マイホームが欲しいなと考えている方の中には「マンションと戸建てはどっちが安い?」「どっちがお得に購入できるのか分からない」など悩むことがありますよね。
この記事では、マンションと戸建てを購入するときに掛かるコストや選ぶポイントを比較表で見て解説していきます!
私もマイホームを検討した時はマンションと戸建ての比較をしました。
いろいろなサイトを調べて読み漁っていました。その時に「比較表があれば比べやすいなぁ」と思ったことがあります。
そこで今回はパッと見てマンションと戸建ての違いが、分かるように比較表を作ってみました!
マンションと戸建ての比較表でそれぞれの違いを知れば、自分に合ったマイホームを購入するときに役に立ちますよ♪
最後には、維持費を抑えるコツもお伝えするので、ぜひご覧ください。
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書籍の中で、不動産や戸建て・マンションを購入する時のポイントも書かれていますよ!
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マンションと戸建ての比較表!維持費と初期費用を解説

マンションと戸建てのコストには「維持費」と「初期費用」の2種類あり、比較表で見ると戸建ては維持費が、マンションは初期費用が安い傾向にあります。
マンションや戸建てを購入するときに、何にコストが掛かるのだろうと思ったことはありませんか?
私は全く知らなかったので、不動産やさんから話を聞いてフムフムってなっていました。
マンションや戸建てを購入すると、住みながら掛かるコスト「維持費」と購入時のコスト「初期費用」があります。
維持費はマンションよりも戸建ての方が安いことが多く、初期費用は戸建てよりもマンションの方が安いことが多い傾向です。
もちろん、どんな場所でどんな大きさの家に住むのかで変わってくることもあります。
億ションなど高層階のマンションは人気があり、初期費用が戸建てよりも高い場合があるので注意してくださいね!
この章では維持費と初期費用の2つに分けてわかりやすく表にまとめて説明しています!
それでは、維持費と初期費用の比較表を見ていきましょう。
維持費はマンションの方が高い!約400~900万円の差
マンションを購入した場合の維持費は約1500~2500万円、戸建てを購入した場合の維持費は約1100~1600万円なので、マンションの方が約400~900万円高くなります。
マンション | 戸建て | |
税金(固定資産税、都市計画税) | 約360万円 | 約240万円 |
火災保険料 | 約45~60万円 | 約60~180万円 |
管理費 | 約500万円 | × |
修繕積立金 | 約430~500万円 | × |
駐車場代 | 約180~1080万円 | × |
町内会費 | × | 約36~360万円 |
防水工事費、リフォーム代 | × | 約800万円 |
合計 | 約1500~2500万円 | 約1100~1600万円 |
維持費とは住んでいく中で支払っていく必要がある費用のことです。
私も不動産やさんと話していると、購入する費用だけでなく、維持するための費用にも注目する必要があるのだと気づかされました!
維持費についても知ることで後悔しないマイホームを選ぶことができましたよ!
はじめにマンションと戸建てを購入した際に共通して掛かる維持費には「固定資産税、都市計画税」「火災保険料」があります。
<固定資産税、都市計画税((合計)マンション約360万円、戸建て約240万円)>
固定資産税とは、毎年1月1日の時点で建物や土地など固定資産を持っている人が支払う税金のことです。
税額は「固定資産税評価額×1.4%」で計算して出すことができますよ。
木造戸建ての耐用年数が22年であることに対し、鉄筋コンクリートで造られたマンションは耐用年数が47年です。
耐用年数が長いマンションの方が固定資産税評価額が高くなることがあるようです。
都市計画税は、都市計画事業や土地区画事業の費用になることを目的とした税金のことです。
都市計画法による市街化区域内に所有する建物と土地が課税の対象になるので、該当しないエリアだと都市計画税は掛かりません。
税額は「固定資産税評価額×上限税率0.3%」で計算して出すことができますよ。
<火災保険料(マンション約45~60万円、戸建て約60~180万円)>
上記でも記載しましたが、住宅を購入する際、火災保険に加入することが必須となっていることが多いので、払い続ける必要があります。
マンションの場合は10年契約で約15~20万円、戸建てだと10年契約で約20~60万円になります。
