雨の日や、乾燥機を使いたいときなどに活躍するのが『コインランドリー』です。
私も雨の日に限らず、晴れの日でもよくお世話になっています。
何よりも、洗濯物を持っていく手間を惜しまなければ、乾燥まで終えてくれるのです。
この楽さを知ってしまったら、もう虜です…(笑)
しかし、そんな中で気になるのが、乾燥機の温度です。
洗濯物を取り出すときには結構な高温なので、衣類が焦げてしまっていないか不安になるときがあります。
大切な衣類が焦げてしまったら、悲しいですよね…。
そんなコインランドリーの乾燥機で洗濯物が焦げることはあるのでしょうか?
街に徐々に増え続けているコインランドリーの乾燥機の不安を解消していきます!
目次
コインランドリーの乾燥機で洗濯物が焦げることはない

コインランドリーの乾燥機に対して不安があると、使うのをためらってしまいますよね。
でも安心してください。コインランドリーの乾燥機は使い方や洗濯表示を守れば、洗濯物が焦げることはありません。
コインランドリーの乾燥機は高温設定でも80℃なので、繊維が焦げる温度まで達さないのです。
しかし中には、使用方法も洗濯表示も守ったのに、焦げのようなあとがついてしまったという方もいるのではないでしょうか?
そんな、衣類についてしまった焦げの正体は何だったのでしょうか?
コインランドリーの乾燥機を使ったあとの焦げの正体は?

コインランドリーの乾燥機を使ったあとの焦げのようなあとは、実は汚れの可能性があります。
汗や皮脂は、繊維の奥まで浸透してしまいます。そのため、すすぎの回数が少なかったりすると、この汚れが残ってしまうのです。
この通常の洗濯で落としきれなかった汗や皮脂による汚れが、乾燥機の高熱で表に浮かび上がることで、焦げたように見えるのです。
また、すすぎが足りないことによって洗剤が残ってしまい、アルカリ焼けが起きていた可能性もあります。
特に柔軟剤のすすぎ残しは衣類の黄ばみの原因にもなるので、すすぎの回数を増やし汚れと洗剤をしっかり落としましょう。
洗ったつもりが、実は洗えていなかった…というのが目に見えてしまうのですね(泣)
洗濯をして綺麗にするはずが、焦げのようなあとや、黄ばみがついてしまったら意味がありません。
特に汗をかいた日や、目に見える汚れがあるときは注意しようと思いました。
ちなみに、乾燥機によって浮かび上がった汗や皮脂による汚れは、酸素系漂白剤か、台所用中性洗剤で洗うと綺麗に落ちます。
アルカリ焼けの場合は、薄黄色い軽い焦げ程度ならオキシドールや酸素系漂白剤で落とせる可能性があります。
コインランドリーの乾燥機を正しく使おう


このように、コインランドリーの乾燥機について興味が出てきた方もいるでしょう。
コインランドリーの乾燥機について、店舗により異なる点もありますが、覚えておくと役に立つことを紹介していきます。
使い方
- 乾燥機の大きさを、洗濯物の量に合わせて選びます。
- 乾燥機の扉を開いて、脱水済みの洗濯物を入れます。
- 扉を閉めます。
- お金を入れ乾燥温度を選んだら、スタートボタンを押します。
- 運転終了のブザーが鳴ったら、洗濯物を取り出します。
使い方自体はとても簡単で、初めての方でもわかりやすいですね。
一回量の目安

