ノートパソコンにマウスも繋げたいし、キーボードも繋げたい、それに外部モニターも使いたい、なんて事ありませんか?
パソコンの周辺機器はusbで接続するものが多いので、あれもこれもと使いたいものがあるとポートが足りないということになって困ってしまいますよね。

そんなお悩みを抱えているあなた!usbポート不足は簡単に解決できます!
ノートパソコンのusbポートが足りない時は、usbハブというアイテムを使ってポート不足を解消しましょう。
usbハブの選び方、おすすめのusbハブの紹介もしますので、この記事を読めばあなたのノートパソコンはもっと快適になること間違いなしです!
ノートパソコンのusbポートが足りない時にはコレ!
ノートパソコンのusbポートが足りない時はusbハブを使えば簡単にポートを増やすことができます!
usbハブとは、パソコンのusbポートに接続するだけで、簡単にポートが増やせる便利アイテムです。
小型のノートパソコンだと、usbポートが1〜2個しかないものが一般的ですよね。
私が使っているノートパソコンもusbポートが2つしかないので、不便さを感じていました。
ノートパソコンに色々外付けの機器を追加して自分が使いやすいようにしようと思っても、ポートが足りないとなれば追加する機器も限られてしまいます。
ですが、やはり仕事で毎日使う場合などは特に、自分の使いやすいようにしたいですよね。
そんな便利なアイテム、usbハブの選び方についてご説明していきたいと思います。
ノートパソコンのusbポートのタイプを確認
一般的なノートパソコンのusbポートには以下の2種類のタイプがあります。
- usb Type-A・・・Windowsのパソコンや周辺機器
- usb Type-C・・・AppleのMacBookシリーズ
まずはあなたがお使いのノートパソコンがどちらのタイプなのかを確認しましょう。

usbポートの規格が違うと何が変わるの?
usbポートの規格には「1.1」「2.0」「3.0」などがあり、数値の高いものほどデータの転送速度が速くなります。
usb2.0規格のものと、usb3.0規格のものの転送速度を比べてみましょう。
- usb2.0・・・最大480Mbps(約60MB/秒)
- usb3.0・・・最大5Gbps(約625MB/秒)
usb3.0規格のものは、usb2.0規格のものに比べて10倍以上の速度でデータの転送ができます!
そのため大量の画像や動画など、大容量のファイルを転送する場合にはusb3.0規格のものがおすすめです。
ちなみにもっと転送速度の速いものでは、usb3.2規格(最大20Gbps)やusb4規格(最大40Gbps)なども出てきているようです。
この転送速度というのは、使用するノートパソコンや接続する機器などのデバイスによって変わります。
とにかく速く大量のデータを転送したいのであれば、数値の高い規格を選ぶようにしましょう!
usbハブの給電方法もチェックしよう!


などといったように、使用する環境はそれぞれ違いますよね。
usbハブには2種類の給電方法があるので、ノートパソコンを使用する環境に合わせて選びましょう!
- ACアダプターを使い給電する
- DVDドライブや外付けのHDDといった消費電力の大きなものや多くの機器に接続しても安定
- コンセントがなければ使えないので持ち運びには不便
セルフパワータイプは自宅での作業や職場で消費電力の大きな機器などを使う場合に安定した接続ができます。
- パソコンのusbポートから給電する
- 給電能力が高くないので消費電力の大きなものや多くの機器を接続するのには向いていない
- コンセントなしで使用できるので持ち運びに便利
バスパワータイプは容量の大きなものを扱うのには向いていませんが、外出先のどこでも使えて持ち運びに便利です。
ポートの数やケーブルの有無を考えて選ぼう!
usbハブのポートの数は、3個以下のものから20個以上接続できるものまで様々です。
ポートの数が多いものはたくさんの機器と接続できますが、usbハブのサイズも大きくなってしまいます。
かといって少ないものを選んで、ポートの数が足りないなんてことになれば意味がないですよね。
接続したい機器の数を把握し、最低でもいくつのポートが必要なのかをきちんと考えて選ぶようにしましょう!
