ネットや雑誌で、プチプラという言葉を目にすることが多くなってきました。
私は最初プチプラのことをプラチナと勘違いしており、高価なものを意味するのだと思っていました。
プチプラとは「プチプライス」の略語。直訳するとプチ(小さい)プライス(値段)なので真逆ですね。
小さい値段といってもプチプラとは、いくらまでのことを意味するのでしょうか。
試しに化粧品のプチプラとはいくらまでなのか調べたところ、5,000円という人もいれば5,000円なんて高い!プチプラは3,000円までだという意見もありました。
服でも同じような意見を見つけましたが、コートやアウターは5,000円でもプチプラとのこと。
どうやら商品によって、いくらまでという認識が違うようです。
いったいプチプラの基準はどこなのか、詳しく調べてみました。
目次
プチプラとはいくらまでかは意味を知ると解決する

プチプラの基準を調べてみましたが、やはりプチプラとはいくらまでという決まった金額はないようです。
しかしプチプラの意味を調べることで、ヒントを見つけました。
さきほども書きましたが、プチプラとはプチプライスの略語です。
「小さな」を意味するフランス語の「petit(プチ)」と、「価格」を意味する英語の「price(プライス)」が組み合わさっています。
値段の安い商品を示しますが、ただ値段が安いだけではプチプラとはいえません。
プチプラとは「安いのに高くみえる」「低価格とは思えないかわいさ」「お値段以上!」という値段は安いけど、ついている金額より高くみえて高品質な商品に対して使われます。
例えば毛穴・シミがキレイにカバーしてくれて、思わず触りたくなる肌に仕上げてくれるファンデーションがあるとします。
そんなファンデーションが1,000円で売られているとしたら、低価格で高品質といえますよね。
いくらまでという決まりはありませんが、例のファンデーションのように「安いのに品質が良く高見え」という基準をクリアした商品こそ、プチプラといえるでしょう。
プチプラについて基準が分かったところで、化粧品のプチプラとはいくらまでなのか改めて調べてみました。
プチプラとはいくらまでか化粧品の金額を調べてみた

プチプラコスメと呼ばれているプチプラの化粧品は、主にドラッグストアやコンビニなどで手軽に購入できるアイテムのことをいいます。
値段が安いだけではなくカラーバリエーションも多数あり、学生でもトレンドを取り入れやすいようになっています。
ネットにあった化粧品のプチプラとはいくらまでなのかという意見をまとめると、下記の金額になりました。
ファンデーションや下地だと1,000~3,000円、アイシャドウなら1,500円以下、リップやチークは1,000円以下です。
アイテムによって差がありいくらまでと言い難いですが、化粧品のプチプラとはだいたい1,000~3,000円といったところでしょうか。
確かにドラッグストアで3,000円以上のアイテムを見ると、少し高いと思ってしまいます。
中には2,000円以上になると高い!という意見もみられました。
化粧品のプチプラとはいくらまでなのか調べていると、ドラッグストアで買える大人気プチプラコスメのブランドや、お得で人気なアイテムもたくさん見つけたのでご紹介しますね。
CANMAKE(キャンメイク)
化粧品のプチプラといえば、まず名前が上がるのはキャンメイク!
安いだけではなく高品質で、アイシャドウやチークなど塗ったときの発色もはっきり色が出ると評判です。
パッケージも可愛いですよね!乙女心がくすぐられます。
中でも人気なのは、マシュマロフィニッシュパウダーというファンデーションです。
私も友達に勧められて買いましたが、使ってすぐファンになりました。
塗るだけでマシュマロのように柔らかい肌に仕上がって、自分の肌なのに思わず触り続けてしまいます。
それだけではなく、お肌のベタつきやテカリも抑えてくれるのです。
これだけいい商品なんだからきっと高いんだろうな…と思いましたが、マシュマロフィニッシュパウダーの値段は驚きの1,034円(税込)です。
私はずっとファンデーションの値段は3,000円以上が当たり前だと思っていたので、初めてマシュマロフィニッシュパウダーの存在を知ったときは衝撃でした。
ちなみにマシュマロフィニッシュパウダーは、ケースと中身がセットになって1,034円(税込)です。
ファンデーションのケースと中身を別々に販売しているアイテムも多いのに、お得すぎる!
