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家庭菜園するのに100坪は上級者向け!坪の大きさ別(2坪、3坪、10坪)にメリットを徹底紹介!

手間と時間と愛情を惜しみなく注いであげることができれば、新鮮な野菜や果物を年中楽しむことができる家庭菜園。

「やってみたいなぁ」と思った時に、まず頭をよぎるのは家庭菜園に充てられる土地の大きさ問題ですよね。

「家庭菜園って楽しそうだし、興味はあるけど、うちの狭い庭じゃとてもじゃないけど無理…」

だなんて、始める前から諦めてしまっていませんか?

いえいえ、決してそんなことはないんです!ほんの少しのスペースがあればだれにでも楽しめるのが家庭菜園の魅力。

2坪、3坪、10坪、はたまた100坪と、家庭菜園のために用意できる土地の大きさは人によって様々。

その大きさ別に、家庭菜園の楽しみ方をご紹介しましょう!!

 

 

家庭菜園100坪クラスは上級者向け!大変なことは?

100坪という数字だけ注目すると、広大なイメージが浮かびますよね。

1坪は畳2枚分の広さ。つまりは畳200枚分ということになりますが、これはわかりやすいものに例えると25mプール1個分くらい。

ビギナーで突然こんなに大規模で家庭菜園を始めようという勇者の方は少ないことでしょう。

実際に100坪クラスの家庭菜園を楽しんでいる方もいらっしゃいますが、決してビギナー向けではありません。

また、ビギナーではないとしても、余程の覚悟がない方にはオススメしません。

その理由を以下に挙げてみましょう。

 

土づくりが大変であること

想像に難くはないと思いますが、まずは耕すのが大変だということが最大の理由です。

当たり前のことですが、本格的な家庭菜園をやろうとすれば、良質な土づくりから始まるわけです。

たまたまその土地が野菜づくりに適した土質であれば良いのですが、なかなかそんなラッキーはありません。

ただ種を蒔いて、正しい量の水や肥料を上げておけばそのうち収穫ができるだなんて簡単なことではないのです。

土づくりというのは、おいしい野菜を作るための一番重要な過程だとも言われています。

野菜の育つ家であり、栄養補給するための食事とも言えるのが土ですから、その大事さはおわかりいただけますよね!

野菜にとって良い土の条件というのは、水はけが良いながらも保水性が良く、通気性も良くて、また適正なpHであること。

これを聞いただけで私は「うっ、難しい…そんなこと本当にできるの?」と思ってしまいます。

だって、水はけがいいのに保水性も欲しいだなんてそんな矛盾したことを言われても…という気がしませんか?

「デザートは食べたい!でも痩せたい!」的な雰囲気を感じますね。でもそう考えてみたら確かに野菜の気持ちもわかるような(笑)。

そんな複雑な乙女心にも似た繊細な野菜を育てていくのには、それを受け止めてくれる土がなければ始まらないってわけなのです。

そこには当然、農業界の先人たちの苦労によって残された、ありがたいマニュアルが用意されてはいます。

でも、いくらその通りにやってみたからといって、万事うまくいくとは限りません。

土づくりの段階で、心が折れそうになってしまうことだってあるかもしれません。

それを100坪分、自らの手でやらなければならないのです。

これは家庭菜園上級者の方でも耕運機が欲しいと考えるほどだそうです。

いかに心身共に苦労が伴う、大変な作業かわかりますよね。

 

人手が必要であること

土づくりがうまくいったとして、もちろんそれがゴールではありませんよね。その先にもやるべきことは山ほど待ち受けています。

種蒔きに苗の植え付け、水やり、肥料をあげたり雑草や害虫対策をしたり、収穫作業も。

これらを自分一人だけの手で行おうとするのは、正直言って無謀ではないでしょうか。

時間の確保が十分できて、なおかつ体力にも自信がある人にとってもかなりの重労働です。

また、人手が必要なのは農作業に関わるマンパワーが必要だということ以外にも理由があります。

それは、収穫した野菜が食べきれずに余ってしまう可能性があるということです。

せっかく手塩にかけて育て上げた野菜をダメにしてしまうだなんて、そんな悲しいことはありませんよね。

ですので、身近に作業を手伝ってくれる人や、育てた野菜をもらってくれる人の存在が必要不可欠なんです。

実際に、畑をレンタルして家庭菜園を楽しんでいる人から大量の野菜を頂いたことが何度かあります。

ゴーヤと大葉。どちらも大好きなのでとても嬉しかったですし、ありがたかったです。

しかしその量が、一人暮らしの私には到底食べきることができないくらいの量でして…(笑)

