杵と臼でぺったん、ぺったん。毎年、お正月にお家で餅つきをしているご近所さん。
つきたての餅をおすそ分けしていただいたことがあるのですが、つきたての餅のおいしさは格別ですよね!
もちもち感がたまりません♪私、きな粉餅とぜんざいが大好きなんです。なんだか、お腹がすいてきました…。
さて、たくさんいただいた餅。一度で食べきれなかったので保存するために切り分けよう!あれ、なんだかうまく切れない。
どうしても包丁にくっついてしまう…。このような経験はありませんか?簡単に、きれいに餅を切ることができたら嬉しいですよね。
そこで、餅がくっつかない切り方を調べてみましたよ。それでは、さっそくご紹介しますね。
餅は切り方でくっつかない!おすすめ切り方3選!

餅がくっつかない切り方には3つの方法があることがわかりましたよ!さっそく、順番にご紹介しますね。
包丁を濡らそう
柔らかい餅を切りたいけど、包丁に餅がべったり。なかなかきれいに切れないな…。
手っ取り早くお餅を切りたい!このようなあなたは包丁を濡らして切ってみましょう。
これだけなの?と思いますよね。大丈夫なんです。くっつきやすい餅も切りやすくなりますよ。
とてもシンプルで、時短な方法ですね。この切り方は昔から伝わる歴史ある切り方だと言われているようですよ。切り方を発見したお先祖様に感謝ですね。
もちとり粉を使ってみよう
餅を切る時に、餅がくっつかないようにもちとり粉をふりかけて切る方法があるようですよ。

私も恥ずかしながら知りませんでした。もちとり粉とは、手粉とも呼ばれ、餅がひっつかないようにする粉のことです。でんぷんからできていますよ。
昔は、上新粉や片栗粉が使用される事が多かったようですが、今はコンスターチが使われていることもあるようですね。
餅を切るときに、もちとり粉をふりかけながら使うと、包丁に餅がくっつきにくくなり、ベタベタせずに切りやすくなりますよ。
ここで、悲報です!とても便利なもちとり粉ですが、もちとり粉を使うことで、カビが生えやすくなってしまいます。
もし、冷蔵庫などで保存する場合は、もちとり粉をきれいにしっかりと、落としてから保存しましょう。
大根を先に切ろう

餅を切るのになんと大根が一役買ってくれるようです!大根くんもやる気満々ですね。

確かに気になりますよね。方法はとても簡単です。まずは、大根を包丁で切りましょう。
その次に、そのままの包丁で餅を切ると、あら不思議!とても切りやすいのです。しかし、なぜ切りやすくなるのでしょうか?

なるほど、おでんやサラダにしてもおいしい大根♪餅も切りやすくしてくれるとは万能な野菜ですね。
さて、せっかくきれいに切ることができた餅。できれば、長期間、おいしく味わいたいですよね。
では、餅はどうやって保存するのがいいのでしょうか?一緒に確認してみましょう。
餅の保存方法をご紹介!

今回は冷蔵保存・冷凍保存の2つの方法をご紹介しますね。餅を保存しておいしく、食べましょう!
調味料と一緒に冷蔵庫へ




納豆についているからしや、お寿司についているけど使っていないわさびたち。冷蔵庫の隅っこでひっそりとしていませんか?
我が家では、いつか使うだろうと思って冷蔵庫の隅っこにいます…。ついに出番がやって来ましたよ!
からし・わさび・唐辛子には辛み成分が入っているため、鼻にツーンときますよね。
この辛み成分には細菌の繁殖を抑える効果が期待できるため、カビが生えにくくなるのです。保存方法はこちらです。
- 餅を密閉できる保存容器に入れる
- ラップやアルミカップにからし・ワサビ・唐辛子を入れる
- ふたを閉めて冷蔵庫に入れる
この保存方法で、1~2週間ほど冷蔵庫で保存できますよ。ぜひ、参考にしてくださいね。
保存袋にいれて冷凍庫へ
手作りの餅は、1つずつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。
また、つきたての餅を冷凍するときは、しっかりと粗熱をとってから、ラップに包みましょう。
そして、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ入れましょう。しっかりと冷まさないとカビが生える原因となってしまいますよ。この保存方法では、保存期間は1ヵ月ほどです。
こちらでは、市販の餅の保存方法を詳しく解説していますよ。ぜひ、ご覧くださいね。


私も、いつも餅を焼くとくっついてしまうのです…。餅を焼くときに、くっつかない方法はあるのでしょうか?
餅がくっつかない焼き方は?焼き方5選!

