保存版!nhkの家庭菜園のミニトマト栽培方法を伝授!!残土処理の方法も

夏前になると私の母から「今年もミニトマトを植えたよ♪」と連絡があります。

わが実家では暑くなる夏に向けてグリーンカーテンとしてゴーヤ、キュウリと一緒にミニトマトを植えるのが恒例行事です!

そしてそれをわが子たちが遊びに行ったときに収穫させてもらっています。そんなわが子たちを見ると、家庭菜園にチャレンジしようかと思うのですが…。

「でも全然収穫できなかったらどうしよう…」「終わった後の土はどうすれば?」などの不安が頭をよぎりなかなか手を出せない!

そこで調べて見るとnhkで紹介された栽培方法がけっこう簡単にできそうなんです。

そんな簡単な栽培方法に加え、美味しくするための植え合わせ方法もご紹介しましょう!

そしておまけに、終わった後の残土処理まで伝授します。これで美味しいミニトマトを収穫しましょう!

 

 

nhkに学ぶ家庭菜園でのミニトマト栽培方法が簡単!

家庭菜園定番のミニトマト!始めたいと思っていても何が必要なのか分からず今年も手を出せないまま。

私は毎年この思いでスルーしていました…。でも、これではいけないと思って調べてみました。

参考にしたのは初心者にもおすすめの方法を紹介しているnhkの『園芸・グリーン NHKらいふ』内に合った情報です!

この後、nhkで紹介されていた2種類の簡単な栽培方法をご紹介しますが、どちらも始めるのに必要なものは以下のものでした。

  • 野菜用培養土
  • トマトの苗
  • 土を入れる容器
  • 支柱
  • 支柱を止める麻ひも
奥さま
あら?意外と必要なものが少ないのね♪
うさぎ先生
そうなんです!栽培方法によってはこれにアイテムをちょい足ししますが、最初からあれこれ用意しなくてOK。

うさぎ先生もこう言っているように、最初からいろいろ用意しなくて大丈夫!まずは必須でいるものを用意しましょう。

後は栽培方法によって、この必須アイテムにプラスでアイテムをちょい足しします。

2種類ご紹介しますのでお気に入りの方法で栽培を始めてみてください!!

 

一般的なプランターでミニトマトを育てよう

まずは一般的なプランター栽培の方法をご紹介!以下のnhkの園芸ページで紹介されていた方法を伝授しましょう!!

まずは必要な道具と簡単に手順をご紹介。

用意するもの
  • トマトの苗
  • プランター(直径30cm×深さ30cmで容量が15リットルくらい)
  • 野菜用培養土
  • 鉢底石(袋状のネットに入れると後片付けが楽)
  • 麻ひも
  • 支柱(180cm×3本)
植え付けの手順
  1. プランターに鉢底石を敷く
  2. 野菜用の培養土を入れる
  3. プランターの縁から3cmまで土を入れる
  4. 苗を植える
  5. 水をたっぷりとあたえる
  6. 支柱を立てる
  7. 支柱と苗を麻ひもで固定する

先ほどご紹介した必須アイテムの土を入れる容器をプランターにします。

そして必須アイテムに鉢底石をプラスしましょう。プランターで植えるには底石が必要です。

鉢底石を敷いた上で野菜用の土を入れます。底石はホームセンターや100均でも売っており、入れることで水はけが良くなりますので入れましょう。

ネットに入れておくと後片付けが楽で、再利用時に洗う際も散らばらずに便利です。

ネットにもともと入っているものもありますが、なければ三角コーナー用などのネットでも代用できますよ。

うさぎ先生
ではここで、プランターで植えるときの支柱の立て方のポイントです♪

プランターの支柱の立て方ですが、3本の支柱を苗のかぶ元から10cm以上離して等間隔にさします。

上部を1つにまとめて麻ひもなどで束ねるとピラミッド型にしましょう。これだと安定して固定できますよ。

その後は、伸びてきたら支柱と主枝を麻ひもで固定して倒れないようにします。支柱の外側をつるがらせん状に回るようにしてあげましょう。

その際、枝を折らないように気を付けてください!!かわいいミニトマトを優しく丁寧に扱ってくださいね♪

 

超ズボラ向け!培養土の袋のまま育てよう

さて、次はさらにズボラな方法をご紹介!準備から入れない私のような面倒臭がりさんにおすすめです。

私もこれでいいならやろうかなと思いました…(笑)

そんなズボラ方法とは、ずばり土の入っている袋をそのままプランターの代わりにしてしまう方法です!!

究極のズボラ植え付けです。気になる方法を早速ご紹介します!!

