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冷凍食品の再冷凍と霜はどうしたらいいの?原因と対処法はこちら!!

冷凍食品って凄く便利なのですが、近頃のお天気って不安定で、雷が落ちて停電しちゃった。冷凍食品溶けちゃったらどうしよう?

買い出しの後、帰ってきて冷凍庫に冷凍食品入れるの忘れてた!やだー溶けちゃってる―!なんてことありませんか?

そんな時に困るのが冷凍食品の再冷凍と霜問題。再冷凍ってしてもいいの?霜ってどうしたら良いの?などなど。文明の利器にも弱点はたくさんあるんですよね。

でもその弱点を知っていれば、解決方法も見いだせますし、何よりも安心できます。

また再冷凍のコツや霜のとり方などの、お付き合いの方法を知って、できるだけ長く冷凍庫を使いたいですよね。

それではこれから欠かせなくなってくる冷凍庫の再冷凍と霜問題とのお付き合いの方法、見ていきましょう!

 

 

冷凍食品の再冷凍と霜!気をつけることと対応方法は?

まずは誰もが知りたい、冷凍食品の再冷凍と霜はどうしたらいいの?ということです。でもその理由は、考えてみると単純明快でした!

 

基本的に再冷凍は2つの理由でやめたほうがいい

実は再冷凍は、どんな理由があろうと、やめたほうがいいというのが冷凍食品会社側さんの意見です。もちろん理由もありますよ。

理由は簡単!マズくなるから!です。加えて一旦溶けて水分も出ているため、細菌も入りやすく増えやすいことから衛生面にも危険です。

なんでマズくなるの?なんかごまかしてない?

なんでマズくなるかにも、ちゃんとした理由がありますよ!それは冷凍する時の温度がネックになっています!

業者さんが使っている冷凍庫では、できたての食品を、急速冷凍(マイナス40度などのとんでもない低温)で冷凍していますよね。

なぜそこまで低温で冷凍しないといけないのか?それは食べ物を凍らせた時の、おいしいままの食べ物の組織を壊してしまうからなんです。

このおいしい食べ物の組織を壊してしまうと、当然おいしい部分が無くなってしまうので、おいしくなくなりますね。

で、ここからが大事です。家庭の冷凍庫はマイナス40度なんて低温は出せません。無理です。そのため凍り切るまでに、おいしい部分が壊れちゃいます。

そのためどう頑張ってもお家で再冷凍をした冷凍食品はおいしくなくなってしまうんです。

一応衛生面の理由も詳しく!

先程解説しましたが、まずは水分が出てくることで、細菌が増えやすくなって衛生上非常によろしくありませんね。

もう一つは冷凍品の賞味期限が理由です。賞味期限とは、そもそも菌がいない状態で、おいしく食べることができる期限を指しています。

つまり一旦溶けてしまうと、菌が増えてきてしまうため、再冷凍しても賞味期限は大きく縮んでしまいます。当然消費期限は言うまでも無いですよね。

というわけで、本来冷凍食品の再冷凍はお家でしないほうがいい、が正解なんです。

 

それでもやらないわけにはいかんのです!再冷凍をする場合

しかし理屈や経験でわかってはいても、家庭には事情というものがありますし、まだ自然解凍ギリギリ!ということもあります。

そこで再冷凍をする場合は、以下の食品を避けることを大前提として再冷凍をしましょう。大きなリスクは防ぐことができます。

万が一でも再冷凍はしないほうがいい食品
  • アイスクリーム
  • 手を付けた残り物(調理後に一度箸を付けてるもの)
  • 解凍してしまった生肉や魚(調理すればOK)

生肉や魚ですが、一度冷凍しているものでなければ冷凍できますので「いつも冷凍してた!」という場合も大丈夫ですよ!

引用:Instagram

 

実践!再冷凍をする時に気をつけておきたいこと

解凍してしまった冷凍品は、できるだけ早めに冷凍する必要があります。時間が経つほど雑菌も増えていきますので、ダッシュです!

再冷凍できるなら、袋のまま冷凍庫に入れとけばいいや―

待った!それは全然よくありませんよ!冷凍する時にムラができちゃうでしょー。再冷凍するときにはコツがあるんです!

