愛知県豊田市に鎮座する猿投神社は、名古屋市街から車で一時間ほどのアクセスです。
あの世界のトヨタの本拠地というだけあり、車関係の企業や団体のご祈祷も多いようです。
ところでみなさん、この神社の名前、とても印象的ではないですか?
猿を投げると書いて「さなげ」神社と読むんです。何とも珍しい名前の神社ですね。
本当に猿を投げたの?棒の手が奉納されることで有名な「猿投祭り」で人気の神社ですが、いったいどんな神社なんでしょう?
そこは、後々紐解いていくこととして、猿投山のふもとに鎮座するこの神社、登山好きな人々の間では登山とセットで参拝するのが定番人気なのだそうです。
東京でいうところの高尾山くらいの標高なので、ハイキングや軽登山にも適しています。登山ビギナーのみなさんにおすすめですよ。
山のふもとにある神社って、どうやって行くんだろう。ちゃんと辿り着けるかな…と不安になりますが、アクセスや駐車場について最初にしっかりお伝えしますので、ご安心を。
ここでは、駐車場・アクセス情報はもちろん、気になるご利益や由来などについてもご紹介しますので、最後までお付き合いくださいね!
目次
猿投神社に行くなら駐車場はここに停めよう!
車で行く人にとっては、駐車場情報は必須ですね。猿投山の近くにあるので、駐車場は停めやすいのかどうかなど気になるところです。
ここでは、無料と有料の駐車場をご紹介します。
猿投神社付近の無料駐車場を探そう
最初は無料の駐車場を探してお得に停めることに努めましょう!
無料で停めた分、グルメやお守り、御朱印、お土産…諸々のお楽しみに使いたいものですよね。
さて、無料の駐車場は3か所あります。
近い場所から順に、まず神社の鳥居から参道を過ぎたところで、15台駐車できるスペースがあります。ここは、24時間駐車可能なのがうれしいですね。(マップでは赤)
次に、神社を少し上った裏手くらいの登山口寄りには、登山者用にはなりますがこの駐車場も無料で30台ほど駐車できます。(マップでは緑)
トイレも隣接されているので、便利で助かりますね。こういうところに行くと、トイレあるかな?と心配になるので。
最近は、登山とセットで参拝に訪れる人が多くなってきて人気のようですので、満車になる確率も高いです。
もしこの2か所が混雑していたら、少し遠くはなりますが、マップで徒歩経路を示した第二駐車場に停めましょう。(マップでは黒)
100台ほど駐車でき、広くて停めやすいです。この駐車場から猿投神社までは、歩いて8分かかります。ちなみに、トイレはありません。
猿投神社の有料駐車場
先ほど言ったように、満車になった場合には有料駐車場を利用しましょう。猿投神社からなるべく近くて、駐車料金が安い駐車場を厳選してご紹介します。
…と思ったのですが、有料駐車場は猿投神社から相当離れた距離にありました!これは不便。
車を停めてから、バスを使って神社へ向かうという方法はありますが。
初詣やお祭りなどで混雑して満車になってしまいやむを得ず、という時のみ使いましょう。
【リパーク猿投駅前】愛知県豊田市井上町5-61
- 全収容台数…8台
- 営業時間…24時間営業
- 料金…全日 08:00-20:00/60分¥200 20:00-翌08:00/60分 ¥100
【ニッシパーク保見駅】 愛知県豊田市東保見町大門70
- 全収容台数…10台
- 営業時間…24時間営業
- 料金…全日 0:00〜24:00/60分¥100 全日24時間毎¥400
路肩駐車
登山好きな友人の情報によりますと、猿投神社駐車場から登山口へ続く路肩に駐車している人たちも結構いるようです。
ただし、斜面になっていたり舗装された駐車場ではないですので、自己管理の下にお願いします。
猿投神社へ向かうには?電車・バス・車からのアクセス方法
初詣や例大祭の時など、混雑する日のアクセスは、電車とバスの公共交通機関を利用するのがおすすめです。
車の場合でも、ICからすぐにアクセスできるのでとても便利ですね。
猿投神社へ電車とバスで行こう(名古屋方面から)
- 地下鉄東山線「名古屋」駅→「伏見」駅で地下鉄鶴舞線へ乗り換え→「赤池」駅で名鉄豊田線へ相互乗り入れ→名鉄「豊田市」駅下車
- 名鉄「名古屋」駅→名鉄名古屋本線「知立」駅で乗り換え→名鉄「豊田市」駅下車
- JR「名古屋」駅→JR中央本線「高蔵寺」駅で乗り換え→愛知環状鉄道「新豊田」駅下車
豊田市・新豊田駅から、「とよたおいでんバス」(豊田市内の公共交通機関)に乗り、猿投神社前下車すぐです。
新豊田からバスですと、乗り換えが1回ありますが、豊田からですと乗り換えなしでアクセスできます。どちらもだいたい30分で行けます。
豊田市から猿投神社行のバス停は、西口から出ています。
運転間隔は、1時間に1本なので乗り継ぎがうまくいかないと待ってしまうことになります。時間に余裕を持って行動しましょう。
豊田市内の公共交通機関「のりかえ&運賃検索」はこちら
猿投神社へ車で行こう
猿投グリーンロード「猿投IC」を降りたら、349号線を北に約3分行ったところにあります。東海環状自動車道・豊田藤岡ICからも、2kmほど北上すると到着です。
猿投神社へ向かうも渋滞…裏道はここ!!
