家庭菜園の節約には古い土や卵の殻がおすすめ!利用方法を徹底収穫♪

我が家のベランダハーブたち。今年は、息子がこまめにお水やりをし、観察してくれているので、元気に育ってくれています。

しかし、実は私「ハーブは強いから放ったらかしで大丈夫!」という言葉を真に受けすぎて、過去に何度も枯らしてしまったダメな奴。

そして毎回、植物を植え替える時に悩むのが、古い土。もう使わなくなったものの処分にも困るし、新しく買うのにもお金がかかる…。

節約と思って家庭菜園を始たけれど、土や肥料や道具など、色々と買っているうちに、節約になっているのか、もはや謎。

そこで今回は、古い土の再生方法や、卵の殻の使い方など、お財布にも地球にも優しい、家庭菜園の節約について調べました。

お得な情報を、盛りだくさん詰め込みましたので、たっぷり収穫して、あなたの暮らしに活かしてくださいね。

 

 

家庭菜園の節約には古い土の再生がおすすめ

植物たちにとって土というのは、根を下ろすところ。つまり、家であり、食事でもあるわけです。とても重要な場所といえますよね。

植物たちの運命を左右すると言っても過言ではない土。家庭菜園で植物を植える時、最初に準備が必要な土。

その土台部分になる土ですが、古い土は処分に困ることも多くて、悩みの種ですよね。(どうせなら野菜の種がいいな。)

ということで、まずは古い土のリサイクル方法からお伝えしていきます。ぜひ一通りの流れを頭に入れてから、実行してくださいね。

 

いらないものを取り除こう

いらないものを取り除いてしまいましょう。プランターや鉢の中のままだと分かりにくいので、土を全部出します。

ビニールシートなどの上に広げて、以前植えていた植物の根や雑草の根、ゴミや枯れ葉や虫、それから肥料のかすなど。

これらの余分なものを取り除いて綺麗にします。この時、土が湿っている状態だと取りにくい為、予め乾かしておくと良いでしょう。

植物の生命力ってすごいもので、何も生えていないと思っていたのに、根っこが残っていると、そこからまた生えてくることも。

以前、母が花の植え替えをした時に出た古い土を、土囊袋に入れていたら、袋を突き破ってチューリップが花を咲かせていました。(笑)

 

フルイを使ってさらに細かくしよう

手で、ある程度余分なものを取り除いたあとは、更に小さなゴミなどを取り除くために、フルイにかけます。

子どもがお砂場でよくやっていますよね。フルイにかけて、サラサラした砂だけにしたり、お砂のケーキに白い砂をトッピングしたり。

あの要領で、土の砂の大きさや、その他の余分なものを、分けていくのです。

(この作業は、うちの子どもも喜んでやってくれそうだなぁ。)

園芸の専門店では、目の荒さが異なるフルイがセットになって販売されていることが多いようです。

「粗目」「中目」「細目」というような感じですね。私の家の近くにある100均でも、園芸用のフルイは売っていましたよ。

まぁ結果的に、土が綺麗になれば良いので、専用のものでなくても大丈夫です。

網目のサイズさえ合えば、お料理用のフルイやネット状のものなど、いろんなもので代用できると思いますよ。

さて、このフルイで、まずは粗目のアミにかけて、手では取りきれなかった小さな根っこなどを取り除きます。

次に、中目と細目のアミを重ねて、先ほどの土をフルイにかけます。そして、ここでアミに残った土を再利用するのです。

そう、ここがポイント。一番下に落ちた土ではなく、ここでアミに残った土が家庭菜園に適しているのです。

下に落ちた土はとても細かいですよね?細かすぎても逆に良くないのです。

なぜかというと、土が細かすぎると、お水や風が流れにくく、根詰まりを起こしやすくなってしまうのです。

このフルイの作業は、少し手間に感じるかもしれませんが、植物の成長に大きな差が生まれますよ。

それに、フルイにかけて、砂の大きさが綺麗に揃った土を眺めると、なんだかニンマリしてしまいそう♪

 

消毒して虫や菌をやっつけよう

いらないものを手で取り除いたり、フルイにかけたりして、見た目は綺麗に整った土。しかし、目に見えるものが全てとは限りません。

大切なのは、目に見えないところ。星の王子さまも言っていましたよね、大切なものは目には見えないって。(ちょっと違うか。)

とにかく、表面上には見えないけれど、土の中に、害虫の卵や病原菌が潜んでいるかもしれないということです。

手っ取り早く消毒したい方は、市販の殺虫剤や消毒剤を使う手があります。

しかし、せっかくなら、自然のパワーを生かした消毒方法はいかがですか?