あなたは、何で餅を焼くことが多いでしょうか?私は、よくオーブントースターを使いますよ。
まだ、餅は焼けないから野菜を切っておこうと少し目を離した隙に、トースターの網から餅がビヨーンと…。

餅が網からはみ出して、こびりついてしまった…。こんな風にお困りのあなたに。
くっつかない餅の焼き方を①オーブントースター、②フライパン、③グリルの順にご紹介しますね。ぜひ、参考にしてくださいね。
オーブントースターは余熱で温めよう
オーブントースターを予熱でしっかり温めておきましょう。オーブントースターの網をアツアツ状態にしておくことがポイントです。
アツアツに温められた網に置くと、餅の表面を焼き固めることができ、餅が網にくっつきにくくなるのです。
トースターの網の上に、アルミホイルを敷いているよ、というあなたは、アルミホイルも先にアツアツに温めておきましょう。これで、お餅ビヨーンとおさらばですね。
オーブントースターの焼き網に油を塗ろう
焼き網に油を塗りましょう。油を塗ることで網がコーティングされるので、餅がくっつきにくくなりますよ。
醤油を垂らしてオーブントースターで焼こう
餅は、杵と臼でぺったんぺったん。空気をいれながらつきますよね。こうすることで、餅の中に気泡ができます。
餅を焼くと、この気泡や水分が膨張して、餅がプクっと膨らむのです!
ここで、醤油の登場です。醤油をぽたぽたと数滴餅の上に垂らしてから焼きましょう。

塩分を含んでいる醤油を表面に垂らすことによって、餅よりも先に醤油をたらした部分が高温になって膨らみます。
このため、餅の中身があちこちから飛び出さなくなるのです。
また、醤油を垂らした所に熱が集中し、餅の下側はふくらまず、餅の中身が網にくっつかなくなるのです!
醤油の凄さに驚きですね!どのお家にでも醤油はあると思います!一度、お試し下さいね♪
テフロン加工のフライパンで焼こう
フライパンで焼く場合は、テフロン加工のフライパンを使うと、餅がくっつかずに焼くことができますよ。
フライパンが冷たい状態で間隔を空けて餅を並べましょう。そして、弱火でじっくり焼きましょう。
強火で焼くと、表面しか火が通らず、中はまだ焼けていない状態になってしますよ。注意が必要です!
トースターより少し時間がかかりますが、フライパンだと焼いている場面を実際に目で見ながら焼くことができますよね。
普段餅を焼かない方あなたでも失敗する可能性が低くおすすめですよ。
グリルはホイルを敷いて焼こう
魚焼きグリルの場合は、ホイルを敷いて餅を焼きましょう。餅がくっつかなくて安心です。
お魚を焼くときに大活躍なグリル。グリルで焼くと、直火なのでやっぱりおいしさが違うようですねよ。
きれいな焦げ目と、表面のカリカリっとした食感がたまりませんよ。火加減に気を付けて、様子を見ながら焼きましょう。
餅がくっついた食器の洗い方は?

焼いた餅をつかむ菜箸。おいしいお雑煮をいれるお椀。せっかく洗ったのにまだ、餅がこびりついている…。

確かに、私もなかなか餅が取れず、イライラ…。
お皿や鍋にこびりついてしまったこの餅。どのようにしたらきれいに取ることができるのでしょうか?
きれいに食器を洗いたいですよねとても気になります!それでは、ご紹介しますね。
熱湯につけてから洗おう
お箸やお椀、お皿、お鍋を熱湯につけてから洗いましょう。一番簡単な方法で、あっさりと取ることができますよ。
ここで注意です!あまり長い間熱湯に入れておくと、熱湯が水になり、また固まってしまうこともあります。
そろそろカチカチの餅が柔らかくなったかな、という頃合いを見計らって洗い落しましょう。
私は急いでいる時や、早く洗い物を終わらせたい時は、ポットのお湯を使って洗っていますよ。
熱湯を使うので、やけどには注意しましょうね。
煮沸しよう
お鍋とお皿の両方に餅がこびりついた時は、まとめてこびりついた餅を取ることができますよ。
少し手間がかかりますが、洗い物がたくさんある大家族のあなたや洗い物が多い時は、まとめて洗うことができておすすめですよ。
キッチンペーパーと電子レンジを活用しよう
お皿にこびりついたカピカピの餅。これには、キッチンペーパーと電子レンジが大活躍ですよ!

では、お答えしますね。少し水で濡らしたキッチンペーパーをこびりついてしまった餅にかぶせて電子レンジでチン!
すると、餅が柔らかくなります。これで、餅が柔らかくなって洗いやすくなりますよ。
意外と簡単ですね。スルっと餅を洗い落としてしてお皿をピッカピッカにしましょう!
天日干しをしよう
餅をパリパリに乾燥させましょう。すると、手でぺりぺりとはがせるようになりますよ。
ただし、乾燥するまでに1~2週間ほどかかってしまいます。お時間のある時に、一度お試しくださいね。
まとめ

- 包丁を濡らして切ると餅はくっつかない
- 大根やもちとり粉を使って餅を切ると効果的
- わさび・からし・唐辛子を餅と一緒に冷蔵保存しよう
- 冷凍保存は保存袋を使おう
- オーブントースターで餅を焼くときは余熱であたためよう
- 醤油や油を使って焼いてみよう
- テフロン加工のフライパンで焼いてみよう
- グリルで焼くときはホイルを使おう
- こびりついてしまった餅はキッチンペーパーを濡らし電子レンジでチンしよう
- 熱湯につける、煮沸する、天日干しでこびりついてしまった餅をきれいに取ろう
いかがでしょうか?餅は工夫することで、くっつかず切ることができるんですね。
きれいに切ることができた餅はなるべく長く、保存したいですよね。
ふっくら焼いて、おいしく食べて、後片付けもストレスフリー!これで、もっともっと餅の虜になりそうですね。
あっ!私の餅が焼けたようです!さっそく、いただいてきます♪