戸建てでインターネットの配線をしたいけど、スッキリさせるにはどうしたらいいのかな？
インターネットをどの部屋で、どんな使い方をするのか、あらかじめ決めておくといいよ。
戸建てでインターネットの配線を、どうしたらスッキリさせられるのか悩みますよね。
戸建てでインターネットの配線は、あらかじめどの部屋でどんな用途で利用するかを考えておくと、スッキリと利便性もよく使用できます。
用途によって上手く使い分けると、快適なインターネット環境を作ることができますよ。
記事後半では回線工事が不要なホームルーターとモバイルルーターや、工事が必要な光回線について、費用の紹介もします。
あなたがスッキリと快適でインターネット環境を作れるように、わかりやすく解説するので、ぜひこの記事を最後まで読んでくださいね。
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戸建てのインターネット配線をスッキリするなら下準備必須
戸建てでインターネットの配線をスッキリと利便性よくするためには、インターネットをどの部屋でどのように使用するかを、あらかじめ決めておく必要があります。
- 使用するインターネット回線を決める
- インターネットの配線場所を決める
- 大型家具の配置とルーターの設置場所を決める
- 回線の導入工事とLANの配線工事をする
インターネットを戸建てのどの部屋でどのような使い方をするかによって、インターネットの周辺機器の設置方法が変わりますよ。
LANケーブルがあるのか、なくても空配管(LANケーブルを通す壁などを通っている管)の有無で、インターネット配線のスッキリ度や利便性が変わってきます。
配線をスッキリさせることで戸建ての見た目だけでなく、利便性も上げることができますよ。
これから出てくる「これって何?｣の用語について、私チョイスで以下の表にまとめてみましたので、参照してくださいね。
| 用語 | 説明 |
| インターネット | ･世界中のコンピューターやデバイスをつなげて情報を共有し、コミュニケーションを行うための巨大なネットワーク |
| LAN | ･Local Area Network (ローカルエリアネットワークの略で家庭や会社などの限定した地域で使われるネットワーク) ･LANは主に有線LANと無線LANがある |
| LANポート | ･機器との接続口 ･部屋の壁と、ルーターやパソコンの側面部などに作られている |
| LANケーブル | ･デバイスやネットワーク機器を有線でつなぐケーブル |
| デバイス | ･パソコンやスマートフォンやタブレットなどの機器 |
| 有線LAN | ･コンピューターやネットワーク機器を有線で接続するネットワーク |
| 無線LAN | ･電波を使って、無線でネットワーク機器をつなぐネットワーク |
| ONU | ･光回線で使用される光信号をデジタル信号に変換する装置のことで、ホームゲートウェイや光モデム、光端末装置などと呼ばれる |
| ルーター | ･複数の機器をインターネットに接続できるようにするための装置 |
| Wi-Fi | ･ワイヤレス通信技術の一つ ･電子機器同士が無線でデータをやり取りするための技術 ･一定の範囲内でデータを送受信するための技術 |
| ブロードバンド回線 | ･高速なインターネット接続を提供するための技術 ･複数のパソコンなどの機器を同時に接続することが可能 |
使用するインターネット回線を決める
インターネット回線には光回線やケーブル回線などいくつかの種類があり、その中から通信速度や価格帯など、あなたにあった回線を選びましょう。
インターネット回線にはブロードバンド回線と、それより速度の遅いナローバンド回線(ダイヤルアップ回線など過去に使用された回線)があります。
ブロードバンド回線は、大きなデータ容量を高速でインターネットに接続することができますよ。
ブロードバンドの主な回線は、光回線やDSLにケーブル回線などがあります。
ブロードバンド回線の種類や特徴などについては以下のとおりです。
| 光ファイバー | ･申し込みしてから開通まで1か月、繁忙期(ほんぼうき)には2か月程度かかる ･通信速度が速い ･通信の安定性が高い ･価格は3000円~7000円程度/月 ･利用者が増えている |
| DSL | ･既存の電話線を利用してインターネットに接続するので工事導入しやすい ･光ファイバーに比べて通信速度は劣る ･通信の安定性も光ファイバーに比べて遅い ･光ファイバーの登場により利用者は減少している ･価格は2000円~5000円程度/月 |
| ケーブル回線 | ･利用世帯数が増えると通信速度が落ちる ･テレビと同じケーブルを使用するので安定性が落ちる ･価格はテレビもセットになって5000～9000円程度/月 |
インターネットの配線をどこにするのか決定する
インターネットは、戸建ての各部屋で、どのような用途で使用するかを考えて配線をしましょう。
戸建ての建築前なら壁にLANケーブル(デバイスやネットワーク機器を有線でつなぐケーブル)を通すことができるので、景観的にも利便性的にもよいですよ。
