あなたはpcr検査を受けたことがありますか?私は、千葉県で保険診療によるpcr検査を受けました。
風邪症状があったため、不安からpcr検査を受けたいと思ったのです。しかしそう思っても、どこで受けられるのか、値段はいくらなのか、わからないことだらけでした。
健康なうちから万が一に備えて、どうしたらpcr検査が受けられるのかを知っておくと、安心ですよね。
そこで、pcr検査を千葉県で受ける手順や、値段などを紹介します。
pcr検査は、保険診療か自費診療かで、手順や値段が大きく変わるので、そちらも詳しく説明しますね。
千葉県だけでなく、全国同じ政策なので、他の地域にお住まいのあなたも参考にしてみてください。
正しい手順でpcr検査を受けて、家族や周りの大切な人を守りましょう!
目次
pcr検査の値段は千葉県だといくらかかるの?

pcr検査、名前は有名ですが、実際どのようにしたら受けられるのか、値段はいくらなのか、知らないことも多いですよね。
名前は知っているけど、行ったことがない国のように、未知のことだらけです。
まずpcr検査の値段はいくらなのでしょうか、そちらをみてみましょう。
保険診療か自費診療かで変わる!
pcr検査でまず知っておくと良いのは、保険で受診できる保険診療と、保険の効かない自費診療があり、どちらを受けるかによって値段が10倍近く変わるということです。
保険診療の相場は2000円から3000円ほどとなっており、病院で受ける自費診療の相場は20000円から30000円ほどとなっています。
これは国全体で同じ施策の中出されている値段なので、各病院によって違いはありますが、県による違いというのはありません。
そのため、千葉県やその他の地域で受ける場合も、同じような値段相場になっています。
pcr検査は子供も受けることができますので、安心してくださいね。
ただし料金は一律のため、大人と変わりません。
その代わり、地域の施策で子供の医療費に助成が出ている場合は、保険診療ですと対象になりますよ。
さて、10倍近く値段が違うなら、保険診療のpcr検査を受けたいと思いますよね。
実は、保険診療のpcr検査を受けるためには条件があります。
それは、医療機関、または保健所からpcr検査を受ける必要があると診断されることです。
つまり、発熱や咳など現在症状が出ていて、陽性の可能性が高いと医療機関で判断された時か、濃厚接触者と判断された時かの、どちらかで受けることができます。
そのため、現在無症状の場合は保険診療でpcr検査を受けることが難しいです。
基本的には、自費診療での受診となることを知っておきましょう。
自費診療でも地域によっては助成金が出る!
高くなってしまう自費診療ですが、地域によっては自費診療のpcr検査に助成金が出るところがあります。千葉県内では、それが松戸市です。
2021年6月現在、千葉県の松戸市では自費診療のpcr検査を助成する制度があり、1回につき2万円を、月2回まで市が負担してくれます。
高齢者の多い施設や、子供を預かる施設で働く方は、定期的に検査を受けることで、事前に感染を防いで欲しいという思いがあるようです。素晴らしい政策ですね。
千葉県松戸市に住んでいるあなたは、ぜひこの恩恵を受けてください。松戸市に住んでいなくても、松戸市の高齢者施設や学校などに勤務している方も対象ですよ。
他の地域に住んでいるあなたも、自費診療で受ける前に、助成がないかを一度確認するのがおすすめです。
さて、保険診療と自費診療で値段も手順も異なるpcr検査ですが、実際どのような手順を踏めば受けることができるのでしょうか。続けて詳しくみてみましょう。
pcr検査の値段は保険診療が安い!受ける手順を解説!

最近保険診療でpcr検査を受けた私ですが、受けるためにはどうすれば良いのか、体調が悪い中考えるのはしんどかったです。
今この記事を読んでいるあなたが同じような状況でしたら、この記事でpcr検査を受けるまでの流れを説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。
また、今は症状がないけど受けたいという方には、自費診療の受け方や、千葉県でpcr検査ができる病院を紹介します。
発熱や咳など不安な症状があるあなたは、保険診療のpcr検査を受けることを考えましょう。
値段も安いため、費用面での心配も入りませんよ。
- 近くの病院またはかかりつけ医に電話
- 発熱外来が可能な場合は受診、不可な場合は発熱相談コールセンターへ電話
- 発熱相談コールセンターで、発熱外来をしてもらえる病院を紹介してもらう
- 事前に連絡を取ってから紹介された病院へ受診をしに行く
- pcr検査が必要と判断された場合は、指示に従いpcr検査を受けに行く
こちらが主な手順になります。詳しく説明していきますね。
pcr検査を受けたい時は電話から!
