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ミルクが足りないときのサインを解説!必要な量や泣く原因も紹介!

新生児に母乳やミルクを与えるときに、「これで足りているのかな?」「少ししかミルクをあげていないのに吐いてしまう…。」と不安に思っていませんか?

赤ちゃんはミルクが足りないときには、必ずサインを出してくれています。

そのサインを見逃してはいませんか?赤ちゃんからのサインは「泣く」ことだけではありません!

ミルクをあげる際は消化の時間を考え、3時間程あけると良いと言われていましたが、新生児の胃は小さく、1回に飲めるミルクの量も多くありません。

そのため母乳もミルクも回数や時間にこだわり過ぎずにあくまで目安として考え、赤ちゃんがミルクが足りないサインを見せたら飲ませてあげましょう。

ここでは、赤ちゃんが教えてくれる「ミルクが足りない」「飲み過ぎている」などのサインをお伝えします!

ミルクが足りないのサインは赤ちゃんが教えてくれる!

赤ちゃんは、体を使って「ミルクが足りない」のサインを教えてくれています。

赤ちゃんが教えてくれる動きのサインだけでは、その子に適切なミルクの量を与えられているか不安になるかもしれません。

そんなときは数字を見ましょう!「数字を見るってどういうこと?」と思われましたか?

数字を見るというのは、「体重」や「排尿の回数」を見るということです!

他にも赤ちゃんの様子を観察すると足りないことがわかるので、サインを見逃さないようにしましょう!

ミルクが足りないかは体重の変化を確認!

体重が増えていないということは、ミルクが足りないサインであり、栄養が足りていないサインでもあります。

生後間もない新生児は「生理的体重減少」によって一時的に体重が減少します。

ですが、生後4日を過ぎても体重が増えない場合はミルクが足りていないサインです。

しっかりミルクが飲めているように見えていても、実はうまくミルクが飲めておらず、栄養摂取が出来ずにいる可能性もあります。

体重をこまめにチェックしておきましょう。1日で体重が約20g未満しか増加しない場合は医療機関や専門家に相談することをおすすめします。

排便もサインになる!便秘のときは?

便秘の原因はいろいろありますが、ミルクの量が足りないと水分不足から便が固くなり、便秘の原因になることもあります。

新生児は軟便のイメージがある方も多いのではないでしょうか?

一般的には、母乳よりもミルクのほうが固めの便で、回数も少ないと言われています。

赤ちゃんの便秘は、大人の便秘と同様、個人差があります。実は新生児の赤ちゃんの便秘はそんなに珍しくはないのです。

1日1回は排便していたのに3日間出ていないようであれば便秘です。

2~3日排便していなくても定期的に排便していればそれがその子の排便のペースなので安心してくださいね。

しかし、排便をするたびに苦しそうにしていたり、4日以上排便がなかったりする場合は便秘の可能性があります。

そんなときはミルクの量を見直してみましょう。

排泄の回数ですが、新生児の排尿の回数は1日6~8回以上が正常だと言われています。

回数だけでなく、尿の色が濃くなっていたときは哺乳量が足りていない可能性があるので、確認してみましょう。

私は赤ちゃんに対して「なんで泣いているのかわからない!どうしたらいいの?!」「この行動に意味はあるの?」と感じていました。

正直「なんでお母さんたちはミルクをあげるタイミングがわかるのかな…。」と思うほどに理解をしていませんでした。

ですが、調べていくうちに「なるほど!そういう事か!」と納得しました!

ミルクが足りないときの赤ちゃんの動きを紹介!

下記のように、赤ちゃんはミルクが足りないサインとしていろいろな動きを見せてくれます。

  1. 体をくねくねさせ、落ち着かない様子
  2. 口をパクパクして、授乳中の吸うような口の動きをする
  3. 手を口に持ってくる
  4. 舌を出す
  5. 鼻をひくひくさせ、少しぐずる様子
  6. 柔らかい声を出す
  7. 短い時間で母乳やミルクを欲しがる

あなたは上記のサインに見覚えがありませんか?これらもミルクが足りないときのサインである可能性があるので、よく観察してみましょう。

ミルクが足りているときのサイン3つを紹介!

ミルクが足りているサインもありますので一緒にご紹介します!

  • ミルクをよく飲んで機嫌がよい

ミルクをごくごく飲んでいて吸い方も上手なら問題なく飲めているサインです。

  • 顔色がよく、肌に弾力がある

赤ちゃんの顔色がよく、肌に弾力があるようなら哺乳量が足りていると思って問題ありません。

  • 排尿が1日に6~8回以上できている

哺乳量や排便の量でも分かりますが、1番分かりやすいのは排尿の回数です。6~8回出ていれば問題ありません。

このサインを確認できればミルクが足りているので、安心してくださいね。

ミルクを飲み過ぎてしまったときのサイン4つを紹介!

赤ちゃんがミルクを飲み過ぎてしまったときのサインもあるのでご紹介します!

  • 体重が急激に増加する

新生児の体重は日々増え続けます。ですが1日に50g以上の急激な体重の増加は飲み過ぎのサインです。

  • ミルクを口からこぼしてしまう

普段はしっかり飲めているのに、口の端からこぼすようならミルクの量が多すぎている可能性があります。

  • ミルクを吐き戻す

新生児の胃は小さいのでミルクを飲んだ後、ゲップをさせても消化しきれなかったミルクが吐き戻してしまっている可能性があります。

  • 泣き止まない、機嫌が悪い

ミルクを飲んだ後、ずっと泣き止まなかったり、機嫌が悪かったりしていたら飲み過ぎてお腹がパンパンで苦しいのかもしれません。

いつもと明らかに違う様子があれば、ミルクを飲み過ぎて赤ちゃんが不快な思いをしている可能性もあります。

では、ミルクはどのくらいの量をあげればいいのか、これからご説明していきますね。

ミルクが足りないのは量が少ない?適切な回数は?

