大鳥大社は大阪府、堺市にある神社で、和泉五社の一つ、和泉国の一ノ宮です。
全国の大鳥神社の総本社です。
ご祭神の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の御霊が白鳥となって飛び立ち、最後に大鳥の地に留まったことによって社を祀ったことが起源だそうです。
白鳥が留まった際、安息できるよう、一夜にして種々の木々が生えてできたと言われているのが「千種の森」(チグサノモリ)です。
大鳥大明神(オオトリダイミョウジン)、大鳥大神宮(オオトリノオオガミノミヤ)などとも呼ばれていたようです。
現在の正式な社名は、「大鳥神社」(オオトリジンジャ)だそうです。
しかし、一般的には、「大鳥大社」(オオトリタイシャ)の社名が多く使われているようですね。
そんな大鳥大社は、国から霊験著しい、防災雨祈の御祈願社とされていました。
他にも、勝運、開運、厄除、交通安全、商売繁盛、初宮に信仰されて、全国からお参りに来られるそうです。
日本武尊といえば連戦連勝したと言い伝えられているので、勝運UPかなり期待できそうですね!
絶対に負けられない勝負のときは、是非行ってお参りしたいものです。
さて、そんな大鳥大社は見どころ満載。
せっかく様々な見どころやご利益があると言われているのに、ノープランで行ってしまうと、あたふたして時間が無駄になってしまいますよね。
そうならないように、しっかり下調べしてポイントをおさえ、計画的にお参りに行きましょう!!
まず、アクセスや駐車場事情はどうなっているのでしょう?
目次
大鳥大社の基本情報!アクセスと駐車場も合わせてチェック!!
大鳥大社の基本情報 | |
所在地 | 〒593-8328 大阪府堺市西区鳳北町1丁1-2 |
TEL | 072-262-0040 |
御祭神 | 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)・大鳥連祖神(オオトリムラジノミオヤノカミ) |
開門・閉門 | 午前5時30分~午後6時 |
大鳥大社への電車・バス・車でのアクセス
電車で
JR阪和線鳳駅西出口階段を下り、そのまま直進して、突き当りを左折して徒歩3分
バスで
- 堺東~西区役所~光明池方面の鳳北口バス停から徒歩3分
- 西区役所~石津川駅前行き 大鳥神社前バス停から徒歩1分
車で
- 阪和道堺出口を右折し大池前交差点を左折~突き当りを右折し、JR阪和線のガードをくぐってすぐ左折する
- 阪神高速堺出口を直進し、国道26号線「浜寺南町3丁」交差点を左折し突き当りに無料駐車場
大鳥大社の駐車場と周辺のコインパーキングをチェック!!
大鳥大社には、無料駐車場が準備されています。
- 乗用車(20台)
- マイクロバス(2台) ※マイクロバス駐車場は要予約
準備されてはいますが、混雑時は台数が限られているため、無料駐車場に停められない可能性もあります。
着いてるのに、駐車場が空いていなかったらそれこそ時間の無駄ですよね…
そんなときのために、前もって近くのコインパーキングもチェックしておきましょう!!
コインパーキングを検索して、大鳥大社から近い順にいくつかご紹介しておきます。
コインパーキング名 | セレパーク大鳥大社前 | 得P 鳳中町2-23-60 駐車場 |
住所 | 大阪府堺市西区鳳中町2丁(地番)52-5、52-1、55-3、56-1の一部 | 大阪府堺市西区鳳中町2-23-60 |
大鳥大社からの距離 | 69m | 192m |
収容台数・料金 | 6台・不明 |
不明・8時30分~15時 400円/日~ ※要予約 |
コインパーキング名 | リパーク鳳駅北 | GSパーク 鳳中町第二駐車場 |
住所 | 大阪府堺市西区鳳中町5丁182-5 | 大阪府堺市西区鳳中町1-10-1 |
大鳥大社からの距離 | 277m | 317m |
収容台数・料金 | 11台・全日 00:00-24:00 30分 100円 | 17台・【全日】 時間割料金 07:00-20:00 60分 200円 20:00-07:00 60分 100円 最大料金 24時間最大500円 【年末年始特別料金(12/31-1/3)】 時間割料金 00:00-24:00 20分 300円 |
周辺には結構たくさんのコインパーキングがあるようです。
ご紹介した中にもありましたが、事前に予約できる駐車場もあるようです。
予約していけば、満車で入れなかったり、ぐるぐる駐車場を探さずに済んで便利ですよね!