猿投神社は人気の神社なので、例大祭や初詣などのイベント時は混雑します。
何度か猿投神社に初詣へ出かけたことがありますが、道に詳しい友人と行った時、裏ワザを使ってくれたおかげで渋滞を免れたことがあったので、皆さんにも伝授します。
やっぱり豊田市の中心部あたりからが渋滞しますね。目的地に着けないイライラ…新年早々こんな思いはしたくないですよね。
一般的なルートは、豊田市から419号線を北上し、亀首町横枕で349号線を左折し、直進というルートですが、渋滞にハマると15分ほどで到着できるところ、1時間ほどかかってしまいます。
ここで裏ワザ!亀首町横枕を左折せずに、「藤岡町方面」へ直進して「深見常楽」まで行ってから左折します。猿投神社をぐるっと大回りしてしまうのですが、この道だとスイスイ行けました。
ここは注意点なのですが、駐車場から猿投神社までは1kmほど徒歩で向かうことになります。寒い中それでも平気という人は、この裏ワザを使ってみてくださいね。
そこまでぐるっと一回りしたくないという人は、あまりおすすめしませんが、数キロほど路肩駐車の列も見かけたので、交通の妨げにならないように停めてくださいね。
猿投神社の見どころやイベント情報~その①猿投祭り~
猿投神社では、年4回のお祭りが開催されます。
祈年祭(2月17日)初午祭(旧暦2月初午の日)例祭(10月第2土・日曜日)新嘗祭(11月23日日)です。
中でも一番の見どころといえば、郷土芸能「棒の手」が奉納されることで有名な、猿投祭り。毎年10月第2日曜とその前日の土曜に開催されています。
第2日曜日に本楽祭、その前日の土曜日に試楽祭が執り行われます。試楽祭では、神輿渡御と力強い棒の手の奉納などが行われます。本楽祭では、棒の手や巫女舞などの奉納が行われます。
「棒の手」というのは、県の無形民俗文化財に指定されており、室町時代から農民武芸として受け継がれてきました。現在では、五穀豊穣祈願で披露されるようになりました。
「棒の手」では、棒や刀・やり・かまなどが使われます。御輿渡御では、大きな御輿のまわりを松明で灯して進んでいきます。松明の灯りが幻想的な風景を醸し出します。
猿投まつりの最盛期には、尾張・三河・美濃の3ヶ国・186ヶ村から献馬や棒の手が奉納されていたそうです。
この数字からも、猿投祭りが昔から周辺国に高い影響を与えていたことをうかがい知れますね。
棒の手の演舞。カッコイイ‼︎#猿投祭り #前夜祭 #棒の手 #猿投神社 #豊田市 pic.twitter.com/Caxn1viyMN
— 杉山 晃一 KoichiSugiyama (@Sugiyama51) October 13, 2018
引用 ツイッター
とても威勢の良い掛け声ですね。高い声を発しているので、猿になりきっているのでしょうか。
境内で棒の手の技を競い合うのは昔から変わっていないのですが、もめ事が多く「けんかまつり」の異名もあるほどだったと言われています。
確かに、喧嘩になりそうな雰囲気もあるような、ないような…。
猿投神社の見どころやイベント情報~その②初詣と屋台~
神社の初詣に行かなきゃ新年が始まらないというかたは多いでしょう。私もその一人。家で寝正月ばかりしていないで、神社へお参りして運気を上げましょう!
