献立ストレス&ご飯作りたくないお疲れ主婦へ贈る乗り切り術!!

「あ~、もうこんな時間!ご飯作らないと!めんどくさっ!」
そうです。これぞ私の決まり文句です。
「子ども3人もいてきっとお料理もテキパキこなしてるんでしょ?」なんてよく言われますが、ぜんっぜんっ!!
日々、何とか乗り切るというか、子どもたちだけで食べてしまったり、子ども向けのメニューだと、旦那が帰る頃に用意できず寝てしまい、
旦那はストックのカップラーメンをすする音でハッと目が覚めて「ごめ~ん!!」という日もあります。

申し訳ございません、旦那よ…。

とまあ、そんなこんなドタバタ目まぐるしい生活を送っていますが、人間そんな完璧じゃありません。
できないこともありますよ、そりゃ。

新社会人の頃、先輩に「いかに手を抜くかが大事だ」なんて仕込まれたこともあったな。
今となっては、よく分かります。手を抜くことも大事なんです。
上手に手を抜きつつ、栄養も取れるようなご飯を作りたいですね。

そんな時にお役立ちなグッズやレシピ、サービスなどについてご紹介していきます。

 

なぜ、献立ストレス→ご飯作りたくなくなる主婦が多いのか

共働きの主婦のかた、連日お仕事に育児に家事に、お疲れ様です。
生き帰りの電車の中は、レシピ検索で終わるというかたもいると思います。

家に帰ったら、レンチンだけでテキパキ料理が出せるなんて仕事も家事もできる優等生ママはいると思いますが、
「またこれ~?」なんて家族に言われてやる気下がりまくって、もうしんどいって方も多いですよね。中には、ご飯を作りたくなくてうつっぽくなる主婦もいるのだとか。

3歳の子のママで、「土日のランチがめんどくさくて、ついマックに連れてっちゃうんだよね~。
もう、一度知ったらマックマック!って言われるし、ハッピーセットのおもちゃが目当てで行くことも増えたよ。」なんて話も聞きます。
うちは、マックデビューはまだですが、ファミレスには連れていくこともあります。そっちの方がまだジャンクじゃないからいいかな…なんて思いながら。
う~ん、ファミレスのキッズメニューとマックじゃ変わらないか…。

でも、土日のランチくらいマックでもいいんじゃないかなぁと思います。
うつになるよりマシですから。

家族が食べてくれないから

旦那とは、食の好みとかちょっとずれているような気がするけどまあいっかと結婚したら、
結構それが悩みの種となった妹。
妹は、薄味が好きで旦那さんはとにかく味の濃いものが好きです。
市販のマーボー豆腐に唐辛子をかけるとか、よくやっているみたいです。

それで、妹の作る味噌汁の味が薄いだの、ケチをつけてくるみたいで、作りたくないと愚痴っていました。
新婚なのに姉としてはこの先大丈夫か!?とやや心配です。

他にも、子どもあるあるなのが、保育園や幼稚園の給食とかコンビニの総菜だとよく食べるのに、
家で野菜を出すとぜんぜん食べないという話。
家族が食べてくれなくて、作り甲斐がなくなってしまい、作る気力が起きなくなるママもいます。というか、一時期私もそうでした。
またいつスランプが来るかしら。

献立がいつまでも決められないから

これもよくあるパターンですね。おかず1品じゃお腹は満たされないし、
かといって丼ものが続くと、「またか~」と言われてしまうし、もうあれこれ考えたくなーい!と投げ出したくなりますね。
献立については、この後でご説明します。

下ごしらえ、行程が面倒だから

ほうれんそうを茹でたり、ジャガイモの皮をむいたりするのって、地味に疲れません?
あの作業がめんどくさくなって、ほうれんそうをダメにしてしまったことが何度かあります。
ごめんなさい…。
なので、同じ青菜でも下茹でいらずの小松菜とかチンゲン菜の方が我が家では登場率高めです。

それから、塊肉を切る作業。新婚の頃は、カットしてある肉を買っていましたが、割高なのでやめました。
特売で欲張って鶏肉をたくさん買ってきちゃうことがよくあるのですが、0歳児の抱っこを日常的にしていることもあって、手首や腕がすぐ疲れます。
気合いを入れないと途中で心が折れそうになることがよくあります。

季節によっても、やる気ダダ下がり

寒い季節は、お米を研ぐのもなかなか嫌な作業ですね。
特に冬の寒い時期、ほうれんそうを茹でる前に茎の先端についてる泥を取ったり、
下茹でした後の水を切る作業が嫌なんですよね。

暑い季節は、台所に立つのも嫌。火の近くに立ちたくない。
夏バテしないように料理を作っているのに、作っている最中に夏バテしそう…なんて思うこともあります。

ワンオペ育児だから(イクメンの存在)

昭和の母は、エプロンをつけて家族にせっせとご飯を作るというイメージですが、いまやイクメンという存在があるので、他の旦那さんと比較しがち。

専業主婦でも、休日は旦那さんがご飯作りを担当するという家庭も珍しくないみたいですね。
うちの旦那もようやく最近、野菜を切ったり、簡単な炒め料理をしてくれるようになりました。味つけは、まだまだだけどなっ。

しかし、保育園に預けていてお仕事しているママでも旦那さんは料理を全くしないと嘆いている人は少なくありません。
ママの方が稼ぎが少ないからと、家事を全く手伝わないとか。そういうことを言う旦那さんだとうつになりそうな気持ちも分かります。
大事なのは稼ぐ額じゃないんだよ!夫婦は、手を取り合って協力するもんだろーが。

 

