
教習所で緊張するのはあなただけではなく、他の人も緊張しているので安心してください。
誰でも最初は初心者なので、分からないこともたくさんあり、緊張でいっぱいですよ。
それでも緊張しすぎては逆に注意散漫になってしまい、安全運転ができません。
そこで、本記事では教習所で緊張するときのリラックス方法を紹介します。
免許を取った後の運転時に使える方法もあるので、役に立つこと間違いなしです!
また、技能教習の内容も紹介します。教習所で緊張する前に何をするかを知っておくことで、予習などの準備ができますよ。
この記事を読んで、緊張するのはあなただけではないことや、落ち着く方法を知れば、以前よりも緊張感が和らいで運転できるようになりますよ。
いつも緊張でガッチガチになってしまうなら、「敏感すぎるあなたへ」という本をおすすめします。
この本は緊張や不安を断ち切る方法がくわしく解説されていて、ドイツでも大ベストセラーになりました。
あなたの緊張は脳の誤作動かもしれませんよ。臨床心理士が書いたこの本を読んで確認してみてくださいね。

教習所が緊張する!みんな最初は初心者だから大丈夫

教習所で緊張が止まらないと不安に感じていませんか?
教習所で緊張するのは、あなただけではなく、他の生徒も緊張しているので安心してください。
初めて運転を学ぶのですし、操作の仕方も分からないので、みんな緊張していますよ。

教習所で緊張するにもいろいろな理由があると思います。
緊張する理由は以下の3つなどがあるようです。私もそういえばこんな理由で緊張していたかも、と共感するものばかりでした。
- 上手く運転できず、自信を無くして緊張する
- 教官に何か言われるのではないかと緊張する
- 他の生徒と乗るのが緊張する
<上手く運転できず、自信を無くして緊張する>
上手く運転ができなくて、自信を無くす人は多いと思います。
ですが、教習所は運転技術がゼロの状態から始めるので、上手く運転できないのは当たり前ですよ。
運転は慣れですので、初めのうちはどんどん失敗していくつもりで運転した方が、免許取得後は楽に運転できますよ。
また「こういう風に操作したら失敗するんだ。」と失敗する体験は教習所でしかできませんからね。
回数を重ねれば、慣れてきて上達していきますので、もう少し頑張ってみてはいかがでしょうか?
<教官に何か言われるのではないかと緊張する>
中には、教官に何か言われるのではないか、動作のたびに視線が気になって緊張するなどと不安でいっぱいな人もいると思います。
しかし、あまり緊張しすぎると集中力が低下したり、注意散漫になったりして安全運転ができなくなってしまいます。
ミスをしたら怒られると不安になるかもしれませんが、教官は運転ができないところからできるように指導してくれるプロです。
私の場合は、ミスしても「ここは〇〇したほうがいいよ。」と丁寧に教えてくれ、教官に怒られることは一度もありませんでしたよ。
しかし、中には怒る教官やセクハラ発言をする教官もいるかもしれません。
その場合、あなたは一切悪くありませんし、その教官は外してもらうべきです。
教習所によっては、教官を指名するなどの方法もあるので一度相談をしてみましょう。
<他の生徒と乗るのが緊張する>
高速教習や、試験などで他の生徒と乗車するのが緊張するのでは、と不安に思っている人もいるかもしれません。
私も何度も他の生徒と乗車しましたが、他の生徒のことを気にする以前に自分の運転で頭がいっぱいになりました。
そのため、他の人がいるから緊張するということはあまりなかったです。
むしろ自分と同じくらいのレベルの人の運転を見ることができて勉強になりましたよ!
「この人の右折はスムーズだな。どこが自分と違うのだろう?」などと考えながら乗車すれば、他の人から技術を盗むチャンスになりますよ。
教習所で緊張する場合、上記で挙げたいろいろな理由がありますが、どうしても緊張してしまうという人もいると思います。
そこで次の章では、教習所で緊張するときのリラックス方法について紹介します。
教習所で緊張が止まらないあなたには、「敏感すぎるあなたへ」という本がおすすめです。
この本はドイツの診療心理士が、緊張や不安になる仕組みから即効テクニックまでをくわしく解説しています。
教習所での緊張をきっかけに、いつも不安になってしまう自分を変えてみませんか?

教習所で緊張するなら運転時のリラックス方法を確認!

ここでは、教習所で緊張するときに使えるリラックス方法について紹介します。
深呼吸や時間に余裕を持つなどの運転以外でも使えるものから、教官に質問する・上手くいかないときのシミュレーションをするなどの教習所で使えるものまで解説します。
免許を取った後、自分で車を運転するときにも使えるテクニックですので、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね。
- 深呼吸をする
- 時間に余裕を持つ
- 教官に質問する
- 上手くいかなかったときのシミュレーションをする
<深呼吸をする>
深呼吸はいろいろな緊張している場面で使えます。
緊張していると呼吸が浅くなりがちなので、意識して深呼吸をしましょう。
深呼吸をすると酸素が脳に送られるので、頭がすっきりし、落ち着きを取り戻せますよ。
試験の前や、車に乗る前などの緊張しそうになる前に深呼吸をして、落ち着かせるのもいいですね。
<時間に余裕を持つ>
教習時間ギリギリに到着した場合、バタバタしていて気持ちが落ち着かなくなってしまいます。
時間に追われてドキドキした感覚を持ったまま運転するのは、危険です。
免許取得した後も、運転するときは時間に余裕を持って行動することで、時間のことで余計なことを考えずに運転に集中できますよ。
<教官に質問する>
教官に質問すると、分からない所を教えてもらえますし、会話することで無言の緊張感を減らすことができますよ。
教官と2人きりで無言の状態が続くと、教官の視線やささいな動きが気になってしまいます。
分からない所をそのまま残しておくと、試験のときに困りますし、運転しているときに「そこは違うよ。」などと言われたら焦ってしまいますよね。
そのため、先に疑問点を解決することは運転技術の面でも大事ですし、緊張をほぐすのにもいいのではないでしょうか。
また自分から質問することで、少しは会話のペースが自分のものになり、何か言われるかもしれないという緊張感は減るのでおすすめですよ。

