あなたはどんな立場や状況で「妊娠」を知りましたか。
いずれにせよこの「妊娠」の事実があなたを今、不安にして苦しめているのではありませんか?

様々な立場や状況の中で訪れた「妊娠」の事実を「嬉しくない」と感じることや「不安」に襲われることは決して珍しいことではありませんよ。
もう1人で苦しんで悩む必要はありません!「嬉しくない」「不安」という気持ちの原因と解消法をここでお伝えします。
きっとこの方法を知ることであなたの「嬉しくない」「不安」という気持ちはフッと軽くなりますよ。
では、少し前を向いて看護師である私の記事に目を通して見てくださいね。
ここであなたにおすすめしたい商品があります。妊娠すると胎児が大きくなるにつれてお腹の皮膚がどんどん引っ張られ妊娠線ができてしまうことがあります。
この商品はその妊娠線を予防してくれるのはもちろんのこと、マンダリンの精油を使っているため疲れや不安を軽減しリフレッシュできる香りが魅力的です。
香りはほのかに香る程度なのでつわりにも影響は少ないと思います。そしてベタつくことのないオイルの使用感でしっかり皮膚の柔軟性を保ってくれます。
妊娠初期から使用できますし、お腹だけでなく全身に塗ってもらって大丈夫です。早めに使って体と心を整えていきましょう。

目次
妊娠は嬉しくないし不安になる気持ちは誰にでもある

妊娠は嬉しくないし不安になる気持ちはあなただけのものではありませんよ。妊娠をすれば誰にでも起こり得る気持ちなんですよ。
きっと妊娠した女性のほとんどが妊娠した事実に戸惑い、不安を抱き、「どうしよう」「嬉しく感じられない」と思ったことがあるはずです。
あなただけが抱く不自然で特別な気持ちではありません。最初から素直に喜んだり、嬉しくて涙が出たりなんていう方は多くはありませんよ。
私もあなたと同じで、最初は嬉しいなんて思えずに行き場のない不安を抱きました。だからこそここでどうしてもあなたにお伝えしたいことがあります。
妊娠のよる不安の原因を知ることが何よりも解決への近道になります。
妊娠による不安の原因を知ることが解決の近道
私も妊娠を知った時は大きく動揺して大きな不安を抱きました。でも私は妊娠の事実になぜ不安を抱いたのかという原因はすぐには理解できませんでした。
私は自分の経験から原因を知ることで解決できる問題がほとんどだということを知りました。
ここで妊娠を知った女性が抱く主な不安の原因をまとめて見ましたので、あなたに当てはまるのかどうか考えて見てくださいね。
- 望まない妊娠であった場合はどうしたらいいのか
- 妊娠中に自分の体がどう変化していくのか
- 元気な赤ちゃんが無事生まれてくるのか
- 出産時の痛みは耐えられるものなのか
- 出産費用はどのくらいかかるのか
- 子どもをちゃんと育てられるのか
- 仕事は続けていけるのか
もしかしたら「嬉しくない」「不安」という気持ちの原因はひとつではないかもしれませんし「私には相談できる人や場所はない」とあなたは思っていませんか?
大丈夫ですよ!次は「嬉しくない」「不安」な時の解消法を詳しくお伝えしていきたいと思います。
妊娠が嬉しくない時の解消法を知って不安にさようなら