赤ちゃんの成長によってミルクの量が決まっています。ミルクをあげても泣いている場合は、ミルクの量が足りない可能性があります

下記の月齢別のミルクの量の目安を参考に量を確認してみてくださいね!

生後1回に与えるミルク量時間(間隔)1日に与える回数
0~7日10ml3~4時間約8回 
1~2週間80ml3~4時間約7~8回
3~4週間100~120ml3~4時間約6~8回
1~2ヵ月140~160ml4~5時間約5~7回
3~4ヵ月160m~200ml4~5時間約5~6回
5~6ヵ月200~220ml
(離乳食後:140~220ml)
5~6時間約4回
7~8ヵ月200~220ml
(離乳食後:140~160ml)
6~7時間約3~4回
9~12ヵ月200~220ml
(離乳食後:80~120ml)
離乳食後にミルクを欲しがらなけれがあげなくても大丈夫約4回

表のミルク量はあくまでも一般的な目安として参考にしてください。

赤ちゃんが望むミルクの量を飲めなかった場合、「ミルクが足りない」と欲しがって泣くことがあります。

このときは赤ちゃんが望む量を飲ませてあげましょう。ただし、反射で飲み続けてしまうので、様子を見ながら規定量を与えてください。

ミルク缶に記載されている目安量を大幅に超えないように必ず確認をしてください。

「飲ませすぎかな?」と思うあなたは体重をチェックしてみましょう!

私の友達の赤ちゃんがものすごく大声で泣いていて、友達がミルクを与えてごくごくと、良い飲みっぷりでミルクを飲んでいました。

「この子すごい飲むなぁ~」と思っていたらいきなり戻してしまい、とても驚いた記憶があります!!

飲みたがっている分与え続けるのは赤ちゃんにとっては良くないことでした。量もしっかり考えていかなければいけませんね。

ミルクが足りないとき以外にも泣く原因を紹介!

ミルクが足りないとき以外にも、赤ちゃんが泣く理由を紹介します。

赤ちゃんが泣いたり、グズグズしていたりすると「おなかがすいたのかな?ミルクが足りないのかな?」とついつい追加でミルクをあげてしまう方もいるのではないでしょうか。

ごくごく飲む赤ちゃんを見て「よくお腹がすく子なのかな?」と思うかもしれません。

ですが、新生児の赤ちゃんは満腹でも反射でどんどん飲んでしまいます。

言葉を話せない赤ちゃんは泣くことで色々なことをお父さんお母さんに伝えようとしています。

泣いているときはこれから紹介することを確認して、赤ちゃんが不快に思っていそうなことを考え、不快感を取り除いてあげましょう!

〈おなかが張って苦しくて泣く〉

赤ちゃんは、ミルクを飲む際、ミルクだけでなく空気も一緒に飲み込んでいます。

ゲップが出やすくなるのですが、ゲップが出ないと不快感につながり、嘔吐してしまうこともあります。

そのため、ゲップをしやすいように赤ちゃんを担ぐように縦抱きをして、背中をさすってあげましょう。

縦抱きだけでなく、横向きに赤ちゃんを膝の上に座らせ、背中を丸くし、さすってあげる方法もあります。

このときに、必ず首が苦しくならないように、赤ちゃんの胸に手を当て体と首を支えてあげましょう!

〈眠いのに眠れなくて泣く〉

大人でも「眠いのに眠れない!」を不快な思いをすることがありますよね?それは赤ちゃんも同じなんです。

赤ちゃんは生まれたばかりで眠り方がわからないなんてこともよくあります。

そんなときは、抱っこをしてあげたり、背中やおなかをさすってあげたりすると赤ちゃんは安心して眠れますよ。

〈なにか不快感がある〉

上記に当てはまらない場合は、赤ちゃんがほかのことで不快感を持っていることになります。

「オムツが汚れていないか」「暑かったり、寒かったりしてないか」「怪我をしていないか」「虫刺されで痒がっていないか」などがあります。

ミルクが足りないとき以外に赤ちゃんが不快に思っていそうなことをチェックしてみてください。

私は赤ちゃんが泣く理由はオムツかミルクだろうと決めつけていました。正直この2つしか思い浮かびませんでした!

「会話ができないからどうして良いのか分からない!」と何度も思いました。

「ミルクじゃないなら原因は何!?」「私なんかいけないことしちゃった?!」と母親に泣きながら聞いたことを思い出しました…(笑)

赤ちゃんはまだ言葉が話せないため、主に泣くことで自分の感情を表しています。

「自分のことを分かってくれている、理解してくれる」と赤ちゃんが感じることによって、お母さんやお父さんの間に信頼関係が芽生えます。

まとめ

  • ミルクが足りないサインとしていろいろな動きで伝えてくれるが、体重や排尿もチェックする
  • ミルクが足りているサインやミルクを飲み過ぎたときのサインもあるので、よく確認することが大切
  • 赤ちゃんの成長によってミルクの量が決まっているので、規定量を大幅に超えないように与える
  • ミルクが足りないこと以外でも、おなかが張って苦しい、眠いのに眠れない、不快なことがあるから泣くことがある

時には「なんで泣いているの!」「もうどうしたらいいの!」とイライラしてしまうこともあると思います。

大変なことですが根気強く赤ちゃんが何をしてほしいのか、向かい合ってあげましょう。

お母さんやお父さんが悲しんでいたり悩んだりしていると赤ちゃんはその感情を感じ取ります。

1人で悩まずに、医療機関や専門家に相談することも考えてみてくださいね!この記事で少しでもお役に立てると嬉しいです。



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