まず症状が出たら、自分のよく行く病院か、そういった病院がなければ「発熱相談コールセンター」に電話をします。
病院に電話をした場合は、発熱があっても見てもらえるかを聞き、大丈夫であった場合はそのまま受診に向かいます。
受け入れ不可の時は、やはりコールセンターへ電話をしましょう。
この発熱センターは地域によって番号が違っているので、「〇〇県 発熱相談」とネットで検索するとすぐに該当の番号が調べられます。
また、船橋や柏など感染が拡大している地域は、個別の相談センターがあるので、そちらも利用するといいですよ!
千葉県発熱相談 コールセンター |
0570-200-139 | 土日祝を含めた24時間対応 |
千葉市新型コロナウイルス 感染症相談センター |
043-238-9966 | 土日祝を含めた9時〜19時 |
船橋市新型コロナウイルス 感染症相談センター |
047-409-3127 | 平日9時〜19時、土日祝は17時まで |
柏市受診相談センター | 04-7167-6777 | 平日9時〜17時、時間外は対応可能なコールセンターを音声ガイダンスが案内 |
それぞれの相談センターに電話をすると、発熱があっても受診可能な近くの病院を紹介してくれますので、そちらに電話をします。
病院によっては時間を指定されたり、入り口を普段と別の場所に指定されたり、何かと指示がある場合も多いです。
私の時も時間を指定され、屋外で診察をしてくれました。いきなり行ってしまうと、自分が感染源になってしまう可能性もあるので、こちらは必ず徹底しましょう。
電話をし、指定された内容で病院に行ったら診察を受けます。そこで、pcr検査が必要かどうかを見てもらいましょう。
発熱の受診がOKの病院でも、すぐにコロナであるかそうでないかを判断できるわけではありません。
発熱からの時間経過などを見て、また明日になっても発熱があったら検査を受けようという時もあるでしょう。もし急ぎで受けたい事情などがあれば、先生に伝えるのも手です。
私の場合は、主人の仕事に影響が出るため、「pcr検査を受けたいです!」と先生にはっきり伝えました(笑)
私は熱がなかったのですが、声が出ない程に喉が痛み、息苦しさもあったため受診しました。
先生からは「違うとは思うけど、不安なのもいやだろうから、検査しましょう」と言っていただきました。
保育園に通っている娘や、2ヶ月の息子もいたため、不安を払拭したいという願いも汲み取っていただけた形です。もしあなたも何か事情があれば、相談してみるといいですよ。
お医者さんからpcr検査を受ける許可がおりたら、その後は病院の指示に従えば無事検査を受けることができます。
多くの場合、病院側がpcr検査を受けられる別の病院にコンタクトをとってくださり、そこに向かうだけで大丈夫ですよ。
私の場合は、朝の10時に診察を受け、当日14時からの検査をすぐに受けることができました。
検査を受けたい場合は、早い時間に病院を受診するのがおすすめです!
実際に体験したpcr検査の現場を紹介!
場所によって違うと思いますが、ここからは私が実際に体験した、保険診療で受けるpcr検査の現場をお伝えしますね。
まず診察した病院から、pcr検査が受けられる別の病院を紹介され、検査を受ける時間と、受付場所、そして持ち物を教えてくれます。
時間になりドキドキしながら病院へ行くと、「pcr検査受付」と書かれた大きな看板が屋外にありました。
すでに中学生くらいの男の子と、お母さんが並んでいて、他にも受ける人がいるんだなと当たり前のことに驚いてしまいました。緊張しすぎでしたね(笑)
人がいたことに少しホッとして待っていると、防護服を着た看護師の方がやってきました。
初めての防護服にまた緊張感を覚えながらも、電話番号などを書いた保険証のコピーを渡し、予約の確認もとれ、無事に受付を終えました。
その後病院の中に行くのかと思いきや、さらに案内されたのは屋外の通路。
検査する場所も屋外で、徹底して感染対策をしている様子が伺えます。
列も一人一人並ぶ場所が決められていて、ソーシャルディスタンスもバッチリ。
感心しながら並んでいる私に、看護師さんがやってきて、料金や検査結果の届き方などを案内してくれ、疑問点まで聞いてくれました。
すでに15人くらい並んでいる患者さん一人一人に、個別案内を行っているのをみて、本当に白衣の天使だなと、ありがたさを感じました。
いざ検査が始まり、一人ずつ順番に前へ進みます。
検査を受ける直前にも、看護師の方が問診をしてくださり「喉の痛みから始まる場合もあるので、検査をして不安をなくしましょう」と言ってくれました。
優しい雰囲気の方で、患者の不安を和らげようとしているように感じ、万が一陽性だったらどうしようという緊張も、ほどけたのを覚えています。

検査は、看護師さんがブースの中にいて、私は外の椅子にすわり、マスクをズラして鼻だけをだします。そこに棒のようなものを入れて、すぐに検査は終わりです。
検査場は、病院の出口からすぐ近くのところにあり、終わったら手を消毒して、そのまま帰路に着きました。
病院についてから検査まで10分もかからず、拍子抜けするほど早かったです。
検査結果は、電話番号のショートメールで、その日の夜か、翌日の正午までには届くと言われ、実際検査当日の22時頃届きました。
費用は初診料など含め2700円ほどで、後日郵送された手紙を見て振込ました。ちなみに振込手数料はなんと病院持ちでした。
私の結果は陰性だったため、お陰様で不安を取り除き、安心して生活することができました。
感染リスクのある患者に対し、嫌がる素振りを何一つ見せず、優しさをもって対応してくれた医療従事者の方々。
実際に現場へ行ってみて、尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。
はじめはとても緊張して行ったpcr検査でしたが、検査自体に怖いことは何もありません。
もしあなたが悩んでいるようなら、思い切って病院に行ってしまった方が、いろいろと安心ですよ!