次にマンションのみに掛かる維持費について見ていきましょう。
<管理費(約円500万円)、修繕積立金(約430~500万円)>
修繕積立金とはマンションの老朽化を防ぎ、性能を維持するために、外壁の再塗装や定期的なメンテナンス、将来の大規模修繕を行う際に掛かる費用です。
修繕積立金は毎月払うことになり、そこに加えて管理費の支払いもありますよ。
管理費とは、ロビーやエレベーター、宅配ボックスなどの共有部分の清掃費やメンテナンス費になります。
目安として管理費が約14000円、修繕積立金は月約12000~14000円です。
<駐車場代(180~1080万円)>
自家用車を利用している方は駐車場が必須ですね。台数分の費用が掛かります。
毎月約5000~3万円とマンションや立地によって幅広い額になっています。仮に30年間マンションに住むと、約180~1080万円になりますよ。
次は戸建てのみに掛かる維持費について見ていきましょう。
<町内会費(36万円~360万円)>
町内会に入会している人が会費として支払っている費用のことです。相場は約1000~1万円と地域によって金額は異なるようです。
世帯数が多いと安く、少ないと高く設定されているそうですよ。
<防水工事費、リフォーム代(約800万円)>
30年間で掛かる戸建ての修繕費用は約800万円ですよ。
建物の機能を維持するために、外壁や屋根、バルコニーの防水工事などのメンテナンスが必要になります。
また、水回りの設備も老朽化が進んでいくので、将来的にリフォームを考えなければいけません。
戸建ての場合、自己責任になるので、自分たちで費用を貯蓄しておく必要があります。
購入時の初期費用は戸建ての方が高い!約30~60万円の差
マンションを購入した場合の初期費用は約40万円、戸建てを購入した場合の初期費用は70~100万円なので、戸建ての方が約30~60万円高くなります。
マンション | 戸建て | |
火災保険 | 約10万円 | 約40万円 |
修繕積立金 | 約30万円 | × |
水道加入負担金 | × | 約30万円 |
つなぎ融資 | × | 約30万円 |
合計 | 約40万円 | 約70~100万円 |
維持費はマンションよりも戸建ての方が安かったですね!
「じゃあ戸建てを購入しようかな」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは待ってください!先ほども記載したように「維持費」と「初期費用」があります。
維持費だけでなく初期費用について知るとより、マンションと戸建てのメリットデメリットを感じられますよ。
マンションと戸建てを購入した際に共通して掛かる初期費用には「火災保険」がありますよ。
また、それに加えて、仲介手数料や不動産登記費用などの費用も必要になってきます。
物件のチラシとかで見る価格は土地と建物本体の価格なので、他に費用が掛かることを知っていれば、少しでも所金することができ、安心ですね!
<火災保険の加入(マンション約10万円、戸建て約40万円)>
住宅を購入する際、住宅ローンを組むとほとんどの金融機関が火災保険に加入することを必須条件としています。
マンションは耐用年数が高く、火災や自然災害による被害を受けづらいと判断されており、戸建ての方がそのリスクがあるため、保険料が高くなりやすいようですよ。
マンションの場合は10年契約で約15~20万円、戸建てだと10年契約で約20~60万円になります。
<修繕積立金(約30万円)>
維持費にも掛かる修繕積立金はマンションを購入する際に初期費用として支払います。
初期費用としての修繕積立金は約30万円が相場ですよ。
続いて戸建てのみに掛かる初期費用についても見ていきます。
<水道加入負担金(約30万円)>
戸建てを購入した際に、水道の利用申し込みに掛かる費用のことです。物件価格に含まれている場合もあるので確認しましょう。
<つなぎ融資(約30万円)>
住宅ローンが実行されるのは、住宅の引き渡しの時です。
そのため、引き渡しの前の支払い(土地の購入費、着工金など)ができないということもありますよね。
そんな時に一時的に立て替えることができるローンのことですが、利用しない場合は費用が掛かることはありません。
マンションと戸建ての「維持費」と「初期費用」にどれぐらい掛かるのかを比較表で見ていきました。
何にコストが掛かるのか分かれば、自分の住む場所、住みたい場所にあった費用を貯蓄できたり、ライフプランが立てやすくなったりしますよ♪
マンションと戸建て選びのポイント!メリットデメリットも