再冷凍する時のコツ
  1. 早め早めに冷凍する
  2. アルミトレイやアルミホイルなどを敷いて冷凍する
  3. 小分け&できるだけ平らにして冷凍する

それでは詳しい内容を確認していきましょうね。この方法は冷凍して保存したいもの全てに応用できますので、お家で

 

1.早め早めに冷凍する

まずは早めの冷凍をすること。まあ当たり前ですね。冷凍食品は「新鮮なうちに冷凍しておくこと」が一番大事です。

自然解凍してたことに気がついたらすぐ。おかずの作り置きは冷めたらすぐ。生鮮食品もお家で新鮮なうちにすぐ。とにかくすぐです!

これだけ「すぐ」と言っておけば、物忘れのひどい私のような人も覚えちゃうでしょ?それくらい冷凍保存は速さが命なだということ、これが大事です。

 

2.アルミトレイやアルミホイルなどを敷いて急速冷凍する

早めの冷凍は、冷凍庫に入れてからも続いています。冷凍庫に入った食べ物もできるだけ早く、冷凍されなければ意味がありません。

そこで使いたいのがアルミトレイやアルミホイル。アルミって冷凍庫に入れるとすぐ、冷たくなりますよね。この上に冷凍したい食品を置きます。

すると…あら不思議!一気に冷凍が進んで凍るというわけです。金属類であれば全て使えますが、冷凍に強いのはやはりアルミトレイです。

 

3.小分け&できるだけ平らにして冷凍する

火が通りにくい食材を調理するときって、どうしてます?食材を小さくして、できるだけ平らになるようにしますよね。

大体そういう風にお父さんやお母さん達に教えてもらった人が多いのではないでしょうか?学校でもやりますしね。

冷凍するときも同じです。できるだけ小さく、平らになるように分けて冷凍すると安心なんですね。箱物より、ジップロックやラップなどがおすすめです。

なぜなら、半冷凍になった時小分けにしておくことができるので、小分け冷凍がしやすくなるからです。氷トレイもいいですね。

ただ氷のトレイを使う時は、シリコンなど取り外しやすいものを使わないと『取れない!(怒)』ということになってしまうので、要注意です!

力任せに出そうとして手を痛めた友人のようにならないように、何度もいいますが要注意です!ジップロック買って保存しましょう。

 

半解凍している冷凍食品や食べ物の再冷凍はできる?

半解凍であれば、むしろ再冷凍は安全な処理方法です。半解凍状態であれば、大体食べ物の温度は5度前後になっていますよね。

この温度が肝心で、実は5度を越えていない冷凍食品は、そのまま冷凍庫に入れて再冷凍できてしまうんです。生鮮食品も同じですよ。

買い出しから帰ってきて、ちょっと一休み…の後でも、真夏でない限りは冷凍庫にそのまま入れても大丈夫ということですね。

 

じゃあお野菜などの生鮮食品の再冷凍ってできる?

冷凍野菜は離乳食として使う人が多く、どうしても余らせて再冷凍せざるを得ないことがあります。そういうのって大丈夫なんでしょうか?

やっぱり赤ちゃんや小さいお子さんがいるお家では、冷凍野菜はお世話になりますもんね。お答えは「できる!」です。

再冷凍した野菜は、冷凍庫から出してそのまま、冷凍されている状態で十分に加熱をすれば安全に冷凍野菜を使えますよ。

ただし再冷凍した野菜の消費期限は1週間以内です。まだ食べられそうだな、と思っても、一週間過ぎてしまったら処分してくださいね。

 

気になる冷凍庫の霜はこまめに水分を拭き取って解決!

ここまで冷凍庫を使っていると、冷凍庫についてきてしまっている霜も気になってきませんか?なんとなく見ないふりしてません?

冷凍庫の霜の原因は、大体が冷凍食品や、冷凍庫の水分が凍ってできるということです。冷凍の風が吹き出す口にある水分からどんどん凍ります。

そりゃそうですよね。氷っていうのは、水分が凍らないとできないものですから。水を排除すれば氷はつかなくなります。

というわけで霜を防ぐためには何より、冷凍庫の水分をとることが大切。冷凍庫に入れる食材はできるだけ減らし、水分は拭き取りましょう。

水分が多いものを冷凍する場合も密封容器に入れるなどの工夫が必要ですね。そうそう、凍ったかな?と冷凍庫を頻繁に覗くのもダメですよ!

私もついつい「凍ったかな?」と覗いてしまう方なので気をつけます。

冷凍庫の霜を防ぐ解決方法
  • 冷凍庫にぎゅうぎゅうと食料を入れない
  • ついてしまった水分は気がついたら拭き取っておく
  • 水分がこぼれないように、密封容器に冷凍したいものを入れる
  • 冷凍庫は頻繁に開けない

これを守るだけで、かなり冷凍庫の環境は変わってきます。また実際に霜が冷凍庫を支配している…冷凍食品に霜が…はまた後ほど解決しますよ!