実は、土のリサイクルは、夏と冬がベストタイミングなんですよ。

土の天然消毒 夏バージョン
  1. 育苗箱など、通気性や水はけのよいものの上に不織布を敷き、土を広げて、全体的に水をかけます。

    (この時、水ではなく、熱湯を使うと、更に消毒効果が高まります。)

  2. 次に、この土を黒いゴミ袋に入れて密封し、直射日光が当たる場所に、平らにして置きます。
  3. そして、時々袋の上下をひっくり返し、真夏なら1週間程度で消毒完了です。

    (この消毒は、土を蒸し焼き状態にする方法なので、常に土を湿らせておくことが重要です。)

蒸し焼きで1週間かぁ〜。なんだか魔法の料理でも作っているような気分♪

いやいや、食料は、土が完成した後に作っていくので、まだまだ道のりは長いですよ。

さて、お次は冬バージョンの消毒方法をお伝えしますね。

土の天然消毒 冬バージョン
  1. 育苗箱など、通気性や水はけのよいものの上に不織布を敷き、土を広げて、全体的に水をかけます。

    (この時、水ではなく、熱湯を使うと、更に消毒効果が高まります。)

  2. そのまま外に置いておき、2〜3週間したら上下を入れ替えるようにして、土をかき混ぜます。

    (冬は霜や寒さに当たることで、虫が駆除され、空気に当てておくことで、土が風化して柔らかくなっていきます。)

ちなみに、育苗箱は専用のものがない場合、100均のプラスチックカゴなどを代用してみるとよいと思います。

また、不織布は100均のガーデニングコーナーに置かれていたり、キッチンコーナーでレンジフードのフィルターとして売られていたり。

家庭菜園の専門店に行かなくても、よく見かけますね。古い土の消毒だけでなく、植物を植えた後にも大活躍。

虫除けや日除け対策。それに強い風や寒さから植物を守ってくれて、土の表面から水分が蒸発し過ぎるのも防いでくれます。

不織布は、多めに準備していても、何かと役に立ってくれる存在ですね。

小さく切ればお掃除に使うダスターに、少し縫えばマスクや鞄にも変身しちゃいますよ♪

 

必要なものを補おう

さて、古い土から余分なものを取り除き、土の大きさを整え、日光や寒さなど、自然のパワーを味方につけて消毒した土。

最後は綺麗になった土に、パワーを与えてあげましょう。具体的には、腐葉土や有機肥料、新しい培養土を3〜5割ほど混ぜます。

これらを一つずつ与えてあげてもよいですが、便利なリサイクル材というものも市販されているので、これを使っちゃってもいいかと。

私は、近所のダイソーで「古い土の再生材」というのが売られているのを見かけましたよ。

んー。なんだかただの土なのに、愛着が湧いてきそうな程、手間隙かけています。

そう、慌ただしい世の中だからこそ、敢えて時間をかけてあげるのです。

「早く、効率よく」を求められる日々ですが、こうして土に触れ合いながら、大地を感じ、自然のパワーを吸収するひととき。

それは、ゆっくりじっくり時間をかけることでしか手に入れられない、プライスレスな体験かもしれません。

 

連鎖障害に注意しよう

古い土のリサイクルの流れは、しっかりと掴んでいただけたかと思います。

ここからは、作業を始める前に、必ず知っておいてほしい注意点です。

ズバリ、同じ土で同じ科の植物を繰り返し育てていると、生育不良になってしまうことがあるのです。これを連鎖障害といいます。

特に、プランターや鉢植えなど、小さな面積で育てる場合は、連鎖障害の危険が高まってしまいます。

このことを知った上で、土の再生に時間をかけていただかないと、せっかくの努力が、水の泡になってしまうかもしれません。

(植物に与えても育たない水の泡ですから、勿体ない労力と時間の使い方はやめておきましょう。)

さて、この連鎖障害ですが、EMぼかしと呼ばれる肥料を使うことで、軽減するという実験結果も出ているようです。

EMぼかしとは

まず、EMとは、人間にとっていい働きをしてくれる微生物たちの集まり。乳酸菌や酵母、光合成細菌などの総称をいいます。

「Effective=有用な Microorganisms=微生物たち」の頭文字。日本語では「有用微生物群」といいます。

そして、このEMで、米ぬかや油かすなどの有機物を発酵させた資材のことを「EMぼかし」といいます。

有機物や菌などに興味のある方は、ぜひEMぼかしについても、チェックしてみてくださいね。

(私も生ゴミでの肥料作り、コンポストにチャレンジしてみたくて、少しずつお勉強している最中でございます。)

植物を植える時、もちろん、ホームセンターで売られている土を使ってもよいのですが、重たいですよね。

そして、金額もそこまで高いものではないけれど、たくさん植えようと思えば、その分土代も増えていきます。

さらに私がいつも悩んでいたのが、今まで使っていた土の処分方法。

え?この土どうしたらいいの?

