暑くなってくる季節はさっぱりとした食べ物が食べたくなりますよね。
そう、旬となる野菜です!!子供の頃、苦手だった野菜が大人になってからは何故か不思議と美味しく食べられる謎。
そんな謎のことは置いておいて、さっぱりとした野菜を食べたいと思う時期になります。
折角だから家の庭で自分で作ってみたいと思ったことが一度はあると思います。
思い立ったらすぐ行動と種まきをしてもすぐに野菜ができるわけではありません。
夏に収穫するには、6月までには種などを植えておく必要があります。
お庭で簡単に家庭菜園をして6月に植える野菜や種まきの方法をお伝えします。
家庭菜園初心者のあなたでも簡単に育てられる野菜をご紹介します。
ホームセンターなら野菜の種はすぐに見つかりますよ♪
目次
家庭菜園で6月に植える野菜!
夏に向けて野菜の種まきだと意気込んでみたものはいいものの、どれを植えていいかわからない、というあなた。
初めての家庭菜園なら悩みの種ではないでしょうか。
更に種をまくにしても、初心者でも簡単に育てられるものがいいですよね。
更に自分で育てる無農薬野菜!とっても魅力的でしょう?
家庭菜園初心者のあなたでも育て易い野菜をご紹介致しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- きゅうり
- トウモロコシ
- 枝豆
- オクラ
初心者でも簡単に育てられるものをご紹介いたします。
きゅうり

まずはきゅうりですね。夏野菜の代名詞ではないでしょうか。
私の娘はきゅうりが嫌いなのでいつも私がマヨネーズと醤油と一味でおつまみにしています。
きゅうりは発芽から収穫までの期間はおよそ60日と言われています。
6月ぎりぎりに種まきを終えたとして、8月の後半から9月の始めにかけて収穫ができるというわけです。
きゅうりは開花してから7日くらいで収穫適期と言われていますので、収穫のタイミングを逃さないようにしましょう。
種まき | 4月~6月まで |
収穫時期 | 7月~9月初頭 |
特徴 | 家庭菜園だと1株で30~40本収穫可能 |
栽培のコツ | 親づるだけ残して、子づるは摘心する |
料理 | 漬物、ナムル、サラダなど |
トウモロコシ

夏にバーベキューなどで大活躍のトウモロコシ。
焼いた際に香ばしい匂いが鼻をくすぐりますよね。茹でてもおいしいトウモロコシです!!
こちらは種まきから収穫まではおよそ90日と言われています。
6月頭に植えれば8月後半から9月頭にかけて収穫が可能になります。
トウモロコシは必ず日が十分にあたるところで育ててくださいね!
日陰で育ててしまうと十分な栄養がいきわたりません。
種まき | 5月~6月まで |
収穫時期 | 7月~9月まで |
特徴 | 収穫したその日に食べるのが一番おいしい食べ方 |
栽培のコツ | 水やりは朝行う(夜に水分が多いと徒長となる) |
料理 | 焼きトウモロコシ、サラダなど |
枝豆

おつまみの王様の枝豆!!適度な塩分がきいているとついつい食べ過ぎてしまうのが嬉しい悩みですが(笑)
次から次へと腕が伸びてしまい、止まらなくなってしまうのは悪魔的食材ではないでしょうか。
種まきから収穫まではおよそ80~90日ほどと言われています。
6月頭に植えれば8月後半から9月頭にかけて収穫が可能ですね。
枝豆の収穫期間は7~10日ほどと短いので、収穫する時期は特に気を付けてください。
サヤが黄色くなる前に収穫するのがコツです。
収穫期間が過ぎてしまうと、せっかく作った枝豆の品質が落ちて味も落ちてしまいます。
種まき | 4月~6月初頭 |
収穫時期 | 7月~9月後半 |
特徴 | 品種によっては栽培時期は異なる |
栽培のコツ | 育った苗などを鳥などから守る(鳥害対策) |
料理 | ゆでた枝豆など |
オクラ

夏になると何故かネバッとしたものが食べたくなります(私だけ?)
夏のネバネバといえばオクラは代表格ではないでしょうか。栄養価も高いのでオクラはぜひ食べてほしいです。
納豆とオクラで丼ぶりを作れば『スタミナネバネバ丼』が簡単にできてしまいます。
その丼の上には鰹節を乗せて、醤油を適度にかけて食べると、もうたまりません(笑)
オクラは種まきは遅くても6月の中旬までには終わらせておきましょう。
遅くなれば夏に間に合わなくなってしまいます。
オクラの収穫期間は開花してから4~5日ほどと短いので、収穫のタイミングを逃さないようにしてください。
オクラが6~7cmになれば収穫して大丈夫です。
一つ注意なのですが、タイミングを間違えて早く収穫してしまうとオクラのネバネバがなくなってしまいますのでご注意ください。
種まき | 5月~6月中旬まで |
収穫時期 | 7月~9月中旬まで |
特徴 | 家庭菜園の中でもスペースを取らないため簡単 |
栽培のコツ | オクラは寒さに弱いため早まきは避ける |
料理 | ネバネバ丼、胡麻和えなど |
家庭菜園で種まきの方法!
家庭菜園で最初にすることと言えば『種まき』ですよね。
庭に中腰で種をまくとどうしても腰が痛くなるのは私だけではないはずです(笑)
ですが、ただ適当に植えたらよいというものではありません。
種まきのやり方にも数種類あります。野菜によって種まきの方法を変えなければなりません。
野菜の種が入っている袋の後ろに種まきの方法を指定しているものもあるので、袋を入手した際は念のため確認してください。
点まき
土に等間隔で丸い穴をあけ、直径2mm以上の種を1~3粒ずつ巻きます。
種同士が離れていますので、トウモロコシなどを大き目の野菜を育てる時はこの手法を使います。
また、植えている種の数も少ないため、発芽後の間引きの手間が減ります。
ばらまき
種同士の間隔などを気にせず、土の上に均等に種をばらまく手法です。
直接ぱらぱらと種をまくだけですので、とっても簡単ですね!!
すじまき
土に溝を作って、その溝のすじに種を等間隔にまく方法です。
間引きはしないといけませんが、すじまきの特徴は間引きの見極めが分かり易いことです。
主婦におすすめ「スプラウト」

