福岡をはじめ全国でも、新型コロナウイルスの猛威はなかなか収まらず、思い通りに生活が出来ない日々が続いています。
そんな中、あなたはpcr検査を受けたことはありますか。
体調が悪くて医師に進められた方・濃厚接触者に指定された方を除いて、自主的にpcr検査を受けた人は、まだ少ないのではないでしょうか。
実は私も今まで、値段が安いならやってみたいと思いつつ、pcr検査を受けたことがありません。
pcr検査はしてみたいけど、福岡はどの病院で実施しているのか、福岡で値段はどれくらいかかるか…。
また自宅でpcr検査ができるという話も耳にしますが、果たしてどれくらいの値段か…など。
pcr検査をしてみたいけど、実施するに至っていないあなたの疑問を、今から一緒に解決していきましょう!!
目次
pcr検査の値段は福岡で病院によって違う?!

福岡でpcr検査をどの病院で実施するかによって、値段は変わるのかというと、実際はあまり変わりません。
病院によって値段が違うというよりは、検査を自費扱いで実施するか、保険適用の公費扱いで実施するか、で値段が大きく変わってきます。
どういうこと??と疑問に思われる方に、まずは自費や公費についてご説明いたします。
医師や保健所が必要と判断したら公費扱いになる
体調不良や濃厚接触者など、医師や保健所が必要と判断して、pcr検査をする場合は健康保険が適用され、検査費用に関しては、公費(国がお金を補助する)扱いになります。
その他、初再診料などの病院から請求される部分を、あなたがいつも支払う自己負担割合いで支払うことになり、支払う値段はかなり安くなります。
もし、あなたが発熱等の風邪症状があるときは、まずかかりつけ医など地域で身近な医療機関に電話で相談しましょう。
どこに相談したらいいかわからない時は、あなたが住んでいる地域の相談先を下表から確認して、まずは電話で相談しましょう。
≪福岡県域保健所(受信・相談センター)の連絡先一覧≫
保健所名 | 電話 | 夜間・休日の連絡先 |
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筑紫保健福祉環境事務所 | TEL 092-707-0524 FAX 092-513-5598 |
新型コロナウイルス感染症 TEL |
粕屋保健福祉事務所 | TEL 092-939-1746 FAX 092-939-1186 |
|
糸島保健福祉事務所 | TEL 092-322-5579 FAX 092-322-9252 |
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宗像・遠賀保健福祉環境事務所 | TEL 0940-36-6098 FAX 0940-47-0031 |
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嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所 | TEL 0948-21-4972 FAX 0948-24-0186 |
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田川保健福祉事務所 | TEL 0947-42-9379 FAX 0947-44-6112 |
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北筑後保健福祉環境事務所 | TEL 0946-22-9886 FAX 0946-24-9260 |
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南筑後保健福祉環境事務所 | TEL 0944-68-5224 FAX 0944-72-3035 |
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京築保健福祉環境事務所 | TEL 0930-23-3935 FAX 0930-23-4880 |
北九州市、福岡市、久留米市に住む方は24時間対応の以下の電話番号にご相談ください。
保健所名 | 電話番号(夜間休日も対応) |
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北九州市新型コロナウイルス専用ナビダイヤル | 0570-093-567 (24時間対応) |
福岡市新型コロナウイルス感染症相談ダイヤル | 092-711-4126 (24時間受付) |
久留米市新型コロナウイルス相談センター | 0942-30-9335 (24時間受付) |
なお、相談の結果、医療機関を受診する時は、必ずマスク等着用など感染症対策をし、公共交通機関以外の交通手段で受診するようにしましょう。
自費は誰でも好きな時に検査ができる
自費とは医師や保健所の指示とは関係なく、あなたがpcr検査をしたいと思った時にする検査です。
例えば海外旅行に行きたい人や、帰省する時などに陰性であることを確認したい人など、人によってさまざまな理由があるかと思います。
もちろんこのような場合、医師や保健所からの指示はありませんので、医療機関で検査してもらったとしても健康保険は使えません。
その為、pcr検査にかかる費用をすべて自己負担で支払う自費扱いということになります。
また、福岡でどの病院に行っても、検査をしてもらえるというわけではありません。
自費によるpcr検査等が可能な福岡の病院は、厚生労働省の<自費検査を提供する検査機関一覧>という項目で紹介されています。
受付時間、検査項目や費用など、たくさんの情報が掲載されておりますのでご確認ください。
「厚生労働省 自費検査」というキーワードで検索するとすぐに見つけやすいです。
pcr検査の値段は病院でいくらぐらいかかる?!