ここでは妊娠が嬉しくないし不安という気持ちをいち早く解消するための方法をご紹介しますね。
妊娠が嬉しくないし不安という気持ちの解消法は5つあります。
あなたには「妊娠」の事実に目をそむけるのではなく、しっかりと向き合ってほしいと思います。そしてその結果、あなたの体と心は楽になるはずですよ。
- 自分の立場や状況にあった情報を手に入れる
- 医師や助産師、専門家から妊娠に関する正しい知識を得る
- 妊娠出産を経験した信頼できる相手に話を聞いてもらう
- 妊娠に関して不安だという1番の原因を知る
- あなたの体と心がリフレッシュできることをする
「なんだ、結局解消する方法ってこんなことしかないの?」と思われた方もいるかもしれませんね。
でも、今のあなたには「こんなこと」が実は非常に重要なことなのです。
次はこの非常に重要な妊娠が嬉しくないし不安という気持ちの解消法をもっと詳しく解説していきますね。
あなたの立場や状況にあった情報を手に入れる
あなたが今どういった立場や状況にいるのかで必要な情報が大きく変わっていき、その後の対応も変わります。
まずはインターネットの専門サイトでも書籍でもSNSでもいいので、あなたに合った情報を手に入れてみてください。
あなたは既婚なのか未婚なのか、成人なのか未成年なのか、仕事をして収入があるのかないのか、出産できる環境なのかそうでないのか、子どもは欲しいのか欲しくないのか。
それぞれの立場や状況は違いますから、答えはそれぞれで違いますよ。
そして注意が必要なのはこの妊娠に関する情報は散乱していますから、その情報が本当に正しいのかどうかを自分ひとりで判断することは止めましょう。

でも悩んでいるその間にもお腹の「命」は刻々と生きるために成長を続けています。
日本では「母体保護法」により妊娠22週未満まで中絶手術が認められています。でもこの方法は妊娠12週を境に手術方法が変わりあなたの体への負担の大きさが変わってきます。
突然中絶の話?と思われたかもしれませんが、1番重大な問題で女性の体と心にはとてもデリケートな問題だと思ったので参考程度にお伝えしました。
妊娠を「嬉しくない」「不安」と感じている人はたくさんいるはずですから、正しい情報をキャッチすることで次の一歩を踏み出せるようになります。
あなたにはせっかく授かった命を大切にそして慎重に考えていって欲しいと思います。
医師や助産師などから妊娠に関する正しい知識を得る
あなたの「嬉しくない」「不安」という気持ちが妊娠中の体の変化や出産時の痛み、子育てに関してのものであれば医師や助産師、専門家に相談することが1番です。
まずは産科へ受診をして相談してみましょう。各病院では妊娠したら正しい知識を入手するためマタニティスクールや母親学級、妊娠子育ての勉強会などを開催しています。
医師や助産師、専門家であったらすぐに答えることができるので、この気持ちで悩んでいる時間は勿体ないほどですよ。
各地域の保健所にも相談窓口があり個別相談支援などを行なっていますし、24時間妊婦相談窓口の電話やメール対応など多くの相談支援場所があります。