用意するもの
  • トマトの苗
  • 野菜用培養土(袋のままで15リットルほどでそのまま使うので新品が理想)
  • 麻ひも
  • 支柱1本
  • トンネル状支柱2本
  • きり
  • カバー用麻袋(袋の装飾用なのでなくてもOK)
  • 花台(雨の時に濡れないように移動するためのものなのでなくてもOK)
植え付けの手順
  1. 野菜用培養土の袋をひっくり返して袋のマチを折ってガムテープで止める
  2. 袋の底から5cmのところに5cm間隔できりで穴を開ける
  3. 麻袋を土の袋の上からかけてひっくり返す
  4. ひっくり返して上になった部分の袋を切って口をあける
  5. 苗を植える(なるべく深めに)
  6. 支柱を立てる
  7. 支柱と苗を麻ひもで固定して、トンネル状の支柱で支柱を固定してあげる

こちらは必須アイテムの土を入れる容器を土の入っている袋をそのまま使用します。なんとも斬新なアイデア(笑)

鉢底石を使わず、袋に穴を開けることで水はけをよくする対策をしていますね。

必須アイテムにプラスするものは、袋に穴を開けるきり、トンネル状支柱、麻袋と花台など少し多いです。

しかし、土の袋をそのまま使うことによる見た目の悪さ軽減する目的で、花台は雨の時に濡れることの対策で使うものなのでなくてもOKです。

麻袋もかければとってもおしゃれですが気にしない方はなくてもいいですし、もともと雨の当たらないところに置けば花台も不要です。

うさぎ先生
ここで、袋栽培で植えるときの支柱の立て方のポイントです♪

プランターの時とは違い3本ではなく1本とトンネル状支柱を使います。

支柱をまず1本さして苗と麻ひもで固定します。これはプランターの時と同じですね。

その支柱を中心に十字になるようにトンネル状支柱をさしましょう。これで固定をしてあげます。

プランター栽培と袋栽培、土に苗を植えて支柱を立てるということは同じです。

しかし、見た目や置く範囲などが異なるので、家庭菜園をする場所や自分の好みに合わせて選んでみてください!!

 

どちらの栽培方法でも植え付け時期を間違えないで!!

植物はお住いの地域で植え付け時期が異なります。適した植え付け時期に行わないと上手に栽培ができないのでだいじなポイントです!!

では、トマトの植え付け時期はどうなのでしょうか?

  植え付け時期 収穫時期
寒冷地 5月後半~6月半ば 7月後半~9月いっぱい
中間地 4月後半~5月半ば 7月~9月いっぱい
暖地 4月半ば~5月上旬 6月後半~8月いっぱい

大体上記の時期を目安にしてください。トマトは25度~30度の高温を好む野菜です。

あまり暑くなる前に植えてしまうと苗がダメージを受けて枯れてしまうこともあります。

早く収穫したいからと早く植えてもダメなんですね…。せっかちさんは要注意です!!

植えた後も日当たりの良いところを選んで置くのがおすすめ。日当たりと水はけの良い場所はトマトの好む環境です。

また、植え付けの際に選ぶ苗は1番目の花芽が付いているものが良いですよ。

あまり小さい苗はうまく育たないので選ばないようにしましょう。

 

植え付け完成!その後にやるお世話方法は?

植え付け方法はどちらでもいいですが、「苗を植えたからあとはお水だけやればいいよね♪」と思っている方…。それではだめです!!

植え付けたあとにやる重要なお世話は3つあります。

  • わき芽かき
    出てきたわき芽は小さいうちに全て取ります。
    基本的に1本仕立てにしましょう。

  • 追肥
    2週間に1回化学肥料を10gほど追肥をします。

  • 水やり
    トマトは乾燥を好むといっても控えすぎるのは厳禁!!
    あげるときは根元にたっぷりと与えるようにしてください。
    葉や茎を濡らすことは避けましょう。

特に家庭菜園はわき芽を取った方がうまく育ちます。わき芽を取ることで養分が1本に集中して立派な実が収穫できますよ。

また、葉や枝同士で影になることも減るので日当たりや風通しが良くなり病気を予防します。

でも、わき芽も伸ばしたいと思う方は株同士の間を広く開けたり、肥料を少し多めにするなどの工夫が必要です。

植え付け後は簡単なお世話だけで初心者も安心ですね♪お世話内容はお子さんでも一緒にできそうなレベルなので、わが家でも実践しようと思います!

