永久保存版!家庭菜園で底石やゼオライトを使って水はけの良い土を作る方法とは

私は以前ホームセンターに勤めていたことがあるのですが、園芸コーナーには今頃になると様々な野菜の苗がズラリと並びます。

トマトにナス、小松菜、ほうれん草、枝豆にオクラ等々。

園芸コーナーの方が家庭菜園もされていたので色々教えてくれ、私もやってみたいなと思うようになりました。

でも道具はまだ分かるけど、石や砂利まで売っていて、これは「底石」、底に敷くの?

土だけではダメなの?と混乱気味。しかもペット商品の売り場にあるゼオライトでも使えるってどういうこと?

これは購入の前に基本的なことを知る必要があるなぁ、と一旦持ち帰りました。

同じように家庭菜園を始めたいと試行錯誤しているアナタへも!

こちらでは家庭菜園では基本の底石についてお教えしましょう。

 

 

家庭菜園で底石を使うことで水はけや通気性が良くなる

よく、プランター栽培をするときは鉢底石をひきましょうと書いてありますが、いきなり土を入れたらダメなものなのでしょうか?

 引用:yahoo知恵袋

結論から言わせていただくと、プランターや鉢で野菜を育てる場合はなるべく底石を使うことをおすすめします。

プランターや鉢を使うと、ベランダなどの狭いスペースでもお花や野菜を育てることができます。

上手く育てるのに重要なポイントの一つが土の状態。

底石は水やりをした際に余分な水を逃がしたり、プランターや鉢の底から空気を取り入れやすく通気性を保つ役割があるのです。

もしも土が長い間濡れたままの状態だったりすると、雑菌が繁殖して植物が根腐れを起こしてしまう原因となってしまいます。

植物は根から養分を吸収するので、通気性も悪いと酸素不足になり、葉や実も弱ってきてしまいます。

想像してみてください、自分がいつも寝ているお布団。湿気がこもっていてまとわりつくし、臭いもなんか生臭い…。

そんな状態では不快感があってよく休めないし、疲れも取れにくいのではないでしょうか?

野菜も同じ。健康な状態(つまり美味しくなる♪)に保つために、底石があったほうが良いのです。

 

 

家庭菜園で水はけの良いプランターの作り方

底石の役割が分かったところで、野菜を植えるプランターを作っていきましょう。

 

プランターや鉢は植物の高さに合わせて選ぼう

家庭菜園用のプランターや鉢は排水用の穴が開いていることが必須。

さらに、育てる植物の種類に合わせた大きさを選ぶことが大切です。

特に、野菜は枝が伸びる長さ・高さに比例して、根もそれを支えようとしてどんどん伸びていきます。

ここでプランターが小さいと、根が十分に伸びなくなり、途中で「根詰まり」を起こしてしまいます。

そうすると養分を十分に吸い上げることもできなくなるので、育ちにくくなってしまうんです。

小松菜やレタスなどは深さ30㎝くらいのプランターで大丈夫。

トマトや枝豆、ナスなどは幅・深さともに50㎝はあった方が安心。大根やニンジンも最低それくらい必要でしょう。

あとは植える株数にも注意。丸いポット型なら1株で良し。長方形で60㎝くらいのものなら2株くらいの間隔だと育ちやすいです。

 

鉢底ネットも使うとさらに良し

鉢底ネットとは、底石を入れる前にプランターや鉢の底に敷く目の細かい網のことです。

このネットを敷くことで、水やりの際に土が流れ出てしまうのを防いだり、底からの害虫の侵入を防ぎます。

そう、ナメクジとかダンゴムシとか…。プランターや植木鉢を除けるとよく出てきますよね。

子供の頃はよくダンゴムシつっついて遊んだなぁ…今はあまり見たくない(笑)

ホームセンターなどの園芸コーナーに売っています。値段は安いと200円くらいで手に入りますよ。

実は台所の生ごみを捨てる用のネットでも代用可能。袋状になっていますから、そのまま底石を入れてOKなんです。

あとは、商品としてすでにネットに入っている鉢底石もあって、それを使うと作業も簡単になります。

プランターや鉢の底に合わせてポンポンと入れるだけ。植え替え作業を行う時や、土と分別する時などに便利ですよ。

私の住まいの近くホームセンターにも置いてありました。

この商品1つで大きめの植木鉢1つ分、というところでしょう。

 