設置場所を考えずにインターネットの配線をしてしまうと、結局ケーブルを延ばさなければいけなくなったり、動線の邪魔になったりしてしまいますよ。
インターネットの使用目的により有線LANと無線LANを使い分けて、目指せ!すっきりした景観をテーマに楽しみながら配線を考えましょうね。
配線前に大型家具の配置とルーターの設置場所などを決める
配線の前に、大型家具や家電の配置とLANポートの配線、ルーターの設置場所を決めます。
LANポートの配線は、大型家具の置き場所を想定して設置しないと、大型家具を置くときに邪魔になることがあるので注意が必要です。
ルーター(複数の機器をインターネットに接続できる機器)は、LANポート(機器との接続口)に接続して、ルーターから各機器(パソコンなど)に接続します。
光回線は、LANポートからONU(光回線で使用される光信号をデジタル信号に変換する装置のこと)に接続してそこにルーターを接続し、各機器に接続します。
Wi-Fi(ワイヤレス通信技術)ルーターの場合は、無線信号なのでその信号を受けて各機器に接続することができます。
Wi-Fiルーターは球体上に電波を発信するので、窓際などより自宅の中心に置くほうが、つながりやすくなりますよ。
メッシュWi-Fiを利用すると、単一のルーターに比べて広い範囲で高速なインターネットを提供することができます。
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回線の引き込み工事をしてLANの配線をする
回線の引き込み工事(電柱から各戸外壁に引き込む工事)後、屋内へ引き込み工事をして、LAN配線で各機器へ接続します。
回線の引き込み工事を行ったら、外壁より屋内へ引き込み工事を行います。
屋内へ引き込み工事後、必要な部屋にLANポートを設置して、LANケーブルでルーターなどに接続します。
ルーターからは、パソコンなど各機器へ配線はあなたが行うので、腕の見せどころですよ。
戸建てのインターネット工事不要はホームルーターなど2選
戸建てにインターネット回線を引くときは全部工事が必要なの?
戸建てで工事が不要なインターネット回線もあって、それはホームルーターとモバイルルーターだよ。
戸建てにインターネット回線を引くときに、工事不要のものとしてホームルーターとモバイルルーターがあります。
- 工事が不要なものはホームルーターとモバイルルーター
- 工事が必要なものは光回線とDSL回線にケーブル回線
ホームルーターとは、モバイル回線を利用してインターネットに接続でき、Wi-Fiの電波を飛ばすことができます。
モバイルーターも仕組みは同様ですが、ホームルーターよりコンパクトで持ち運びが可能です。
工事不要なホームルーターとモバイルルーターは、お手軽に電波の届く範囲なら自由に利用できますよ。
速度に安定性や大容量を求める場合は、工事が必要な光回線などを利用しましょう。
据え置き型ホームルーターのメリットやデメリットについて
据え置き型(すえおきがた)のホームルーターは、工事不要でコンセントをさすだけでWi-Fiが利用できます。
配線はコンセントだけなのですっきりさせられます。
私も据え置き型を利用していますが、コンセントをさすだけなのでとてもお手軽ですよ。
工事が面倒くさかったり、すぐに利用したい希望があったりすればおすすめですよ。
据え置き型ホームルーターのメリットやデメリットについては以下のとおりです。
| メリット | ･電波の届く範囲なら自由に移動できる ･一度に数台接続できる ･モバイルルーターより電波を受信しやすい ･工事不要でコンセントをさすだけですぐ利用できる |
| デメリット | ･光回線など有線LANに比べて用量や速度に安定性が劣る ･自宅内のみで利用可能 |
モバイルルーターでのメリットやデメリットについて
モバイルルーターは、持ち運びが可能で外出先でも自宅でも場所を選ばず利用できます。
外出時にも携帯のギガを気にせず使いたい、パソコンを使いたい等の理由で利用する方が多く、私もその一人です。
モバイルルーターのメリットやデメリットは以下のとおりです。
| メリット | ･コンセントも不要なので、外出時も利用でき、場所を気にせず利用できる。 ･外出時も携帯のギガ数の心配をしなくてもよい。 |
| デメリット | ･据え置き型のホームルーターに比べて電波が受診しづらい。 |
回線工事が必要な光回線のメリットやデメリットについて
光回線は工事が必要となりますが、大容量で速度が速く、グルグル回って中々動かないストレスは少ないですよ。
光回線利用には、利用できるエリアであることと回線工事が必要となるので開通まで1か月程度の期間が必要です。
光回線のメリットやデメリットは以下のとおりです。
| メリット | ･通信制限がなく大容量である ･通信速度が速い ･セキュリティも守られやすい |
| デメリット | ･有線のため使用エリアが限定される ･光回線の対象エリアでないと利用できない ･開通工事が必要で開線まで1か月程度を要する |
回線工事について、こちらの記事を参照してくださると詳しく知ることができますよ。
戸建てインターネット費用を比較!ホームルーターと光回線
ホームルーターや光回線の費用はいくら位かな?
