両思いなのに、お互いが片思いだと思い込んでいる状態のことを両片思いと言います。
この記事を読んでいるあなたは、「周りからはカップルみたいと言われる。関係を発展させたい」と、悩み、解決策を探しているのではないでしょうか。
実は、過去のトラウマから関係の発展を恐れる人だけでなく、大人だからこそ置かれた環境や立場から、仕方なく両片思いの関係を続けてしまう人も多いようです。
子供の頃は、素直に好意を伝えられたのに、大人になるにつれて好意を伝えることが難しくなっていませんか?
両思いかもしれないのに、勇気を出して気持ちを伝えなければ、掴める幸せも逃げてしまいます。
本記事では、大人が両片思いになる原因と、両片思いを両思いにする方法をお伝えします。
目次
両片思いの大人はカップルのような雰囲気!


大人で両片思いをしている二人はカップルのような雰囲気です。
あきらかに両思いなのに、お互いが片思いだと思っていて付き合っていないとなると、もどかしく思われるのは当然です。
いくら周りから見てカップルのようなふたりでも、大人の両片思いは相手を大切に思うがゆえに、関係が発展しないケースがあります。
だからと言って、そのままの関係で良いのでしょうか。
両思いなのに、関係を発展させないとほかの人に取られてしまい、悲しい思いをすることになるかもしれません。

誰かに取られるのはいやだけど、気持ちを伝えても付き合える自信ないな…。
では、大人になって両片思いになる原因は何なのでしょうか。
両片思いには大人ならではの原因がある!職場での関係性も


大人の両片思いは、恋愛経験があるからこそ両片思いになります。
大人が両片思いになる原因は、過去のトラウマから「今の良い関係のままでいたい。」などがあります。
- 過去の恋愛でトラウマがあるから
- 職場への影響があるから
- 相手が既婚者だから関係の発展を躊躇している
大人の両片思いの原因について、一つずつ詳しくみていきましょう。
両片思いになるのは過去の恋愛でトラウマがあるから
大人の両片思いは、浮気をされたことや遊び目的だったなど、過去の恋愛がトラウマになっていることが原因の一つとなっています。


そのトラウマのせいで不安になり、気持ちを伝えられなくなります。
過去の恋愛でつらい思いをしたからこそ、告白して関係が発展することでダメージを負うより、今の良い関係でいたいと、あえて両片思いの状態を取る人もいます。
両片思いの人は、自分が片思いだと思い込んでいますから、どうしても告白して振られる前提で物事を考えます。
両片思いになるのは職場恋愛で仕事に影響が出るから
職場恋愛で付き合い、うまくいっているときは仕事の調子も上がります。
しかし、職場恋愛でうまくいかなくなったときはどうでしょう。

告白して振られた場合や、付き合ってケンカしたり別れたりした場合でも、職場で顔を合わせなければなりません。
仕事は仕事と割り切れれば良いのですが、毎日職場で顔を合わせないといけないのは気まずいですよね。
本人同士はもちろん、その状態を周りに話している場合には周りも気まずい状態になりますよね。
そういった職場への影響を考えて、特に職場恋愛の時は気持ちを伝え、付き合うことをためらってしまいます。
両片思いになるのは相手またはお互いが既婚者だから

好きになった人がたまたま既婚者だったなんてことがあるかもしれません。
相手が既婚者で両片思いの状態は、関係を発展させないようにブレーキをかけている場合があります。
両片思いの相手が既婚者の場合は、気持ちを伝えて両思いになったとしても不倫関係となるのです。
相手には家庭があるので、あなたは二番手です。つまり、遊ばれる可能性が高いですよ。
次章では、あなたが幸せになるために両片思いを両思いにすべきなのか、しないべきなのかを考えてみましょう。
その恋は実らせるべき?実らせないべき?あなたが幸せになるために

大人の両片思いの原因には、自分自身の問題から、あなたを取り巻く環境、そして相手の立場を考慮したものがありましたね。
あなたが幸せな恋愛をするためには、置かれた環境や立場を元に両思いになるか、両片思いのままでいるのかを判断する必要があります。
あなたの友人に相談したときに応援してくれるような、両片思いの相手であれば、勇気を出して気持ちを伝えましょう。
それでは、どのような行動を取ったらよいのでしょう。また、行動しなかったことでどのようなことが起こるのでしょう。

気持ちを伝えず、片思いのまま終わった恋はその後の人生にどう影響するのか、みていきましょう。
- 今の彼氏と昔好きだった両片思いの相手を比べてしまう
- 告白していれば付き合えたのではないかと後悔が残る
- 片思い以上の恋をしようと次の恋のハードルが上がる
きちんと相手に気持ちを伝えて、区切りをつけた恋愛は後悔が残ることは少ないでしょう。
両片思いの状態で終わった恋は、年月が経つにつれ美化され次の恋愛への障壁となります。
しかし、相手が既婚者の場合、遊び相手でも良いので付き合いたいと思っている方は、この記事を最後まで読み、それでも両片思いになりたいか考えてみてください。
周りに隠れなければいけない恋愛は、あなたにも不満がでてきます。
周りから祝福されるような恋愛を選ぶことをおすすめします。周りから祝福される恋愛こそが、あなたが幸せになれる恋愛です。
両片思いを両思いにすべきか、その先を発展させないべきか、冷静になって考える必要があります。
両片思いのままで後悔しないためにも、気持ちを伝えて幸せになりましょう!
それでは、両片思いにはどのようなサインがあるのでしょうか。
両片思いの大人が出すサインは5つ!これで好意が確認できる!

