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うそでしょ?家庭菜園で育てたクローバーをダンゴムシに食べられた!?

家庭菜園を始めたい!という気持ちはあるものの未だに実現されない我が家(笑)

実現させようと家庭菜園について調べていると、目を疑う記事が。

何と、大切に育てていたクローバーをダンゴムシに食べられてしまったとの事。

『えっ、ダンゴムシってクローバー食べるの?』

この被害、1件だけでなく数件報告されていた為、驚きと共に興味が湧き調べてみる事に!

今植物を育てている方も、育てようとしている方も、ダンゴムシ等の害虫被害には遭いたくないですよね。

なぜそのような事が起こるのか、対処法はあるのかこれから詳しく解説いたします!

 

 

家庭菜園のクローバーをダンゴムシは食べてしまう!

大きな石や木をどかしたらダンゴムシがいた。なんて事ありませんか?

勝手な私のイメージではジメジメしている場所で枯れ葉などを好むのかと思っていました。

ダンゴムシは綺麗に育てているクローバーも本当に食べてしまうの?

結論から言うと本当です!ダンゴムシは家庭菜園等で育てているクローバーも食べてしまうのだとか。

でもここでまた疑問が…これが本当であれば、公園や広場に咲いているクローバー畑もダンゴムシだらけになってしまう気もするのですが、どうでしょう。

実際公園や広場でそんなことは起こっていませんよね。これは、ますます興味が湧いてきたぞ。

実際被害に遭った方はどういった状況だったのか。まずはこちらをご覧ください。

クローバーがダンゴムシにたべられてしまいました
庭に少しずつ植物を植えているところで、まだほとんどむき出しの土の庭です。

(中略)

植えたところに行くと根元だけがもじゃっと残っていて、葉っぱや茎が全く無く、代わりに40匹くらいのダンゴムシの群れ・・・・。

(後略)

(引用:ヤフー知恵袋)

うーむ…楽しみに育てていたクローバーが被害にあう事も悲しいですが、ダンゴムシの群れはギョッとしますね。

40匹の群れは想像しただけでも鳥肌が立ちそうです(笑)このようなダンゴムシの被害は他にも数件報告されていました。

枯れ葉ではなく、こういった若い葉の方が好みなのでしょうか?

ここからは、なぜダンゴムシがクローバーを食べたのか、理由と簡単にできる対策についてご紹介いたします。

 

なぜダンゴムシはクローバーを食べたの?

そもそもダンゴムシは何を食べて生きているのでしょう。まずは、ダンゴムシの食べる物について調べてみる事に。

すると、ダンゴムシの主食は枯れ葉なので基本的には枯れ葉を好んで食べるという記事を発見。

私の予想当たっている!やったー!!なんて浮かれそうになりましたが、被害に遭ったクローバーは枯れ葉ではありません。

なぜ枯れ葉とは真逆の育てている葉を食べたのでしょうか。

食べ物についてさらに調べていると、他にもこんな事がわかりました。何とダンゴムシは「雑食」の生き物。

枯れ葉はもちろん花や野菜等、基本的には何でも食べる為、育てている植物が被害に遭ってしまう事も多いようです。

また、柔らかい新芽や苔もよく食べるようなので、このような被害に遭ったのだと考えられます。

綺麗に育てる事は良い事なのですが、お手入れで枯れ葉や雑草等を抜いた為、ダンゴムシ達は食べる物がなくクローバーを食べてしまったんですね。

掃除等で雑草を抜いて減らすと、その雑草を食べていた虫が他の植物を食べてしまうみたいです。

今回の記事でも「むき出しの土」とあったので、餌がないと思ったダンゴムシ達はクローバーを食べてしまったのでしょう。

しかし、クローバーを育てる為にも綺麗にお手入れをしてあげたいですよね。

雑草を抜いたからと言われても、こっちは良かれと思ってやっているのに…じゃあどうすれば良いの?

