尿検査の量が足りないけど学校に提出していい?失敗しないコツも紹介

学校で新学期になると尿検査が実施されますが、量が足りない時ってどうしようと焦ってしまいますね。

朝起きたての一番はじめの尿を採取しないといけないため、朝からバタバタと大変です。

尿検査の量が足りないまま学校に持っていくのはだめ?

検査容器の半分程度の量が入っていれば、学校に持って行っていいですが、半分に足りない場合は学校にそのことを伝えて、持って行くといいでしょう。

尿検査の量が足りなくて困ることがないように、この記事では正しい採取方法や気をつけることを紹介します。

間違った方法で採取していると正しい検査結果を知ることができずに、重大な病気を見落とすことにもなりますよ。

後半では、オムツがはずれていない子どもの尿検査の方法も紹介しています。保育園や検診で困らないように知っておくと便利ですよ。

 

 

尿検査の量が足りないと学校に持っていくのはダメ?

最低限の量は、入れる容器によっても変わってきますが、容器の半分以上は入れるようにしましょう。

病院などの尿検査では25ml(紙コップの3分の1程度)必要だそうです。

容器の半分以上の量も入れることができず足りない場合は、学校にそのことを伝えて持っていきましょう。

検査が不可能な場合は、学校から再度提出するように伝えられると思います。

また、たいていの場合尿検査は予備日が設定されているので、そちらで対応してもらうこともできるかもしれませんね。

間違っても足りないからと水で薄めて量を偽装して、学校に持っていくことはやめてください。正式な結果を知ることができなくなってしまいますよ。

 

正しい尿検査の採取方法と気を付ける点まとめ

正しい尿検査の方法と採取の仕方を以下にまとめました。

正しい尿検査の方法
  1. 検査の前日は就寝前に十分に排尿し、排尿後はすぐに就寝する
  2. 当日は、起床してすぐの尿を学校から配布される紙コップや紙容器にとる
  3. その際、最初に出る尿を少し出してから、ちょっと止めてその次に排尿したもの(中間尿)をとる
  4. 指定の容器に8分目ほど入れて、ふたをきちんと閉め、学校に持っていく

中間尿をとるのは、最初の尿にはばい菌が含まれている可能性があるからです。

就寝前のトイレ後に、水分をとっておくことことで十分な量を採取することに繋がり、朝から量が足りないと悩まずに済むかもしれません。

尿検査で気をつけること
  • 検査前日は、ビタミン剤、ビタミン剤が入っている風邪薬やドリンクは飲まない
  • 検査前日は必ず排尿してから就寝する
  • 量が足りないからと水で薄めない
  • 前日に採取してはいけない
  • 生理中はできる限り尿検査をしない(学校の指示に従う)

すべて、検査結果に関わることなので守るようにしてください。

といっても朝は時間がなくてバタバタする上に、何人も子どもがいる家庭では尿検査は一大イベントですよね。

私は前日の夜にトイレに入る扉とトイレの中や朝起きて一番初めに見る場所に「尿検査」と貼り紙をして、尿検査を忘れないようにしていました。

朝慌てないように、尿検査セットをトイレにセットするのも恒例行事でした。

寝ぼけてうっかり、起床後すぐの尿を出し切ってしまわないように、貼り紙やセットしておくのはおすすめですよ。

 

学校で尿検査をする意味は病気を発見するため

学校の尿検査で発覚する病気のほとんどが自覚症状がありません。

そのため、きちんと採取した尿を提出しないと、病気の発見が遅れてしまう可能性が高くなってしまいます。

学校の尿検査では以下の異常が認められると、病気の可能性があるため再検査や精密検査になります。

血尿 尿に血液が混ざる状態 「急性腎炎」「慢性腎炎」「結石」「膀胱炎」や「血管の障害」などの可能性がある。

 

多くの場合は目で見ても血尿があるかどうかは分からない。

蛋白尿 尿に蛋白が漏れる状態 「腎炎」などが考えられ、将来透析などの必要がある可能性もある。

 

問題のない蛋白尿として「体位性(起立性)たんぱく尿」も学童期には多くみられる。

糖尿 尿に糖が漏れる状態 「糖尿病」が疑われ、「腎性糖尿」という腎臓の再吸収機能異常もある。
円柱尿 尿に「円柱」が認められる 「糸球体」から漏れた蛋白などが「尿細管」に詰まることで尿に流れ出てきたもの。