先ほどは、病院を受診してpcr検査を受ける場合に公費扱いと自費扱いがあることをご紹介させていただきました。
では実際に病院で受けるpcr検査の値段はどれくらいなのかご紹介していきます。
公費の場合値段は比較的安め
料金は公費であれば、自己負担額は2,000~3,000円ぐらいだと言われています。
以下がpcr検査を行った場合の請求内容です。
初・再診料等の診療費等 | 健康保険適応のみ(通常病院で支払う割合) →負担額2,000~3,000円ぐらい(病院によって違う) |
pcr検査費用 13,500~18,000円 |
健康保険と公費が適用 →負担額0円 |
検査判断料 1,500円 |
健康保険と公費が適用 →負担額0円 |
その他に、薬の処方があったり、ほかの診察があれば、もちろんその部分は保険が適応されて、負担金が生じてきます。
しかし、保険が適応され、かつ公費負担がされると、かなり安い値段で検査を受けられますね。
自費の場合値段は高くなる
それでは自費だった場合にpcr検査の値段はどれくらいかをご紹介いたします。
自費で医療機関を受診してpcr検査をする場合の値段は、1回あたり16,500~33,000円ほどです。
先ほどの保険と公費が適応された検査と比べるとかなり値段が高くなってしまいます。
ちなみに海外旅行や仕事などで、陰性を証明する書類が必要な方は、自費で医療機関を受診して陰性の証明書を発行してもらわなくてはなりません。
その際、病院によっては、別途で診断書代として3,300~6,600円前後の料金が追加で請求されることもあります。
英語証明書の値段は日本語の証明書より高い場合が多いです。
検査の値段に、あらかじめ証明書代が含まれている病院もありますので、確認してから受診をするようにしてください。
とはいえ、基本的に日本国内では、新型コロナウイルスに感染してしまった後に、職場や学業に復帰する際には、陰性証明は必要ないと定めています。
なぜかというと、新型コロナウイルスに感染後、職場や学業に復帰できるころに、pcr検査を実施するとその結果は陽性となってしまいます。
陽性だったら他人に感染させてしまうのでは?!そう思いますよね。
しかしその時期の「陽性」とは、他人に対する感染リスクはほぼないため、気に留める必要がないということです。
このような結果が出てしまう理由としては、まずpcr検査がウイルスの死骸などにも反応してしまうことがあげられます。
また、新型コロナウイルスというのは発症前2日間と症状が出始めたころに最も感染力が強く、症状が出てしまえばもう感染力は弱くなるという特徴があります。
つまり、復帰するころの弱体化したウイルスがいるかいないかを、pcr検査などで判定する意味はあまりないと考えられます。
そのため、日本国内では特別な場合を除いては証明書を準備する心配はあまりありません。
しかし、海外では証明書が必要な国もありますので、事前によく調べておく必要があります。
pcr検査で値段が安いのは宅配検査キットがおすすめ!!

自費のpcr検査は値段が高いということがわかっていただけたと思います。
しかし、検査ができるのは病院だけではありません。
自分が感染していないかを知りたい時に、一番お手軽で値段が安い方法は、自宅でpcr検査をすることです。
自宅でできるpcr検査キットを使うと大体一回当たり3,000円ほどになります。
自宅のみで完結する検査
自宅で検査できるのはpcr検査、抗原検査、抗体検査等があります。
pcr検査と抗原検査に関しては、現在感染しているのかを調べるときに使用します。
抗体検査に関しては、過去に新型コロナウイルスに感染したことがあるのかを調べることができます。
宅配検査キットは大量に購入すると1回分当たりの単価が割安になる場合が多い為、何度か検査したい人、家族や職場で検査したい人には、まとめ買いがおすすめです。
検査キットは郵送等で自宅に到着後、ご自身で検査し、返送して結果がメールで来るタイプと、検査後10分から30分ほどでその場で結果が判明するものなどがあります。
しかし、自宅で検査キットを使った検査結果というのは、医師に診断はしてもらっていない為、陰性であるという証明にはならず、陰性証明書ももらえません。
自宅でできる病院の検査
ではもう少し信頼性が高くて、でも値段は安いpcr検査はないのか…
そう思っているあなた…そんな検査もみつけました!!