献立を考えたくない!ご飯作りたくない!ないない主婦を回避、献立の考え方を押さえよう


献立の基本形を押さえておくと、無駄にレシピを検索したり、あれやこれや迷わなくなるので是非知っておきましょう。
よく言われている日本食の基本は、「一汁三菜」ですが、和洋中のメニューにもあてはめられます。

下の写真のような感じですね。主食+汁物+三菜(主菜・副菜1・副菜2)という組み合わせです。

一汁一菜
・主食:炭水化物(ごはん・パン・麺類)
・主菜:タンパク質のおかず(魚・肉・大豆製品・卵・チーズ)
・副菜:葉物根菜系の野菜・イモ類・キノコ類・海藻類

この中で、メインとなる主菜から決めていくと、じゃあそれに合う副菜は何かな?という風に決めやすくなります。
私がよくやるのは、ご飯と味噌汁は切らさないようにしていて、あとは魚を焼くパターンです。

魚に合うおかずって結構たくさんあるし、子どもには魚好きになってもらいたいので、魚も肉に負けず頻度多めになりますね。
おかずは副菜の常備菜を多めに作れば翌朝も出せますし、卵をくるくると混ぜて焼いてアレンジしたり、
肉を投入したりして、常備菜を変身させています。
このアレンジなら、副菜にタンパク質が入るので、一皿で栄養もバッチリです。

夏場は味噌汁が腐りやすいし、暑さ指数とともにめんどくさがり指数もUPなので、
毎日とはいかないことも多いですが、それでも離乳食の子どももいるのでなるべく毎日出すようにしています。

味噌汁の具を何にするのかは、超テキトーです。
豆腐とわかめは必ず入れますけど。

一汁三菜と言ってもこんな写真のようにお上品には出しませんね。
うちでは普段すべてワンプレートにして出すことが多いし、丼ものにすることもしょっちゅうです。
煮物は大きい器にドカンと盛ります。

魚グリルを洗うの力が残っていない時は、フライパンにクッキングシートをひいて焼きます。
また、魚と野菜をホイルで包み焼きにすることもあります。
洗い物が減ってすごく楽です。

献立表の例

献立の基本をもとに、一例を表にしてみました。
土曜日までしかないのは、土日どちらかは外出することも多いのではないかなというところです。
がちがちに一週間決めてしまうと疲れてしまうので、少し緩めに考えるのも大切です。
食べる人を飽きさせないためには、毎日同じ調理法や味付けを続けないことです。

共働きのかたは、夕飯を多めに作ってお弁当にしたり、社食で食べたり、外食したり、コンビニで買ったりというかたも多いと思うので、
平日の昼食の用意はある人ない人、それぞれですね。

 
朝食 ロールパン
ツナサラダ
フルーツ

ごはん
ほうれん草と海苔の卵和え
味噌汁
フルーツ

食パン
トマト・きゅうり・レタスのサラダ
かき玉スープ

ひき肉や卵を具にしたおにぎらず
コーンスープ(市販)
フルーツ

 

食パン
野菜と大豆の炒め物
コンソメスープ
フルーツ

ツナ、卵、ハムのサンドイッチ
フルーツ

 

昼食 親子丼
ツナサラダ
ラーメン
鯖缶(ストック)
野菜が入ったやきうどん
スープ(市販)
スパゲッティ
ポテトサラダ
スープ(市販)
ピラフ
ツナサラダ
スープ(市販)
焼きそば(金曜朝の炒め物を具に)
スープ(市販)
夕食

ごはん
味噌汁
焼き鮭
切り干し大根
ほうれん草の海苔和え

ごはん
かき玉スープ
唐揚げ
トマト・きゅうり・レタスのサラダ

ごはん
味噌汁
ハンバーグ
なす・トマト・ピーマン・パプリカの甘酢和え

ごはん
鯖の味噌煮
かぼちゃと玉ねぎと人参のコンソメスープ

ごはん
春巻き(冷凍食品)
トマトとしらすのサラダ
味噌汁

カレーライス
ツナ、トマト、ハム、きゅうりのサラダ

〈献立表のポイント〉
・手抜きをする上でも、タンパク質と野菜は少しでも入れる
・夕食の副菜は、面倒ならば1つだけでも。
・例えば、鯖の味噌煮なら味噌汁にすると、味噌×味噌で塩分過多になるので、なるべく避ける。
・和洋中をほどよく取り入れて、飽きさせない。
・翌朝は、夕飯の残りにタンパク質を入れて一皿で栄養もが取れるようにする。
・木・金は疲れてくるので、冷凍食品などに頼ったり、品数少なめにするなど手を抜く。

 

それでも献立決めたくない&ご飯作りたくない時は、あの手この手で切り抜けよう

献立の考え方は、だいたい分かったけれど、それでももう疲れてるからホントに作りたくない!という時、
外食したいのは山々ですが、小さい子がいてなかなかできなかったり、お財布事情もあります。
しょっちゅう外食はできませんよね。

そんな時のために、普段からの常備アイテムやちょっとした方法で切り抜けてみましょう。

・インスタント食品を常備
これは、基本中の基本ですね。
我が家では、ベビーフードもかなり常備しています。
ストックも、主食・主菜・副菜になるものをバランスよく常備するようにしています。

非常用食品としての機能もありますよね。
ローリングストックで期限が切れそうになったら、食べるようにしてまた買い足しています。

使えるストック

・主食系…パックご飯、冷凍うどん、パスタ
・汁物系…味噌汁、卵スープ、カップスープ
・主菜系…冷凍餃子、冷凍肉団子、冷凍の魚、冷凍のひき肉、冷凍コロッケ、冷凍春巻き、魚の缶詰、大豆、ツナ缶など
・副菜系…冷凍ポテト、卯の花や切り干し大根など冷蔵庫で保管する総菜のパック、冷凍野菜
・その他…ひじき・切り干し大根・のりなどの乾物