家でもおいしいぬか漬けを作って食べたいと、思うことがありますよね?
あと一品おかずが欲しい時、ぬか漬けならすぐに食卓へ出すことができます。
季節のいろいろな野菜を漬けて、日替わりで食べるのもいいですね。
私は数年前に陶器を容器として使い、ぬか漬けに挑戦しました。
しかし、三日坊主でぬか床を混ぜ忘れてしまいカビが生えてダメにしてしまったことがあります。
ぬか漬けに再チャレンジしたいけど、また失敗したらどうしようと不安に思っていました。
容器にお金をかけたくないので100均で手に入らないかと思い、調べてみました。
すると、100均の容器でも十分にぬか漬けを作れることがわかりました。
この記事では、手軽にぬか漬けを始めるために適した100均の容器を紹介していきます。
目次
ぬか漬けの容器は100均でも買える!!

ぬか漬けと聞くと陶器の瓶で作るイメージがあると思います。
少し調べてみると、100均のプラスチック容器を使っている人が多くいました。
安価で手に入りやすく使いやすいので、ぬか漬けの容器は100均のもので十分です。
容器の大きさは1~3人なら3L、4人以上なら6Lがおすすめです。
ぬか床はある程度の量を作った方が失敗しにくいそうです。
ぬか漬け作りが初めての方は、3Lから始めるのがおすすめです。
100均で安く手に入るので、使いにくさを感じたり傷やにおいがついたりしてもすぐに買い替えることができます。
陶器ではなくプラスチック容器を選ぶ理由は、密閉性があることが大きいようです。
陶器だと蓋のすき間があって完全に密閉することができません。
蓋がきちんと閉まるので虫やホコリが入ってくるのを防ぐことができます。
カビの原因となる雑菌も防ぐので、ぬか漬けが失敗しにくいです。
ぬか漬け容器を紹介!ジップロックも使える!
ぬか漬けの容器は他にもいろいろなおすすめのものがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。
陶器
ぬか漬けの容器と聞くと、茶色の陶器で作るイメージがあると思います。
中にはカラフルでデザイン性が高く、おしゃれなものもあり女性におすすめです。
保湿性に優れていて、梅雨時期や夏場でも安心して使うことができます。
しかし、大きいものは重くて移動させるのが大変です。
また、他の容器と比較すると高価なものが多いです。
ホーロー
ホーローとは、鉄やアルミニウムなど金属素材の表面にガラス質の薬を塗って高温で焼いたものです。
シンプルでスタイリッシュなので女性に人気です。
様々なサイズがあるため、自分にぴったりのものを選ぶことができます。
保湿性にも優れています。強度もあり密閉性も高く、においもつきにくいのでぬか漬けの保存にぴったりです。
しかし、欠けやすく錆びてしまうこともあります。
ガラス
透明なので蓋を開けなくてもぬか漬けの漬かり具合を見ることができます。
また、熱に強いので煮沸消毒ができて衛生的です。
しかし、割れやすく大きいものになると重くて扱いにくいです。
プラスチック
いわゆる「タッパー」といわれるもので、最も馴染みがあって実用性があり、多種多様の大きさや形があります。
100均でも手に入るので、初心者にはおすすめです。
使いにくさを感じたらすぐに買い替えることもできます。
軽くて持ち運びやすく壊れにくいので、毎日ぬか漬けを混ぜるのにぴったりです。
しかし、容器が傷やにおいがつきやすいです。
ジップロック
ジップロックは家庭にあることが多いので、すぐに始められます。
サイズが豊富なので自分に合うものを選ぶことができます。
また、ジップロックはコンパクトなので冷蔵庫に入れやすいです。
袋の上から混ぜることもできるので手が汚れないです。
しかし、ジップロックは劣化しやすく混ぜているときに穴が開きやすいので定期的に袋を変える必要があります。
角の所が混ぜにくかったり、チャック部分にぬか床がついてしまったり、不衛生になります。
初めてぬか漬けを作る人はプラスチック容器を使っている人が多いことがわかりました。
ぬか漬けは敷居が高いと感じている人でもプラスチック容器なら気軽に始めることができます。
ぬか漬け用の容器はどんなものがおすすめ?