また、ノートパソコンとusbハブを繋ぐケーブルが有るのか無いのかで、作業のしやすさも変わりますのでそれぞれのメリットを見てみましょう。
ケーブル有り・・・ノートパソコンの隣接するusbを塞がずにusbハブを接続できる
ケーブル無し・・・ノートパソコンに直接挿せるので作業スペースがスッキリし持ち運びも便利
このようにそれぞれのメリットがありますので、あなたのノートパソコンの使用環境に合った方を選んでみてください。
usb以外の端子にも対応しているusbハブ
ノートパソコンにusbではない端子を接続したくても、使用しているノートパソコンにその端子が無いってことありませんか?
usbハブにはusb以外の端子に対応しているものもあり、HDMIやSDカードなどに対応しているものがあるのでとても便利です!
それぞれの端子がどんな場面で活躍してくれるのかも見てみましょう。
- HDMI・VGA
会議や展示会などで映像出力が必要な場合に役立ちますよね。4Kの解像度にも対応しているものもあるようです!
- LANポート
ホテルなどのWi-Fiが不安定な場所で大活躍ですね。
- SDカード・microSD
スマホやカメラのデータを保存したSDカードを読み込めば、簡単にデータをノートパソコンに移せます。
一つのusbハブでこれらの端子が全て使えるものもありますので、使いたい端子が何種類もある場合はこういったusbハブをおすすめします!
便利な付加機能にも注目してみよう!
背面にマグネットがついているusbハブや、スイッチがついているような付加機能があるととても便利です!
- 背面にマグネットを搭載している
背面にマグネットがついているものは、金属製のデスクなどで作業をする場合、デスクの横にくっつけて使えば邪魔にならないので便利です。
- LEDやランプのインジケーター
LEDやランプのインジケーターがついているものは、使っているポートがどれなのか一目で確認することができます。
- ポートの個別スイッチ
ポートの個別のスイッチがあるものであれば、使っていないポートの電力を切れるので、待機電力をカットできますね。
- スマホの急速充電
スマホを急速充電できるポートがついているものもあり、ノートパソコンで作業をしながらスマホを充電できればとても便利です。
ノートパソコンのusbハブのおすすめ7選!
ここまでusbハブを選ぶ際に重要な点について話しましたが、次は私がおすすめするusbハブをご紹介したいと思います!
安く品質の高いものがあるELECOM(エレコム)や、ラインナップが豊富なBUFFALO(バッファロー)といったメーカーのusbハブがおすすめです!
ELECOMやBUFFALOは、パソコンの周辺機器にほとんど知識がない私でも知っているほど有名なメーカーなので、選ぶ上で安心できますよね。
同じメーカーのusbハブでもポートの数や種類、規格などは製品によって様々です。
ここでご紹介するおすすめのものも参考にしながらあなたにぴったりのusbハブを見つけてみてください。
ELECOMの7ポート搭載U3H-T706S
usb3.0規格のポートが3つと、usb2.0規格のポートが4つの、合計7ポートを搭載したusbハブです。
大容量のデータのやりとりをするものは3.0規格、外付けのキーボードなどは2.0規格、といったように1つのusbハブで使い分けられるのが便利ですよ!
背面に強力なマグネットがついていて、金属製のデスクなどでは側面に付けられるので、作業スペースをスッキリさせられるところもおすすめです。
そしてこのusbハブは、セルフパワーにもバスパワーにも対応しているので、状況に応じて給電方法を変えられるのもポイントが高いですよね。
- 強力なマグネットで金属のあるところにすぐくっつき便利
- usb2.0、usb3.0が両方使えるので、プリンターなどもこれ1つで使えるところがいい
ELECOMの4ポート搭載U3H-S409S
こちらも給電方法がセルフパワー、バスパワー両方に対応しているusbハブになっています。
usb3.0規格に対応しているので転送速度や大容量のデータもバッチリです。
なんといってもこのusbハブは、ポートごとの個別のスイッチがついているのがおすすめのポイントです!
- HDDを何個も接続する場合、個別のスイッチで使いたいものだけを使えるのが便利
- 4つのポートに同時に接続しても動作が安定している
ELECOMの3ポート搭載U2H-TZ325BX
usb2.0規格に対応しているこちらのusbハブはポート数が3つと少ない為、約17gという軽量のusbハブです。
ノートパソコンに接続したままでもかさばらないことや、給電方法がバスパワータイプなので持ち運びにとても便利です!