大人の両片思いで次のようなサインがあれば、好意を抱かれていて、両思いになれる可能性が高いです。
- 気にかけてくれる
- 連絡をこまめに取ろうとしてくれる
- 相談に乗ってくれる
- 外見の変化に気づいてくれる
- 会話の内容を覚えていてくれる
両片思いの相手があなたのためにかけてくれる言葉に温かみがあると、あなたに好意を寄せている可能性が高いです。
言葉だけでなく、行動でも表してくれる相手だと、付き合ってからもあなたのことを大切にしてくれますよ!
大人なので、付き合ったあとの未来も見据えていきましょう。
しかし、この5つのサインがあっても、置かれた立場や状況によって、あなたか相手があえて両思いにならないようにしているなど、両思いになれない場合があります。
あえて両思いにならないようにしているのは、どういった状況なのかは後ほどでお伝えしますね。
次章では、両片思いを両思いにするための方法を紹介します。
両片思いをしている大人が両思いになる方法

大人の両片思いを両思いにする方法は2つあります。
- 自分から告白する
- 相手から告白してもらう
両片思いをしている大人が両思いになるためには、お互いの気持ちを確認し合う必要があります。
自分から告白する勇気がでなかったり、相手がなかなか、告白してくれなかったりするのは、告白して付き合える自信がないからではないでしょうか。

相手に告白をしてほしいと思っているのなら、自信をつけさせるために、あなたから積極的に話しかけたり、自分の弱みをみせたりすることが有効です。
あなたが相手に好意があることを行動で示すことによって、相手が告白に踏み切る自信がつき、告白してもらうことができますよ!
しかし、大人の両片思いでは気持ちを確認し合うのではなく、現状維持が良い場合もあります。
次の章では、両片思いの相手が既婚者の場合、両思いになる前に考えるべきことなどを紹介します。
両片思いの相手は大人の余裕がある既婚者!不倫で失う信頼


相手やお互いが既婚者の場合、不倫関係を避けるために告白をせず、両片思いとなる場合があります。
中には気持ちを抑えきれなくなり、お互いの気持ちを確認して不倫関係になる人も!
不倫がバレて失うものは、子供からの信頼や慰謝料請求のお金など6つあります。
- 家庭
- 子供からの信頼
- 社会的信用
- 慰謝料などの金銭
- 友人
- 浮気相手への信頼
私の知人にも、大人になってから既婚者ばかり好きになる人がいました。しかし、彼女は友人からの助言を素直に受け入れて、今では幸せな家庭を持っています。
それでは、既婚者との恋愛で失うものを詳しくみていきましょう。
<家庭>
両片思いの相手が既婚者の場合、相手には家庭があります。不倫をすることで、家族からの信頼がなくなり、家族がバラバラになってしまいます。
<子供からの信頼>
離婚をして親権を争う場合には、浮気をしたことが不利に働き、親権を獲得することが難しくなります。
また、家族がバラバラになった原因があなたにあると知った子供からは冷たい目で見られるでしょう。
<社会的信用>
不倫をしている人は信用されません。噂はすぐに広まるもので、ご近所や職場で不倫女というレッテルが張られ、居場所がどんどんなくなります。

<慰謝料などの金銭>
既婚者同士の不倫で離婚をすることになった場合に、不倫相手のパートナーとあなたのパートナーから多額の慰謝料を請求される場合もあります。
時には、裁判沙汰になり、弁護士費用も必要になります。子供がいる場合は、養育費の請求などもあるでしょう。
<友人>
既婚者との恋愛関係は、第三者から見れば「不倫」です。友人から不倫をやめるよう言われても、不倫関係を続けると、あなたの友人はどんどん離れていくでしょう。
<浮気相手への信頼>
両片思いの相手が既婚者で、不倫から結婚するといったケースもあります。まさに、「略奪婚」です。
簡単に略奪できた相手だからこそ、自分と結婚しても、また誰かに略奪されるのではないかという不安と一生付き合っていかなければなりません。
お互い大人なので、冷静に考えればわかることですが、不倫をする人は何かを失う覚悟があったのでしょうか。
不倫は、一時の迷いであなたの一生を棒に振ることになります。恋は盲目と言いますが、信頼やお金など失うものが多すぎますね。
相手が既婚者の場合は、お互いの立場やその周りのことについても考え、慎重に判断する必要があります。
私は、相手が既婚者の場合は、関係を発展させないために気持ちを伝えるべきではないと思います。
まとめ

- 大人の両片思いは、相手を大切に思うがゆえに関係が発展しないケースがある
- 大人の両片思いの原因は、過去の恋愛に関するトラウマや職場の影響を考えて今の良い関係をあえて保とうとしている場合がある
- 大人の両片思いの原因は相手が既婚者で関係の発展を躊躇している場合がある
- 自分のことを思いやってくれる言葉や行動に両片思いのサインが出る
- 両思いになる方法は、自分から告白するか、相手から告白をしてもらうかの二択
- 両片思いの相手が既婚者の場合は、関係の発展をすべきでない
両片思いから関係の発展をすると決めた人も、関係の発展をしないと決めた人も、周りから祝福され、幸せな恋愛ができるよう応援しています。