自費診療でpcr検査をうける手順を説明!
現在症状はないけど、実家に帰る予定や、渡航の予定などがあり、pcr検査を受けたいこともありますよね。
そのような時は、自費で検査を受けることになります。
自費診療によるpcr検査は病院によって値段や、その料金に含まれている内容が異なってきますので、事前に調べてから行くようにしましょう。
自費診療を受けたい場合は、近くに自費診療のpcr検査をしてくれる病院があるかを調べ、そちらで検査を受けます。
ネットで「最寄りの駅名 自費 pcr検査」と調べると、近くで検査のできる病院が出てきますよ。
またこちらでは、厚生労働省が千葉県で自費診療pcr検査を受けられる病院を、一覧でまとめています。
料金や含まれる検査内容なども記載されているので、ぜひ病院選びに役立ててください。
有難いことではありますが、たくさんの病院があると迷ってしまいますよね。
病院選びのポイントは、あなたに陰性証明書が必要かどうかと、検査結果が出るまでにどれくらい待てるかで変わってきます。
もしあなたが渡航などで陰性証明書が必要な場合は、あらかじめそちらの発行料が含まれている病院を選ぶと安心です。
逆に陰性証明書がいらない場合は、そちらが含まれていない病院を選んだ方が安く済みますので、自分の用途に合わせて選んでくださいね。
また、急いで検査結果を知りたい場合は、スピード検査というオプション付きの検査を行っている病院もあります。
値段はその分上がりますが、どうしても早く結果を知る必要がある場合は、そちらの検査ができる病院を選びましょう。
受診する病院を決めたら、そちらのホームページを見て、予約が必要かどうかを確認します。
予約が必要なところもあれば、そのまま行っても大丈夫なところもあるので、必ず事前に調べましょう!
あとは実際に病院へ行って、検査を受けるだけですね。陰性証明書が必要な時は、そちらも検査の時に伝えましょう。
また、自費診療のpcr検査は、症状が出ていないことを条件に検査を実施している病院がほとんどです。
私も初めは、いろいろな手順を踏むのが不安で自費診療も考えました。しかし、少しでも症状が出ていてpcr検査を受けたい時は、保険診療を受ける準備をするのがおすすめですよ!
余談ですが、自費のpcr検査ができる病院を検索すると、抗体検査ができる病院も出てくることがあるので、注意してください。
抗体検査は、過去にコロナウイルスの感染があったかどうかを調べるのものです。
感染してから1週間以上経っていないと、抗体はできないと言われています。
そのため、現在かかっているかを判断することが難しく、陰性証明書ももらえないので、間違えないよう気をつけましょう。
また、陰性の結果が出た場合や、抗体があった場合も、だからと言って外を自由に出歩いて良いということではないため、そちらも理解しておくといいですね!
pcr検査の値段に違いがある理由は?