ノートパソコンの挿し口からポートのある本体が270°回転するので、あなたのノートパソコンに合った角度に調節することができますよ!
- 本体が薄く270°回転する為とても使いやすい
- ケーブルレスなのでノートパソコンに挿してもすっきりして邪魔にならない
BUFFALOの4ポート搭載BSH4UMB04
AndroidOSのタブレットやスマホに対応しているusbハブで、付属のusb Type-Aの変換アダプターを装着すればノートパソコンにも接続できる優れものです。
usb2.0規格なので、文書や写真などのデータの転送、コピーやバックアップもすぐにできます。
ポート数は4つですが、バスパワーで約38gと軽いので持ち運びにも便利ですね!
- 変換アダプタがついているので、タブレットやスマホとusb機器を共用するのにとてもいい
- 値段も手頃で、webカメラやキーボードやマウスなどといった消費電力の少ないものにおすすめ
BUFFALOの多種類ポートLUD-U3-CGD
usb3.2規格のusb Type-A、usb Type-Cのポートを1つずつ搭載していて、転送速度も速く、大容量のデータも安心なusbハブです。
その他に有線LAN、HDMI、VGAのポートも搭載しているので、これ1つあれば様々な機器に接続できます!
ノートパソコンの充電もできるので、とても便利ですよね。映像出力のないノートパソコンにおすすめのusbハブです。
- HDMIとVGA両方に対応しているのでとても便利
- 有線LANを繋げられてweb会議などが安定するのでおすすめ
SANWASUPPLYの4ポート搭載USB-3HSC1
SANWA SUPPLYのこのusbハブはusb3.0規格のポートを4つ搭載した薄型のusbハブです。
ノートパソコンに直接挿せるタイプのもので、コネクタ部分が180°回転するので隣接するusbポートを塞いでしまう心配がありません。
usb3.0規格で転送速度も速く、バスパワーでコンパクトなところが持ち運びにとても便利です。
- 非常に薄型なのに4ポート搭載という柔軟性で重宝している
- ケーブルがないので携帯に便利で、コネクタが回転するので使いやすい
ANKERの多機能なMacBook専用A83840A1
ANKERの「PowerExpand 9-in-2 usb-C メディア ハブ A83840A1」はMacBook ProやMacBook Air専用の多機能usbハブです。
- 多機能usb-Cポート
- usb-Cポート
- usb-Aポート
- 4K対応HDMI
- イーサネットポート
- オーディオジャック
- SD・microSDのカードスロット
こんなにもたくさんの種類に対応しているなんてすごいですよね!
充電もできるのでMacBookでしか使用できないところを除けば、機能面でパーフェクトなusbハブではないでしょうか。
- 多機能なハブなのに本体も熱くならず、動作も安定して使える
- 機能面が充実している上に、デザインもシンプルでかっこいい
この中にあなたのお気に入りのものは見つかりましたか?
有名なメーカーのものをご紹介しましたが、実は100均でもusbハブは購入できるんですよ!
usbハブには様々な種類があるので、あなたのノートパソコンを使う環境にぴったりのものもきっとあるはずです。
これだ!と思えるものに出会えるといいですね。
ノートパソコンでusbハブを認識しない時の対処法
usbハブで繋いだ機器を認識しない場合は、1度ポートから抜き差しするなどの対処をしてみましょう!
usbハブをいざ使おうと思った時に、ノートパソコンが認識しないなんてことがあったら困りますよね。
私も今までにノートパソコンが認識してくれない事態になったことがあり、急ぎでやりたい作業だったのでとても困ったことがありました。
usbハブを認識しないということになる原因としては、電力不足やケーブルの断線、コネクタの破損などがあります。
いくつか簡単にできる対処法をご紹介しますので、これを参考にしてみてください。
usbハブのポートから機器のケーブルを抜いてみる
古いusbハブだったりすると、接続エラーが出ることも珍しくないようです。
そんな時には1度usbハブのポートから機器のケーブルを抜き差ししてみましょう!