コインランドリーの乾燥機の一回量は、洗濯物を入れて1/3程度余裕がある状態です。
洗濯物の量に合ったサイズの乾燥機を選ぶようにしましょう。
洗濯物を多く入れてしまうと、乾くのが遅くなり、乾きにムラができやすくなります。
逆に洗濯物を少なくしても、乾燥機の中でより激しく動かされてしまうので、衣類が傷みやすくなってしまいます。
乾燥機をかけたあとのふわふわな洗濯物にするためには、一回量を守ることが大切なのですね。
ついつい洗濯物が溜まっていると、多く入れてしまいがちですが、生乾きになってしまったら二度手間です。
乾燥機を使うときは、欲張らないことが求められますね…(涙)
温度の目安
- 低温:約50℃…ポリエステル・ナイロン・アクリル
- 中温:約60℃…ポリエステル・綿
- 高温:約75℃…綿
このようにコインランドリーでは、温度がわけられている乾燥機がほとんどです。
温度が選べることによって、洗濯物を分けて乾燥機にかけることができるのは魅力的です。
私は今まで洗濯物は分けずにまとめて乾燥機に入れてしまっていたので、この機会に分けようと思いました。
使用時間の目安
- 6kg(4人家族の平均的な洗濯物の量):約30分
- 12kg:約60分
- 22kg:約90分
- ジーンズ:約50分
- 布団:約50分
- 羽毛布団:約70分
早く乾燥を終えてしまうと、洗濯物が生乾きになってしまうので注意が必要です。
また、デリケートな衣類は、中温で時間をかけることで乾燥機による傷みを防ぐことができます。
たったこれだけで、数分~数十分の時間短縮ができます。
乾燥機は一時停止すればドアの開閉ができるので、急いでいる方にはおすすめのテクニックです。やけどには注意してくださいね。
いくらコインランドリーの乾燥機は時間がかからないとはいえ、都合があって待てないこともあります。
時短テクニックを頭の片隅に置いておくと、いざというときに役に立つかもしれません!
料金の目安
特大型(27kg)乾燥機:6分間で100円
中型(14kg)乾燥機:10分間で100円
値段は、洗濯物の乾燥機にかける時間に合わせて変わります。
安く抑えたいからといって、時間を短くすると生乾き…なんてこともあり得ます。
少し費用はかさんでしまいますが妥協せずに、洗濯物をふわふわにしましょう!
そのため、できるだけお金に余裕をもっておくと良いですね。
入れてはいけないもの
- 犬・猫などのペット用品
- おしめ
- 油汚れの物
- 車・屋外で使用されたマット類
- ぬいぐるみ
- ウールなどのおしゃれ着女性物の下着類やストッキング類
- 吊り干しや陰干し、平干し、ドライマークの洗濯表示がついているもの
これらを乾燥機に入れてしまうと、衣類の変形や縮む原因になってしまいます。
また、ぬいぐるみやクッションには、自然発火をする恐れのあるスポンジが含まれている場合があるので、入れてはいけません。
もし仮にこれらを乾燥機にかけて、問題がなかったとしても、次に使う方はどう思うでしょうか…。
乾燥機を使って、洗濯物を取り出したらペットの毛だらけ…なんてことがあったら悲しいですよね。
ぜひ、配慮の気持ちを忘れずに、気持ちよく利用しましょう。
コインランドリーの乾燥機を使うメリット

コインランドリーの乾燥機には魅力的なメリットがあります。
洗濯物が焦げることはないし、使い方もわかったけど、時間や金額の問題でためらっている方もいると思います。
しかし、コインランドリーの乾燥機には、妥協せずに利用して良かったと思えるようなメリットがあるのです。
それは一体、どのようなメリットなのでしょうか?
夜遅くでも騒音を気にせず洗濯ができる

コインランドリーは24時間営業のところが多いため、夜遅くでも騒音を気にせず洗濯をすることができます。
夜に洗濯機を回すのも、洗濯物を外に干すのも気が引けますよね。
私はアパートの1階に住んでいるので、夜7時以降は洗濯機を回すのも、洗濯物を外に干すのも控えています。
しかし、コインランドリーでは洗濯から乾燥まで全て終えてくれます。
ライフスタイルに合わせて利用できるのは魅力的ですね。
溜まっていた洗濯物が洗える
コインランドリーでは、溜まっていた洗濯物も、洗濯から乾燥までできます。
自宅だと、洗濯機の容量が少なかったり、洗っても干す場所がなかったり、なんてことはありませんか?
私は、忙しくてなかなか洗えず、気付いたら洗濯物が山積みなんてことがよくあります…(汗)
でも山積みの洗濯物は何回にも分けないといけないので、面倒と思ってしまいます。
しかし、コインランドリーだと大容量の洗濯機で、洗濯から乾燥までできます。
コインランドリーで洗ってふわふわに乾燥までして持ち帰りましょう!
ダニ退治もできる

乾燥機は高温で洗濯物を乾かすため、ダニ退治の効果もあります。
ダニは50℃で約20分間、ダニの卵は60℃で約2時間あれば死滅すると言われています。
特に布団や毛布など、あまり何度も洗えないものほどダニが潜んでいる可能性が高いです。
コインランドリーの乾燥機では、洗って乾燥できるだけでなく、ダニ退治の効果もあります。
特にアトピーやぜんそくなど、アレルギーに悩んでいる方はぜひ利用してみてください。
終了時間を電話で知らせてくれる
最近の乾燥機には『ハローコールシステム』という、登録した電話番号に終了時間を知らせてくれる機能がついている場合もあります。
中には、乾燥が終わるまで待てないという方も多いと思います。
しかしこの機能を使えば、終了時間を知らせてくれるので、家に帰って家事をするなんて時間の有効活用もできます。
忙しい方でもコインランドリーが利用しやすくなっています!
まとめ

- コインランドリーの乾燥機は使い方や洗濯表示を守れば、洗濯物が焦げることはない。
- コインランドリーの乾燥機は洗濯物の量や素材に合わせて選ぶことで、焦げるのを防ぐことができる。
- コインランドリーの乾燥機はメリットが多く、ライフスタイルに合わせて利用することができる。
いかがでしたか?もうこれでコインランドリーの乾燥機で洗濯物が焦げるなんて心配はいりません。
共働き世帯が増えている今、コインランドリーの需要は高まっており、店舗も増え続けています。
また、大気汚染や防犯の面で洗濯物を部屋干ししているという方も、ぜひコインランドリーの乾燥機を利用してみてください。
みなさんもぜひ、この機会にふわふわの洗濯物を味わいましょう!
コインランドリーの乾燥機について詳しく知りたい!!