使い終わったけど、ケースはあるので中身だけ欲しい!というときも、770円(税込)で購入できますよ。
マシュマロフィニッシュパウダーの他に、肌をカバーができる商品としておすすめなのがキャンメイクのコンシーラーです。
コンシーラーはスティックタイプや、色を混ぜて使えるパレットタイプなどがあります。
コンシーラーは全て税込900円以内とお手頃価格で販売されており、全種類揃えている人も多いようです。
シミやクマを目立たなくしたい、乾燥気味なので乾燥しにくいコンシーラーがいいなど、肌の状態によってコンシーラーを選べるのはいいですね。
KATE(ケイト)
まだプチプラという言葉がなかった頃から、ケイトにはお世話になっています。
使っていたのは、デザイニングアイブロウ3Dという眉毛に使うアイブロウす。
値段は1,210円(税込)と中にはプチプラ価格より高いと感じる人もいるかもしれませんが、大人気のロングセラー商品です。
ベージュのような色から濃い茶色までの3色がグラデーション状で入っており、付属の筆を使い塗ることで自然な眉毛を書くことのできるアイテムです。
他にも鼻すじを高く見せたり目の下にある涙袋を目立たせたりと、影を作るときにも使われています。
デザイニングアイブロウ3Dの他に、ダブルラインエキスパートというアイライナーも人気です。
色が薄いので二重の線を強調したり延長したりしやすいことや、涙袋のメイクにピッタリのようです。
ダブルラインエキスパートがないとアイメイクは完成しない、という意見もあるほど!
これだけ好評のダブルラインエキスパートですが、値段は830円(税込)です。
アイライナーの値段は1,000円以上が普通だと思っていたので、驚愕のプチプラアイテムです。
私はダブルラインエキスパートを持っていないので、欲しくなってきました。
CEZANNE(セザンヌ)
セザンヌのアイシャドウやチークもパッケージが可愛くて、乙女心をくすぐられますよね。
パッケージだけでなく単色で販売されているシングルカラーアイシャドウは、中身のキラキラしているラメに惹かれて思わず買ってしまったという人も続出しています。
トーンアップアイシャドウも人気で、3色入って638円(税込)と驚くほどのプチプラ価格です。
発色も、デパートに売っているアイシャドウと同じくらいいいと好評ですよ。
セザンヌは可愛いだけでなく全商品(ネイルケア除く)のパッチテスト実施や、UVケアアイテムに紫外線吸収剤を使っていないなど、肌の弱い方でも使えるプチプラ商品です。
ちふれ
ちふれは肌に優しく、10代~50代と幅広い世代に人気な化粧品です。
デパートに置かれている商品ですが、ドラッグストアにもあり親しみやすいプチプラ商品です。
ちふれはアメリカで化粧品が1ドル(日本円で約110円)で売られていたのを見た創設者が衝撃を受け、日本で100円で化粧品を販売したことから始まりました。
誰にでも手に入れやすい価格で高品質の化粧品を手に入れてほしい、という創設者の願いが込められています。
誕生した頃からプチプラ商品だったんですね。今も変わっていないちふれの理念は素敵です。
ちふれのプチプラ商品で、人気なアイテムといえば「口紅(詰替用)」です。
なんとヒアルロン酸配合の口紅が、1本385円(税込)で販売されています。これは安すぎます!
別売りのケースと組み合わせると、自分だけのオリジナル口紅を作ることができますよ。
口紅以外にもオールインワンジェルや美容液を1,000円以下で販売していたりと、ちふれには思わず声を上げて驚いてしまうプチプラ商品がたくさんあります。
ELIXIR(エリクシール)
エリクシールは化粧水などスキンケアもプチプラですが、今回オススメしたいのは「おしろいミルク」というメイク下地です。
美容賢者が選ぶ2020年上半期プチプラベストコスメのメイク下地部門でも、1位を獲得しています。
おしろいミルクは化粧下地だけでなく、乳液の効果もあります。
洗顔をして化粧水を塗ったあとにおしろいミルクを塗ると、肌のカバーと保湿が同時にできるので忙しい朝使っている人が続出しています。
おしろいミルクを落としたいときは洗顔料で落とせて、クレンジングも不要です。
乳液と下地の機能がありクレンジングも不要なので、費用も浮きとてもコスパのいい商品ですね!
