戸建てを建築したいけど、こどもの進学や転職までに入居できるかな?
家を建てようと思ったとき、完成するまでどれくらいの期間が必要なのか、気になりますよね。
戸建ての建築期間は2~6カ月ですが、情報収集から引き渡しまでを含めると、5カ月~1年半の期間が必要です。
私は建築期間を考えて計画的に!とはいかず…妊娠していたので、打ち合わせや引っ越しが大変でした。
この記事では、あなたが計画的に家づくりをするために必要な、建築期間や詳しい流れ、費用についても紹介していますよ。
戸建ての建築期間を知らないと、段取りができず普段の生活に影響がでてしまいます。
建築期間や流れを知っていると、引っ越しやご近所さんへの挨拶などの準備も早めにできますよ。
この記事が、最高の家づくりのお手伝いになればいいなと思います。
これから家を建てるなら、ご近所さんとよい関係を築きたいですね♪
工事中はご近所さんに迷惑をかけてしまうこともあるので、引っ越し前と工事の前の2回、あいさつに行きましょう。
楽天では1個から好きな個数を購入でき、AmazonとYahooでは3個セットで販売されています。
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目次
戸建ての建築期間は2から6カ月!情報収集からは1年半も
注文住宅で戸建てを建築する場合、着工から完成までにかかる期間は2~6カ月と言われています。
単純な形状の平屋や2階建て住宅であり、地盤改良も必要ない場合は最短2カ月の工期で完成しますよ。
情報収集から引き渡しまでだと、かかる期間は5カ月~1年半はかかると思っておくとよいです。
ゆっくりじっくり、数年かかってもいいので妥協せずに建築したい。
出産やこどもの入学に合わせて、できるだけ早く入居したい。
そして、戸建てを建築する土地を持っていなければ、土地の購入も考えなければなりませんね。
土地の値段はもちろんですが、実家、こどもの校区、職場の近くなど、住みたい地域を決めます。
住みたい地域を選ぶときは、希望だけではなく治安やハザードマップなども考えておかないと、後悔しても簡単には引っ越せません。
戸建ての建築にはまず、あなたがどのようにプランを立てているかが重要なポイントになりますよ。
まずはどれくらいの期間で入居したいか、話し合いをするところから始めてみましょう!
建築する会社や採用する設備、戸建ての大きさなどでも、建築期間は変わりますよ。
戸建ての建築期間を考えるときに注意したいポイントはこちらです。
- 建築するメーカー
- 戸建ての規模
- 使用する材質
- 採用する設備
- プラン内容
- 建築する工法
- 土地探し
- 専門家による調査
- 住宅ローン
建築期間を上下するポイントは戸建ての規模や建築する工法などたくさんありますね。
考えないといけないことがたくさんあって、めんどくさいと感じるかもしれません。
購入後すぐに入居したい方は、建売住宅を検討するのも一つの選択肢ですよ。
次の章では戸建てを建築する流れを説明しています。
戸建てを建築する流れを知っておけば、土地探しや図面の打ち合わせで妥協せずに、時間をかけることができます。
大まかな流れを知って、計画的に進めていきましょう!