でも基本は同じなので、まずはこれらの冷凍庫への霜防止と同じ様な対応で、霜を防ぐことはできます。できることから少しずつ始めましょう。

 

 

冷凍食品は再冷凍で霜が付く!?原因と対策を知ろう

次は冷凍庫、ではなく、冷凍食品を再冷凍した時の霜問題を見ていきましょう。長いこと冷凍庫に入れていたら霜だらけ…ってありますよね。

こうなっちゃっても、冷凍食品は食べられるの?いわゆる冷凍焼けってどうなっちゃってる状態なの?やっぱり自分の体内に入るものは気になります。

気になり始めるときりがないですから、ここでしっかりと解決しちゃいましょう!

 

冷凍食品に霜がつく原因って何?なぜ霜がつくの?対策は?

そもそも霜は、冷凍している食べ物から出てきた水分が、冷凍庫内で凍ってできたものです。また温度の変化でも霜はついてしまいます。

特に冷凍庫を長い時間開けていると、空気の湿気が冷凍庫に入り込み、冷凍庫を閉めた後に食品や冷凍庫の壁にくっついて霜に変わるんですって。

というわけで、冷凍品の間にはできるだけ隙間を作らないようにして、なおかつ冷凍庫は素早く開閉すると霜を防げちゃいますよ。

開封した冷凍食品はできるだけ密封して、空気が入らないようにすると、霜を防ぐことに繋がります。

 

冷凍食品の冷凍焼けってどんな状態?予防方法ってないの?

冷凍庫にしばらくご飯やひき肉などの食材を入れておいて、久々に取り出したら…なんだか色がおかしい。

引用:Twitter

この状態が冷凍焼けです。あらら…色が変わっちゃってますね。家の冷凍庫で特に起きやすいのですが、開け閉めが多いとどうしても溶けたり凍ったり。

溶けたり凍ったりを繰り返した食品は、どんどんとパサパサに乾燥し、水分が入っていた部分から酸化を起こして、味も食感も無くなっていきます。

これが冷凍焼けの正体というわけですね。冷凍焼けを防ぐには以下の3つが効果的ですよ!

冷凍焼けを防ぐ3つのコツ
  1. 冷凍食品も早めに食べる。
  2. 空気に触れないように密封する。
  3. 冷凍する時は急速冷凍!(方法は先程触れましたよね)

 

 

助けて!冷凍食品の再冷凍と霜トラブルQ&A

冷凍庫はマイナス以下、という条件があるということで、絡んでいる意外に管理が大変な冷凍品。知らないうちにアレッ!?って状態になっていることも。

そこでよく見かける冷凍食品の疑問や対応方法についてをまとめて見ていきましょう!

 

Q.冷凍食品の霜が臭い!賞味期限が切れた冷凍食品食べられる?

A.食べられません、諦めてください

霜の臭いは冷蔵庫の臭い(冷凍庫に入れた食べ物が臭いを出している)で、相当時間を置いてしまったことを意味しています。

調理すれば冷凍食品は食べられないこともありませんが、味も保証できませんし…残念ですが諦めたほうが無難です。

 

Q.スーパーの冷凍食品の霜って大丈夫なの?

A.あまり良くないみたい

冷凍食品を買ってきて、すぐ冷凍庫に入れたのに霜だらけだった…。これってサポートセンターに連絡したほうがいいんでしょうか?

という話がネットにありました。確かに冬の日や寒い日にそうなってしまうと不安になってしまいますよね。その解答はこちら。

電話された方がいいと思います。

これは流通クレームと言って、メーカーから出荷してお店に並んで
購買されるまでの間に温度変化が起こった(冷凍食品が溶けて
再凍結された)ことによる品質劣化です。

べちゃべちゃになって美味しくないので、食べるのもやめた方が
いいです。買ったお店が分かれば、どこの問屋さん経由でどういう
ルートで運ばれたか分かりますし、輸送中のトラックの温度変化も
すべて記録として残っています。

もしお店で温度変化が起こった可能性がある場合は(ちゃんとした
メーカーであれば調べてくれる)そのお店では冷凍食品を買わない
方がいいと思います。

引用:Yahoo!知恵袋

お店が原因というより、流通で起きたトラブルと言えるようです。保存状態ももちろん問題のひとつなので、できるだけ冷凍食品はお店を選びましょう。

Q.霜がついた冷凍食品は揚げると食べられるって本当?

