あなたのお家には家庭菜園はありますか?家庭菜園を楽しんでいますか?
お店でキレイに並んでいる野菜も美味しいけれど、自分で育てた採りたて野菜の味は格別ですよね。
でも、もしかしたら「作ってみたいけど、どのくらいの広さにしたらいいか分からない」などのお悩みはありませんか?
「いつかは作ってみたいけど、いざ作るとなると何から手を付けていいか分からない」
「せっかく素敵な家を建てたのに庭に畑を作ったらヤボったくならないか心配」なんて思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自宅で家族で楽しみながら安心な野菜を手に入れる事が出来る家庭菜園をそんな理由でやらないのはもったいない!
実は家庭菜園の広さを決めるには、いくつかの考え方があります。更に家庭菜園をただの畑で終わらせないデザインのアイデアを教えます!
家庭菜園のデザイン性をUPさせるアイテム3例
家庭菜園=畑というイメージはありませんか?もちろん野菜を作るのですから畑でも間違いではありませんが少し目線を変えてみましょう。
家庭菜園の良いところは庭の一角で気軽に野菜を作れるところです。そこで、家庭菜園=畑と考えずに庭の一部として考えましょう。
家庭菜園のデザイン性をUPさせるガーデニンググッズ
家庭菜園=庭。そう考えた時に、是非とも使ってみて頂きたいのがガーデニンググッズです!
ガーデニングアイテムには様々な種類があります。いつも使っているアイテムを野菜にも使ってみましょう。
アーチ

ガーデニングではバラやクレマチスを仕立てるアーチ。トマトやキュウリなどをアーチに仕立ててみましょう。
ポット

ポットは大小大きさの違うものを重ねて植え付けましょう。ただのレタスも可愛く見えてくるから不思議です。
アンティークのカゴ

モンシロチョウ除けにブロッコリーやキャベツにかぶせます。
ガーデンチェア

イスが一つあるだけで、実用性も兼ね備えた空間が出来上がります。
レンガや枕木

園路や仕切りに使用します。ポイントで入ることで畑のイメージとはまた違ったものとなります。
家庭菜園のデザイン性をUPさせる野菜
さらに野菜にも、デザイン性が高く植えるとおしゃれに見えるものがあります。
野菜がおしゃれ…?もしかしたら今まで生きてきて、そんな風に考えたこともない人もいるかもしれませんね。けれどちょっと目線を変えてみてみましょう。
スイスチャード

黄色と赤の差し色が美しく、寄せ植えなどに使われることもあります。
ネギ

スッと伸びた茎にぽわんとしたネギボウズ。お行儀よく並ぶと雰囲気があります。
プチトマト

最近では色々な色彩のプチトマトが出てきました。ちょっと冒険して紫など面白い色の物も育ててみましょう。
レタス

フワッと開く姿は緑の花の様ではありませんか?このレタスたちを線状に植えて、まっすぐではなくRのラインを取ることで様々な景色を描くことが出来ます。
ツル性の野菜
折角ですから地面に植えているだけではつまりません。あえて上への演出を取り入れてみましょう。
先ほどアイテムのところで出たアーチを園路に配置します。
そして上へ伸ばすことが出来るトマト、キュウリをはじめ、インゲン豆やささげ、オモチャかぼちゃや小玉スイカなどを仕立ててみましょう。
上方向への演出を足したことで空間に広がりが生まれ、ただの畑からワンランクアップすること間違いなしです。
家庭菜園のデザイン性をUPさせるエディブルフラワー

家庭菜園といえども一緒にお花を植えたい方も多いのではないでしょうか。
実は食べられる花があります。その花はエディブルフラワーと呼ばれています。
え?お刺身についている菊とか?そうですね、あれもエディブルフラワーです。
ただし、食べる前提の場合は無農薬が条件ですし、毒性のある花もありますので気を付けましょう。
家庭菜園にお勧めのエディブルフラワー5例
食べられる花、エディブルフラワー。畑の中に野菜と一緒に花が咲くとまたおしゃれ感がUPします。
その上食べることも出来ますのでサラダの彩に是非加えて下さい。
バジル

