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パスタとスパゲティの違いってなに!?どんな種類があるのか徹底解説!!

パスタって美味しいですよね。私も大好きです。我が家では定番ミートソースが大人気。

小学生の息子なんて口の周りを赤く染めて嬉しそうに頬張っています。でもこの頃気になることがあるんです。

イタリアンのお店に入ってメニューを見るとそこには「ミートソースパスタ」の文字が。

でも他のお店に入ってみたらそのメニューには「ミートソーススパゲティ」の文字があるではありませんか。

どちらを頼んでも同じミートソースのスパゲティなんですよね。これってどういうことなんでしょうか。

「パスタ」と「スパゲティ」の違いは何でしょうか。

そこで「パスタ」と「スパゲティ」の違いについて調べてみました。すると「パスタ」には色々な種類があるようです。

その違いと種類を大公開しちゃいます。

 

 

パスタとスパゲティの違いって何?

私たちが大好きなあの麺類ですが、パスタとスパゲティの違いはなんなのでしょうか。

お店やスーパーの商品によっては「ミートソーソパスタ」「ミートソーススパゲティ」と同じ意味ですが表現が異なりますよね。

私も疑問に思い、違いについて調べてみました。すると面白い発見がいくつも出てきました!

私たちが思うパスタとスパゲティはどのような違いがあるのでしょうか。詳しくご紹介いたします。

 

パスタとは

パスタと言うと私のイメージはおしゃれな食べ物のイメージですが、では一体何でしょうか。

パスタとはイタリアの主食の一つで小麦粉をこねて作った食品のことを言います。

パスタと言う言葉はイタリア語で、俗ラテン語の生地、練り物を意味するpasta(パスタ)に由来するものだそうです。

イタリアではペースト状や練り物など、例えば食品では無い物でもパスタという言葉を使うことがあります。

なのでミートソースパスタのパスタはパスタ・アリメンターレ(食用のパスタ)と呼ばれることもあります。

 

スパゲティとは

ではスパゲティとは何か。実はひものように細長いパスタのことを言います。

そうです。スパゲティはパスタの一種なんです。これは意外でした。

アラフォーの私は小さい頃はスパゲティしか知りませんでした。というよりスパゲティが世の中の主流だったように思います。

「パスタ」という言葉が日本で浸透したのは私が成人してからではなかったでしょうか。なのでパスタは日本では新しい食べ物だと思っていました。

でも実は小さいころから「パスタ」を食べていたんですね。これはちょっとうれしい発見でした。

ではパスタはスパゲティの他にどんな種類があるのでしょうか。

 

 

パスタにはスパゲティの他に多くの種類がある!

イタリアにはなんと650種類以上あるそうです。これは驚きでした。

ですがここは日本。お目にかかれるパスタはどんなものがあるのでしょうか。

実際、私が度々買い物に利用しているスーパーマーケットで調べてみました。

私がよく手にするパスタはスパゲティですが、その売り場を見てみると様々な種類のパスタがおいてありました。

パスタは大きく二種類に分けられています。では紹介しましょう。

 

ロングパスタ

ロングパスタはその名の通り長いパスタのことを言います。25cm前後の長さにカットされている棒状のパスタのことなんですね。

一番日本で主流である「スパゲティ」もロングパスタになります。

このロングパスタ、実は太さや麺の形によって種類が変わります。

例えば麺の断面が同じ円形状のものでも太さによって名前が変わるのをご存知でしょうか。

名称 麺の断面の太さ
カペッリ・ダンジェロ 0.7mm~0.9mm
カペリーニ 1mm~1.3mm程度
フェデリーニ 1.4mm〜1.5mm
スパゲティーニ 1.6mm~1.7mm
スパゲティ 2mm前後
ヴェルミチェッリまたはスパゲトーニ 2.08mm~2.14mm

上記も一部ですが様々な種類が分けられています。色々なサイズがあるとは驚きですよね。麺の太さも細かく分けられているのですね。

他にも、下記のようなパッパルデッレ、タリアテッレ、フェットチーネなどの平麺

  • 管状の麺であるツィーテやブカティーニ
  • 麺の断面が楕円形であるリングイネ
  • 平麺だけど両端がギザギザしているラザニェッテ・リッチェ
  • 断面が四角の形をしているキタッラ
  • 平たく板状の形をしているラザニア