 

顕微鏡で見ると柱状に見えることから「円柱」と呼ばれている。

これがみつかると「腎炎」がある可能性が高い。

白血球尿(膿尿) 尿に白血球が混ざった状態 「膀胱炎」や「腎盂腎炎」など尿路の感染症の疑いがある。低学年女児には「外陰炎」が多い。

 

手術を必要とするような疾患があることもある。

自覚症状の出にくい腎臓の障害を早く発見することで、将来の透析導入を防いだり、遅らせたりすることができます。

透析施設での血液透析は週3回、1回4時間程度が標準的と言われていますが、これを生涯続けていかなくてはなりません。

尿検査は尿を採取するだけで痛みも伴わず簡単な検査になるため、軽く見がちですが重大な病気を早期発見できる大切な検査です。

 

再検査と言われても焦らずに学校の指示に従う

学校から判定結果の通知が来るまで、数週間から1ヶ月ほどの時間がかかります。

学校から再検査と言われると、何か重大な病気なのかと不安になり医者に通院した方がいいのかと考えてしまいますが、焦らずに学校の指示に従いましょう。

私も実は、尿検査で尿に糖が混じっていると言われ、再検査になったことがあります。

その時は「私は糖尿病になったの?これから治療しないといけないの?」ととても不安になりました。

保健室の先生に「あなた、前日に甘いもの飲みすぎたりしてない?」と言われ考えると、ミルクココアが好きで1日に4杯も飲んでいました。(砂糖もスプーン2杯ぐらい入れてました)

それを先生に伝えると「再検査までココアは禁止で、水だけ飲みなさい。」との助言を頂き、1週間後の再検査まで水やお茶だけ飲むようしました。

すると、再検査の結果は『異常なし』で喜んだことを覚えています。

そんなことで異常なしになるの?と驚くかも知れませんが本当の話で、その後は現在まで尿検査に引っかかったことはありません。

私のような場合もあるため、不安があれば学校の先生にも相談して再検査を受けてみてくださいね。

しかし、むくみや肉眼的血尿などの気がかりな症状があるときには、かかりつけ医や学校医を早く受診するようにしてください。

言うまでもないかもしれませんが、学校から精密検査の案内がきたら、すぐに受診するようにしてくださいね。

 

 

尿検査の量が足りない時の体験談を知恵袋から抜粋

尿検査の量が足りないと不安になり、他の方はどうされたのか気になりますよね。

体験談を知るためには、ヤフー知恵袋で検索するのも良いですね。

ヤフー知恵袋で尿検査で量が足りないと困って質問されている方がいたので抜粋して紹介します。

質問者と回答者が分かりやすいように、分けてまとめました。

質問者

学校の尿検査で尿を容器に入れて持って行きましたが、容器に満タンにならなかったので水で量をごまかしました。

尿を水で薄めても、きちんとした結果は出ますか?

回答者

何のために検査をするのか、検査の意味がなくなってしまうので、少量でもそのまま提出するべきでしたね。

足りなくて検査が出来ない場合は、再提出するように言われます。

もしばれなかったとしても、今回の検査結果は信用できないでしょう。

ばれなかったとしても検査結果が正しいものではないため、検査が無駄になってしまいますね。

量が足りないと思っても、水や他の液体で薄めることはしないようにしましょう。

質問者

初めて尿検査で引っかかりましたが、量が足りずに再検査になることはありますか?

回答者

数滴しかないなど少量で提出した場合、再検査と言われるかもしれませんが、そうでないなら何か異常が見られたのだと思います。

量が少なくて再検査になる方はあまりいないようです。

再検査になると不安になりますが、学校から再検査の案内が来た時に、何に引っかかったのか分かると思うので、それまで待ちましょう。

質問者

尿が上手くとれず、ここまでという線の半分くらいしか入れることができませんでした。再検査になりますか?

