毎年、兄弟や親戚に贈っているお中元。毎年、どんなお中元が届くのかウキウキ。ワクワク。とても楽しみ♪
うーん、今年は子どもが進学で出費も増えるな。できれば、そろそろお中元をやめたいな。
もうすぐ新築で住宅購入!住宅ローンが始まるな。お中元…。なんとかしたいな…。
確かに、何かやめたいと言い出すのは勇気が必要ですよね。私も、話を切り出す時はとても緊張して手に汗が…。
何かお互いが角の立たないようなやめる方法はないのかな。どんなきっかけでやめたいと伝えたらよいのかな。
このようにお悩みのあなたへ。兄弟や親戚へのお中元のやめ方、やめるタイミングを調べましたよ。
また、お中元をやめられずにもう少し続けようと思っているあなたへ。お中元選びのポイントなども紹介していますよ。ぜひ、最後までご覧くださいね♪
目次
兄弟とのお中元をやめたい!やめる方法5選!

兄弟間でのお中元をやめたいあなた。私がおすすめする方法をご紹介しますね。5つ方法がありますよ。ぜひ、参考にしてくださいね。
はっきりと話そう
もう今年からお中元をやめようとスパっと話すという方法はいかがでしょうか?
少し勇気が入りますが、一番手っ取り早く解決する方法だと思いますよ。
「お中元をやめたい」と伝えることももちろん大切ですが、話しのすすめ方を少し工夫してみてはいかがでしょうか?
↓
理由:税金が上がる・住宅ローン・教育費で出費も増えるわ
↓
メリット:お互いの負担が減るよ
このように、結論→理由→メリットを順番に話すと話しがスムーズに進むかもしれません。
また、こちらから話を切り出すとこちらのペースで話を進めやすいですよ。言わば、先手必勝です。
もしかして兄弟も、もうお中元をやめたいけどなかなか言い出せないでいるのかもしれません。
もし気軽に相談できる間柄なら、お互いの負担を減らす意味でも率直に話し合ってやめることができると思いますよ。
暑中見舞いに変更しよう


こんなあなたにおすすめの方法。お中元を贈る代わりに、暑中見舞いや残暑見舞いなど季節の挨拶状を贈ってみてはいかがでしょうか?
最近は、スマートフォンやパソコンの普及ではがきや手紙を贈ることが少なくなっていますよね。
こんな便利な時代であるからこそ、手書きの挨拶状は意味があるのだと思いますよ!
私は、いつもあまり目にすることの無い手紙が届いていたらとても嬉しいです♪
季節を感じられる素敵なデザインのはがきを選んで、筆をとってみませんか?
手土産に変更しよう
お盆やお正月に帰省するときに、あえてのしを掛けずに、手土産を持参してみてはいかがでしょうか。
私は、兄弟とは離れて暮らしており、久しぶりに会うときは自分の住んでいる地域の名産やおいしそうなスイーツを持っていくこともありますよ。


我が家では帰省すると、こんな風に盛り上がっていますよ♪お中元のようにかしこまった物ではないので、気軽に受け取ってもらえますよ。
また、旅行に行ったときに、お土産を買って贈ることもおすすめですよ。
徐々に小さな贈り物にしよう

確かに、何かを辞めるときは気を遣わずにはいられないですよね…。そんなあなたにおすすめの方法。
それは、徐々に贈り物を小さくしていく方法です。下記のように段階を踏んでみてはいかがでしょうか?
- 今年のお中元はいつもどおりに贈る
- 今年のお中元は贈るが、金額は去年より低く目にする
- 翌年のお中元はやめて、暑中見舞いのはがきで挨拶をする
- 翌年のお中元は贈らない
急にやめてしまうことに少し抵抗がある場合は、このように少しずつ変更する方法もおすすめですよ。
もしかして、お中元やめようとしているのかな。というメッセージに気づいてもらえるきっかけになるかもしれませんよ。ぜひ、参考にしてくださいね。
ラストとしてメッセージカードを添えよう
「今回のお中元で、最後にします」という内容のメッセージカードを添えて、お中元を贈る方法もありますよ。
お世話になっているお礼や日頃の感謝の気持ち、今後は気楽にお付き合いをしたいという内容を心を込めて書いてみましょう。下記に例を書いてみましたよ。
「いつもお中元ありがとうございます。私の都合で申し訳ないけど、お中元をやめたいと考えています。」
「いつもお中元ありがとう。我が家の家計の負担にもなってしまっていて、やめてもいいかな。」
ポイントは相手を立てながら相手にお中元をやめること、感謝の気持ちを伝えることですね。
素敵なメッセージカードを選び、丁寧に気持ちを込めて書いてみてはいかがでしょうか?


確かに、何事もタイミングは大切ですよね。では、お中元をやめるベストタイミングはいつなのでしょうか。さっそく、確認しましょう。
兄弟間でのお中元をやめるタイミングはいつがいいの?