ホームルーターで3000円~5000円、光回線で4000円から6000円位だよ。
ホームルーターの費用は実質月額3000円～4000円で、光回線の実質月額は4000円~6000円です。
- ホームルーターの費用
- 光回線の費用
光回線は戸建てでインターネットの開通工事をするので工事費用がかかりますが、4年の長期契約などをするとキャッシュバックなどで実質ほぼ無料です。
戸建ての光回線は、工事費用の他にプロバイダ月額利用料、回線月額利用料金が基本かかります。
ホームルーターの費用は一律ですが、光回線は戸建てと集合住宅で値段が変わるので戸建てのあなたは、戸建ての値段をチェックしましょう。
ホームルーターなどの費用は実質月額3000円から4000円
ホームルーターの実質月額費用は3000円~4000円程度です。
インターネットでホームルーターを選ぶときには、速さ重視か費用重視かによって選択が異なります。
おすすめ3社の費用などの比較は以下のとおりです。
実質月額とは、月額料金に含まれるすべての費用（キャッシュバックなども含む)を考慮した、実際の月額料金で、支払額とは異なります。
| WiMAX(ワイマックス) | ･料金も速度もバランスがいい ･自宅以外でも使うことができるのはこれだけ(ホームルーターは基本登録した住所しか使用できない) ･実質月額4033円(GMOとくとくBBWiMAXより申し込んだ場合) ･auかUQモバイルのスマホユーザーならセット割引も利用できる |
| ドコモhome5G | ･他のルーターに比べて圧倒的に早い ･ドコモのスマホならセット割が利用できる ･実質月額4553円 |
| ソフトバンクエアー5G | ･ソフトバンクとワイモバイルユーザーならこの中で1番安く利用できる ･以前の機器に比べて速度がかなり改善された ･実質月額2793円(2年間利用)、3698円(3年間利用) |
上記機器は、どれでもZOOMや高画質の動画視聴もできるので快適に利用できますよ。
光回線の費用は実質月額4000円から6000円
光回線は、費用がホームルーターより高めの実質月額4000円~6000円ですが、皆で使用しても早い回線速度が保てて安定感があります。
光回線はNTTが提供するのフレッツ光の回線です。
光コラボとは、NTT以外の事業者がフレッツ光の回線を借りて、自社のサービスとセットにして新たなインターネット回線として提供しているものです。
フレッツ光と光コラボ以外にも、独自の光回線設備を使う事業者もあります。
光コラボは、フレッツ光と違い回線とプロバイダの契約が1本化できるため、安く利用できる場合が多いですよ。
光回線や光コラボのおすすめ2社の費用などは以下のとおりです。
| NURO光 | ･実質月額2392円 ･月額980円+事務手数料3300円(1か月目)、月額980円(2か月~1年)、月額5200円(13か月目以降) ･工事費実質無料 ･お試しができて、最大2か月は解約が無料 ･他社の違約金補填がある |
| ＠スマート光 | ･実質月額4563円 ･月額4730円 ･工事費実質無料 ･解約金なし ･シンプルでわかりやすい |
まとめ
- 戸建てでインターネット配線をスッキリと利便性よくするために、インターネットをどこでどのように使用するかをあらかじめ決めておく必要がある
- 戸建てにインターネット回線を引くときに、工事不要のものとしてホームルーターとモバイルルーターがある
- ホームルーターの費用は実質月額3000円～4000円で、光回線の実質月額は4000円~6000円である
戸建てのインターネットの配線を、スッキリと利便性をよくする方法や工事、費用についてご紹介しました。
あなたのお役に立ちたいという思いで、精一杯わかりやすく解説しましたよ。
あなたのインターネットが、お得でスッキリとして使いやすい配線になりますように。
つながりにくい部屋があって不便というあなたには、全部屋つながった、快適などの口コミが多い無線ルータTP-Link Deco M411ac/nがおすすめです。
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