専門分野のエキスパートたちがあなたの不安を解消へ導きますよ。
妊娠出産を経験した信頼できる相手に話を聞いてもらう
あなたの想いをすべて話しできるくらい信頼する人がいますか?そんな人に話をしてみると本当に心強いと感じるものですよ。
もちろん秘密を厳守してくれるような人であるということも大切ですよ。
ご主人や彼氏でもいいのですが、男性はやはり女性の体の不思議には理解を示せない人がほとんどです。
ご主人や彼氏に話をするのはいいですが理解をしてくれるはずなんて期待を持ってはいけませんよ。
話をするのはあなたのお母さんでもいいですし、お姉さんや職場の先輩など妊娠の経験ある人なら充分に理解を示してくれて少し心にゆとりが持てるようになりますよ。
経験を元に話を聞いてアドバイスを貰えるのは、あなたの安心感に繋がりますからね。私の場合はすぐに職場の妊娠経験のある先輩に相談しました!
妊娠に関して不安だという1番の原因を知る
あなたは自分の妊娠が嬉しくないし不安という気持ちがなぜだか原因はわかっていますか?
あなたがその気持ちの原因をはっきりできれば、解決への方法が定まりあなたの不安な気持ちは楽になりますよ。
もしかしてその原因のひとつに望まない妊娠をしたということであれば、非常に心を痛め解決への道を遠ざけてしまうことが考えられます。
でも大丈夫ですよ。まずは望まない妊娠をしてしまったというあなたには取るべき手段がひとつではありません。
あらゆる方面からあなたに1番望ましい答えを一緒に考えてくれる相談場所があります。
これは一例に過ぎませんがここで紹介するのは全国に対応していてスタッフは全員女性、相談無料です。まずは相談してみましょう。
- 妊娠相談受付時間/平日9:00〜21:00 土日祝日13:00〜21:00
- TEL:042−420−6625
- スタッフは全員妊娠出産育児の専門分野有資格者(社会福祉士・助産師・公認心理士など)で多機関(一般社団法人全国妊娠SOSネットワーク・マナ助産院・うえだみなみ乳児院など)との連携もあり安心
次に仕事はいつまで継続できるのか、仕事は辞めたくないけど職場に気を使わせることは私の気が引けるといった気持ちはどうでしょうか。
まずはあなたの仕事についてですが、職場で今までと同じ業務をすることは難しいという人も多いでしょう。
そのことを職場に伝えることも大変に気を使うことですよね。
でも、職場では「男女雇用機会均等法」で妊娠や出産に関してきちんと対応するように事業主に義務付けられているのですからあなたは安易に退職しないでくださいね。
この妊婦の仕事に関しては後述し詳しくお伝えしようと思います。
また、金銭的に厳しくて出産や子育ては難しいといった気持ちはありませんか。金銭的な問題では妊娠や出産で受け取れる充分な給付金制度がありますよ。
失業手当、出産育児一時金、出産手当金、育児休業給付金、高額療養費の給付金制度で金銭的には大きな助けとなります。

ただ、申請箇所が職場であったり市役所であったり、ハローワークであったりとあなた自身が申請にいくので少し面倒な気がします。
でも、今は出産費用だけで平均40万〜50万はかかりますからここは頑張って足を運び手続きしていきましょう。
あなたの体と心がリフレッシュできることをする
妊娠時期は気分転換程度のウォーキングはストレス解消には効果的です。この軽い運動でリフレッシュすることは精神安定効果が認められていますよ。
マタニティヨガやストレッチ、水中ウォーキングなどもおすすめの方法です。

妊娠により気分が沈んでいたり引きこもりがちだったりするあなたには是非試して欲しい方法ですね。
このリフレッシュ効果であなたの気持ちが前向きで妊娠時期を楽しめるようになるかもしれません。
この他にも栄養バランスのよい食事や日光浴でも、幸せホルモンのセロトニンが増えるのでリフレッシュ効果がありますよ。
ここでもうひとつ、体と心のリフレッシュ効果が期待されるマタニティオイルを紹介しますね。
このマタニティオイルは妊娠線予防にも高い効果を発揮しますし、マタニティアロマセラピストが監修しているため安全性が高いことが評価ポイントです。
そしてベタつくことがない程よいテクスチャで、肌に優しいマカデミアナッツオイルをブレンドしているのでしっかりとした保湿力と皮膚の柔軟性を保ってくれます。
アロマオイルのマンダリン、パルマローザ、フランキンセンスを合わせることによりスッキリとリフレッシュできる香りになっていますから今のあなたにはピッタリですよ。