A.本当です!

霜がついてるコロッケやポテト類、唐揚げ、ちゃんと揚げればちゃんと食べられますよ!油がはねないように揚げるように注意しましょう。

霜がついた状態でそのまま揚げてしまうと、凄まじい油はねが起きます。火事の原因になりかねませんから、これは注意しないといけません。

霜がついた冷凍食品を揚げた時の、油はねを予防する方法は幾つかネットでも紹介されていましたので、まとめてご紹介しておきますね!

霜がついた冷凍品を揚げる前にやっておきたい予防法
  • 電子レンジで霜を溶かす。
  • 水を掛けて拭き取り、霜を溶かす。
  • 低温で揚げる
  • 油の量は少なめにする。

結構方法があるのがわかりますよね。やけどしないように気をつけながら、冷凍揚げ物ライフを楽しんでください。

 

Q.再冷凍品は味が変わる!?

A.意外に変わるものがある

再冷凍後、よほどのことがなければ味は大きく変わりませんが、食感はどうしても変わってしまうもの。冷食の宿命です。

ある程度味は変わってしまいます(好みは人によって変わってきますが)。

案外味を変えたほうがおいしく食べられる商品もあるかも知れませんが…やはり意図的に再冷凍するのは避けたいところですね。

 

 

うまく付き合っていこう!上手な冷凍食品の再冷凍と霜の対処法

最後は、これから必要になってくるであろう、再冷凍や霜との大事なお付き合いの方法を学んでいきましょう!

これだけ知っていれば、後は上手にお付き合いを続けることができますよ!

 

凄く早く冷凍食品を解凍する方法

アルミ鍋2つを熱して挟む!という力技が紹介されていました!

他にも流水、電子レンジ、湯煎等方法はたくさんありますが、野菜ならば冷凍のまま調理に使ってしまうのがベストです。

この方法なら余計な水分もスープになりますし、味も栄養も損なわずに食べることができちゃいます。冷凍野菜はスープにしちゃいましょう!

野菜苦手な甥も、スープなら食べる!なんて言っているので、やはりスープの力は偉大です。もちろん味噌汁でもいいですね。

 

冷凍庫の霜のとり方

続いては冷凍庫の霜取りです。少し溶かしてから小さいドライバーを使って、びっしり積み重なった霜を一気に取ります!取れた時は感動ものです。

マイナスドライバーで取るのはちょっと危ないので気をつけて作業してください。地道な作業も必要ですね。

 

離乳食の再冷凍していい?いい冷凍の方法ってある?

再冷凍はやめて、あらかじめ小分けにして調理してから、少なめに冷凍を作っておきましょう。小分けの手段はたくさんありますよ。

少なめに冷凍しておくことで食材の余りも防げますし、調理が非常に楽です。作った後は1週間を目安に使い切ってください。

 

おまけ:アイスクリームの再冷凍はやめたほうがいい理由

アイスクリームの再冷凍、やったことのある人ならわかることですが、味や品質を抜きにしても、アイスの再冷凍はやめたほうが良いかも。

その理由は…こちらの画像を見ると一目瞭然です。

 
 
 
 
 
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ピノを食べ忘れて次の日冷凍したらこんな感じに!!? #ピノ#とけて#再冷凍#鬼

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ガリガリ君ぶどう味の成れの果て。。。。 #ガリガリ君#化物語 #アイス#再冷凍

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何という大惨事…。この惨事を避けるためにも、アイスクリームの再冷凍は、特に、特に!やめたほうが良いですね!

 

 

まとめ

  • 再冷凍はあまりおすすめはできない。
  • 冷凍庫の霜は水分拭き取りで解決!
  • 冷凍食品についた霜は劣化のサイン。
  • 再冷凍できるものとできないものがあるので注意しよう。
  • 再冷凍と霜のトラブルを知って、対応方法を知ろう。
  • 冷凍品とのお付き合いは怖くない!

 

冷凍食品の再冷凍と霜問題、いつでも使えるという安心感がある冷凍食品だからこそ、心配になってしまいますよね。

だからこそしっかりと知識は頭に入れておきたい所。再冷凍が持っている危険性や、霜の意味も知っておく必要があります。

よくあることだからこそ正しい知識を持って、日常使いしましょう。冷凍食品もできるだけ早めに食べる!は鉄則ですよ。



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