そして、屋台もしっかり楽しみましょうね。
猿投神社は、毎年多くの人でにぎわいます。私は友人と訪れたとき、完全屋台狙いでお昼頃に行きました。
屋台の数は、正確な数ではないですがざっと数えて40店近くありました。
一般的な話ですが、初詣の屋台出店は元旦から三ヶ日なので、1月3日も午後遅い時間になってくると、たたんでしまうお店がちらほらと目立つので、行くなら3日目のお昼頃までがお正月情緒たっぷりなのでおすすめです。
私のインスタではないのですが、そういえばこれ食べたことある!と思って載せました。
食べるのがちょっと大変なんですけど、外側のせんべいのパリッと感と中のトロリとしたチーズの食感がアクセントになっていてハマります。
食べ歩き、楽しいです♬
https://www.instagram.com/p/BsLEcEglqTR/?utm_source=ig_web_copy_link
引用 インスタグラム
屋台も欠かせないのですが、初詣と言ったらお守りとおみくじは鉄板ですよね。
猿投神社には、お守りとおみくじが一緒になったこんなかわいらしいものもありますよ。
開運のとんぼ玉!これは新年からテンションが上がりますね。もちろん運気もUP間違いなしでしょう。
引用 インスタグラム
猿投神社はパワースポット!ご利益を頂戴しよう
猿投神社は砥鹿神社、知立神社に次ぐ「三河国の三宮」と呼ばれている格式高い神社です。
猿投神社の基本情報

住所 | 〒470-0361 豊田市猿投町大城5 |
---|---|
料金 | 拝観無料 ※ 料金は変更になる可能性。公式サイトで確認してください。 |
営業時間 | 拝観終日 |
電話番号 | 0565-45-1917 |
トイレ | 有 |
冒頭の画像のように、黄色い鳥居が特徴なのも幸運をもたらしてくれそうです。また、こちらの「厳島社」。
こんな滝を見かけるとずっとマイナスイオンを浴びていたくなる!と、期待値が上がってしまいます。
私がパワースポットと言われて思い浮かぶイメージは、まさに下のインスタの「厳島社」のようなイメージです。
引用 インスタグラム
そんな猿投神社は、どのようにしてできていったのでしょうか。名前がとても印象的なので、調べずにはいられない!というわけで、調べてみました。
猿投神社の名前の由来は?
引用:猿投神社
創建年は、よく分かっていないようですが、192年という説が目立ちます。この年には、ヤマトタケルノミコトの子、仲哀天皇が即位した年だそうです。
御祭神は大碓命(おおうすのみこと)、配祀神は景行天皇(大碓命の父)と垂行天皇(大碓命の祖父)です。
配祀神というのは、御祭神以外にまつられている神を意味します。
御祭神について少し詳しく話しますね。
大碓命は、第12代景行天皇の子供で、双子であるヤマトタケルノミコト(日本武尊)の兄にあたります。
「日本書紀」によりますと、大碓命は景行天皇に東へ戦に行くよう命じられましたが、これを恐れて逃亡したため美濃国(現在の岐阜県)の支配を任されることになったそうです。
また、779年に編纂された縁起書によりますと、大碓命は蛇毒のため猿投山で42歳で死去、山上に葬られました。猿投山の西の宮に大碓命のお墓があります。
次に、猿投神社の「猿投」という語源はどこから来たのかというお話をしたいと思います。
これもはっきりとした説がないのですが、やはり字のごとく「猿を投げた」とする説が有名なようです。
ヤマトタケルノミコトの父である景行天皇は、猿が好きでいつも一緒にいたそうです。ペットとして飼っていたのでしょうね。
伊勢に行ったとき、そのお気に入りの猿が不吉なことをして天皇の逆鱗に触れてしまったので、猿を海に投げてしまったのです。
しかし、実は死んでいなかった。一命をとりとめた猿は、海を泳いで陸に上がり、尾張方面へ逃げて最終的には鷲鳥山へ隠れてしまいました。
しばらくして、ヤマトタケルノミコトが東へ戦に行く途中で、一人の兵士が現れました。
彼は、「自分も一緒に連れて行ってほしい」と頼んだそうです。
その戦で活躍した兵士は戦を終えると猿に変身して、「天皇にお詫びがしたかったのです」と言い残して山へ帰って行きました。
それからというもの、鷲鳥山は「猿投山」と呼ばれるようになったというお話です。
本当だったら面白いですね。なんて奉公心の強い猿なのでしょう。
他には、鐸(サナキ)といって銅や青銅製の大型の鈴に形が似ているなど諸説あります。地名から古来の歴史に思いを馳せて観光してみるのも乙です。
猿投神社で左鎌を奉納する理由とは
古来より左鎌を奉納して祈願する特殊な信仰があります。左鎌というのは左利きの人が使う鎌で、刃の付き方が右利きの鎌とは逆になっている鎌のことです。
その由来については記録がないので判然としないというのが本当のところなのですが、当時、左鎌を使ってこの地方一帯をを開拓していったとされます。
双子の場合には、どちらかが左利きの名手とされていて、大碓命も左利きだったと言い伝えられているのです。