お中元をやめるタイミング。一体、どのタイミングで切り出せばよいのかな。なかなか難しい悩みの種ですよね。
このようにお困りのあなた。人生のライフイベントに合わせて切り出しみてはいかがでしょうか?ライフイベントを下記にまとめました。
- 引越し
- 転勤
- 就職
- 退職
- 出産
- 子供の進学
- 家の購入
このようなライフイベントは、人生の分岐点や大切な時期ですよね。
私、引っ越ししたの。転勤になったよ。と報告するタイミングでお中元を話題にするのもいいかもしれませんね。
また、生活習慣の変化や環境の変化に伴っていろんな出費も増えますよね…。
正直に、最近出費がかさむからお中元をやめたいなと話すのもよいかもしれませんよ。
兄弟間でのお中元選びは相場など注意することがいっぱい!

贈り物を選ぶ時、とても悩みますよね。私も、どうしようかなと相手のことを考えすぎて結局決めることができない…。
時間だけが過ぎていきます。このようにお悩みのあなたへ。おすすめのお中元や、お中元選びの注意ポイントをご紹介しますね。
相場に合わせて贈ろう
相手に感謝の気持ちを伝えるために贈るお中元。贈る相手によって相場があるようですよ。
親・兄弟のような親戚の間柄では、だいたい3000円から5000円くらいと言われていますよ。

安すぎても失礼にあたりますが、あまりにも高価すぎる品物を贈ってしまうと、相手に気を遣わせてしまいますよ。注意が必要ですね。
相手に負担をかけないように、相場に合った品物を贈りましょう。
家族構成を考えて贈ろう
兄の家は夫婦2人暮らし。あまり、量の多いものやなまものは避けたほうがいいかな。おいしい飲み物はどうかな♪
小分けになっている品物や食べきりやすい品物にしようかな。弟家族は子どもが3人。人数も多いから、量が多い品物でも大丈夫かな。
子どもも大人も、一緒に楽しんで食べることができる品物がいいかな♪
このように、家族構成を考えて品物を選んでみてはいかがでしょうか?


このように、お中元は贈る家族のことを考えて選ぶことがポイントですよ。家族みんなの笑顔が見たいですね。
健康に注意して選ぼう
せっかくのお中元。受け取ってもらう相手が健康上の理由で食べることができないと、贈る側も受け取った側も悲しい気持ちになりますよね…。
何事も健康が一番!お中元をおいしく、楽しく味わってもらいたいですよね。
もし、贈る相手にアレルギーがある場合は、贈り物の中にアレルゲンが含まれていないかどうか、しっかりとチェックをしましょう。

塩分を制限している親戚には、ハムや漬物は控えたほうが良いでしょう。また、糖分を控えている親戚には、ジュースやお菓子も避けたほうが良いですね。
最近は、減塩調味料セットといった健康志向の体を気遣うギフトも増えているようですよ。
これはとてもありがたい品物ですよね。このような品物も、上手に活用してみてはいかがでしょうか。
季節感のあるものを贈ろう
お中元が届く頃は、もう夏本番!ですよね。せっかくなので、季節感の感じられる品物を選んでみるのも良いかもしれませんよ!以下におすすめの商品をまとめましたよ。
- メロン・スイカ・桃・マンゴーのような旬のフルーツ
- アイスクリーム・ゼリー
- 素麺などの麺類
- アイスコーヒー・ビール・サイダーのような飲み物
- 七夕・花火・金魚・ひまわりなどをモチーフにした雑貨
まあ!夏らしくて素敵なお中元。このように相手がニコニコ笑顔になってもらえたら嬉しいですね。
贈ってはいけないものに注意しよう
お中元には贈ってしまうと失礼になるものや、お中元にはふさわしくない意味を表す品物があるようですよ。以下にまとめましたよ。
- 刃物:縁を断ち切る
- 履物(靴・スリッパ・マット):踏みつける
- 衣類:みすぼらしい服装をしている
- ハンカチ:手切れ(ハンカチを漢字で書いたときに「手巾」が「てきれ」と読むため)
- 櫛(くし):死と苦(櫛や4・9のつく品物)
- 筆記具・時計:勉学に励みなさい(勉強不足)
- 花・植物:花言葉で不吉な意味を持つ花
彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉は「悲しい思い出」
鬼灯(ホオズキ)の花言葉は「頼りない・半信半疑」
リンドウの花言葉は「悲しんでいるときのあなたが好き」
このように、不吉なことを連想させる品物あるようですよ。私も、このような意味があるとは知らないものばかりでした。
知らず知らずに贈ってしまうと大変失礼に当たりますよ!お中元は日ごろの感謝を伝えるものです。これらの品物を贈ることがないように、注意して選びましょうね。

そう言われれば、これまでお中元の季節だからといってなんとなく贈っていた私。
お中元の本当の意味について、詳しく知りませんでした。そこで、気になって調べてみましたよ。
これで、すっきり。もやもやも解消ですよ!それでは、ご説明しますね。
お中元とは何か?