pcr検査は、保険診療や自費診療、どちらの場合も病院によって値段が違います。
病院によって値段が異なるのは、使っている機械の違いや、検査を委託している業者の違いから来ているようです。
しかし、病院で受けるpcr検査は、各病院で値段は違えど、相場は大体揃っています。
ここで気になるのは、同じ自費診療なのに病院で受けるよりもかなり値段が下がる、pcr検査キットのこと。
私も病院へ連絡する前に、検査キットでの検査も考えいろいろと調べました。
症状が軽い場合は、病院に行くまでの手順も飛ばせて便利だなと思いますし、症状がない場合は尚更安く検査ができればありがたいですよね。
郵送型の検査キットはなぜ安いのでしょうか。また、郵送型の検査キットでも、その中で値段が異なるのは何が違うのでしょうか。
値段と照らし合わせて、自分で納得できる検査キットを買いたいですよね。そこで、選ぶ時のポイントをまとめてみました。
- 陽性だった時に、保健所や病院と連携が取れるかどうか
- 陰性証明書の発行は可能かどうか
- 検査方式はプール方式か、個別なのかどうか
一番重要なポイントは、陽性だった時に保健所へ連絡をしてくれたり、病院を紹介してくれたりという対応をしてくれるかどうかです。
まだ検査キットが出始めて間もない頃は、この制度が徹底されておらず、検査キットで陽性がでた方がそのまま放置されて、重症化したという事例もありました。
手軽に受けられるのは嬉しいですが、陽性だった時に放置されてしまうのは、ちょっと怖いですよね。
この事件の後、政府からこのようなことがないよう、民間の検査機関へ呼びかけがされたため、現在では多くの業者で保健所との連携が取れています。
しかし中には、検査キットで出た結果は陽性、陰性の判断を示すものではないと書き、保健所への連絡をしない業者もあります。
そういった検査キットはかなり安いですが、リスクもあることを知っておきましょう。
キットを販売しているページの、「よくある質問」にある「陽性になった時はどうすれば良いですか?」を見ると、その業者の対応がわかります。
どのような対応かを確認してから購入するといいですよ!
次の陰性証明書についてですが、こちらを発行するためには必ず医師の診察が必要となります。
そのため陰性証明書が必要な場合は、オンラインで医師の診察を受けられるかどうかや、発行までして貰える機関かどうかを確認してから申し込みましょう。
診察と、陰性証明書は別途で費用が必要になるので、合計するといくらになるのかも先に調べておくといいですね。
最後の検査方式についてですが、検査キットの中には「プール方式」か「個別方式」かを選べるところがあります。
プール方式とは、複数人の検体をまとめて検査にかけ、そこで陰性が出れば全員陰性、陽性が出た場合のみ個別に検査するという方式です。
こうすることで検査回数を大幅に減らすことができるため、その分値段を下げられます。
プール方式のリスクとしては、複数人をまとめて検査するため、偽陽性や偽陰性が出やすくなるようです。
少しでも正確な検査をしたいあなたは、個別を選ぶといいですし、逆にプール方式でも良いというあなたは費用を抑えることができますよ。
下記に販売数が多い検査キットの情報をまとめたので、参考にしてみてください。
保健所との連携 | 陰性証明書 | 値段(1回の場合) | |
ICheck | ○ | ○13200円(税込) | 8800円(税込) |
にしたんクリニック | ○ | ○22660円(税込) | 16500円(税込) |
楽天 | ○(自分で提携の病院へ連絡) | ○ | 9878円(税込)個別 8778円(税込)プール |
TOAMIT | × | × | 2980円(税込) |
GME | × | ×(検査結果証明書のみ) | 15950円(税込) |
安価な検査キットは、陽性が出た後に自分で病院を探さなければいけなかったり、別費用で医師による陽性確定が必要だったりと、二度手間になることも多いです。
手軽に受けられて便利ですが、リスクやその後の手間もあることを知って、納得のいく検査キットを選ぶようにしましょう。
まとめ

- pcr検査を千葉県で受ける値段は、保険診療だと2000円から3000円
- pcr検査を千葉県で受ける値段は、自費診療だと20000円から30000円
- pcr検査の値段は、千葉県もその他の地域も相場は変わらない
- 自費診療によるpcr検査には助成金が出るところもあり、千葉県では松戸市
- pcr検査の保険診療を受けるには、医師による診断か、保健所による判断が必要
- 保険診療のpcr検査を受ける場合は、まず発熱外来が可能な病院へ受診する
- 症状が出ていない場合は、自費診療で検査をする
- 検査キットを選ぶ時は、陽性だった時にどう対応してくれるかが一番のポイント
わからないことばかりのpcr検査でしたが、知ってみれば、難しいことも、怖いこともありませんでしたね。
検査を受けようか迷った時は、相談窓口や、病院へくなど誰かに相談するのがおすすめです!
正しい知識を身につけて、自分や、周りの大切な人たちを守りましょう!