など、本当に様々な種類がありますね。

麺の断面が円形状というだけでも6種類、太さも0.1mm単位で変わるなんて、イタリア料理は繊細なんですね。

 

ショートパスタ

そして2種類目が「ショートパスタ」です。こちらも様々な種類があるようです。

一番日本でなじみ深いのはマカロニではないでしょうか。マカロニは実は英語で、イタリア語ではマッケローニと言います。

マカロニは直径2mm~5mmの管状の、長さ15mm~30mmのパスタのことを言います。

ちなみにロングパスタで紹介したツィーテは同じく管状で直径5mm~8mmと、マカロニに似ているためロングマカロニと呼ばれることもあるそうです。

マカロニに似ているが種類が違うものだと、下記などがあります。

名称 特徴
リガトーニ 麺の表面にすじが入っていて直径8mm~15mm
マニケ リガトーニより大きい直径が20mm~30mm
カネロリ マニケよりも大きく直径は20mm~40mm、長さ10cm
ペンネ 太さに定義はないが直径20mm~30mmのパスタの両端をペン先のように平行に斜めにカット
ペンネ・リガーテ ペンネの表面に細かい溝が入っている

 

マカロニのような形をしてないものだと、下記のような面白い形のものもありますよ。

  • 蝶の形をしたファルファッレ
  • 大きさが10mm~20mmの貝殻の形をしたコンキリエ
  • らせん状の形をしたフジッリ
  • 車輪の形をしたルオーテ
  • カタツムリの殻の形(虹の形にも見えますが)のルマコーニ
  • カヴァタッピは管状のショートパスタをらせん状にねじった形のパスタ
  • 大きさも形もお米に似ているリゾーニ
  • リゾーニをもう少し細くしたセミーニ
  • 二枚の生地で食材を挟み込んでいるラビオリ
  • ジャガイモを使ったニョッキ

上記のようにショートパスタも本当にいろいろな種類がありますね。これでもほんの一部です。パスタって本当に奥深い食材ですね。

現在アラフォーの私ですが、若いころはイタリアンレストランでアルバイトをしてたこともあります。

他の方よりパスタについて詳しいほうかなーと思っていましたが、まだまだ知らないパスタがたくさんあって本当に驚きましたね。

ちなみに私がアルバイトをしていた当時一番好きだったのはニョッキでした。とてもモチモチしていて美味しかったですね。

 

 

パスタとスパゲティは英語でなんて言うの?

パスタはイタリア料理ですね。では日本のメニューで表示されているのはイタリア語でしょうか。それとも英語でしょうか。

英語もイタリア語も全く喋れない私ですが、気になったので調べてみました。

ちなみに様々なパスタを紹介した際にマカロニは英語だとお伝えしましたね。マカロニはイタリア語でマッケローニ、と言います。

では他の種類はどうでしょうか。

日本語 イタリア語 英語
パスタ pasta pasta
スパゲティ spaghetti spaghetti
カペッリダンジェロ Capelli d‘angelo Capelli d‘angelo 
カペリーニ Capellini Capellini
フェデリーニ Federini Federini
スパゲティーニ Spaghettini Spaghettini
ヴェルミチェッリ Vermicelli Vermicelli
パッパルデッレ Pappardelle Pappardelle
ツィーテ Zite Zite
リングイネ Linguine Linguine

 

ロングパスタのイタリア語表記、英語表記を調べてみましたが、この9種類を見ても分かるように、イタリア語でも英語でも表記は全く同じだということが分かりました。

ここで面白いのが、表記は全く同じだけど発音が違う場合があるということ。とても興味深いですね。

イタリアや英語圏に旅行される際は前もって調べていくと良いかもしれないですね。

 

 

パスタの美味しい食べ方は?