電車、バス、車、どの方法で向かってもそんなに大変ではなさそうです。
私の個人的な意見としては、万が一近くの駐車場が空いていなかったことを想定すると、電車、バスで向かうのがおすすめかなと思いました。
大鳥大社へ初詣に行く際に便利な情報!!
大鳥大社へのアクセスや駐車場についてはもう、ばっちりですね!
次は、大鳥大社へ初詣に行くときに、知っておくと便利な情報を集めてみました。
大鳥大社へ初詣に訪れる参拝客は、なんと、約50万人だそうです!!
これは大変な人数ですよね。
小さなお子様やお年寄りが一緒に初詣に行く場合なんかは、長時間並ぶのは結構大変だと思います。
私も子供が小さいころ、近所で比較的大きな神社に初詣に行った際、長~い行列ができている時間に行ってしまいました。
最初は、抱っこしたり、騙しだまし並んでいたのですが、ついに子供の我慢の限界が来てしまったようで…
半分以上過ぎたのに大泣きされてしまい、結局お参りせずに帰ってきて後日、もう一度行った思い出があります。
時間をずらしたり、日にちをずらすだけでウソみたいにスムーズに参拝できる時もあるんですよね。
大鳥大社へ初詣の混雑時間と開門時間
初詣の参拝客で混雑する日時は、例年いつ頃なのか見てみると、さすがに、年明けすぐの時間帯と、元日は朝からかなり混みあっているようです。
くわえて、三が日はいずれも、午前10時以降になると、混雑してくるようです。
ちなみに、平成31年の開門時間は下記のようになっていました。
開門時間 | 閉門時間 | |
12月 31日 | 5:30 | ナシ |
1月 1日 | ナシ | 23:00 |
1月 2日 | 5:30 | 22:00 |
1月 3日 | 5:30 | 21:00 |
1月 4日以降平常 | 5:30 | 18:00 |
引用:大鳥大社公式HP
大鳥大社の初詣の屋台
初詣に行くんだったら、やっぱり屋台の情報も欲しいところです。
特に子供からしたら、お参りよりも屋台メインな感じですよね。(笑)
大鳥大社の初詣期間に屋台が出るのは、大みそか~三が日の間だそうです。
屋台が開いている時間も調べてみたのですが、大みそか~元日の屋台の時間に記載はなく、2日、3日については、朝9時頃~夕方6時頃だそうです。
屋台の数もずらーっと並ぶくらいたくさん来るようで、定番の焼きそばやたこ焼き、りんご飴やわたあめもあって、子供もじゅうぶんに楽しめそうです。
もう一つ初詣に関することで、大みそか~三が日の間は大鳥大社の無料駐車場は利用できなくなっているとのことでした。
大鳥大社へ初詣に行く際は、1月2日、3日の屋台が開く朝9時以降で、込み合ってくる10時くらいまでの間にお参りにいくとスムーズでなおかつ屋台も楽しめると思います。
大鳥大社で御朱印を授かろう!
次は大鳥大社の御朱印についてです。
最近、御朱印を集めるため、様々な神社やお寺を巡っている方が増えているそうですよ!
特に、女性の方が多くなってきているようで、御朱印を集めている女性のことを「御朱印ガール」と呼ぶそうです。
そもそも、御朱印って聞いたことはあるけれど、「神社のハンコでしょー?」と、名前しか知らなかったのは私だけでしょうか…(恥)
御朱印とはなんだろう?