マンションと戸建ての選ぶポイントは「間取りの自由度が低い高い」や「土地面積が小さい大きい」など6つあります!
マンション | 戸建て | |
管理、修繕 | 〇管理や共有箇所の修繕を任せられる ×管理費や修繕積立金を払う必要があるため維持費が戸建てよりも掛かる | 〇管理費や修繕積立金が無いため維持費がマンションよりも掛からない ×管理や修繕が自己責任 |
土地面積 | ×小さい | 〇大きい |
間取り、デザイン | ×自由度が高い | 〇自由度が低い |
立地 | 〇駅から近い場所を買いやすい | ×駅から離れた場所になりやすい |
騒音 | ×上下左右の騒音が気になることがある | 〇近隣の生活音が気になりにくい |
セキュリティ | 〇セキュリティ対策がしてあることが多い | ×セキュリティ対策を自分でする |
マンションと戸建てのどちらかを購入しようか迷っている方は、それぞれのポイントを知ると決めやすくなりますよ!
マンションと戸建ての選ぶポイントについて比較表を作ったので、一緒に見ていきましょう。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、それを踏まえて決めていけると良いですね!
管理や修繕を任せられるのはマンション
マンションは共有箇所の管理や修繕を任せることができ、戸建ては自己責任になります。
マンションは共有箇所の管理や修繕を任せることができますが、それに掛かる管理費や修繕積立金を毎月支払う必要があります。
戸建てだと、管理、修繕が自己責任になるため、管理費も修繕積立金もありません。
戸建ての場合、修繕することになるとまとまったお金が必要になるため、個人で積立てをしておくと安心ですよ。
毎月の修繕積立金を払って管理や修繕を任せる方がいいか、修繕積立金は払わず、自分で管理していくか、どちらがいいか迷いますね。
面積が大きく広々としているのは戸建て
マンションよりも戸建ての方が面積が大きいため、広々とスペースが使えます。
下記がマンションと戸建ての平均の広さになります。
- マンション 間取り2~3LDK 広さ90㎡
- 戸建て 間取り4LDK 広さ70㎡
マンションや戸建てによって違いますが、平均的に戸建ての方が広い傾向にあります。
戸建てだと2階、3階を作ることができるのでその分、広々とスペースを作ることができるようですね。
間取りとデザインの自由度があるのは戸建て
戸建てで注文住宅だと自分好みの間取りやデザインにすることができ、自由度があります。
戸建てだと、各フロアに複数の部屋を作ることも、ワンフロアにすることも可能です。
自分のライフスタイルに合わせた間取りを作ることができますよ!
マンションは間取りやデザインに自由度が低いですが、ワンフロアで全ての設備(寝室、トイレ、風呂など)が整っているというメリットがあります。
スペースを効率的に利用でき、段差も少ない設計が増えてきていることから、高齢者でも住みやすいですね。
自由度があると自分好みの家ができるので、帰りたくなる家になりそうですね♪
駅の近くの物件が見つかりやすく好立地なのはマンション

マンションは駅前などの好立地なところに建てられることが多いので、駅近くで探すならマンションの方が見つけやすくなります。
駅や大手のスーパーが近いと生活がしやすく便利ですよね!
面倒くさがり屋の私には、家の近くにスーパーがあると、とてもうれしいです♪
しかし、自家用車を利用する場合はマンションだと駐車場までに距離があったり、マンションによっては機械式の駐車場で出し入れに時間がかかったりすることがあります。
自家用車を利用する方は戸建てに駐車場を作れば、出し入れがしやすく便利ですね。
近隣の騒音を感じにくいのは戸建て
マンションは近隣と密接しているため、近隣と離れている戸建ての方が騒音は感じにくいでしょう。
戸建ての場合、近隣の住宅が離れているため、騒音の配慮に過敏にならなくても良いでしょう。また、住宅街の場合は、外からの騒音も少ないですよ。
マンションだと近隣と密接しているため、騒音を感じやすいです。また、騒音にならないために気を付けなければなりません。
楽器の演奏やペットの飼育などの制限があるマンションも多くあります。
セキュリティが優れているのはマンション
マンションはオートロックや監視カメラなどが備え付けられているため、戸建てよりもセキュリティがしっかりしています。
オートロックや監視カメラが常時稼働されていると安心ですね。
戸建ての場合は進入できる入り口が多いことや、敷地条件や間取りの関係からセキュリティを高めることが難しいです。
個人が警備会社と契約をするとコストが高くなります。
比較表を見ながらマンションと戸建ての違いを確認し、それぞれのメリット、デメリットに詳しくなりましたね!
マンションと戸建てのポイントを抑えて自分のライフスタイルに合ったマイホームを決めてくださいね!
「お金の大学」には、生活・仕事・老後のお金の不安を減らし、自由に生きるためのノウハウがたくさんつまっていますよ♪
「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という一生お金に困らない人生を送るための「5つの力」について学べる本です。
マンション購入か戸建て購入か迷われている方は、お金の勉強をすると決められる要素になるでしょう!

マンションと戸建て別に維持費を抑えるコツを紹介!