パスタには数多くの種類があることはわかりましたが、ではどんな調理法にするとおいしく食べられるのでしょうか。

我が家ではやはりスパゲティが一番身近ということもあり、ミートソースもカルボナーラもスパゲティを使って調理することが多いですね。

ショートパスタで言えばやはり一番出番が多いのはマカロニ。マカロニサラダもよく作りますし、グラタンは我が家の冬の定番メニューです。寒い日にはもってこいのメニューなんですよね。

では、ほかのパスタはどんな調理法が良いのでしょうか。

 

ロングパスタ

円形状の断面をしている細い麺、例えばカペッリ・ダンジェロやカペリーニ、フェデリーニなどは濃厚なクリームソースだとパスタが負けてしまうんだそうです。

なのであっさりしたソースやオイルソースなどが合います。さっぱりとした冷製パスタやスープパスタも良いですね。

その点、太めの麺はソースと良く絡み合うので濃厚なソースがよく合います。スパゲティはその中でもどんなソースにも合う万能な麺なのです。

日本で一番定着しているのは、やはりそういう理由もあるかもしれませんね。常備しておくととても便利ですね。

我が家でも必ず常備してあります。休みの日のランチは出番多めです。

パッパルデッレなどの平麺はクリームソースがよく合います。ツィーテなど管状の麺も濃厚なソースやクリームソースが合います。

リングイネはバジリコと松の実を使ったジェノヴァ風によく使われますね。

ラザニアはご存じの通り「ラザニア」にして食べられていますね。

「ラザニア」はじつは料理名ではなくパスタそのものの名前だということですね。これは面白い発見でした。

ラザニアは大好きなメニューの一つですが、今まで自宅では作ったことがないのです。

パスタを詳しく知ったら作ってみたくなったので、今度挑戦してみようかなと思います。

 

ショートパスタ

マカロニはグラタンやサラダとして食べることが多いですね。先ほども言いましたが、私はマカロニといえばやっぱりサラダですね。またグラタンは冬の定番です。

でも実はトマトソースやクリームソースとも合います。

アメリカではマカロニとチーズとバターを混ぜてオーブンで焼く「マカロニ アンド チーズ」もよく食べられているそうです。

私の息子たちはチーズが大好きなので、ぜひ一度試してみたいです。

ちなみにカヴァタッピもマカロニと同じ使い方ができます。スープに浮かべてもいいですね。

リガトーニは表面にすじが入っているのでソースの絡みもよく、大きめサイズなので食べ応えもあります。

マニケはパスタ自体が大きいのでパスタの中に肉や野菜を詰めて調理することが多いです。

カネロリはマニケよりも大きいのでパスタの中に食材を詰めてソースをかけ、焼いて食べられる事が多いようです。

ペンネは「ペンネ・アラビアータ」が有名ですね。

辛いのが苦手な私。なので作ったり食べたりしたことがありませんが、辛い物が好きな息子のために作ってみようかなと思いました。

フジッリ、ルマコーニ、ラビオリ、ニョッキは濃厚なクリームソースやトマトソースが合います。ミートソースなんかも良いですね。

ファルファッレはオイルソースやクリームソースに合います。ドレッシングで和えてサラダにも合いますよ。

ルオーテはソースが絡みやすいのでトマトソースやクリームソースが合いますが、和風パスタなんていうのも意外に合いますよ。

リゾーニ、セミーニはお米の形をしていますが、まさしくリゾットのお米の代わりとして使います。他にスープやサラダにも使えますよ。

パスタによって相性の良いソースや調理法が変わるので色々試しに作ってみたいですね。

 

 

まとめ

  • スパゲティはパスタの一種である。
  • パスタはロングパスタとショートパスタの二種類に分けられる。
  • スパゲティはロングパスタの一種である。
  • パスタのそれぞれの種類の名前はイタリア語だが、英語でも表記は変わらないものが多い。
  • パスタによって相性の良いソースや調理法が変わる。

スパゲティがパスタの一種だとは本当に驚きでしたね。そしてパスタの種類の多さにも本当に驚かされました。

いつもと同じソースでも、パスタを変えてみると食感がいつもと違ったり味わいが変わったり、また新しい発見があるかもしれませんね。

私も今度はミートソースのラビオリを作ってみようかなと思っています。ぜひ色々お試しください。



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