御朱印とは、元々は、寺院や神社に写経を奉納したときにその証として頂けるものだったようです。
当日の日付を入れた半紙に、朱で押印したことから「御朱印」と呼ばれることになったと言われています。
現在では、写経を納めなくても、少額の金銭(初穂料)を納め、参拝することで授けていただけるところが増えています。
金額は、決められているところもありますが、「お気持ちをお納めください」としているところもあるようです。
神社やお寺の名前、神仏名、日付等が記載されていて、ほとんどの場合、参拝者が自分で押すことは少なく、押印していただけるもののようですね。
大鳥大社の御朱印
大鳥大社の御朱印は、拝殿の左側にある、「御朱印受付所」というところで頂けるようです。
- 受付時間 9:00~16:30
- 初穂料300円
大鳥大社の御朱印帳
御朱印を頂くための御朱印帳も様々あるようです。
だんじり祭のデザインも数量限定で出ているようです。
こんなに綺麗な御朱印帳を手に入れたら、たくさん御朱印を授かりに行きたくなってしまいますね!
大鳥大社の見どころをチェック!!
最初に、大鳥大社は見どころ満載と言いましたが、どんな見どころがあるのか確認していきましょう。
大鳥大社の「大鳥造」
大鳥大社の本殿は、切妻造・妻入社の「大鳥造」という大変立派な造りをしています。
これは、出雲の大社造に似ていて、出雲大社に次ぐ、古い形式です。
出雲造との違いを見つけるのも楽しい かもしれませんね!
大鳥大社のだんじり祭
次に、御朱印帳のデザインにも使われていた「だんじり祭」についてです。
大鳥大社のだんじり祭とは、大鳥大社の摂社、大鳥美波比神社周辺で毎年10月の第1金曜日から3日間行われている秋祭りです。

引用:大鳥大社HP
だんじり祭りはおよそ400年前から行われていると言われています。
10台のだんじり(山車)が街を全力疾走する姿はかなり見ごたえがあるそうです。
また、太鼓や笛とともに、伝統的な掛け声もあるようで、是非目の当たりにしてみたくなりました。
大鳥大社の菖蒲祭
大鳥大社の菖蒲祭は、毎年6月に行われるようです。
50種10万本が咲き乱れる菖蒲園があり、息をのむような美しさだと言います。
期間中には、献花、献茶会も催され華やかな雰囲気を楽しめるようです。
大鳥大社の鳥居
大鳥大社の鳥居は、木造でとても大きくて立派だそう。
さらに八角柱の珍しい造りをしていて、これも見どころの一つですね。
大鳥大社の値上がりの楠木
その鳥居の横には、樹齢800年の「値上がりの楠木」と呼ばれる御神木があります。
この御神木は、商売繁盛に良いとされています。
なぜ、そう言われているかというと、地上に勢いよく根が上がっていることから、「根上がり」=「値上がり」となったそうです。
この「値上がりの楠木」と呼ばれる御神木を信仰することにより、自分の持っているものの価値が上がるという訳です。
才能や財産の価値、運気を上げたい方は、是非、この「値上がりの楠木」に立ち寄ってみると良いでしょう。
大鳥大社の家内安全のシンボル
大鳥大社の手水舎の横にも御神木があります。
こちらは、「家内安全のシンボル」と言われているようです。
この「家内安全のシンボル」と呼ばれる楠木は、2本が自然に1本の木になったという、非常に珍しい御神木です。
2本が支えあっているように見えることから、信仰すれば、家内安全・家庭優和に恵まれると伝えられているようです。
さて、大鳥大社の見どころは、平清盛や与謝野晶子の歌碑などまだまだあるのですが、行ってからのお楽しみということもありますのでこのくらいにしておきましょう。
大鳥大社の御祈祷の種類と料金
次は、大鳥大社の御祈祷について見ていきましょう!
御祈祷の種類と料金について
個人の場合 |
会社・団体の場合 |
初宮詣…10,000円
|
会社・団体…20,000円~ 30名以上参列…30,000円~
|
御祈祷の受付時間は午前9:00~午後16:30です。
お札とお守りが授与されるようです。
大鳥大社の「勝守」と「勝みくじ」を授かろう!!