まさに、左利きであった大碓命が当地の開拓に使ったであろう左鎌が奉納されるようになったという説が有名です。
現在では、左鎌をかたどった絵馬が神社でひときわ目を引きます。 職場安全・交通安全祈願を祈る会社関係の奉納がさかんです。
https://www.instagram.com/p/BsFtLH0HIp4/?utm_source=ig_web_copy_link
引用 インスタグラム
この黒くて鎌の形をした絵馬はなかなかフォトジェニックです。
よく見ると、どこもかしこもあのトヨタだったり、その関連会社ばかり。こういった企業と猿投神社が、切っても切れない関係にありそうなことが分かります。
日本で、いや世界で有名な企業からの信仰が厚いということからも、猿投神社は由緒正しき神社と言えますね。
猿投神社ではどんなご祈祷が可能なの?
先ほども言ったように、ご祈祷は自動車関連の企業が団体で祈祷することが多いようですが、もちろん個人でもご祈祷をお願いすることができます。
特徴的なのは、車のお祓いのご祈祷依頼が多いこと。豊田市ならではですね。
猿投神社で茅の輪くぐりをしてご利益を得よう
「茅の輪くぐり」とは、「ちのわ」くぐりと読みます。知恵の輪じゃないですので、お間違えないように。って、誰も間違えないですかね。
茅の輪に利用される植物のことで、古来から身についた厄を払う力があるとされてきました。
厄を払う力のご利益はと言うと…
- 無病息災
- 厄難消除
- 開運厄除
この茅の輪はいつでもあるわけではありません。年2回、6月の末日と12月の大晦日にお目にかかることができます。
引用 インスタグラム
神社に入って手と口を清めてから、茅の輪をくぐって参拝をします。
猿投神社では、6月に一度だけ訪れたことがあります。茅の輪くぐりは毎年どこかしらの神社でしています。
くぐった後は清々しさを感じるので、何かご利益があるのかなと思っています。
茅の輪の時期もまあまあ人が多い印象です。
猿投神社で御朱印をいただこう
今や、空前の御朱印ブームといっても過言ではありません。もちろん、御朱印はいただけますよ。
私も御朱印集めにハマり始めているので、絶対にゲットしに行きます!
…ってなんだか、欲深い人みたいですね。実際、欲深いとこあるんですが。御朱印をありがたくいただくというスタンスで行かないと、神様からそっぽ向かれてしまいそうです。
御朱印は、こんな感じです↓
引用 インスタグラム
上の方に「左鎌」と書かれているのが、猿投神社ならではですよね。
御朱印の一番の魅力は、寺社名や本尊名が手書きされていることです。
宮司や住職がしたためる書は美しく、背筋がピンとなるような特別感があって、よりいっそうのご利益を感じることができるのではないでしょうか。
猿投神社の参拝を登山のコースに組み入れるのもおすすめ
冒頭でも申しましたが、猿投神社は猿投山のふもとに位置しています。正確に言うと、ふもとに「本社」があり猿投山の山頂に奥の院である「西の宮」と「東の宮」があります。
猿投神社を全てまわりたいということでしたら、登山を計画してみてはいかがでしょうか。
猿投山には、天然記念物に指定された「菊石」をはじめ、伝説のある大きな岩「巨岩」もあり、見どころもいっぱいです。
そして「東の宮」は、自然界の命を産む力がある場所だそうですので、ご利益がありそう。
端から端まで目指したいということでしたら、猿投神社から岩屋堂公園まで、6時間40分(逆コース6時間30分)。
辿るコースは、「猿投神社-お倉岩-東の宮-猿投山頂-猿投山口-雲興寺-岩屋堂公園-しなのバスセンター」となります。(下のマップ参照)
しかし、登山初心者の私は「いきなりこれはキツイ!」と思ったので、友人から「猿投神社 →トロミル水車 →御門杉 →東の宮 →カエル石 →猿投山山頂」 というコースをおすすめされました。
引用 インスタグラム
カエル石、誰かが目と口を描いたんでしょうか。なかなかキュートなお顔ですね。実際に歩いていて突如現れたら、「うおぉ!」となりそうですが。
この短縮コースでしたら猿投神社の駐車場から山頂まで、余裕を持たせて3時間弱くらい、往復6時間弱見積もっておけばよさそうです。
猿投神社の駐車場にトイレがあるので、立ち寄ってからスタートし、途中の東の宮にもトイレがありますので、休憩がてらに行っておくと良いそうです。
第二駐車場にはトイレがないようなので、要注意です。
友人が登山をしたときは、小学生くらいのお子さんを連れたファミリー層や割と高齢なご夫婦が多かったようです。
標高は629mと高くないですし、東海自然歩道として登山道や駐車場も整備されているのも初心者には嬉しいポイント。子供や高齢者でも楽しめるハイキングと言えそうですね。
実際に友人はこの短縮コースで登山したそうですので、私も今度行ってみる計画を立てています。
神社参拝と登山が両方できるなんて、お得な気分です。
そして、山頂で食べるのは梅干しのおにぎりと決めています(笑)あー、これはいつもと違って格別においしそう!