 

家庭菜園をやるなら植え合わせを活用しよう

家庭菜園をする時におすすめなのが『植え合わせ』です。

『コンパニオンプランツ』ともいい、2種類以上の植物を一緒に植えることで病気を予防したり、生長を早めたりします。

一緒に植えるのは野菜だったり、花だったりとさまざま。

相性のいい組み合わせを選ぶことでプラスの効果を得ることができるのでぜひ試してみてください!

 

植え合わせは狭い場所でやる家庭菜園向き!

家庭菜園は農業を営む方と違い、栽培に対して初心者だったり知識が少ない方がやる場合が多いですよね。

そのため害虫が寄り付いて葉っぱがボロボロ、野菜も小さくてうまく育っていない、なんてことになった経験のある方もいるのではないでしょうか?

でも、農薬とか薬に頼りたくないし…と思いますよね。

そんな悩みをお持ちの方が多い家庭菜園には植え合わせはおすすめ!!

また、狭い範囲で複数の植物を植えることもできるので複数の品種を育てられる楽しみもあります。

では、植え合わせにはどんな効果があるのでしょうか?

植え合わせの効果一覧
  • 害虫予防
    香りの強い植物を一緒に植えることで害虫が目当ての野菜を探せなくなったり、寄り付かなくなったりする。

  • 病気予防
    根に含まれる成分が抗生物質となり、病気の原因の微生物や菌を減らす効果がある。

  • 生長促進や実が付きやすくなる
    葉や根から分泌される成分で成長が促進される効果がある。
    また、受粉をする蜂などを寄せ付ける花を植えることで実が付きやすくなる。

植え合わせにはこのような効果があります。どれもが家庭菜園では悩みとなるものを解決してくれるものばかり!

これは試してみる価値ありですね!ぜひ、効果のある組み合わせで試してみてください!!

 

組み合わせがだいじ!!相性のいい組み合わせ

植え合わせは相性がだいじ!では、相性のいい組み合わせにはどのようなものがあるのでしょうか?

  • トマト×バジル、マリーゴールド、ネギ、ニラ
  • キュウリ×トウモロコシ、オレガノ、マリーゴールド、ラディッシュ
  • オクラ×マリーゴールド、バジル、枝豆
  • ゴーヤ×ニラ、ネギ

など

栽培方法をご紹介したトマトはマリーゴールドとバジルとの相性がいいです!

なので、先ほどご紹介した植え付けの際はぜひ一緒に植えてあげてください♪

トマトとバジルは料理でも相性がいいので、一緒に育てて収穫すればご自宅で本格的なイタリアン料理が食べられます!

また、植え合わせでおすすめなのはマリーゴールド。

根や葉の香りに防虫効果があります、さまざまな植物と相性がいいんです!『植物のお医者さん』とも呼ばれているそうです。

一年草なのでご自宅で育てている植物との相性を調べて、相性が良ければ植え合わせしてみてください。

 

気を付けて!!相性の悪い組み合わせは逆効果

植え合わせは、どんな植物の組み合わせでも効果がでるわけではありません。

相性の悪い組み合わせをすると逆効果になることも!!しっかりチェックしておきましょう!

  • トマト×ナス、トウモロコシ
  • キュウリ×インゲン
  • オクラ×トマト
  • ネギ×大根、枝豆
  • ピーマン×じゃがいも
  • いちご×ミント、ローズマリー

など

相性の悪い組み合わせをしてしまうと、生長が悪くなったり害虫が増えてしまうことがあります。

「この野菜で相性が良かったから、こっちの野菜でも相性が良いかも!」と自己判断で植え合わせするのは危険です!

ちゃんと相性を確認してから一緒に植えるようにしましょう。

 

 

家庭菜園の残土を処理したいときゴミとして出せない!?

家庭菜園を楽しんだ後の土はどうすればいいかご存じですか?

奥さま
土なんだからまた違う苗を買って植えればいいんじゃないの?
うさぎ先生
植物を育てた後の土はだんだんと弱っていってしまいます…。次に植物を育てようとしてもうまく育たないこともあるんです。

そうなんです。使用済みの土は植物の根が混ざったり、養分が失われていたり、病原体が含まれることで植物がうまく育たない土になってしまいます…。

では、どのように残土を処理すればいいのでしょうか?

奥さま
公園や海に処分はどうかしら?

それも厳禁です!!園芸用の土を勝手に放置することは法律で禁止されています。

自然には返すことができないので注意ですよ!!

奥さま
それなら、ゴミとして捨ててしまえばいいんじゃないの?