車内に入ったら緊張して質問が思い浮かびそうにないなら、あらかじめ質問を考えておくのもいいですね。
<上手くいかなかったときのシミュレーションをする>
「上手くいかなかったらどうしよう。」「緊張しないようにしよう。」と考えると余計に緊張してしまいますよね?
そういったときは、上手くいかなかったときのシミュレーションをして、上手くいかないときの不安を和らげてみましょう。
最近は、YouTubeでも運転のコツや教習所で習うことを解説している動画があるので、ぜひチェックしてみてください。
私はよくS字や坂道発進の動画を見て、予習・復習をしていました。
あらかじめYouTubeで確認して、「もし〇〇してしまったら、△△すればいいのか。」「次習うのはS字で、ポイントは〇〇か。」と知っておくだけでも心に余裕がでますよ。
免許取得後も、「ここから歩行者がでてくるかもしれない。」と注意することで、急に歩行者が出てきたときに、予想していないときよりも落ち着いて行動できますよ。
いざ上手くいかない場面になったときに、想定していないときより断然落ち着いて行動できるのでおすすめですよ!
次の章では、技能教習で何をするかを紹介します。
先に内容を知っておくことで予習もできるので、「どうやるか全く分からない。」という不安・緊張を減らすことができますよ。
教習所で緊張する前に技能で何をするかチェック!

ここでは、教習所の技能教習で何をするのかをまとめてみました。
技能では、教習所で基本的な技術を学ぶ第一段階と、路上に出て実践的な運転をする第二段階の2つに分かれています。
何をやるのかを把握しておくだけでも、予習ができるなどで気持ち的に楽になるのではないでしょうか?
まず、教習所内で練習する第一段階の内容を紹介します。
- 発進と停止
- 速度調整
- 坂道発進
- クランク、S字
- 無線教習 など
坂道発進やクランク、S字が苦手という人が多いようです。
私は坂道発進が怖かったですが、それ以前にスピードを出すのが怖くて教習所内で30km/hを出すので精一杯でした。
「アクセルを思い切って踏んでみて。」と教官に何度も言われて、やっとスピードを出すことに慣れました。
第一段階の最後には「みきわめ」、それが終われば「終了検定(仮免技能試験)」を受け、合格したら第二段階に入ります。
技能の第二段階は、路上教習がメインです。路上教習では、以下のことを学びます。
- 路上での実践運転
- 進路変更
- 交通状況に合わせた運転
- 縦列駐車
- 走行経路を覚えて運転
- 高速道路での運転 など
教習所から出るので緊張するのは当たり前ですが、路上に出てもいいと仮免のときに判断されているので、技術面では心配しなくて大丈夫ですよ。
初めての路上運転は、私もものすごく緊張しました。
私はマニュアル車だったので、交差点の真ん中でエンストし、信号が赤になってしまったときが一番焦りました。
一番の緊張するポイントは、周りに他の車もいたことです。
しかし免許が取れた現在、教習車を路上で見つけたら、「遅いな。」「下手くそだな。」とは全く思いません。むしろ「頑張れ!」と応援の気持ちで見ています。
路上で緊張するのはあたりまえだと思いますが、周りで運転している人は優しい目で見守っているので、安心して運転できますよ。
「後ろの車が待っているから、早く右折しなきゃ。」などと焦らなくても大丈夫ですので、落ち着いて自分の運転に集中してください。
以上、技能教習で行う内容をまとめましたが、どうしても緊張しそうで不安な人は、YouTubeなどで予習しておくと安心できますよ!
まとめ

- 教習所で緊張するのはあなただけではなく、他の人も緊張しているので大丈夫
- 教習所で緊張する際は、深呼吸をする・時間に余裕を持つなど、教習所以外でも使える基本的なことも有効である
- 教官に質問するなどで疑問を解消したり、無言を回避したりしてリラックスできる状態にすることや、上手くいかなかったときのシミュレーションでも緊張をほぐせる
- 技能の第一段階では、速度調整や坂道発進、クランク・S字などの基本的な運転技術を教習所で学ぶ
- 技能の第二段階では、交通状況に合わせた運転や縦列駐車、高速道路や走行経路を覚えて運転などの実践的な運転技術を学ぶ
教習所で緊張するのはあなただけではないので、安心してくださいね。
深呼吸でリラックスして、時間に余裕を持ってから、運転の練習をしましょう。
私も初めは緊張しましたが、運転に慣れていくごとにあまり緊張はしなくなっていきました。
緊張度合いに個人差はありますが、今回紹介したリラックス方法で教習所を乗り越えて、ぜひ今後のカーライフを楽しんでくださいね♪
緊張や不安に悩んでいるのなら、ドイツの臨床心理士が書いた「敏感すぎるあなたへ」を読んでみませんか?
あがり症や不安は脳の誤作動かもしれないという事実から、すぐに使えるテクニックまで、ためになる情報が満載です。
自動車教習が終わってもいつか必ず役に立つ本なので、この機会にぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