大鳥大社は、勝運UPのご利益があるだけに、「勝守」(カチマモリ)や「勝みくじ」(カチミクジ)なるものがあるようです。
なになに~?すっごい気になるんですけど~!!
いやいや。こんなテンションになったのは、私だけじゃないはず…
きっと、みなさんも私と同じくらいに気になったと思うので調べてみました!
大鳥大社の「勝守」ってどんなの?
まずは、勝守から見ていきましょう!
勝守は、スポーツや受験、商売などあらゆる勝負ごとに通じるお守りのようです。
「自分に勝つため」の心の支えとして、御祭神である日本武尊にお守りしていただくというのがこの「勝守」なんだそうです。
勝負に勝つにはまず自分に勝ってから!!ということですね。お財布に入れて手軽に持ち歩けるサイズだそうです。
大鳥大社の「勝みくじ」ってどんなの?
つぎは、大鳥大社の「勝みくじ」です。
「勝みくじ」は2019年から新しく授与され始めた勝運のおみくじだそうです。
日本武尊にちなんで作られた、大鳥大社オリジナルのおみくじで、「強運」「大勝運」「中勝運」「末勝運」の4種類あります。
引用:facebook大鳥大社
かっこいい!!
それぞれ違う日本武尊が描かれています。
「強運」はなんと金色です!!
これを引けたら、もう負ける気はしませんね!
さらに!!「勝みくじ」にはプレミアムが存在するようです!!
1000分の1の確率で、「プレミアム強運」が当たるそう!
どうしても、見たい!引きたい!衝動にかられてしまっています…(笑)
大鳥大社の行事と祭礼をチェック!!
大鳥大社の年間の行事と祭礼スケジュールがわかると、参拝する際便利ですよね!
1月1日:元旦祭
1月3日:元始祭
1月第2月曜日:成人祭
2月3日:節分祭
2月8日:事始め(針供養)
2月11日:紀元祭
2月17日:祈年祭
3月5日:火鎮社祭
3月15日:日本武尊増祀記念祭
3月20日:春分祭
4月第3土曜日:花摘祭
5月3日:憲法記念祭
5月5日:子供の日祭
7月31日:夏大祭
8月13日:例祭
9月20日:秋分祭
10月第1金曜日翌日:美波比社例祭(地車宮入)
11月酉の日:酉の日祭
11月3日:明治祭
11月23日:新嘗祭
11月28日:冬季祭
12月23日:天長祭
12月31日:大祓式・除夜祭
毎月1日・15日:月次祭
引用:大鳥大社HP
こんなにたくさんの催しがあるならいつの時期行っても楽しめそうです。
まとめ
- 大鳥大社へのアクセスは、電車、バス、車どれを利用してもOK
- 大鳥大社には、乗用車20台、バス2台(要予約)の無料駐車場がある
- 無料駐車場に停められない場合、近くのコインパーキングを利用することもできる
- 近くのコインパーキングに事前に予約できるところもあり便利
- 大鳥大社に初詣に出かける際、お年寄りや子供連れで長時間並ぶのが大変な場合でも2日か、3日の午前9時以降から、10時くらいの間だと、比較的スムーズに参拝でき、屋台も楽しめる
- 御朱印は9:00~16:30の間「御朱印受付所」にて、初穂料300円で授かれる
- 御朱印帳も取り扱っている
- 大鳥大社には見どころがたくさんある
- 大鳥大社の御祈祷の種類は様々で個人は5千円~、会社は2万円~でお札とお守りが授与される
- 大鳥大社には「勝守」と「勝みくじ」があり、どちらも日本武尊にちなんで作られていて勝運UPが期待できる
このように、大鳥大社について様々みてみました。
立派な造りから始まり、たくさんの見どころもありかなり楽しめる予感がしますね。
やっぱり私は、「勝守」と「勝みくじ」がどうしても気になって仕方がないので、近々家族旅行を予定したいと思います。
もちろん「御朱印ガール」になって(笑)
ここまでポイントをおさえて大鳥大社に参拝できたら、かなり充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。
みなさんの勝運UPや家内安全等、たくさんのご利益がありますように!!
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