これで解決した場合は、一時的に接続がうまくいかなかっただけということがわかりますね。
ただ頻繁に起こる場合はあなたのストレスにもなりますので、usbハブを買い替えてみるのもいいかもしれません。
特定の機器だけを認識しない場合は、その機器に問題があることが考えられるので、usbハブが原因ではないこともあります。
ノートパソコンを再起動してみよう
一時的にノートパソコンのシステムに問題が起きている場合にも、usbハブを認識しないということがあります。
次の手順でノートパソコンを再起動してみると解決するかもしれません。
- ノートパソコンの電源を落としシャットダウンする
- バッテリーを外し電源プラグも抜く
- もう1度バッテリーを取り付け電源プラグを入れる
- ノートパソコンを起動する
ノートパソコンの不具合だった場合は、これでusbハブを認識してくれると思います。
usbハブに接続している機器の数を確認する
usbハブで複数の機器を接続している場合には、電力不足になり認識しないというパターンもあるようです。
そんな時には、必要な機器だけを繋いでいる状態にするか、usbハブを使わずノートパソコンに直接繋ぐのがいいかもしれません。
もしくは、おすすめのusbハブでご紹介した、個別のスイッチがあるusbハブにすれば、待機電力がカットできるので問題が解決するかもしれません!
また、電力が足りないのが原因ならば、セルフパワータイプのusbハブに変えてみるのも一つの手ですね!
usbケーブルが故障していないか確認しよう
usbハブと機器を繋いでいるusbケーブルが壊れているという場合ももちろんありますよね。
usbケーブルにも端子の種類があるので、同じ端子のusbケーブルに変えて動作を確認してみましょう!
マウスやキーボードの場合は、ケーブルのみを交換することは難しいので、本体ごと買い替えの必要があります。
usbハブを認識しないという事態にならないためには
ノートパソコンもusbハブも精密機器なので、無理にケーブルを差し込むなどは故障の原因になるので絶対にやめましょう!
ノートパソコンのusbポート自体がダメになってしまったら、修理に出すしかなくなってしまいます。
usbハブやケーブルに問題がある場合は買い替えをするなど簡単に対処できますが、ノートパソコン本体やusb機器に問題がある場合、個人で対処するのは難しいです。
その場合はきちんとメーカーに修理を依頼するか、専門の業者などにお願いするようにしましょう。
通信途中で抜き差しするのも、ほとんどの場合は再起動すれば修復されることが多いですが、何度もやってしまうと深刻なトラブルになる可能性もあるので注意してくださいね。
まずは普段から抜き差しなどの動作を丁寧にして、防げるトラブルには気をつけていきましょう!
まとめ
- ノートパソコンのusbポートが足りない時はusbハブを使えば解決できる
- usbハブの規格には「usb 1.1」「usb 2.0」「usb 3.0」などがあり、数値の大きいものの方が転送速度も速く、大容量のデータも安心
- usbハブの給電方法には「セルフパワー」と「バスパワー」の2種類があり、ノートパソコンの使用環境で選ぶといい
- usbハブにはusbのポートだけではなく、HDMIやLANケーブルなど様々なポートを搭載しているものもある
- 個別のポートのスイッチがあるものや、背面にマグネットが搭載されているusbハブはとても便利
- 安く品質の高いものがあるELECOMや、ラインナップが豊富なBUFFALOといったメーカーのusbハブがおすすめ
- usbハブ繋いだ機器を認識しない場合は、「ケーブルを抜き差しする」「ノートパソコンを再起動する」「繋ぐ機器を1つにする」「ケーブルの故障がないか確認する」
ノートパソコン1台で色々なことができるようになって、usbで接続する周辺機器も増えたので、usbポートが足りないというのは当たり前のように思います。
でもusbポートが足りないというのは、usbハブを使えば簡単に解決できることが分かりましたよね。
私もマウスとキーボード、それに外部モニターも繋げたいと思っているので、usbハブでポート不足を解消してみようと思います。
usbハブにも色々な種類があるので、この記事でのおすすめも参考にしながらあなたに合ったものを選びましょう!
この記事で、あなたのノートパソコンのusbポートが足りないという悩みから解放され、快適な環境で作業ができますように!