そう思った方の為に、ダンゴムシからクローバーを守る対策についてご紹介いたします。

 

クローバーをダンゴムシから守る!予防編

まず、ダンゴムシを普段から寄せ付けないようにしましょう。その為には、

  1. 掃除やお手入れ
  2. 土の管理

が大切です。では、順番に見ていきましょう。

  1. お手入れ、掃除

    湿気のある場所を好むダンゴムシにとって、ジメジメした風通しの悪い場所は好立地。

    風通しを良くするためにプランターや植木鉢は台の上に置く等、高さをつけてみましょう。

    定期的に植木鉢の位置を変える事も効果的です。

    また、ダンゴムシが好きな枯れ葉や落ち葉はマメに掃除して、餌になるものが溜まらないようにして下さい。

  2. 土の管理

    定期的に土を掘り起こし、表面の土を乾燥させましょう。

    乾燥させることでジメジメした所が大好きなダンゴムシが寄りにくくなります。

    この際、雑草を一緒に抜きながら行う事がポイントです。

 

クローバーをダンゴムシから守る!駆除編

予防をしても被害に遭ってしまう。気になるという場合は下記の方法があります。

  1. 薬に頼らない駆除
  2. 害虫用の殺虫剤

大きく分けてこの2つですが、順に細かく説明いたします。

  1. 薬に頼らない駆除

    これには3つの方法があります。

    【木酢液】
    木酢液とは炭を焼いた時に発生する煙や水蒸気を冷やした焦げ臭い液体です。

    ダンゴムシはこの臭いが嫌いなので来て欲しくない部分に吹きかけることで寄り付かなくなります。

    鼻につく臭いがありますが、人間やペットに対して毒性はありません。

    肥料成分が含まれている為、植物にとっては活力剤となります。

    もし、木酢液がないという場合はお酢でも代用OKです。

    お料理の際に使用しているもので構いませんので、20倍程に薄めて使用して下さい。

    【コーヒー】
    濃い目に作ったコーヒーを冷めてからスプレーボトルに入れ吹きかけます。

    但し、色の薄い花にコーヒーのシミが付いてしまう可能性があるので要注意。

    また、コーヒーがらを直接撒くのはNG!なぜならダンゴムシはコーヒーが苦手でもコーヒーがらは好んで食べてしまうからです。

    【ハーブ】
    ミントやシナモン、ラパジンといったダンゴムシが嫌うハーブを植えるのも効果的。

    ダンゴムシだけでなく、他の虫も寄り付かなくなる為おすすめです。

  2. 害虫用の殺虫剤
    確実に仕留めたいのであればやはり殺虫剤が効果的。

    殺虫剤にもいくつか種類がありますので紹介いたします。

    【スプレータイプ】
    直接シュッと吹き付けるので速攻性は抜群!
    確実に仕留める事ができますが、大量発生には向かないのがネック。

    【粉末タイプ】
    撒くことで庭などその部分への侵入を防いでくれます。

    効果も続き広範囲に対策ができますが、庭に撒くためお子様やペットが誤飲してしまう可能性がある為要注意。

    【誘引タイプ】
    ダンゴムシが出そうな場所にいくつか設置して、ダンゴムシに食べさせ駆除します。

    粉末タイプのように効果は続きますが、こちらもお子様やペットの誤飲には注意が必要です。

駆除方法には様々な方法がありますが、どのタイプが合うのか検討し、使用方法に注意して試してみましょう。

 

ダンゴムシは害虫?益虫?

クローバーを食べてしまうダンゴムシ、はたして害虫なのでしょうか?益虫なのでしょうか?

いやいや、育てたクローバーも食べてしまうし、害虫に決まっているでしょ!