戸建てを建築する流れは全部で4ステップ!詳しく解説
戸建てを建築する流れは、検討・土地の契約・住宅プランの契約・工事の4ステップです。
すでに土地がある、なじみの工務店に決めているなど、それぞれの状況で流れが変わることもありますね。
また、それぞれの工程を並行して進めることもできますよ。
戸建てを建築する流れを知っていることで、先の予定が立てやすくなり、先回りして準備ができますよ。
あなたが戸建てを建築するときにどのような流れを進むのか、説明していきます。
ステップ1は情報収集と検討!期間は1から6カ月
はじめのステップは情報収集と、具体的にどんな戸建てを建築するかを検討します。
どんな戸建てにするか話し合うときが、いちばん夢の広がる時間ですね。
まずはご家族全員で、希望を出し合ってイメージをふくらませていきましょう。
それから、予算などに合わせてより具体的に考えていくことで、意見がまとまっていきます。
戸建てを建築した方の意見を聞いたり、SNSや本で情報収集をしたりすると、よりイメージしやすいですよ。
- イメージ
- 予算
- ハウスメーカー、工務店
＜イメージ＞
どんな家を作りたいのか、どんな暮らしをしたいのか、具体的に話し合います。
モデルハウスやホームギャラリーはだれでも無料で見学できるので、たくさん見て情報をあつめましょう。
週末のたびにモデルハウス巡りをする、というのもおすすめですよ。
＜予算＞
頭金はいくら用意できるのか、ローンの種類や組み方はどうするかなどを具体的に検討します。
これから必要になるお金は住宅だけではないので、ファイナンシャルプランナーに相談するのもおすすめです。
＜ハウスメーカー、工務店＞
モデルハウス巡りをしながら、どこのハウスメーカーや工務店で戸建てを建築するかも考えます。
いろいろなモデルハウスを見てみると、それぞれのメーカーの特徴がわかってきますよ。
意外に重要なのが、自分たちを担当してくれる営業担当の方との相性です。
建築中だけでなく引き渡し以降も、担当の方とは連絡を取り合う長いお付き合いになります。
担当の方との相性が悪いと感じていると、せっかくのマイホーム計画が気持ちよく進められませんよね。
このひとと一緒に家を建てたい!と思えたなら、それはよい出会いと言えるでしょう。
ステップ2は土地の契約!期間は1週間から1カ月半
2つ目のステップは土地を探して、気に入った土地が見つかったら契約と購入をします。
- 土地探し
- 土地の購入
＜土地探し＞
通勤や通学、買い物や病院などの周辺施設、周辺の治安や日当たりなど、土地を決めるうえで考えなければいけないことはたくさんあります。
重要なのは、ハザードマップや周辺地域の情報を知っておくことです。
周辺の情報も調べておかないと、地震や河川の氾濫で、浸水や土砂災害の危険がある地域に住んでしまうことになってしまいますよ。
土地だけをみて自分が暮らすことをイメージするのは難しいですね。
気持ちよく生活していくためにも、近くに住んでいる人たちの雰囲気や、周辺の道や雑草の手入れがされているかなどもチェックしてみてください。
＜土地の購入＞
土地の購入で注意したいポイントは自分が建てたい家を建てられる土地か、ということです。
土地に対する建築面積の割合である建蔽率(けんぺいりつ)や、土地に対してどれくらいの空間を使えるかという容積率(ようせきりつ)というものを考えなければいけません。
土地購入のポイントを押さえておけば、土地情報を見て希望に沿うかどうかが判断できるので、あれこれ見に行く時間を短縮できますね。
ステップ3は住宅プラン決定と契約!期間は1から3ヶ月
3つ目のステップは住宅プランの決定、住宅ローンの申請、そしてハウスメーカーと契約を交わします。
いよいよ、具体的な戸建てのプランを打ち合わせしていきます。
具体的なプランニングはわくわくするものですが、実際には項目がいくつもあり、すべてを決めなければならないので打ち合わせには労力を使いますね。
打ち合わせで確認をなまけたり、めんどくさいからと妥協したりしていると、完成してから後悔することになりますよ。
打ち合わせの途中で食事をはさみ休憩したり、お子様がいる方はおやつやおもちゃを持って行ったりすば、長い打ち合わせでお子様が飽きることもありません。
- 間取り
- 建築請負契約
- 設備と仕様
- 住宅ローン
＜間取り＞
家事動線や日当たり、部屋の数などを具体的に決めていきます。
これは無理かな?と思っても、設計してくれる方はプロなので、まずは希望をすべて言ってみましょう!