底石は大体5分の1くらいの高さまで入れる

さて、土を入れる前に鉢底石を入れますが、量は植え付ける植物によって調節していきます。

適量は植物の種類によって違いますが、通常はプランターや鉢の底に5分の1くらいの高さまで入れていきます。

特に水はけが大切な植物や深いプランターを使っている場合は3分の1くらいまで入れても大丈夫です。

もともと雨の少ない土地で育つような植物、ランやサボテンなどは逆に半分くらいまで入れた方が良いようです。

苗を購入した際に、育て方などを一度確認されると良いですね。

そして底石の上から培養土などを敷き詰めていきます。土は手で均しながら軽く押さえる程度で良いですよ。

満タンに詰めてしまうと水やりの際に流れてしまうので、八分目か九分目までで大丈夫です。

水が溜まりやすいスペースを空けておくということですね。

野菜の苗は事前に水をしっかり吸わせておいて、土に穴をあけてから植えるようにしましょう。

 

底石の種類はなんでもいいの?

底石はホームセンターの園芸コーナーや、今では100均ショップでも購入できるので驚きです。

素材は軽石や黒曜石のものがオーソドックスですね。

大きさは、粒が大きいものほど水はけが早くなります。

小さいプランターを使う場合には粒の小さい底石を使うと良いでしょう。

底石の役割などが分かってくると、「じゃあ道端や河原にある砂利や小石とかでもいいんじゃない?」と思った私。

調べてみると、それでも代用はできるとのこと。軽い素材でできているプランターには、そちらの方が重しになるようです。

それから、赤玉土や鹿沼土(かぬまつち)という、粒状の土もあります。

これも水はけ、通気性が良いので家庭菜園やガーデニングに使うことが多いのですが、鉢底石としてはあまり長くは使えません。

土を固めたものなので、水をあげ続けていると崩れやすくなってきてしまうからです。

 

底石が無くても代用できるものがある

鉢底石を敷いて水はけを良くするには、ある程度の大きさと通気性があることが必要になります。

底石を買ってなかった、または手ごろな大きさの石も近くにも無い、という時は、砕いたコルク、ヤシガラ、木炭、発砲スチロールも使えます。

発砲スチロールも使えるんだ~と意外でした。

発泡スチロールについては、写真のように梱包材に使われるコロコロとした小さい形のものがおすすめです。

ただ、市販で購入できる鉢底石の方が通気性と保水性の機能は良いといえるでしょう。

粒のバランスが良く、角の無い丸みのある石を使っているところもポイント。

植物の根が伸びてきて当たっても、負担が少ないように作られているんですよ。

 

 

家庭菜園ではゼオライトも底石や土に混ぜて使える!

さて、先ほど底石の種類についてお伝えしましたが、底石として使えるだけでなく、さらに土質の向上にも役立つものがあるんです。

それがゼオライト。アクアリウムの砂利やペット用トイレの砂などにも活用されています。

ゼオライトは火山活動によってできた鉱物で、最大の特徴は目に見えない細かな空洞がたくさんあること!

この細かな空洞によって様々な効果があるんです。

ですので火山活動によってできる天然ものの他に、石灰岩などから人工ゼオライト、化学物質を原料とした合成ゼオライトも作られています。

園芸用として使われているのは、安価ということで天然のものが多いようです。

 