と思ったあなた、実はダンゴムシは害虫と益虫両方の顔を持っているのです。

これだけ見ると育てている植物を食べる嫌な奴に思うかもしれませんが、実は良いところも。

それは土を豊かにしてくれる事!枯れ葉を好んで食べてくれる為、土の中の微生物が分解しやすい状態にしてくれるようです。

また、ダンゴムシの糞が肥料になるという事もあり、害虫!として扱うのも微妙な所…

土を豊かにする為にも、ダンゴムシがいなきゃダメ!という訳ではないので、大量に発生した際は駆除をするのが良いでしょう。

 

他にもいた!クローバーを狙う害虫

ダンゴムシ以外にも気をつけたい害虫がいます。よく言われる害虫として

  • アブラムシ
  • ハダニ(ダニ類)
  • 芋虫

等があげられます。クローバーの栄養を奪って成長を妨げてしまう為、見つけたら早めに駆除しましょう。

群れで発生することが多いので、薬剤で散布し広がるのを防いでください。

 

 

家庭菜園で上手にクローバーを育てるコツ

クローバーがダンゴムシの被害に遭う理由や対策がわかった所で、次はクローバーについて調べてみる事に。

これらから上手に育てていく上で知っておいた方が良いコツやポイントについてご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみて下さい。

 

クローバーの特徴

クローバーはマメ科で多年草という種類です。寒さには強くて丈夫ですが暑さには弱いという性質があります。

日陰でも育つのですが、茂りが弱くなる事や花が咲かない場合もある為、できれば日向で育ててあげましょう。

公園や広場でよく見るクローバーはシロツメクサ(白詰草)とも呼ばれます。

春になると公園等でシロツメクサを沢山摘んで花冠を作ったという方も多いのではないでしょうか?

 

クローバーを育てるには

園芸店等でクローバーを選ぶ時は、葉色が鮮やかで濃いものを選びましょう。

種を購入した際は、庭土を10㎝程掘り起こして20㎝から30㎝間隔をあけて植えていきます。

土が乾かないように育てる事がポイント。繁殖力が強いので、誰でも簡単に育てる事ができますが、横にどんどん広がっていきます。

その為、植える際は場所をしっかりクローバーの場所を確保して下さいね。

 

栽培のポイント

クローバーは丈夫なので、頻繁に水をあげる必要はありません。乾燥が続く真夏以外は雨水でも補えるのです。

但し、種を撒いてから発芽するまでの間、乾燥する季節にはしっかり水をあげましょう。
お肌と同じく、乾燥は大敵です!

そして驚く方も多いかもしれませんが、クローバーは肥料が不要!

根粒菌と言う菌が根に付いており、自ら窒素を土の中に取り込めるのです。自らが肥料になっているなんて…クローバー恐るべし。

花が綺麗に咲くポイントとしては、咲く前にしっかりと寒さにあてる事が重要なのだとか。

クローバーって調べれば調べるほど不思議ですね。

 

 

家庭菜園は虫嫌いの人でも楽しめる?

虫とは切っても切れない縁になりそうな家庭菜園。

そんな家庭菜園は虫が嫌いな方や苦手な方でも楽しめるのでしょうか?

虫が嫌いだけど家庭菜園を始めてみたいという声は多く、虫が原因であと一歩が踏み出せないのだとか。

そもそも虫がつかないという方法はあるのでしょうか。あるなら知りたいという方も多いのでは?

はいっ!私も知りたい中の一人です(笑)苦手ではないですが、家やベランダに寄って来られるのは避けたいのが本音。

しかし、残念な事に家庭菜園を行う上で100%虫が寄ってこない!とは言い切れないようです。

虫が嫌いな人は諦めるしかないの?

いえいえ、実はそうでもないようです。

虫が絶対寄らないとは言い切れませんが、それでも家庭菜園を楽しみたいという方におすすめなのが

  • 虫が寄り付かないように育てる
  • 虫が付きにくい植物を育てる

こちら2つの方法です。どのような方法なのか、詳しくご紹介いたします。

 

虫が寄り付かないように育てる

虫が寄り付かないように育てるには虫が好まない環境を作ることが大切です。

  • こまめに掃除を行い、雑草は抜く
  • 風通しを良くして湿気を避ける
  • 植物の状態をしっかり観察
  • 虫よけスプレー等で寄せ付けない
  • 無機質の土を使用する
  • 同じ土を長い間使い続けない
  • 室内で育てる場合、受け皿に水を溜めずあまり外には出さない