食べたい量の野菜が入る
ぬか床は容器の半分から7割ほど入れます。
いろいろな種類の野菜を一度にぬか床に入れるので、ある程度の大きさが必要です。
キャベツや白菜などの葉物を漬けたい人は、ひと回り大きい容器がおすすめです。
食べたい野菜を切らないでぬかに埋め込んで十分に隠れるくらい幅があるものにしましょう。
私は大根、にんじん、きゅうりは常にぬか漬けにしておきたいと思います。
その他に季節の野菜も入れたいので、けっこう大きめの容器が必要になると思います。
ぬか床をかき混ぜやすくてこぼれない
毎日かき混ぜるので、ぬか床を混ぜやすいように深さも必要です。
私が陶器でぬか漬けを作っていたときは、混ぜる時にぬかが床のあちこちに散らばってしまい掃除するのが面倒でした。
よく掃除しないとにおいも気になるので大変でした。
また、ぬか床がなくなるスピードがはやくなって、足しぬかをする頻度も増えてしまいます。
足しぬかは、湯冷ましを作って、塩と米ぬかを入れて1日ほど休ませなくてはならないので、時間がかかるしその間ぬか漬けが作れません。
米ぬか1kgに対して3~4Lくらいの容器があるとかき混ぜやすく、ぬか床もこぼれにくいです。
野菜を入れやすい
容器は野菜が入れやすいように口が広いものがおすすめです。
プラスチック容器はほとんどがこの形をしています。
冷蔵庫に収納しやすい
夏場の暑い日は冷蔵庫にいれる必要がでてくるでしょう。
私も陶器でぬか漬けを作っていたときは、冷蔵庫収納ができずに失敗しました。
冷蔵庫に収納するので、あまり大きすぎても邪魔になってしまいます。
家の冷蔵庫に合う高さや幅などの確認が必要です。
冷蔵庫に出し入れするので、取り出しやすさもチェックしましょう。
衛生的に使える
ぬか床に雑菌が繁殖しないように衛生管理が大切です。
ぬか床を混ぜた後、容器の内側についたぬかはキッチンペーパーでふき取ります。
プラスチック容器ならきれいにふき取ることができます。
使っているとにおいが移ったり、容器に傷がついたりして雑菌繁殖の原因にもなります。
100均の容器は安価で気軽に買い替えることができます。
蓋つきのものを選ぶ
タッパーはほとんどが蓋つきのものです。
虫やほこり、雑菌が入らないようにきちんと密閉されるものがおすすめでしょう。
ぬか漬け容器付きキットで簡単に作ってみよう!
容器を用意して米ぬかと水と塩を混ぜて、ぬか漬けを作るのもいいですが、気軽に始めたいなら市販のぬか漬けキットがあります。
ぬか床や容器がセットになっていて説明書がついているキットもあるので、買ったその日からぬか漬けが始められます。
調べてみると、容器は冷蔵庫での保存を前提とした保存袋のものが多いようです。
ぬかの臭みが少ないものや味噌が入っているもの、乳酸菌と酵母が入ったものなどそれぞれの特徴があります。
毎日かき混ぜる必要がないものもあり、初心者に人気となっています。
ただ、そういったキットだと自分好みの味にできないという欠点があります。
唐辛子や昆布、煮干しなどを入れて工夫して味の変化を楽しむことができません。漬かり具合や塩分の調節も難しいです。
また、これらは少量の野菜しかつけられないので大人数の家族やぬか漬けに慣れてきた人には物足りなさを感じるでしょう。
自分で米ぬかから作るものと比べて、添加物が入っている可能性があるので注意が必要です。
まとめ

- ぬか漬けの容器は陶器やホーロー、ガラス製、プラスチックなどがある
- 手軽に始めるのにはプラスチック容器がおすすめ
- プラスチック容器は100均で手に入る
- プラスチック容器の大きさや形は自分にあったものを選ぶ
- キットを使えばすぐにぬか漬けが始められる
ぬか漬けはビタミンやミネラルが多く含まれていて、お腹の調子を整える乳酸菌がたくさん含まれています。
お通じをよくする食物繊維がたくさん含まれる野菜を摂ることができて健康的な食事になります。
私は昔から便秘気味で、薬を飲まないと出ないことが何度もありました。
ぬか漬けを食べるだけで薬を使わずに便秘を解消できたら嬉しいですね。
100均のプラスチック容器で手軽に始めてみて、慣れてきたら他の容器にも挑戦してみるのもいいでしょう。
100均以外にも、ニトリや無印良品でおしゃれなものが手に入ります。
容器選びのポイントをおさえて、ぬか漬けライフを始めてみてください。
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