妊娠は嬉しくないしおろしたいという思いは悪くない

妊娠した時には「嬉しくない」「不安」という思いは誰でも抱くものとお話してきました。
女性は妊娠をするとどうしても女性ホルモンの働きによってマイナスの言動へ走ったり情緒不安定になったりする妊婦さんが多いのです。
望まない妊娠をして「おろしたい」というあなたももしかしたら、この女性ホルモンの影響が大きいのかもしれません。
だから妊娠による「嬉しくない」「おろしたい」という考えは女性ホルモンの働きによる生理的なものであり、ほとんどの場合あなたは悪くないのです。
ここでは出産を視野に入れている妊婦の「嬉しくない」「おろしたい」という気持ちから生じる症状と対処法をご紹介していきますね。
妊娠するとホルモンの変動で生じる症状は7つ
少し難しいですが妊娠が成立すると胎児の発育のために女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンがどんどん増えていきます。
出産してしまうとこのホルモンは急激に減少するのですが、この女性ホルモンの変動が妊娠中と出産後のあなたの体と心に大きく影響を与えます。
妊娠中は過剰なほどにイライラしたり、些細な言葉に必要以上に傷ついたりと情緒不安定な時期となります。
だから妊娠を「嬉しくないし不安でおろしたい」と感じてしまっても何もおかしなことではなく逆に自然なことです。
妊娠出産は母親の「命」をかけた大きな節目です。ちょっと昔までは出産で多くの女性が命を落としているほど大変な仕事ですから。
あなたは自分を責める必要なんて全くありませんよ。あなたは自分自身をよく頑張っていると労ってあげてください。
- 気持ちが落ち込んで不安になる
- 急に泣きたくなりコントロールできない
- イライラして自己嫌悪に陥る
- 出産育児に強い恐怖や不安を感じる
- 不眠や倦怠感が強い
- 頭痛や動悸息切れがする
- 過食または拒食となる
再度お伝えしますが、妊娠すれば多くの女性が経験するつらい症状です。自分自身を責めたり傷つけたりすることはしないようにしてくださいね。

もともと真面目で頑張り屋さんは特にこの症状が強くでると言われます。これが「マタニティブルー」と言われるものです。
「マタニティブルー」は妊娠初期から中期にかけて、また産後1ヶ月に多く認められるものです。
この期間、妊娠中にあまりにも自分を責めて緊張やイライラが継続されると胎児にストレスホルモンが移行して血液循環を低下させてしまうという研究があります。
心配ですよね。でも大丈夫ですよ!胎児はどんどん細胞分裂をして成長しようとしていますからストレスホルモンを排除しようとする力が備わっていると言われています。
そしてあなたはいかに妊娠期間中を心地よく楽しく過ごすかということに集中することが、お腹の「命」に安心感を与えることができて1番よいかもしれません♪
ほとんどの病院でこの症状は女性ホルモンのせいだから時間が経てば良くなるとして治療や投薬などはしません。
これって本来はつらいことです。女性ホルモンのせいだといわれても自分ではどうにもならないので一層悲しくなってしまいます。
ある女性はこの症状を「必ず終わりは来る」と信じて乗り切ったそうです。今では「本当に終わりは来た」と笑って話をしています。
このある女性とは私自身のことですけどね!今では子どもも健康に元気に成長してくれていますよ♪
マタニティブルーで心身ともにつらい時の対処法
マタニティブルーを乗り切るための対処法をご紹介しますね。本当に体も心もつらい時はとにかく無理をしないで気持ちに素直になることが大切ですよ。
- つらい時はつらいと信頼できる相手の前ではっきり言う
- 泣きたい時は涙を止めることなく泣く
- 眠い時は眠れるだけ寝る
- 倦怠感が強かったら横になり休む
- 無理に家事を頑張らない
- 時期が過ぎれば健康な状態に戻れることを信じる
- 身近な信じられる人に助けを求める
- 軽い運動で心身ともにリフレッシュする
妊娠は女性の人生の中でとても大きな変化の時です。あなただけの症状ではありません。あなた1人でどうにかしようなんてことも考える必要はありませんからね。
このマタニティブルーは30%以上の妊産婦が経験するものです。だいたいは3〜4日で落ち着いてきます。
でも長引いてしまう方だと2〜3週間も不安定な体と心で苦しむことになります。つらいですよね。
もしこの症状が悪化してしまうと産前であれば「産前うつ」産後であれば「産後うつ」と言われる状態になります。
落ち込みが激しく寝たきりで、自分で何もできなくなることもあります。
特に真面目なあなたや責任感のあるあなたがなりやすいと言われています。
「私のこと?」と思ったあなたはこの時期に思い切ってその真面目さと責任感を封印しましょう。
食事はお弁当にデリバリーで充分!掃除は多少家にホコリが溜まっていようが無視!どうしてもって時は遠慮なく人に助けを求める!これでいいのです。