料理をする際にちょっとしたアクセントがほしくなったりしますよね。
あなたは『スプラウト』という名前を知っていますか?
スプラウトは野菜の名前ではなく、新芽の総称です。
有名なのが、もやしや豆苗やカイワレダイコンです。聞いたことがありますよね。
特にもやし、豆苗やカイワレダイコンは室内で簡単に栽培できます。
こちらは基本的に年中栽培が可能となります。栽培期間も短く育て始めてから7日ほどで収穫時期がきます。
また数回にわたり収穫が可能になりますので、一回一回買うよりはお安く手に入るわけです。
もやし
もやしはスプラウトの一種ですが、他のスプライトとは違い、暗い所で育てなければなりません。
また栽培期間も短く、7日~10日となっています。自家製なので使う時に収穫すれば、採れたて一番です。
採れたて新鮮なものでナムルなどを作れば、最高です!!
豆苗
豆苗は手軽に育てられる野菜ですが、その栄養価は高く、ビタミンKが豊富に含まれています。
血液凝固をしてくれる作用があります。
出血をした際に、血を止める働き(止血)をしてくれます。
豆苗も7日~10日程で収穫時期です。収穫時期を逃してしまうと、触感が良い状態の時より硬くなってしまいますので、ご注意ください。
カイワレダイコン
カイワレダイコンは室内の温度設定を一定にしておけば収穫は年中可能ですが、気温が上がる夏、下がる冬は一応注意が必要です。
収穫時期は育て始めてから、7日~14日ともやし、豆苗に比べて少し長めです。
カイワレダイコンは葉の形が、二枚貝が開いたように見えることから『貝割れ大根』と書かれます。
家庭菜園はカラスや害虫に気を付けよう!

『せっかく育てた野菜がカラスや虫に食べられてダメになった…。』となれば落ち込みますし、恨みが積もります。
だけど、家庭菜園で育てるなら無農薬がいいと考えているのではないでしょうか。
少し手間がかかりますが、無農薬でおいしい野菜を食べるためにカラスや害虫対策をしましょう。
害虫対策の防虫ネットを使用
ホームセンター行けば手に入る防虫ネット。これは苗にフワッとかけておくだけ。
種類も豊富で、育てている野菜によって使い分けることをおすすめします。
特にカラスにはこの防虫ネットをしておきましょう。できるだけ細かい網目のものよいです。
ハーブを近くで育てる
ハーブは虫などに食べられるのを避けるために忌避成分を出しています。
このためハーブには虫が寄り付きにくいと言われています。
なので、家庭菜園の近くでハーブを育てると近寄ってくる虫を減らすことができるのです。
ハーブの中にはあなたにも身近なものもありますよ。
ハーブの種類によって野菜との相性があるので、あなたが育てる野菜によって植えるハーブも厳然をおすすめします。
- マリーゴールド…トマト、豆類
- ローズマリー…豆類、ニンジン
- ラベンダー…ラズベリー、リンゴ
- ひまわり…野菜全般
上を見ると『ひまわり』ってハーブなの?と思われるかもしれませんが、ひまわりもれっきとしたハーブの仲間です。
食べるハーブが有名ですが、ひまわりがなぜハーブの仲間かといいますと、ハーブはヨーロッパで薬草として使われていました。
ひまわりはサンフラワーとして食用油としても親しみがありますね。
それでもずうずうしくあなたの野菜に近寄ってくる虫は軍手をつけてポイッとしてしまいましょう。害虫ばいば~い!
まとめ

- 夏野菜が食べたい時は最低6月までには種まきを終えておく。
- 家庭菜園する際の野菜の種はホームセンターなどで購入!
- 野菜の種類によっては収穫時期が違う。
- 種まきには種類があるので育てる野菜にあった方法で植えよう。
- 片手間でもやしやカイワレダイコンなどのスプラウトなどの栽培は簡単。
- 栽培時に害虫対策をしよう。
- 害虫対策のハーブは野菜との相性があるので、購入する前に調べておこう。
いかがだったでしょうか?夏野菜を育てる際には、種まきが早すぎても遅すぎてもおいしい野菜ができません。
また6月に植える夏野菜はぎりぎりとなってしまいますので、出来るだけ早めに種まきをすることをおすすめします。
秋に旬となるサツマイモなども6月に植える野菜となるので、夏野菜を植える時についでに一緒に植えるのも良いでしょう。
また、家庭栽培は基本的に無農薬になると思いますので、虫や鳥に野菜を食べられないように対策はしっかりしておきましょう。
もちろん防虫の道具などもホームセンターで手に入りますので、野菜の種を買う時に一緒に揃えておきましょう。
それでは楽しい家庭菜園ライフをお過ごしください。
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