えておく事によってミスやトラブルが起きでも焦る事なく迅速に対応でき、時間にも余裕が出来る事でしょう。
<視野が狭くなっている>
仕事をする上で焦らないためには上記でもお話しした事前準備も大切ですが視野を広くすることも大切です。
視野が狭くなっていると準備や対策が十分にできないために焦ってしまいます。
原因としては、1つのことに集中しすぎてしまうためです。
目の前のことに集中する事も大切ですが周りの状況をしっかりと確認して仕事を進めて行くことも大切になっていきます。
仕事で焦らないようにするためには視野を広く持って周りの状況を確認しながら計画したことをやっていく事で焦る事なく仕事を進めていけるでしょう。
- 対処方法や解決方法を知っている
- 視野が広く客観視できる
- 気持ちの切り替えができる
<対処方法や解決方法を知っている>
仕事で焦らない人は仕事で問題が起きた時の対処方法や解決方法を知っている人が多いです。
きちんと計画を立てている段階でミスやトラブルを予想している、同じようなミスやトラブルを何度か経験していることで落ち着いて対応していく事ができます。
計画を立てる段階でいくつものミスやトラブルを想定しておくことも焦らずに仕事をしていく上で大切になっていきます。
<視野が広く客観視できる>
「仕事で焦ってしまう人」のところでも書きましたがやはり視野を広く持っておくことは仕事をする上でもとても重要になっていきます。
大抵の人は自分に関わる問題が起きてしまうとその事にばかり目がいってしまいます。
そのため、周りを見られなくなり人の意見が耳に入ってこなくなってしまい悪い方で考えてしまい判断が鈍ってしまいがちです。
その場合は一度落ち着いて視野を広く持ち客観視できると周りをしっかりと見る事ができます。
<気持ちの切り替えができる>
焦らない人は気持ちの切り替えを上手にやっている人が多いです。
ミスやトラブルが起きてしまった場合でもそこで「あーどうしよう!?」となって落ち込まない事です。
「だったらこうやってみよう!」と考えたり「こっちでやってみよう!」とすぐに切り替えることが大切です。
いつまでも「どうしよう」だと問題はなかなか解決しません。
今まで自分がやってきたことに自信を持ってミスやトラブルに対応していくことが大切ですね。
できることをやった上で怒ってしまったミスやトラブルは仕方がない事ですから焦るのではなくそこは気持ちを切り替えて物事を考えていきましょう。
仕事で焦る時の対策や気持ちを落ち着かせる方法を伝授

では、焦ることがないようにするためにはどんな対策をすればいいでしょうか?
また、仕事で焦る時の気持ちを落ち着かせるにはどうすればいいでしょうか?
仕事で焦ることのないようにするための対策
では、仕事で焦ることがないようにできる対策を5つ紹介します。
- タスク管理を徹底しておく
- ミスやトラブルを想定した計画を立てておく
- メモを取ることを習慣化する
- 自分が落ち着ける方法を知っておく
- 周りの人に助けを求める
<1.タスク管理を徹底しておく>
普段からタスク管理を徹底しておき、しっかりとやらなければいけない優先順位を考えておきましょう。
自分が1日で出来る仕事の量を理解しておくと時間配分もしっかりとできるようになります。
タスク管理はすぐには身につけることは難しいので毎日の習慣にしておくことが大切です。
<2.ミスやトラブルを想定した計画を立てておく>
どんなことにもミスやトラブルは起こり得る事です。
計画を立てる時点でミスやトラブルも想定して対策を立てておきましょう。
その時にしっかりと対処方法や対処にかかる時間も計画に入れておくと焦ることもないでしょう。
たとえ、ミスやトラブルが起きても想定内のことであれば焦る事なく対処できるはずです。
<3.メモを取ることを習慣化する>
仕事を進めていく中で不明なことが出てきた場合、メモを取っておけばすぐに確認ができます。
メールなどの場合はブックマークをしておくと便利ですね。
これなら覚えていられるだろうと思っていてもいざとなると全然覚えていないことが多いのでメモを取ることは意識することが大切です。
重要な事別に色分けをしてもさらにわかりやすくなっていいですね。
<4.自分が落ち着ける方法を知っておく>
これは、焦ってしまった時も大切ですが仕事をする上でも大切になっていきます。
気持ちが落ち着くことによって仕事にも集中して取り組む事ができるのでぜひ、自分が落ち着ける方法を何か1つでもいいので持っておくと心強いですね。
<5.周りの人に助けを求める>
周りに頼れる空間、雰囲気作りをしておくことも大切です。
自分では気づいていなくても焦っている時があると思うのでその時は周りに声をかけてもらいましょう。
先に「焦っていたら教えてください。」と声をかけておくと焦りやすい自分を周りに理解してもらっているという安心感があるので働きやすくなりますね。
仕事で焦る時の気持ちを落ち着かせる方法
何もできずにただオロオロしているわけにもいきませんよね。
実際に焦ってしまったときは以下のことをやってみましょう!
- 自分の今の状況を把握する
- とにかく気持ちを落ち着かせる
- 対処方法を考える
まずは、「自分が焦っている」ということをしっかりと認識しましょう。
「どうしよう!?」や「落ち着こう」と考えるのではなく「今、自分は焦っている」ということをしっかりと認識すると気持ちに余裕が出てきます。
少し余裕が出てきたら次は気持ちを落ち着かせる事です。
一番やりやすいのはゆっくりと大きく深呼吸を数回してみると頭にもしっかりと酸素が回って気持ちもリラックスできるはずです。
それでも落ち着けない場合は外の空気を吸いに出てみたり、コーヒーを飲んでみたりするのでもいいかもしれません。
自分に合った落ち着き方を見つけることが大事ですね。
気持ちが落ち着いたら対処方法を考えていきましょう。
焦ることで考えられなくなっていたことも気持ちが落ち着くことによって冷静に周りを見ることができ対処方法を見つけることができると思います。
それでも、解決できないときは誰かに相談してみるなどするのもいいですね。
落ち着いて問題と向き合っていれば、周りの人たちも快く手伝ってくれると思います。
焦ってパニックになってしまうと心も身体も疲れてしまって仕事が思うように出来なくなってしまう時もありますよね。
そうなると仕事だけではなくプライベートでもなかなか落ち着く事ができずに家に帰ってもゆっくりと休めない、なんでことがあると思います。
そんな時にはこの本を読んで心のデトックスをしてみてはいかがでしょうか?きっとあなたの役に立ってくれる本になりますよ。