永遠に続く症状ではないってことは忘れないでください。だから、体調が改善できたらその時は助けてくれたその人に感謝を伝えてくださいね。
それで充分です。生まれてきてくれた「奇跡」の子とニコニコして過ごせる日々がきっときますよ♪
あなたの今の「嬉しくない」「おろしたい」その気持ちは悪くないってことを理解してもらえましたか?あって当然の気持ちですからね!
妊娠が嬉しくないのは仕事のせい?公的制度で不安解消

女性が「妊娠」することはある意味「奇跡」ですから、妊娠できたその時を大切にして欲しいという思いがあります。
ですから、もし「仕事」を原因として妊娠が「嬉しくない」と感じているのなら解決法はあります。
今は公的な制度を各職場で取り入れて行くべきとの考えが強いので、この制度についてお伝えしていきます。あなた1人で悩む必要はないですよ。
妊娠と仕事の関わりは女性の人生に大きく影響する
妊娠が「嬉しくない」という原因のひとつに「仕事」が大きく関わることがありますが、私もその1人でした。
女性でも自分のやりがいとなる仕事を手にして順調に波に乗ってきた時に「妊娠」という一定期間の足止めがされてしまう現実があります。
でも今は妊娠した女性が安心して仕事できるように、事業主に義務付けられている法律に基づいた制度があります。
妊娠という「奇跡」を大切に捉えた上で仕事をどうしていくか真剣に考えて欲しいと思います。
もし仕事を優先させて中絶をしてしまった時は、次に妊娠したいと思う時に妊娠ができるかは保証がありませんから悩む時です。

「奇跡」で生まれたその「命」は今が良かったのではないでしょうか。仕事で「命」にたくさん触れてきた私はそう感じます。
もちろん仕事だって諦めることはしないでくださいね。その「命」はいつだってあなたを応援していますから。
あなたはこれから「命」を育むのですから今までのような業務では大切な「命」に影響を与えてしまうことも考えられます。このため業務転換や制限が発生します。
業務転換などスムーズに行うために、次のような制度がありますよ。
- 検診のための時間の確保
- 母性健康管理措置
- 母性保護規定
- 産前産後休業
- 産後復職する時の措置
- 育児休業
ではこの制度の特徴やポイントなどを次にまとめましたので、是非ご覧くださいね。
妊産婦検診のための時間確保はあなたの業務のひとつ
妊娠したら定期的に妊産婦検診を受ける必要があるため、法定の通院休暇を利用して勤務時間の中で妊産婦検診を受ける時間を申請すればその時間を確保できます。
妊産婦検診もあなたと子どもを守るためのあなたにしかできない業務のひとつですから、しっかり申請してくださいね。
申請方法は職場の規定もあるので早めに確認してください。
この妊産婦検診は法定で通院休暇回数が決められています。もちろん妊婦の状態によってはこれ以上に検診以外の診察が必要になってきます。
ここでは法定で定められた通院休暇回数をお伝えしておきますね。
妊娠23週まで | 4週間に1回 |
妊娠24週間から35週まで | 2週間に1回 |
妊娠36週以降出産まで | 1週間に1回 |
今までのようにバリバリ働くことやどんどん出世しよう考えることは、今は少しお休みすることが望ましいですよ。
あなたと子どもの健康を1番に考えていきましょうね。頑張りすぎないことが大切です。
母性健康管理指導事項連絡カードを利用して頑張らない
事業主が妊産婦に対して正しい措置(正しく取り計らう)を行えるよう指導内容を医師が連絡する方法です。
この措置は母性保護管理措置の中の「男女雇用機会均等法13条」に定められた事業主への義務になります。
「母性健康連絡カード」ともいわれますが自治体によっては母子手帳に添付されていますのでコピーして使用します。
また厚生労働省のホームページでもダウンロードすることができますよ。
この「母性健康連絡カード」の一部をご紹介しますね。
通勤緩和 | 通勤時間の混雑を避けた時差出勤や車通勤など通勤手段の検討をする |
勤務時間短縮と休憩 | 勤務時間を短縮し休憩時間を伸ばしたり回数を増やしたり調整できる |
作業の制限 | 長時間作業や立ち仕事、外回り営業などの軽減や配置転換の見直しをする |
休業 | 重いつわりや切迫流産、切迫早産の恐れによる休業の対応 |
医師からの指導内容は事業主が適切な措置を講じる義務となりますので効果的です。
これはパートタイムや派遣であっても就業形態は問わないことになっていますから、あなたも母性健康管理の対象として措置をしっかり受けることができますよ。
派遣の場合は派遣元も措置義務が発生するので忘れずに申告して対処してもらいましょうね。
母性保護規定は命を授かったあなたの必要な義務
母性保護規定は医師の指導を必要とはしませんが「労働基準法」で定められているものなので大いに活用しましょう。
妊産婦等の危険有害業務の就業制限 | 妊産婦は危険で有害な業務に就くことはできない |
妊婦の軽易作業転換 | 担当業務が負担となる場合は申請により軽易な業務に転換できる |
妊産婦に対する変形労働時間の適用制限 | 変形労働時間がとられる場合も妊産婦が請求すれば1日及び1週間の法定労働時間を超えて労働する必要がない |
妊産婦の時間外労働、休日労働、深夜業の制限 | 妊産婦が請求すれば、時間外労働、休日労働、深夜業をする必要はない |
実際に法律で定められているとはいえ、なかなか自分から上司に相談したり申請したりは難しいことがありますよね。