いくつかプランを出してもらって、イメージをふくらませるのもよいですね♪
変更や追加は何度もありますが、希望に合った間取りを一緒に考えていきましょう。
＜建築請負契約＞
間取りが決まると、契約書、見積書、設計図を確認してハウスメーカーと建築請負契約をむすびます。
契約書と約款(やっかん)をしっかりと読み、印鑑を押しましょう。
しっかり確認しておかなければ、契約をむすんだあとの変更や取り消しには違約金がかかることもあるので注意が必要ですよ。
＜設備と仕様＞
クロスや照明、コンセントの位置やキッチンの設備など、細かな部分を決めていきます。
ハウスメーカーによっては、インテリアコーディネーターが打ち合わせに同席してくれることもありますよ。
キッチンやトイレはショールームに足を運ぶと、実物を見られてイメージがわきやすいですね。
高額なキッチンを選択したり、設備を大きく変更したりすると、見積額も増えてしまので注意が必要です。
＜住宅ローン＞
住宅ローンの申請には事前審査と本審査というものがあります。
事前審査と本審査を合わせると3週間ほどの期間がかかりますが、事前審査は計画段階でも受けることができますよ。
ステップ4は工事から引き渡しまで!期間は2から6カ月
4つ目のステップは工事から引き渡しまで、着工からは2~6ヶ月で完成します。
- 地盤調査、地盤改良
- 地鎮祭(じちんさい)
- 基礎工事
- 木工、屋根、外壁工事
- 内装
- 竣工検査(しゅんこうけんさ)
- 引き渡し
＜地盤調査、地盤改良＞
家を建てる前に必要なのが、土地の地盤調査と地盤改良です。
地盤改良は必ずするものではなく、専門会社による調査で土地の強度に問題がある場合、土地の強度を上げるために行なわれます。
地盤改良があるかないかによって、工期に数週間の違いがでてきますね。
＜地鎮祭＞
工事がはじまる前に、神主さんに工事の無事を祈ってもらいます。
気持ちよく新生活を迎えるためにも、しっかりお祈りしましょう。
準備や段取りはハウスメーカーがしてくれることが多いですが、完成まで数カ月のお付き合いとなるので、飲み物などを差し入れるとよい関係が築けますね。
＜基礎工事＞
地面にコンクリートを流し込んだり、給排水の配管工事をしたり、家の基礎となる部分を作っていきます。
コンクリートを使う工程は天候によりできない場合もありますが、そこはプロが日程を調整してくれるので大丈夫ですよ。
基礎ができて、それまで紙の上にあった間取りが目の前に現れると、なぜか思っていたより狭いなと感じてしまうのです。
実際に住んでみると、狭いと感じていた不安は解消されるので大丈夫ですよ♪
＜木工、屋根、外装工事＞
基礎ができると、家の枠組み、壁、屋根などの工事に進みます。
構造体ができる(棟上げ)と、上棟式というものを行う地域もありますよ。
内装工事の前にコンセントや窓の位置を最終チェックし、取り付ける位置を確定します。
＜内装工事＞
クロスやフローリングなどが敷かれ、いよいよ完成が近づいてきます。
工事中に何度も足を運んで大工さんに差し入れなどをし、仲良くなれるとお互い気持よく家を完成させることが出来ますよ♪
＜竣工検査＞
工事が完成すると、施主とハウスメーカー立会いのもと、竣工検査が行われます。
このときに、打ち合わせとの違いがないか、傷がないか、水回りの設備や建具に不具合がないかなどをチェックしましょう。
気になるところは遠慮せずに言っておかないと、引き渡し後に後悔することになってしまいますよ。
＜引き渡し＞
工事代金の支払いが終わりハウスメーカーからカギを受け取ると、引き渡しとなります。
引き渡しまでに引っ越しやご近所さんへのあいさつの準備も進めていきましょう。
引っ越し前にあいさつにいくなら、こちらのギフトがおすすめですよ♪
かわいい猫ちゃんのパッケージは、よろこんでもらえること間違いなしです。
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戸建ての建築費用の平均は3500万円!地域差やうちわけも