うちはマンションだし、地面はコンクリートだから、そこらへんにまくことは出来ないし…。

捨てる?燃えるゴミ?いやでも、結構重たいよ?捨てていいの?

なんて、いくつもの不安が。そこで私は、住んでいる地域の自治体のホームページで、土の処分方法について調べてみました。

その結果、私の町では「ゴミに混ぜて少量ずつお出しください」と記載されていました。

しかし、地域によっては古い土をゴミとして出すことは出来ず、下記のような方法で、土を処理してくださいと記載しているところも。

  • 庭にまくなどの自家処理
  • 家庭菜園や農業をしている人に相談
  • リサイクルして再利用

上記の方法が難しければ、クリーンセンターや廃棄物回収などの一部で、引き受けてくれるところもあるそうです。

あとは、ホームセンターや回収業者にお願いするというのも一つの手ですね。

ただし、細かい決まりもありますし、お金もかかります。

「捨てるのにお金を払わなけらばならないなんて…。」そうなんです。使わないものは、ただでももらわないほうがよいのです。

「ただより高い物はない」とはよく言ったものです。今まで土の処分に悩んでいた方や、お金をかけて処分していた方。

宜しければ、今回ご紹介した古い土のリサイクルを、ぜひ一度試してみてくださいね。

古い土だけに、少々深掘りしてしまいましたが、新たな発見や、トライするきっかけになれば嬉しいです。

根掘り葉掘り聞かれても、何でも答えられるほど、あなたも土マスターに近付いたかもしれませんよ♪

 

 

家庭菜園を節約するなら卵の殻を肥料に使おう

卵の殻がまさかの肥料に?!我が家の3歳児の卵割り名人は、たくさん卵を割ってくれるのですが、今まで殻は全て捨てていました。

それがなんと、肥料にもなるし、ナメクジやカタツムリなどの虫よけにもなるんですって!そして更には、もっと別の使い方も。

捨てられる運命だった卵の殻の、驚くべき秘密や新たな使い道を、たっぷりとご紹介しますね。

 

卵の殻で土にカルシウムを与えよう

家庭菜園での使い方は至って簡単。

  1. 殻を洗って乾燥させます。
  2. 細かく砕きます。
  3. 土に混ぜて野菜や植物を育てます。

ね?簡単でしょ?なぜ、卵の殻が良いのかというと、カルシウムが多く含まれているからだそうです。

確かに、硬くて白くて、いかにもカルシウムの塊って感じがしますよね!

更に、土に良いと言われているのは、カルシウムの成分が、肥料になるだけではないのです。

卵の殻の秘密を、他にも暴いていきますね。

実は、卵の殻は、土を中和し、植物が好む状態にしてくれるのだとか。

理由を解説していきますね。まず卵の殻は、アルカリ性なんです。そして、この殻には、とっても小さな穴が無数に開いているのです。

一方、土はほとんどの場合、強い酸性です。土の中に卵の殻を混ぜ合わせて、お水をあげるとどうなるでしょうか?

アルカリ性である卵の殻の小さな穴に、土を通った酸性の水が染み込んでいきます。

これによって殻が溶けていきます。そして、だんだんと土が中和されていくという仕組みなのです。

基本的に植物が好むのは「中性〜弱酸性」なのだそう。

植物の居心地をよくしてあげるには、適度に中和してあげることが大切なんですね。

 

卵の殻がナメクジなどの虫除けになるよ

これは、殻の質感に秘密があります。ザラザラ、チクチク、トゲトゲ。確かに固いですよね。虫たちはこの質感を嫌うのです。

細かくした卵の殻を、土の表面や鉢の周辺にまいておけば、この上を這うことを嫌って、ナメクジなどが近寄ってこないそう。

殺虫剤などで、むやみやたらに虫を殺すのは可哀想ですし、人間の勝手な都合です。

卵の殻のように、なるべく虫が近寄ってこない方法で、上手に共存していきたいですね。

 

卵の殻は他にもこんな使い道があるよ

それから、卵の殻を入れ物にして、中に土を入れ、小さな植物を育ててみても可愛いですよね。

また、お洗濯やお掃除にも活躍してくれるようですよ。

例えば、布巾などの汚れたものと一緒に煮洗いすると、綺麗になります。

それから、口の細い瓶や水筒など、奥の方まで洗いにくいものってありますよね?

そのような容器も、細かく砕いた卵の殻と、少量のお水を入れてシャカシャカすれば、あら不思議。ピカピカに早変わり。

その他、ぬか漬けを作る時に利用したり、揚げ油を綺麗にしてくれたりと、とにかくすごいんです。

おそるべし、卵の殻のパワー。これからは、家庭菜園や日々の暮らしに、賢く取り入れたいですね。

 

 

家庭菜園の節約効果が期待できるその他おすすめ

道具や材料を全て専門店で揃えるとなると、意外とお金がかかる家庭菜園。あれ?節約しようと思って始めたんじゃなかったっけ?