まだまだ妊産婦への措置や規定には理解が低いというのが現状だと思いますが、当然なこととして声をあげていかない限り事業主の意識の改善は見込めませんからね。
なんだか事業主に対して偉そうなことを書いていますが、遠慮してしまうと「命」を抱えて仕事を続けるあなたの体と心が本当に疲れ切ってしまいます。
また妊産婦の申出を理由として正社員から非正規社員にするような労働契約の変更の強要というのは禁止されているので、あなたは強い意志を持って対応してくださいね。
産前産後休業はあなたの母性を生む貴重な時間
こちらは「労働基準法」によって産前産後の休業に関して定められています。
産前休業 | 出産予定日の6週間前から請求すれば取得可能(双子以上は14週間前) |
産後休業 | 出産翌日から8週間申請により休業可能(医師が認めた場合は産後6週間で就業可能) |
この休業期間内が出産育児になります。この期間は生まれてきた子供との関わりを強くする貴重な時間ですから大切に過ごしていきましょうね。
出産後は慣れないことばかりでしょうからそれもまた大変でしょうが、あなたの母性が徐々に芽生えて不思議と頑張れるようになりますよ。
産後復職する時の措置で忙しい大変な時期を乗り切る
産後復職後に関しては「男女雇用機会均等法」より定められているものがあります。
母性健康管理措置 | 産後1年を経過しない女性は医師の指示で健康診査に必要な時間の確保を申し出ることができる |
また同じように「労働基準法」からも復職後に関して定められているものがありますよ。
育児時間 | 生後1年に達しない子を育てる女性は1日に2回少なくとも各30分間の育児時間を請求できる |
時間外労働、休日労働、深夜業の制限、変形労働時間の適用制限、危険有害業務の就業制限 | 産後1年を経過しない女性は妊娠中と同様の措置が適応となる |
復職したばかりの時期は慣れない育児に新しい仕事環境に、あなたは心身ともに負担が大きく大変な時ですからね。
育児時間は職場に保育室など設置していればよいですが、遠い場合は難しいですよね。
でもこの「育児時間」「時間外労働」「深夜業の制限」などは2021年に「育児・介護休業法」の法改正があり今までより緩和され休業が取りやすくなりました。
この法改正はご主人も利用可能で2022年4月より段階的にではありますが、休業が取りやすくなってご主人も子育て参加がしやすくなります。
この法に基づいた措置や制度を知って無理な業務をすることなく、あなたの体を大切にしながら忙しい毎日を乗り切っていきましょうね。
育児休業の取得で夫婦の負担を減らし楽しく子育てする
1歳を満たない子を養育する労働者は「育児・介護休業法」で男女問わず希望する期間に、子どもを養育するため仕事を休業することができると定められています。
育児休業を取得できる人 | 正社員だけでなく契約期間の定めの労働者であっても一定の条件を満たしていれば育児休業を取れる |
育児休業を取るための手続き | 会社規定を確認し遅くとも1ヶ月前までに申請書を提出し、1歳から1歳6ヶ月までの育児休業は休業開始日から2週間前までに申し出をする |
まだまだ男性の育児休業は浸透していませんが確実に増えてきてはいます。
上でも述べていますが「育児・介護休業法」は2021年に大きく法改正がされて2022年4月から2023年4月まで段階的に施行されていくことになっています。
これは育児休業を取りやすくして夫婦の育児負担を軽減させることを目的にしていますので、育児負担を少しでも軽減し日々を楽しみながら家族で育児をしていけるはずです。
この法の改正による制度の混乱が今後は予測されるので市役所や職場で確認しながら申請の手続きをしていく必要がありますよ。
仕事に関しては確かに会社に面倒をかけてしまう可能性があるので、体制を整えるために動いてくれた会社には感謝を忘れたくないですね。