維持費を抑えるコツがマンションは「新築を購入する」など3つ、戸建ては「簡単な修繕は自分で行う」など5つありますよ!
戸建てよりもマンションの方が維持費が掛かると前章でお伝えしましたが、自分のライフスタイルによって住む場所がマンションだったり、戸建てだったりすると思います。
どちらに住むにしても、できるだけ維持費を抑えたいと思う方もいらっしゃいますよね。
私も、維持費を抑えるにはどうしたらいいのか知りたいなと思っていたので調べてみました!
「維持費を抑えるコツを知りたい!」「どうやって維持費を抑えたらいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
この章ではマンションと戸建ての維持費を抑えるコツを紹介していくのでぜひご覧ください。
マンションの維持費を抑えるコツは新築を購入するなど3つ
マンションの維持費を抑えるコツは「新築を購入する」など3つあります。
②過剰な装飾が少ない
③戸数が多い
マンションは購入する前に見極めることで、維持費を削減することができますよ♪
それではマンションの維持費を抑えるコツを詳しく見ていきたいと思います。
<①新築マンションを購入する>
新築のマンションだと経年劣化が少ないので、メンテナンスの必要性が低いです。そのため、修繕積立金が抑えられている可能性がありますよ。
<②過剰な設備や装飾が少ない>
管理費はエントランスやエレベータ―、庭木、駐車場などのメンテナンスに使用されます。
過剰な装飾があったり、明るすぎるエントランス、豪華な庭木があったりすると管理費が多く掛かっていることが多いので維持費を抑えたい場合は避けましょう。
<③戸数が多い>
戸数が多いマンションだと、一人当たりの管理負担も少なくなり、管理費が低めです。
購入前にマンションの状態を把握することで維持費削減のポイントになるので、確認しておくと良いでしょう。
戸建ての維持費を抑えるコツは簡単な修繕は自分でなど5つ
戸建ての維持費を抑えるコツは「簡単な修繕は自分で行う」など5つあります。
①メンテナンスの負担が少なくて済む外壁材や屋根材を選ぶ
②新築で固定資産税を削減
③定期的な点検と早めの修繕対
④アフターフォローがある業者を選ぶ
⑤簡単な修繕は自分で行う
戸建ては自由度が高いので自分の加減で修繕費を抑えることができます!
それでは、戸建ての維持費を抑えるコツを詳しく見ていきましょう。
<①メンテナンスの負担が少なくて済む外壁材や屋根材を選ぶ>
屋根や壁は一番劣化が早いため、値段が高くても耐久性のある素材を使えば、将来のメンテナンスの費用を抑えることができますよ。
<②新築で固定資産税を削減>
新築だと固定資産税が軽減されますよ。また、保険料も新築の方が安くなるので、長い目で見たときに維持費が抑えられます。
<③定期的な点検と早めの修繕対>
早めに修繕できれば簡単な工事で対応できることがあるので、定期的に点検をすることが大切です。
劣化や破損個所をそのままにしておくと、状態が悪化して修繕費がかさむことになってしまいます。
<④アフターフォローがある業者を選ぶ>
業者によっては、無料点検サービスを定期的に行ってくれることがあります。
このようなサービスを利用して修繕箇所が無いか確認すると、早期発見できますね!
<⑤簡単な修繕は自分で行う>
床や壁のはがれなど簡単に修繕できるところは自分で行えば修繕費用が抑えられますよ。
戸建てだと修繕を業者に依頼することも、自分で行うことも選べるので、維持費を抑えることができます。
また、各設備の定期的な掃除や点検をすることでメンテナンス時期を延ばすことも可能なので、自由度がありますね!
維持費の抑え方を知ることができて私自身も実践していきたいなと思いました。
皆さんも、維持費の抑え方を実践してみてマイホームを大切にしていきましょう♪
まとめ

- マンションと戸建てのコストには「維持費」と「初期費用」の2種類あり、比較表で見ると戸建ては維持費がマンションは初期費用が安い傾向にある
- マンションと戸建ての選ぶポイントは「間取りの自由度が低い高い」や「土地面積が小さい大きい」など6つある
- 維持費を抑えるコツがマンションは「新築を購入する」など3つ、戸建ては「簡単な修繕は自分で行う」など5つある
マンションと戸建ての比較表を見ると、違いが分かりやすく感じましたね!
掛かってくるコストもマンションと戸建てで違うので、上手く維持費を抑えることも考えて参考にしてみてください。
比較表で見た、マンションと戸建ての違いをもとに自分に合ったマイホームが見つかると良いですね♪
「お金の大学」は一生お金に困らない「5つの力」について分かりやすく解説していますよ!
「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」のお金の勉強をするのなら、一番売れている「お金の勉強本」で学ぶと良いですよ。
マンションや戸建てを購入する際のポイントもこの本で学ぶことができますよ♪

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