以上の項目を日ごろから心掛ける事で虫が寄り付きにくくなります。餌となる枯れ葉や雑草はこまめに掃除をして溜めないようにしましょう。

また、日当たりが悪くジメジメしてしまっては虫も集まってきてしまう為注意が必要です。

植物に水を上げる際等に、葉の状態を確認し、早めに対策ができるようにしてあげて下さい。

虫よけスプレーに関しては、殺虫剤ではなく、薬に頼らない駆除でご紹介したお酢のスプレーでもOKです。

室内で育てる際は、虫が付かないよう外には出さず、日のあたる風通しの良い場所に置いてあげましょう。

 

虫が付きにくい植物を育てる

虫が付きにくいと言われる植物は私が想像していたより多く驚きました。
野菜の場合は

  • トマト(プチトマト)
  • きゅうり
  • レタス
  • ごぼう
  • 春菊

等があげられます。初心者の方でもトマトを植えてみたという話を聞きますよね。

メジャーな上に虫が寄りにくいトマトでしたら、手が出しやすいのではないでしょうか。

上記のようにキク科の野菜には虫が付きにくく、虫嫌いの方にはおすすめです。

そして、害虫対策でも出てきたハーブ。
こちらも

  • ミント
  • ラベンダー
  • タイム
  • ローズマリー

等のハーブは虫が寄り付きにくくおすすめです。ハーブは虫に強いだけでなく、初心者でも育てやすいと言われています。

お料理に使えばグンとオシャレになり、香りも良いのでリラックスできそうですね。

 

コンパニオンプランツって何?

おすすめの栽培方法でコンパニオンプランツという物があります。

私も調べるまで全く知らなかったのですが、違う種類の植物を一緒に栽培することで互いに良い影響を与え合うのだとか!

虫の予防だけでなく、必要な養分を与え成長を助ける効果や病気を予防する効果もあるとの情報が。

お互いを助け合い成長していくなんて…素敵ですね。

メリットだらけのこの方法、早速始めようと思ったあなた、ここで一つ注意を。

それは、組み合わせが悪いと成長しない等、逆に悪影響を及ぼします。しっかり組み合わせを確認し、考えて行いましょう。

先程ご紹介したトマトを考えている方でしたら、一緒にバジル、パセリ、レモンバーム等ハーブ系の植物を一緒に植える事をおすすめします。

それぞれの植物がトマトに虫が寄りつくのを防いでくれますよ♪

また、きゅうりにはマリーゴールドやパセリと育てる事で虫がつきにくくなるそうですのでぜひお試しを。

このコンパニオンプランツ、一緒に育てる事で空間も有効活用でき、まさに一石二鳥ですね。

 

 

まとめ

  • 家庭菜園でクローバーをダンゴムシに食べられてしまうのは本当だった。
  • ダンゴムシは枯れ葉を好むが、雑食の為新芽も食べてしまう事もある。
  • ダンゴムシは害虫、益虫両方の顔がある。
  • お手入れや土の管理を行い、ダンゴムシが好む場所を作らないようにする。
  • 自分の庭に合う駆除方法で害虫から家庭菜園を守ろう。
  • クローバーは丈夫で育てやすい植物である。
  • 虫が嫌いな人でも手が出しやすい家庭菜園方法がある。
  • コンパニオンプランツで効率よく家庭菜園を楽しもう。

いかがでしたか?私のようにダンゴムシがクローバーを食べてしまう事に驚いた方もいるのではないでしょうか。

家庭菜園において、虫の被害は悩ましい問題です。しっかり対策、予防を行い大切な植物を害虫から守りましょう。

そして、虫が嫌いだけど家庭菜園を楽しみたいという方も、最後にご紹介した虫が寄り付かない方法で楽しんでみて下さいね。

なかなか実践できない我が家も、近いうち園芸店に足を運んでみようかな。

我が家はこの機会にクローバーやトマトを育ててみようかと思います(笑)

 



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