朝は朝食や洗濯、身支度など1日の中で最も忙しい時間。
「通学のついでに、息子にゴミ出しを手伝ってもらいたい」と思っていても、なかなか手伝ってくれないということありますよね。
私も昔、お母さんにゴミ出しを頼まれて嫌々やった記憶はありますが、積極的にやりたいと思ったことはありません。
習慣的にゴミ出しをさせる為には、”やらされている”のではなく、”やりたい”と子ども自身が感じ、行動させることがポイントです。
では、どのような方法があるのでしょうか?
ここでは、子どもが積極的にゴミ出しをしてくれるようになる方法と、お手伝いをするメリットについてご紹介します。
目次
息子にゴミ出しをさせる効果的な方法は「おこづかい」だった⁉
「いやいや、お金でつるのはちょっと早くない…?」と思いましたか?
言うことを全く聞いてくれない子供も、お小遣いには負けてしまいますよ(笑)
私も息子にどうやってゴミ出しなどの手伝いをさせるか、かなり悩んでいましたがすぐに解決しました!
おこづかい制にする

実は、お手伝いした事に対してお小遣いをあげる事にはこんなメリットがあります。
- お金の大切さ、使い方を学べる
- 労働する意味を学べる
お金の教育を義務教育でしないのは日本だけ。
毎月のお小遣いやお年玉など、労働せずにお金をもらえる文化があるのは日本だけなんです。
自分がいくら持っていて、どのくらい貯めれば欲しいものを買えるのか「お金の計算の仕方」や「お金の大切さ」を学ぶことができます。
それと同時に「貯めたお金で好きなものが変える達成感」を自然と学ぶことができるのです。
また社会に出たら、労働に対して報酬がもらえるというのが世の常です。幼い頃から家庭で体験させて何が悪いのでしょうか?
一歩先に家庭で社会の勉強をさせることができます。
オススメの方法は、まとめてあげるのではなく、お手伝いをしてくれた時に都度あげる方法です。
ゴミ出し 1回10円
1週間継続したら+ボーナス
ほかのお手伝い+ボーナス
この方法を実践すると、目標達成のために地道に継続する忍耐力が身に付きます。
さらに他のお手伝いを組み込むことで、積極的にゴミ出し以外にも取り組んでもらえる事が増えるでしょう。
「じぶんの力で稼ぐ」という教育になります。
さらにお金の大切さと稼ぐことの大切さを体験することで、ほしいものはすぐ買えるものでなない。という我慢することを覚えられます。
年齢的にまだ早い、という場合はスタンプカードを活用。
スタンプがたまったら好きなお菓子を買ってあげる等、ご褒美をあげるという方法もいいかもしれませんね。

感謝の気持ちを伝える

お手伝いをしたら、感謝の気持ちを伝えることが重要です。
”ありがとう”の一言で、子どもは役割を果たした達成感を感じることができます。
何より子どもにとって、だいすきなお母さんやお父さんから認められる事は嬉しい事です。
お手伝いを嫌々やることはなくなるでしょう。
ゴミ出しのおこづかい作戦を楽しく行う方法
では、子どもがより楽しく、さらにお金の勉強にもなる方法を2つご紹介します。
目標を決める
ほしいものややりたいこと等、お金を貯める目的を明確にすることで、子どものやる気につながります。
大人でも、なにか目標があると貯金するモチベーションが上がりますよね。
子どもにも目標を決めてもらい、お手伝いすることへのモチベーションを高めましょう。
おこづかい通帳をつける
おこづかい通帳をつけることで、徐々に自分が阿哲台を頑張った成果がたまっていく楽しさを目に見えるもので実感できます。
さらに「今いくらたまっているのか。」「欲しいものを手に入れるまであといくら足りないのか。」
という足し算や引き算の勉強にもなるので一石二鳥です。
息子にゴミ出しをさせる5つのメリット
子どもにゴミ出しをさせるとどんないいことがあるの?と疑問に思ったあなたに紹介します!
ゴミの出し方・分別方法を学べる
「あれ、このゴミどうやってだすんだろう」「分別の仕方がわからない」こんな大人になってほしくはないですよね。
私の地域でも毎回分別できていない人がいて、トラブルになっていたことがあります。近隣トラブルにもなりかねません。
今後どんなに社会が発展しようが、ゴミは分別し、出さなければなりません。
・ゴミの分別方法
・ゴミの出し方(曜日や時間)
・リサイクルの大切さ
お手伝いを通して、おうちでしっかり教育しましょう。

行動力が身につく
例えば、先ほどご紹介した方法を実践すれば、自分から「なにかできることはないだろうか。」と考えるようになります。
「ボク洗濯たたもうか?」「掃除手伝うよ!」と自発的に行動する力をつけることができるんです。
また、ゴミ出しをはじめ家事をお手伝いさせる事で”家事は女性がやるもの”協力してするものだ”という考え方になります。
ですので、将来幸せな結婚生活を送る事ができるかもしれませんね。
家族でコミュニケーションがとれる
ゲームやYouTubeを見ていて、話す機会が減る場合が近年多いですよね。
そんな時でも、「〇〇手伝おうか?」「これってどうやってやるの?」という親子でコミュニケーションを増やすことができます。
お手伝いをする家庭と、しない家庭では会話の量が全然違うとも言われているんです。
また、お礼を言われたり、ほめられることで、”自分は必要とされている”と感じ、子どもの自己肯定感を高める事にもつながります。
考える力がつく
家事をこなす事で、「どうやったら早く終わせられるのか。」「どうしたら手を汚さずトイレ掃除ができるのか。」と物事を考える力が身に付きます。
将来、勉強方法や任された仕事を効率的にこなすようになれるでしょう。
責任感が持てる
任された事を最後までやり遂げる、という責任感を身につけることができます。
簡単なことのように思うのですが、子どもって責任感を持って行動することとかあまりないですよね?

以上が、ゴミ出しをはじめ子どもが家庭でお手伝いをするメリットです。
どうでしょう、すべて社会で生きていくために必要なスキルではありませんか?
方法を工夫して、積極的に子どもにお手伝いをさせましょう。
まとめ
- 息子にゴミ出しをさせる方法は、お小遣い制にするか、「ありがとう」気持ちを声にだして伝える
- 目標表を決めることによって子供のモチベーションが上がるのでほしいものを聞くことが大事
- 簡単なお小遣い帳を作ることで、自分で足し算や引き算をしたりして、欲しいものの意欲を高められる
- お手伝いをするメリットは5つあり、ゴミ出しの方法、分別方法が学べる親子のコミュニケーションが生まれる
- 考える力、行動力、責任感といった社会で生きる力が身につく
【ゴミ出しおこづかい作戦】を活用して、ゴミ出しや家事のお手伝いをさせることは、子どものお金の教育や心の成長にもつながります。
なんだか楽しくお手伝いを進んでしてくれる息子さんの姿が脳裏に浮かびませんか?
是非、あなたのご家庭でも【ゴミ出しおこづかい作戦】を実践してみてください。
コメントを残す