ここで、猿投山を登山した人のツイッターをご紹介します。
生まれ育ちも豊田ですが、初めて #猿投山 を訪れました。#東の宮 〜 #カエル石 〜山頂〜 #御船石 〜 #西の宮 〜 #大岩展望台 〜 #猿投神社
とても気持ちのいい景色と、猿投山に詳しい方からの楽しいお話に出会えました♪ pic.twitter.com/HBo4v73GUE— cao (@preppylovin) September 23, 2017
引用 ツイッター
ツイッターからも分かるように、山頂からの眺めは登り切った達成感とともにとても素敵な景色だと感動できそうですね。
ここで少し残念なお知らせですが、豊田市観光の公式サイトによると、猿投山展望台は、景観整備と施設点検のためしばらくの間、閉鎖しているということだそうです。
山頂からの美しい景色は、自分自身の瞳と写真にしっかり焼き付けるのが良さそうです。
展望台の最新情報が気になるかたは、ホームページが更新されるのを時々チェックしてみてください。【公式】愛知県豊田市の観光サイト「ツーリズムとよた」
猿投神社の登山で疲れた体を癒すには、一味違った温泉を
登山をした後は、足が疲れて季節によっては汗をかくこともあるので、ここはひとつ、いったん体をほぐしてあげてから帰り道を目指すのがおすすめです。
登山客に大人気なのが、日帰り温泉岩風呂 金泉の湯です。
人気のポイントは、療養効果の高い「天然ラドン泉」と呼ばれる温泉です。
この温泉は、日本では希少な温泉で「医者がすすめる奇跡の温泉」とも言われているのです。こんな話を聞いたら、立ち寄れずにはいられません。
また愛知県で初の飲泉許可を受けています。源泉を飲むことによって、温泉成分を100%体内に取り込み、肺から気化した成分を呼吸することで吸入。
そして入浴により皮膚からゆっくり成分を取り込める、確実に効果を得られることが人気の理由です。
その効果とは、聞いて驚き!ラドン泉には、「自然放射線」という成分が含まれているのです。これは、「ホルミシス効果」といって人体に極めて効果的と言われています。
もう少し詳しく言うと、放射線によって免疫機能を理想の状態へと導いたり、難病の治療にも効果的ということなんです。
放射線と聞くと、どうしても悪いイメージが先行しがちですが、この「自然放射線」に関してはまったく別物です。病気の療養だって期待できてしまうのです。
飲むこともできるのが本当の温泉の条件なのだそうですが、私は初めて知りました。こんな体にいいことずくめの温泉が近くにあったら、すごく長生きしちゃいそうですね。
車でのルートと所要時間は、下のマップにしました。
公共交通機関を利用するのは1時間ほどかかってしまって不便ですが、猿投神社からおいでんバスで「豊田市」まで行き、愛知環状鉄道で「保見」駅下車です。そこから送迎バスで向かいます。
まとめ
初詣に数回行ったきりでは、とてももったいないなと色々調べるうちに、すごく行きたくなってきました。
神社へ参拝をして登山をしたら、〆はラドン温泉で決まりですね。猿投祭りも、古来からの歴史に触れる良いきっかけとなりそうです。
弥生時代からできた神社が、この現代においても活気づいているなんて、歴史を超えても人々の思いは変わらないということを感じさせてくれますね。
コメントを残す