おしろいミルクは1か月半分入っており、1,980円(税込)で購入できます。
プチプラとはいくらまでなのか服や靴にも基準がある

服や靴など小物のプチプラとは、いくらまでが基準となるのかもネットで調べてみました。
トップスは1,000~2,000円以下で、少し奮発してトップスを買った場合は3,000円。
他にパンツだと2,000円以下、靴やバッグは1,500円以下という意見が多くみられました。
服や靴などアイテムによっていくらまでという差はありますが、アウターやコートを除くと服などのプチプラとは2,000円以下というところでしょうか。
ちなみにアウターやコートのプチプラとはいくらまでなのかを調べると、5,000~7,000円以下という意見が多いようです。
コートを1万円以下で購入できるというだけで驚きですが、5,000円以下という方もいるとは。みなさん買い物上手ですね。
ちなみにプチプラの服や小物などは、プチプラファッションといわれています。
プチプラファッションでコーディネートした様子をプチプラコーデといい、SNSで共有し楽しんでいる方が増えているようです。
プチプラコーデを楽しんでいる方がどのお店で購入しているのか、プチプラブランドも調べてみたのでご紹介しますね。
ユニクロ
服のプチプラとはどこが有名?と聞かれて一番に思い浮かぶのはユニクロです。
今となっては誰もが知っている、アパレルブランドではないでしょうか。
生地がしっかりして、デザインもおしゃれ。それなのにプチプラ価格で服や小物が購入できます。
私は安くて可愛いからと、同じワンピースを色違いで購入したことがあります。
ユニクロはプチプラなだけではなく、日本ブランドという安心感も人気の一つです。
GU
GUはユニクロと経営している会社は同じですが、ターゲット層に違いがあります。
ユニクロのターゲット層は幅広い世代なのに対して、GUの場合10代後半~30代前半をターゲットとしています。
安い値段でおしゃれを楽しんでほしいというコンセプトがあり、流行りの商品をプチプラ価格で提供しています。
もちろんGUのアイテムもユニクロ同様、生地がしっかりしておしゃれなアイテムばかり。
既にプチプラ価格ですが、GUのモバイル会員になると更に安く商品を購入できますよ。
H&M
H&Mは、スウェーデン発祥のアパレルブランドです。
デザイン性が高くトレンドを取り入れたアイテムや、有名なアーティストやデザイナーとのコラボ商品もプチプラ価格で販売されています。
服だけでなくアクセサリーや靴、かばんなども豊富に販売されているので、安くてもおしゃれでかわいいアイテムをたくさん見つけることができますよ。
おしゃれな子ども服も豊富にあり、親子でお揃いのコーディネートを楽しんでいる人も多くいます。
しまむら
しまむらはしっかりした生地のトレンド服を3,000円以下で購入できるとあり、狙ったアイテムがすぐに売り切れてしまうこともあります。
私は広告を見て欲しい商品が載っていると開店前に行きましたが、10分前にもかかわらず列ができておりビックリしたことがあります。
しまむらへ定期的に行って掘り出し物を探す方も多いのですが、その様子をパトロールに例えてしまむらパトロール略して「しまパト」という言葉もあるほどです。
ノーブランドの商品だけでなく中には人気ブランドも取り扱っており、プチプラ価格で購入することもできますよ。
まとめ

- プチプラとはいくらまでという基準はないが、高見えして高品質な商品のことを示す
- 商品によるが化粧品のプチプラとは、1,000~3,000円
- おすすめのプチプラコスメブランドは、キャンメイク・ケイト・セザンヌ・ちふれ・エリクシール
- 商品によるがファッションのプチプラとは、2,000円以下(アウターやコート除く)
- おすすめのプチプラファッションブランドは、ユニクロ・GU・H&M・しまむら
プチプラとはいくらまでという定義はありませんでしたが、プチプラの基準が分かってスッキリしました。
お金をかけなくてもプチプラアイテムをうまく取り入れて、おしゃれを楽しみたいですね。
プチプラについて調べていると化粧品やファッションの他にも雑貨、珍しいものでは家や旅行などさまざまなプチプラがあるようです。
自分が欲しいもののプチプラとはいくらまでなのかを調べて、賢くお得にお買い物しましょう!
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