更に、ちゃんと育たずに、廃棄に困るなんていう結末になった日には、もう。(ガーン)

そうなんですよね。節約目的なら、身の回りにある使えるものは、どんどん使っちゃいましょう。

そして、節約目的で始めたことが、結果的に地球にも優しく、循環を意識するサスティナブルな社会に繋がっていくかもしれませんよ。

 

コーヒーかす

コーヒーかすが肥料になるって聞いたことがある方も多いのでは?実はそうなのです。

我が家では、毎朝コーヒー豆を挽いて、朝食のひとときを楽しんでいるのですが、コーヒーかすが必ず出ます。

しかし、これが肥料になって、ハーブやお野菜などの植物を育てる手助けをしてくれるらしいのです。なんとも素敵な循環。

コーヒー豆も、「そこまで使ってくれたらとっても嬉しいよ」と喜んでくれそうですよね。

ただし、注意点があります。コーヒーを淹れたあとの湿ったままの状態では、NGなのです。

そのままではカビが生えてしまうことも。

フライパンや電子レンジで水分を飛ばしたり、風で飛ばないように覆った状態で、屋外で自然乾燥したりしてから使いましょう。

そして、プランターに土を入れる時点で、土と一緒に混ぜ合わせて、しっかりと発酵させることで、良い肥料となるそうです。

また、乾燥させたコーヒーかすは、脱臭剤や防虫剤としても使えますよ。

我が家では、冷蔵庫やシューズボックスの脱臭に使ったり、コーヒー染めを楽しんだりして、コーヒーかすを再利用しています。

 

米ぬか

こちらも我が家で毎日できるもの。毎回、玄米を精米しているのですが、その際に必ず、米ぬかができます。

商店街のお米屋さんで、50円程で販売されていたり、スーパーでも数百円で売られていたりするのを見かけますよ。

この米ぬかも、実は良い土づくりの手助けをしてくれる、縁の下の力持ちなのです。

先ほど述べた「EMぼかし」のお話でも少し触れましたが、米ぬかは有機物なので、良い菌たちのエサになります。

良い菌が増えることで、肥料の吸収効果が高まり、土が肥える補助をしてくれるそうですよ。

ただし、米ぬかをそのままの状態でたくさん撒いてしまうと、虫が湧いてしまうことも。

安定的に使うためには、発酵させてボカシ肥料にしてから使うのが良いそうです。

せっかくなので、私の米ぬかの使い方を参考までにご紹介します。よく使うのは、お肌の角質ケアをしてくれるスクラブ作り。

お風呂に入れてぬか風呂にもします。それから、揚げ物の油の処理にも活躍してくれていますよ。

 

 

まとめ

  • 家庭菜園を節約するには、古い土を再生するのがおすすめ。
  • 古い土を再利用する方法は、まず古い根やゴミなどの、いらないものを手で取り除く。
  • 次に、フルイを使ってさらに選別し、土の大きさを整える。
  • そして、夏の太陽の光や、冬の寒さを利用したり、消毒剤を使ったりして、虫や菌をやっつける。
  • 最後に、リサイクル材などで必要なものを補ってパワーアップする。
  • 同じ土で同じ科の植物を育てると、連鎖障害が起きる可能性があるので注意しよう。
  • 家庭菜園を節約するには、卵の殻を使うのもおすすめ。
  • 卵の殻を細かく砕いて土に混ぜると、カルシウムが補える肥料として使える。
  • また、卵の殻のアルカリ性が、土の酸性を中和してくれる働きもある。
  • 卵の殻のザラザラチクチクした質感が、ナメクジやカタツムリなどの虫除けになる。
  • その他、コーヒーかすや米ぬかなども、家庭菜園に利用でき、節約になる。

いかがでしたか?家庭菜園は「食費の節約になるかな?」という軽い気持ちだけでは、正直なところ、長続きしないかもしれません。

労力も時間もかかります。気長に待つことも大切です。最初から、美味しくて見た目の良い植物ができるとも限りません。

毎日愛情たっぷりに育てても、ある日突然虫に食べられ、台風でダメになることもあります。

それでも、それ以上の大きな収穫があると、私は思うのです。育てる喜び、待つ幸せ、失敗も成功の素、循環を感じる、などなど。

特に、土作りから手をかけて育てた植物って、どんなに小さくても、ものすごく愛おしいですよね。

大地を感じながら育てたハーブやお野菜が、あなたの食卓や暮らしに、彩りを添えてくれますように。

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