特にナスと一緒に植えると相性が良いバジル。
チャイブ

キュウリにはネギ科の植物を一緒に植えるといいです。ナガネギのネギボウシも可愛いですが、花も可愛いチャイブがお勧めです。
ナスタチウム

鮮やかな色の花も、丸い形が可愛い葉も食べることができ、ピリッとした辛さが特徴的です。
ボリジ

小さな青い星のような花をつけるボリジ。砂糖をまぶしてお菓子に飾り付けることもあります。
ビオラ

ビオラもそのままサラダに乗せて食べることが出来ます。こちらも砂糖をまぶしてお菓子の飾りにしたり、ドライフラワーにしてクッキーに載せて焼いたりもします。
家庭菜園の広さを決めるときはルールがある
家庭菜園には、これと言ったルールはありません。
猫の額ほどの広さでミニトマトを1株しか植えられなくても、家より広い広さであっても、個人で楽しむ分には家庭菜園は家庭菜園です。
そこで分からないのが、自分に合った広さはどのくらいの家庭菜園なのか?という事です。その家庭菜園の広さの決め方にはいくつか考え方のパターンがあります。
家族の構成や育てたい物から広さを考える

家庭菜園はあくまでも自分たちで楽しむ用です。「1年間でこれだけの量を収穫しないといけない!」という決まりはありません。
お子さんが小学校低学年までの子が二人の場合、ガッツリ食べる量を作る、と言うよりも食育の為にお楽しみで作るような感じになります。
その場合、トマト2本、キュウリ2本、ナス2本、ピーマン2本程度で十分楽しめます。
その程度であれば育てるのに広い土地が必要な野菜ではありませんので、1坪ほどでも十分です。
初めての場合は出来るだけ小さな広さから始めてみましょう。
それに比べ、お子さんが高校生くらいになれば食費の足しにしたいですよね(笑)
その場合は先ほどのトマト、キュウリ、ナス、ピーマン。
ネギやジャガイモ、トウモロコシやズッキーニ、カボチャにスイカなど、育てるのに広い面積が必要になってくる野菜も育てたくなります。
そうなると、育てる量も増えますし、5坪でも100坪でも作れるだけの広さが欲しくなってきます。
家庭菜園で一人分の野菜を収穫するにはどれ位の広さが必要ですか?
米は1反(360坪)が一人分の米を生産できる広さとされています。
野菜の場合はどれ位の広さが必要でしょうか?
冬には野菜が育つのが遅いので、秋に収穫した野菜を保存しておくなどの方法を考慮も出来ると思います。詳しい方のアドバイスを下さい。よろしくお願いします。
引用:教えて!goo
お米の収穫には結構な広さが必要なのですね。野菜ではどれくらいの広さが必要なのでしょうか。
ちなみに一人が自給自足に必要な広さは20坪ほどだと言う説もありますが、色々なパターンがあり一概には決められないようです。
(前略)
条件:野菜のみを年に80種類ぐらい作る。1区画2平米(溝部分を入れて4.4平米ぐらい)の組み合わせでローテーションを組む。豆や小麦や果樹、米は作らない。
○堆肥作りや保存、残渣置き場などの場所も確保するなら→400平米(120坪ぐらい)必要
○工夫によってローテーションをうまく行うならば→200~250平米程度必要
○野菜の種類によっては購入し、工夫を凝らしてできるだけ作るなら→100平米(30坪)
○無理なくできる範囲で作る→5坪程度でも可能。(後略)
引用:教えて!goo
手をかけられる時間から広さ考える

野菜は植えたらそのまま何もせずに育つわけではありません。一日の中でどの程度、家庭菜園に時間をかけられる事が出来そうですか?
平日はお仕事をしていれば、出勤前と出勤後。帰って来るのが遅ければ朝の出勤前しか時間がとれないかもしれません。
お休みの日には一日畑仕事が出来そうな気がします。
が、実は用があったり長時間頑張りすぎると余計に疲れてしまったりで実際には思ったより出来ないなんて事もあるかもしれません。
そう考えた時に、ちょっと片手間にやってみようかな、と言う場合には広くても5坪ほどまでで考えましょう。
敷地面積から広さを考える
家庭菜園には、自宅の庭に作るケースと、どこか土地を借りて作るケースがあります。土地を借りて作る場合は、規格が決まっている場合が多くあります。
一方、自宅の庭に作る場合は、まず自分の家の敷地面積によって決められてきます。
最近では、宅地分譲地の敷地面積は50坪程度の土地が多くなってきています。そこへ30坪程の建物を建てることが多く、そうすると残りは20坪程度です。
『坪=約3.3㎡』ですので『3.3×20坪=66㎡』が、建物以外で使える土地となります。
そこのスペースへ駐車場を作るとか、芝生を張るなど、使い方は人それぞれですが、そこから考えていけば、おのずと家庭菜園として使える広さが出てきます。
家庭菜園にはデザイン性も便利さも必要
では現在分譲地で一般的な50坪程度の敷地に30坪の建物を建てた場合、どのくらいの家庭菜園ができるのでしょうか。
裏周りやアプローチ、駐車場など何かを作るとすると5坪(約16.5㎡)程度が好きな事に使える広さとなります。
家の印象は外回りが関係している