回答者

ここまでの線はありませんが、毎回1cmとか少ないと数mmの場合もありました。

しかし、私の場合は一度も再検査になった事はありません。

毎回1cmでも再検査になったことがない方もいるようですね。

しかし検査を行う人も少量だと大変かと思いますので、できる限り指定された量を入れて持っていくようにしましょう。

ヤフー知恵袋の回答を見てみると、半分以下でも提出して大丈夫と回答されている方が多く見られました。

実際に大丈夫だった声を見かけると安心しますが、学校や地域によって検査容器が違うと思うため、少ないことを必ず学校に伝えてほしいと思います。

量が足りないからといって、ごまかすことはしないようにしてくださいね。

 

 

尿検査の量が足りないと保育園の場合どうなる

保育園に通う子どもの中には、オムツが外れていない子もいるかと思います。排泄が整っていない幼児の尿検査ってとても大変ですよね。

何とか絞り出しても量が足りないと、大丈夫かなと心配になるのではないでしょうか。

幼児の尿検査では、5mlほどあれば確実に検査できますが、1~2mlでも検査可能なようです。

保育園によっても違うかもしれないため、尿検査の量が足りないと感じた場合は、保育園に確認してくださいね。

 

オムツの子どもの尿検査はナプキンが採取しやすい

オムツで就寝している子どもの尿検査って、オムツに吸収されてしまって採取するのが難しいんですよね。

吸収されてしまうから、量が足りない問題が起きてしまう確率も高いのかも知れません。

調べてみると、ラップと脱脂綿を使った方法を試している方が多いです。

ラップと脱脂綿を使った採取方法
  1. オムツにラップをテープで固定して吸収を防ぐ
  2. ラップの上に脱脂綿を置いて就寝してもらう
  3. 起床時に尿を吸収した脱脂綿を清潔な袋や容器に絞る
  4. 出した尿を検査容器に入れる

この方法は、ラップをテープで固定してもずれてオムツに吸収されてしまったり、脱脂綿に吸収されていなかったりとコツがいるようで何度も失敗した声も多く見られました。

そこで、他に方法はないか調べてみると生理用ナプキンに吸収させて絞るというものを発見しました。

ナプキンを使った採取方法
  1. 就寝前にオムツに生理用ナプキンを装着(羽有りの方がズレにくい)
  2. 起床時に排尿していれば清潔な袋や容器にナプキンを絞って尿を出す
  3. 出した尿を検査容器に入れる

生理用ナプキンだとオムツと同じような質感なので、子どもも嫌がらずに付けてくれそうですね。

この方法だと5ml絞れたようなので、試してみる価値はありそうです。

他に調べた方法もいくつかあるため、以下にまとめてみました。

方法 メリット デメリット
採尿パック
  • 貼るだけで簡単
  • 手が汚れない
  • 男児だと成功しやすい
  • 値段が高く、ドラッグストアなどで取り扱っていない場合が多い
  • 排尿できても漏れやすい
ポケットティッシュ
  • 家にあるものでできる
  • セットが簡単
  • 絞る時にティッシュの繊維が入る可能性がある
トレーニングパンツ
  • 履かせるだけで何もセットしなくて良い
  • トレーニングパンツが必要ない乳児には使えない
  • おねしょの可能性が高いため、防水シーツを敷く必要がある

幼児の尿検査は、当日に一発で取れるなんて奇跡は起きづらそうなので何日か前から、練習しておくといいかもしれませんね。

今回紹介した方法で、尿検査が成功する親御さんが増えることを応援しています。

 

 

まとめ

  • 検査容器の半分以上の量を入れることが望ましいが、量が足りない場合は学校にそのことを伝えて持っていく
  • 就寝前のトイレの後に、水分をとっておくことも十分な量を採取することに繋がる
  • 学校の尿検査で発覚する病気のほとんどが自覚症状がないため、正しく採取するようにする
  • 尿検査で再検査になっても焦らずに学校の指示に従うようにする
  • オムツを履いている子どもの尿検査は、オムツに生理用ナプキンを装着すると採取しやすい

尿検査で量が足りないと焦ることのないように、前日からしっかり準備をして当日の朝を迎えるようにしましょう。

それでも量が足りない場合は、学校に連絡して再度尿検査を行うようにすることも、子どもの健康を守るために大事なことです。

子どもの健康だけでなく社会人になっても尿検査をする機会はあると思うので、正しく採取してご自身の健康も守ってくださいね。

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