ちょっと待ってください!それもダメです!!土はゴミとして安易に捨てることはできないので注意しましょう。

しかし、自治体によっては土をゴミとして捨てることができるところもあるので、お住いの自治体に確認を取ってください。

また、ゴミとしての回収ができない自治体では月に数回回収日を設けたり、処分の業者を紹介してくれるところもあります。

では、その他にはどのように残土を処分すればいいのでしょうか?

 

リサイクルする残土処理方法を伝授!!

自宅でリサイクルする残土処理の方法は以下の2つです。

  • 自宅にまく
  • 土を再生して使用する

では順番にご紹介です。

【自宅にまく】

ご自宅に庭がある場合はそこにまいてしまうのが一番お手軽です。

重い土を別の場所に持って行って処分する必要もありません。

庭にまく場合は均一にまくようにしましょう。山のように盛ってしまうと見た目も悪いですからね。

【土を再生して使用する】

また植物を栽培したいという方は使用した後の土を再生してみてはいかがでしょうか?

手入れをしてあげることでまた使用することができます。

土の再生方法
  1. ブルーシートや新聞紙の上で土を広げて目に見える根やゴミなどを取り除く
  2. 園芸用のふるいにかけて手で取れなかったゴミを取り除く
  3. 黒いビニール袋に土を入れて、たっぷりとお湯をかけて消毒する
  4. ごみ袋の空気を抜いて口を締めて、そのまま2~3日ほど日当たりの良いところに置いておく
  5. 2~3日干した土に市販の培養土、腐葉土、土壌改良剤を入れて混ぜ合わせる

使い終わった土をそのまま次の植物に使うのではなく、このように手入れしてあげると土が復活します。

少し手間ですが、残土を毎回処分することを考えるとリサイクルになるのでおすすめです。

 

処分したい場合の残土処理の方法は?

庭のないマンション住まいの方や、古い土が増えてきてさすがに処分したいという方は以下の方法を検討してみてください。

【ホームセンターで引き取ってもらう】

ホームセンターでも引き取ってくれるところがあります!

  • 島忠・ホームズ
    土を購入することで古い土を処分してくれます。
  • JOYFUL HONDA
    こちらも条件付きで、該当の土を購入した方対象です。

新たに土を買うという条件付きですが、古い土を回収してくれるので便利ですよ。

【業者に頼む】

園芸用の土を回収してくれる業者もあります。費用はかかりますが、古くなりすぎて使えない土の処分に利用してみてはいかがでしょうか?

  • ウィステリア ガーデン
    都内を中心に回収を行っている業者です。
  • 土の回収ドットコム
    段ボールに残土を詰めて発送します。

【欲しい人に譲る】

友達や近所で園芸や家庭菜園をしている方に譲るという方法も!近くにそういう方がいないという場合は探すこともできます。

簡単な方法ですと『ジモティー』などのネット上の地域掲示板。

自分で園芸用の土をあげますと書きこんでもいいですし、欲しい方に連絡を取ることもできます。

これも一つの方法なので検討してみてください♪

 

 

まとめ

  • nhk直伝のトマト栽培方法だと必要な材料も少なく、簡単に始めることができる!
  • お手軽な栽培方法はプランターと袋栽培の2種類。
  • 一般的なプランターの場合の支柱は3本、ピラミッド状に立てる。
  • 土の入っている袋をそのまま使用する袋栽培はお手軽。
  • 地域によって植え付け時期は違うのでチェックしてから行おう。
  • 植え付け後のお世話は、わき芽かき、追肥、水やり。
  • 2種類以上の植物を一緒に植える『植え合わせ』は家庭菜園ではおすすめ。
  • 植え合わせは相性のいいものを組み合わせると、害虫予防、病気予防、生長促進などの効果がある。
  • トマトと相性のいい植物は、バジルやマリーゴールドなど。
  • 植え合わせは、相性の悪い組み合わせで植えると逆に虫が寄り付いたり、生長が悪くなったりする。
  • 家庭菜園で使用した後の残土はゴミとして捨てたり、公園などに放置してはいけない。
  • 残土は自宅の庭にまいたり、適正な処理をして再利用するとリサイクルができる。
  • 土を処分したい場合はホームセンター、業者、欲しい人に譲るなどの方法がある。

家庭菜園をやってみたい、ミニトマトを育ててみたいと思ってもなかなか動けずにいました…。でも、栽培は意外と簡単♪

そして植え合わせで違う植物を育てることで、複数を育てる楽しみだけでなく病害虫が予防されて育てやすくなります。

家庭菜園=難しいかもと思っていましたが、かなりハードルが下がりました!

残土も上手にリサイクルをすれば困ることはなさそうです。

子供にも植物を育てたり野菜を収穫する楽しみが味わえるので、私も始めてみようと思います!!

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