家を建てるとき、間取りも大切ですが外観もこだわった方も多いのではないでしょうか。せっかくですから気に入った外観にしたいのは当然のことです。
なので家庭菜園=畑というイメージがある方は、せっかく素敵な外観にしたのに畑でぶち壊したくない!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
おっしゃるように家の外回りは、その家の印象を決める大事な要素です。そうなると少しでもデザイン性のある家庭菜園を作りたくなります。
デザイン性のある家庭菜園、と考えた時、先ほどの様に家庭菜園そのもののイメージを変えて庭の一部として考えましょう。
そうすることで、家全体のイメージが野暮ったくならずにすみます。
家庭菜園が使いにくいと荒れてしまう危険性アリ!
とは言え、デザイン性だけではなく使いやすさも重要です。
使いにくいとだんだんと足が向かなくなり、気が付けば雑草だらけ…なんて事にもなりかねません。
家の周りに作るものだから、頻繁に出向く必要があるものだからこそ、使いやすさも重視して家庭菜園を作りましょう。
家庭菜園の便利さを決めるのはデザイン性もある園路
では、5坪程度の広さの家庭菜園を作る場合、どのような点に気を付ければ使いやすい家庭菜園になるのでしょうか。
家庭菜園でも同線を考える
家庭菜園と侮るなかれ。お家の間取り図を決める時に同線を考えたように、家庭菜園にも同線を考えることが必要です。
玄関から出るのか、掃き出しの窓から出るのか、ウッドデッキから出るのか。
また、畑仕事の道具を入れてある物置はどこなのか、水をあげるのに必要な水道はどこなのか、それを確認した上で、作って頂きたいのが園路です。
必要な個所を結ぶことで作業効率はUPして、ストレスなく楽しむことが出来ます。
簡単に紙に絵を書き出してみるのもお勧めです。
家庭菜園へ行く時間と恰好を想像してみる

想像してみましょう。
あなたが家庭菜園へ足を運ぶのはいつですか?
出勤前や仕事帰りにちょっと寄りますか?その場合、服装はどうでしょう。もしかしたらスーツ姿、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。
朝食の時に、子供たちに「ちょっとトマト取ってきて~」なんてお願いして、採りたてのトマトが入ったサンドイッチを食べるなんて幸せですね。
その時は?子供たちはパジャマかもしれないですし、制服姿かもしれません。
家庭菜園と言うと、お休みの日に汚れてもいい格好をして、というイメージが強いかもしれませんが、案外日常生活の延長上である事が多いのです。
そうした場合、ある程度服が汚れないような配慮が必要です。
わざわざ長靴に履き替えて足を踏み入れないと収穫できない配置で作ってしまうと、毎日の事だけに面倒くさく感じるのです。
その為、手を伸ばせば収穫できるように園路でエリア分けをすることがお勧めです。
まとめ
- 家庭菜園を畑と考えずに庭の一部と考える
- 勝て菜園にガーデニンググッズを取り入れるとデザイン性があがる
- 家庭菜園委にはデザイン性の高い野菜を植える
- 家庭菜園に花を植えるのであれば食べられるエディブルフラワーがおすすめ
- 家庭菜園の広さは、作りたい野菜や家族の構成、手入れにかけられる時間や敷地の広さから考える
- 家庭菜園を庭に作る場合、家の外観の一部となるのでデザイン性も重視する
- 家庭菜園は作っても使いにくいとやらなくなってしまうので使いやすさも考える
- 5坪程度の家庭菜園の場合、園路を作ると使いやすくデザインもしやすい
気軽に身近な場所で安心な野菜を作る事が出来る家庭菜園。お子さんの食育にも、大人の趣味にもピッタリです。
せっかく楽しんで作る事が出来るのですから、ストレスにならないような家庭菜園を作りましょう。
さらにデザイン性をUPさせる演出をすることで、ご近所さんで噂になってしまうくらい素敵な家庭菜園ができる事間違いなしです。
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