仕事で焦るとパニックになるのは病気?症状や原因は?

仕事で焦るとパニックになり頭がまっしろになってしまう事やおどおどしてしまう事は誰でもありますね。
ですが、それだけではなく冷や汗が出てきてしまう、動悸、息切れといった症状がある場合には何かの病気の可能性もあります。
皆さん、「パニック障害」という病気を聞いたことがあると思います。
仕事で焦るとパニックになってしまう人の中にも「もしかしたら私はパニック障害なのではないか?」と思う人も少なくないでしょう。
では、具体的にパニック障害とはどういう病気なのでしょうか?
そもそもパニック障害とはどのような症状?
パニック障害とは強い不安や恐怖を感じた時に手足の震えや呼吸困難、めまい、冷や汗といった発作が起きる事です。
その時の環境や体調によって引き起こされ、身体的、精神的な症状が現れます。
パニック障害の症状としては主に「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の3つが挙げられます。
そしてもう一つ言うとパニック障害を繰り返し引き起こすことでうつ病も併発しやすくなってしまいます。
<パニック発作>
上記で書いたように手足の震えや呼吸困難、めまい、冷や汗といった症状が出ます。
他にも腹痛が起きる、胃が痛くなるといった症状や自分で制御できなくなるほどの恐怖感といったものもあります。
<予期不安>
パニック症状は再発する事が多いため何度も繰り返していくうちに「また発作が起きてしまうのではないか」と思ってしまいます。
その不安や恐怖に捉われることがあるのですがこれを予期不安と言います。
パニック発作が起こる場面や状況になることにとても強い不安を覚えてしまいます。
そこから「また発作が起きるかも」という漠然とした不安から発作をクリアにしていくうちに症状を悪化させてしまいます。
<広場恐怖>
予期不安が強くなってしまうと発作が起きてしまった場所や業況を避けるための「回避行動」が多くなります。
パニック発作が起きてしまった場所は本能的に危険な場所と思ってしまい近付くだけでも動悸や吐き気、呼吸困難などのパニック発作が出てしまう場合もあります。
さらにひどくなるとどこに出ても発作がおきるのではないかという不安が頭をよぎるようになります。
このため外にも出られなくなってしまい日常生活にも支障をきたすようになってしまいます。
パニック障害が起こる原因は神経伝達物質のバランス
パニック障害が起こる原因はノルアドレナリンとセロトニンという神経伝達物質のバランスが崩れるためだと言われています。
ですがまだはっきりしたことはわかっていません。
もともと不安になりやすい体質のあるところに環境からの影響やストレスなどが加わって発症すると考えられています。
身体的なストレスと精神的なストレスが重なりそれがきっかけに発症してしまう場合もあります。
パニック障害の症状が出ても焦る事なく落ちついて行動することが大切です。
まとめ

- 仕事で焦るとパニックになってしまうのはあなただけではない
- 完璧主義すぎる人は過去の失敗を引きずりやすいためまた失敗するのではないかという不安からパニックになる
- 自己肯定感が低い人はちょっとしたことでも自分を責めてしまいパニックになりやすい
- しっかりと計画を立て、起こりそうなミスやトラブルも計画の中に入れておくことが大切
- 視野を広く持って全体の状況を確認、理解しなから仕事をしていく
- ミスやトラブルが起きても焦る事なく気持ちの切り替えをして物事を考える
- 自分が焦っていることを認めて、深呼吸などで落ち着かせてから対処方法を考える
- タスク管理の徹底をして自分ができる仕事の量を理解しておく
- 仕事で焦るとパニックになってしまうのはパニック障害の可能性もある
生きていくためには仕事することは必要不可欠ですが、焦ってパニックになりミスをしてしまうということは避けたいですよね。
焦った時には、まず気持ちを落ち着かせるために深呼吸をして客観視できるようにしましょう。
焦ることによりパニックになりミスやトラブルが起きてしまうという悪循環を無くすためにも自分の中でしっかりと対策を立てておくことが重要になっていきます。
焦ってパニックになってしまい、さらにミスやトラブルが増えてしまうという悪循環はなるべく回避したいですよね。
そのためには普段の生活から焦らずにパニックにならないようにしていく事も大切になってくると思います。
そんな、普段の生活から自分の気持ちをコントロールして仕事中も落ち着いて対処できるようになるためにもこちらの本がおすすめです。