しっかりと感謝を事業主や周りの仲間に伝えるようにしてくださいね。
まとめ

- 妊娠が嬉しくないし不安になる気持ちはあなただけのものではなく誰にでもある
- 妊娠が「嬉しくない」「不安」という気持ちの解消法は、まずあなたの立場や状況に合った情報を入手する
- 医師や助産師など専門知識のある方から妊娠の正しい知識を得ることで「不安」を軽減できる
- 妊娠が「嬉しくない」「不安」という原因を知り、信頼できる身近な方に相談することと体と心をリフレッシュさせていくことが大切
- 妊娠後、女性ホルモンにより生じる症状は急に泣きたくなったりイライラしたり不眠や倦怠感などがある
- 女性ホルモンの変動でマタニティブルーを招いてしまうけれど、対処法は自分に素直になり頑張りすぎないことが大切
- 妊娠出産でかかる費用は給付金制度を申請して補うことができるので安心
- 仕事を抱えるあなたの育児を「労働基準法」などの法律や制度が支えて守ってくれる
- 産前産後に与えられる制度で母性を育み、あなたの負担を軽減して楽しく育児をすることができる
- 「育児・介護休業法」で夫婦ともに育児休業が取りやすくなり、家族で楽しんで育児ができる
妊娠を「嬉しくない」「不安」「おろしたい」と思ってしまう気持ちは悪いことではありませんから1人で悩まないことが大切ですよ。
私も看護師であり親です。徐々に母性は生まれて子どもにたくさんの愛情を抱くようになりますよ。仕事も焦ることはありません。
今の私のようにしっかりと育児と仕事を両立することができるようになります。何事も完璧は求めないことが私にもあなたにも必要ですね!
最後にもう一度、マタニティオイルをご紹介しますね。このオイルはあなたの体をずっとキレイに保ってくれますし、いつまでもキレイな体は心をも豊かにします。
そして妊娠がおよぼす体型の変化にともなう妊娠線を予防して、皮膚の保湿と柔軟性を与えます。
いつまでも柔らかい美しい体を保てますよ。妊娠前後しっかり使っていきたい商品です。マンダリンの優しい香りにも癒やされてください。
とても伸びのいいテクスチャなので少量で広範囲をカバーできます。500ml以外にも160mlサイズもありますから是非お試しくださいね。