国土交通省がおこなった調査によると、戸建ての建築費用の全国平均は3555万円です。
戸建ての建築費用には地域差があり、首都圏での平均は3800万円と高くなります。
土地も購入する場合はさらに費用がかかるので、戸建てを建築するなら注意が必要ですよ。
土地も購入するときの全国平均は4615万円で、首都圏ではさらに費用がかかります。
首都圏でマイホームを持つということの難しさがわかる、調査結果ですね。
建築費用のなかには具内的にどのようなものがあるのか、うちわけを説明しましょう。
| うちわけ | 全国平均 |
| 土地 | 1600万円 |
| 本体工事(戸建ての建築にかかる総費用) | 建築費用の70%程度 |
| 別途工事費(解体、外構、給排水設備やガス、地盤改良など) | 建築費用の20%程度 |
| 諸費用(手続きにかかる費用や税金、引っ越し代金など) | 建築費用の10%程度 |
別途工事費には地盤改良や解体費用なども含まれるので、必要がなければ費用もかかりません。
費用をおさえることで住宅ローンを少なくすれば、入居後も安定した生活を送れますよ♪
費用をおさえたいなら工期を短く設定する
戸建てを建築する費用をおさえるなら、工期を短くするのがポイントです。
戸建ての建築面積が広かったり、特殊な工法を選択したりすることで費用は大きくなります。
戸建ての建築面積や特殊な工法は施工に時間がかかるので、工期も長くなるのです。
費用が増えるのも工期が長くなるのも、どちらもいやですね。
ポイントを知っていれば、工期は短縮することができます。
工期を短縮するポイントを知っていれば、入居までのスケジュールが早めにたてられますよ♪
- 標準仕様から大きく変更しない
- 特殊な設計や工法を選択しない
- 工期が短いハウスメーカーを選ぶ
- 引き渡しが遅れないように担当の方とこまめに連絡をとる
＜標準仕様から大きく変更しない＞
ハウスメーカーが得意とする標準の仕様から大きく変更しなければ、工期が伸びることもありません。
標準仕様を選択すると、建築にかかる費用も抑えられますよ。
これだけは!というポイント以外は、標準仕様を選ぶことをおすすめします。
＜特殊な設計や工法を選択しない＞
施工難度の高い設計にすると、工期は伸びてしまします。
単純なつくりの平屋や2階建て、在来軸組工法や枠組み壁工法(ツーバイフォー)を選択することで費用は抑えられますよ。
＜工期が短いハウスメーカーを選ぶ＞
家を建てるのには職人さんの確保、建材の受発注パイプが必要になります。
職人とのつながりも多く、建材の受発注パイプも安定している大手ハウスメーカーを選べば、工期を短縮できますよ。
＜引き渡しが遅れないように担当の方とこまめに連絡をとる＞
ハウスメーカーや職人さんにとって、工期が守られるのは当たり前とされていると思います。
しかし、変更や追加があると工期にも影響がでるので注意しましょう。
あらかじめ工期について相談をしておくことで、変更時に工期がどれくらい変わるかなど詳しく教えてもらえますよ。
まとめ
- 注文住宅で戸建てを建築する場合、着工から完成までにかかる期間は2~6カ月
- 情報収集から引き渡しまでなら、かかる期間は5カ月~1年半
- 戸建てを建築する流れは、検討・土地の契約・住宅プランの契約・工事の4ステップ
- 戸建ての建築費用の全国平均は3555万円
戸建ての建築期間は2~6カ月と、あなたが考えているプランに当てはまっていたでしょうか。
一生住むつもりで建てるのですから、不満が多く残る住宅になっては意味がありません。
建築期間だけでなく、その前後の行程も大切にして、最高の家づくりをしてくださいね。
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実用的なものなら、もらって困るということもありません。
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