病院にpcr検査キットを注文して自宅で受け取り、病院へ返送するという検査です。
陰性証明が必要な方ももちろん発行してもらえます。
その際には事前にオンライン診療を予約することが必要になります。
病院に来院して検査するよりも値段は少し安いうえに、陰性証明も受け取ることが出来るので便利です。
私が見つけたおすすめの病院をご紹介しますので、詳細はホームページをご確認ください。
- 1回の検査で10,900円(税込)です。まとめて申し込むと割安になります。
- 土日祝も受診ができ、来院、宅配、訪問での検査も行ってくれます。
- 宅配は、注文するとpcr検査キットが配送されるので、自宅に届いた検査キットで唾液を採取し、病院に送り返します。
- 採取した検体が14時までに病院へ到着すれば、当日中にメールにて結果を知らせてくれます。
- 陰性証明書が必要な場合は、証明書代の5,500円(税込)を支払い、オンライン診療を予約・受診して唾液を採取すると証明書の発行が可能になります。
- 来院の場合(東京)は最短当日中に、遅くとも24時間以内の結果を通知してくれます。
- 抗原検査、抗体検査も実施しているので、来院検査で30~40分で結果が通知されます。
値段も通常の病院に行って検査をするよりも安いです。オンラインなので場所も選ばない為、気軽に検査できますね。
にしたんクリニックは東京の浜松にある病院なので、もし東京に用があるときは来院しての検査もおすすめです。
- 通常pcr検査は16,500円(税込)
自宅で唾液を採取して送るだけです。 - 陰性証明書は5,500円(税込)
+ヤマト便送料660円(税込) - クイックpcr検査は19,800円(税込)
→検査結果が最短3時間で受け取ることのできる検査です。
≪クイックpcr検査の流れ≫
検査キットを予約した受け取り時間に受け渡し場所の福岡(天神駅:天神中央公園アクロス福岡側)に取りに行きます。
予約時間にオンライン診療を受診しながら唾液を採取をします。
採取後梱包し、先ほどの受け渡し場所で指定時間に病院スタッフさんへ検査キットを渡します。
最短3時間~当日で結果をメールで知らせてくれるのでお急ぎ時にはおすすめです。
陰性証明書代を支払えば、結果メールの2時間後以内にメールに証明書をPDFで送信し、原本が必要な場合は翌日までに発送してくれます。
こちらの病院は陰性証明書が日英併記されたものを発行してくれる為、英文の証明が必要な方も安心ですね。
まとめ
- pcr検査の値段は福岡で病院によって違うというよりは、自費か公費扱いかによって変わる
- pcr検査の値段は公費だと2,000~3,000円かかる病院が多い
- 自費でpcr検査を受けると、10,000~30,000円ほどかかる
- 陰性証明書は仕事や学業に復帰する時には基本的に必要ない
- 陰性証明書が必要であれば、病院に来院するか、オンライン診療で医師に診てもらう必要がある
- pcr検査は自宅で検査キットを使って、検査・返送をする方法が一番安く、3,000円ほどでできる
福岡でpcr検査を受けたい時に、どこで受けたらいいか、またpcr検査等は値段が自費や公費で大きく違ってくる為、どれを選べばいいかをお伝えしました。
あなたにpcr検査が必要な時、費用・検査結果通知までの時間・陰性証明が必要か不要か等をしっかり考えましょう。
そうすれば、いくつもある選択肢の中から、あなたにぴったりの検査方法を見つけられますね。
福岡でも、早くマスクなしで過ごせる日常の日々を取り戻したいですね。
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