ゼオライトの効果について

ゼオライトに空いている穴はすっごく小さくて、かなり細かい分子(!)でない限り通り抜けできません。

この小さな穴が、家庭菜園やガーデニングで底石に使ったり土に混ぜたりすることで良い効果が得られるんですね。

具体的には以下の3つの効果があります。

ゼオライトの特徴

吸着性がある

イオン交換の作用がある

通気性の向上

まずは吸着性について。プランター内の水分が多すぎるときにはゼオライトが吸湿してくれ、逆に乾燥していると水分を放出してくれます。

植物の根腐れや、逆に水分が足りなくて枯れる可能性があるときもバランスを保ってくれるので有り難い作用ですね。

また、イオン交換作用ですが、これについてはまぁ~難しいです!なので思い切って省きます。

ざっくりお伝えすると、窒素、リン、カリウム、アンモニアなどを吸着してくれるんです。

この効果によって作物には向かない酸性の土を中和したり、肥料の保肥力(肥料もち)アップ、防臭効果も得られるんですよ。

引用:Twitter

写真左側は鉢底石として使うタイプのものですね。500g入りだと800円くらいで購入できます。

右側のように粒が細かいタイプは、土に混ぜるのに向いています。

試してみたいという方は、用途に合わせて使い分けができますよ。

 

 

家庭菜園で水はけが良ければ底石が必要ない場合もある?

鉢底石は入れたほうが良いとお伝えしてきましたが、必要ないという場合はあるのでしょうか?

家庭菜園について質問です。家庭菜園について質問をもう一つさせてください。

プランターや鉢の底に通気性や虫の侵入を防いだり、水はけを良くするという理由で鉢底石を詰めますが、あれは必ずしも必要なものですか?

引用:yahoo知恵袋

今までの内容からすると、プランターや鉢の底の通気性と排水性が上手くいっていれば必要ではない、ということになりますね。

家庭菜園をされている人の中には、別に使わなくても普通に育つよという方もいました。

どういった場合が考えられるのか、見ていきましょう。

 

通気性の良いプランターや鉢を使っている

プランターや植木鉢は、穴が底に1、2か所空いているという作りのものが多いのですが、中には隙間がたくさん空いたものがあります。

このような形の商品を「スリット鉢」というのですが、これだと確かに通気性も良さそうですね。

あと最近では、プランターの底が一面網になっていて、通気性が確保されている商品も多く出ています。

そういった商品を用いる場合は、鉢底石を敷かずに育てても良さそう。

ただ水やりをしたときに土が流れてしまうかもしれないので、土が減ってきたかな?と思ったら足すようにしましょう。

 

もともと水はけのよい土を使っている

最近では、水はけが良く通気性が向上している土も多く発売されています。

培養土が小さい粒状になっている商品や、軽くフカフカで排水性の良い土などバリエーション豊か。

根腐れ防止剤が入っていたり、虫よけの成分配合の土まであるんですよ。

他にも、考えて土をブレンドしているから底石は使わなくてもいい、という方もいました。

でも水はけが良くて保水性もあり、肥料もちも良くて通気性がある土となると、よほど作業に慣れていないと難しそう。

私たちが日ごろ食べている野菜は、農家さんがその野菜に適した最高の土で作ってくれてるんだなと感じました!

小さいプランターや鉢を使う場合は逆に土が少なくなってしまうので、根張りが悪くなってしまう可能性もああるようです。

家庭菜園をする環境もそれぞれ違いますので、これから始めるという方は、まずは鉢底石を一度使ってみて判断しても良いかも。

 

 

まとめ

  • 家庭菜園をプランターや鉢でする場合は、底石を使うと水はけと通気性が良くなる。
  • 家庭菜園につかうプランターは、まず植える植物の高さに合わせて選ぶこと。
  • 底石はだいたい底から5分の1くらいまで入れる。水やりが少なくて済む植物はもっと多くても良し。
  • 底石の素材は軽石や黒曜石が市販品として多く出ている。河原などの小石でもOK。
  • 底石はコルク材やヤシ柄、木炭、発泡スチロールでも代用できる。
  • ゼオライトは底石としてだけでなく、水もち、肥料もちも良くなる効果がある。
  • 底石が必要ないと考えられるのは、水はけと通気性が確保できている場合。

 

プランターでの家庭菜園は、庭が狭かったり、マンションのベランダなど小スペースで育てることができます。

また、畑と違って土作りに手間がかからないのもポイントの一つ。

ただ環境を整えてあげることは必要ですよね。だって土は植物にとって食事&住まいですから。

美味しい野菜ができるように、底石を活用して水はけ、通気性の良い土を作ってあげましょう。

ゼオライトも使えば肥料のもちも良くなるので、一石二鳥。

家庭菜園をしてみたい、または挑戦中という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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