「今年もお中元の受付が開始されました。」毎年、このようなニュースが報道されると夏が近いのだなと感じませんか?
日本の夏の風物詩であるお中元。そもそもお中元にはどのような意味が込められているのでしょうか。一緒に、確認してみましょう。
お中元の意味は?
お中元は、日ごろからお世話になっている人に感謝の思いを届ける夏の贈り物なのです。
このお中元、なんと元々は中国の習わしなのです!

私も、てっきり日本の風習だと思っていました…。

- 中国では、7月15日は「中元」と言われ祖先を供養する日
- この習わしが日本に伝わる
- 仏教の風習とかけ合わさるお盆の頃、お世話になっている人に、感謝の気持ちを伝えるため品物を贈るというように変化
- そして、現在のお中元の形となる

中国から伝わった習慣で、お世話になっている方への感謝のために品物を贈るとはとても勉強になりましたね。
さて、お中元は地域によって贈る時期が少し違うようですよ。
あなたの住んでいる地域では、お中元を贈る時期は一体いつなのでしょうか。チェックしてみましょう!
お中元はいつ贈る?地域別にご紹介!
お中元は夏に品物を贈りますが、地域によって贈る時期が異なっているようですよ。下記をご覧ください。
北海道・東海・関西・中国・四国:7月15日から8月15日
東北・関東:7月初旬から7月15日
北陸:7月1日から7月15日の地域と7月15日から8月15日の地域有
九州:8月1日から8月15日
沖縄:旧暦の7月15日まで
贈る時期は平均すると、7月15日から8月15日頃にかけて贈るようですね。
ただし、地方によって異なります。お中元を送る時期が短めで半月しかない地域もあれば、1ヶ月と少し長めの地域もあるようですね。
また、北陸地方は少し複雑なようです。金沢や新潟の首都圏は7月1日から7月15日になり、富山や能登地方は7月15日から8月15日になります。
あなたのお住まいの地域はどれにあてはまりますか?どちらに贈り相手が属するか分からない!このような場合は7月15日に指定して贈るとベストですね。
適切な時期を知らずにお中元を贈ってしまうと、感謝の気持ちがかえって失礼にあたってしまいますよ。注意しましょう!


そうですよね。お中元選び、なかなか難しいですよね。そこで、お中元を選ぶポイントや注意点をご紹介しますね。これで、お中元マスターになりましょう。
体験談!我が家のお中元事情!

結婚してからのお中元事情。あなたのお家では、親戚どうしのお中元はどうしていますか?
ここでは、僭越ながら我が家のお中元事情を少しご紹介します。
ルール作りをしよう
結論から申し上げます。我が家では、親同士や兄弟間のお中元は行っておりません。
結婚当初、義理の母からお中元やお歳暮はどうしたらいいのと相談があり、お中元・お歳暮ルールを話し合って決めましたよ。




お中元やお歳暮の費用は、毎日の暮らしを、お互いに楽しむために使いましょうとのことで話しがまとまりましたよ。これは、あくまでも我が家の場合です。
最初にルールを決めておく。これは、これから長く続く親戚づきあいの潤滑油になるのではないでしょうか♪
このルールのおかげで、我が家では、毎年お中元やお歳暮の時期になってもあたふたすることはなく過ごしていますよ。
お中元に正解・不正解はない
お中元やお歳暮に悩んでいるあなたへ。親の代から、親子間や兄弟間でお中元、お歳暮などのやり取りを欠かさずしている家庭もありますよね。
家族間で、そんな他人行儀なことは一切しないというところもありますよね。地域によっても異なりますよね。
考え方はいろいろあって当然ですよね。お中元をするしないに正解・不正解はないのではないでしょうか。
何事もコミュニケーションは重要です。まずは、お中元やお歳暮について、それぞれの家族のルールを確認し合いましょう。
そして、家族の形に応じてルールを作ってみてはいかがでしょうか?
まとめ

- 兄弟とのお中元をやめたいときはきっぱり話すことも1つの方法
- お中元をやめる代わりに暑中見舞いを送ろう
- お中元を手土産に変更しよう
- お中元を徐々にやめてみよう
- お中元をやめるタイミングはライフイベントがおすすめ
- お中元は感謝を伝える贈り物
- お中元は中国発祥の風習
- お中元は地域によって贈る時期が異なっている
- 親戚にお中元を贈るかどうかは各家族のルール作りが重要
いかがでしたでしょうか。
兄弟間のお中元をやめたいけど、なかなか言い出せなかったあなた。やめるにはいろんな方法がありますよ。
また、これからもお中元を続けようと考えているあなた。お中元には、選ぶポイントがいくつかありますよ。注意して下さいね。
これから長く続く親戚付き合い。あなたが親戚と円満に付き合っていくことができるように願いを込めて。