連日、ゴーヤと大葉の大量消費メニューばかり検索しまくっていたあの夏、忘れられません。

もちろんとってもおいしかったですし、今でもどちらとも大好きですけどね。

 

 

家庭菜園ビギナーには1~2坪がオススメな理由

100坪はかなりの玄人さんしかチャレンジできない規模であることがよくわかりましたね。

「最初から100坪なんて考えてないよ!そんなに土地もないし!」というあなた。

では、あなたにはどのくらいの土地が家庭菜園用に準備できるのでしょうか?

これから家庭菜園をやってみようと考えているあなたはきっと、自分の自由にできるお庭のあるお家に住んでいるのでしょう。

そのお庭のうち、どのくらいを畑にできるのかイメージしてみてください。

ごく一般的な家庭を想像してみると、最も現実的な広さは大体1~2坪くらいなのではないでしょうか。

実はそれが、ビギナーさんには最もオススメな広さなんです!!

 

比較的楽に管理することができる

100坪の逆バージョンで考えていただければ良いので言うまでもありませんが、なんと言ってもお世話が楽です。

新しいことを始める時は1にも2にも、お勉強の連続ですよね。

土の作り方も、種の蒔き方も、野菜の選び方も、何もかもが今までの自分にはない新たな知識であるはずです。

そのお勉強にもエネルギーを注いでいかなければ、やったこともない人間に野菜を育てることなどできません。

ですから、ビギナーさんはエネルギーの全てを野菜のお世話だけに注いでいるというわけにはいかないのです。

だから、無理せず管理できそうな広さのスペースで十分だということ。

スタートから欲張ることはせず、まずはしっかりと野菜づくりのノウハウを学ぶことが大切ですね。

 

2~3種類の野菜を育てることができる

確保できるスペースによって、育てられる野菜の種類や数にも違いが出てきます。

ビギナー向けに1~2坪がオススメな理由のもうひとつは、ここで育てることのできる野菜の数がちょうど良いということ。

野菜によって、育て方も違ってきますから、それについてもお勉強していく必要がありますよね。

このくらいの数であれば、無理することなく頑張れそうな気がしませんか?

また、これなら同じものばかり沢山育ってしまって、食べるのに飽きてしまうということも避けられます。

私の実家では、ちょうどこのくらいの規模の家庭菜園をやっていますよ。育てているのは大葉、ネギ、ミョウガの3種類。

これら薬味系は、「なければなくてもどうにかなるんだけど、できればあった方が嬉しいもの」代表格だと思っています。

我が家では、「ちょっとミョウガ採ってきて!」というお手伝いがしょっちゅうでした。

友達が遊びに来て、庭でおままごとをするのに勝手にもぎ取って使ってしまったのがバレて叱られたこともあります(笑)

私にとってはそのくらいナチュラルに「庭に生えているもの」だったので、スーパーで買うものだと知った時の衝撃たるや。

さほどこまめに手をかけてあげなくても元気に育っていますので、ビギナーさんにもオススメの野菜です。ぜひご検討ください!

 

 

家庭菜園の大きさが3坪になると何ができる?

1~2坪からスタートして、まず2~3年くらいはそのまま頑張ってみましょう。

それが続いて、ある程度の知識や技術が備わったという自信が持てたのなら、それがステップアップの時です!

お庭でもう少し面積を増やしてみたいと思ったら、ぜひ挑戦してみてください。

 

種類を増やして楽しむことができる

このくらいの大きさがあれば、育てる物にもよりますが大体5~7種類ほどの野菜を育てることもできるようになります。

これまでの経験で培ってきたノウハウを活かしながら、そして更に新しいことも吸収しながら少しずつ。

家庭菜園は、一朝一夕というわけにはいきません。焦らずゆっくりステップアップしてきましょう。

 

3坪からスタートしても大丈夫?

もちろん、1~2坪スタートをオススメはしていますが、たった1坪の差ですからダメということはありませんよ。

最初から全てのスペースを一緒に耕しておけるのなら、3坪から始めるのも全く問題はありません。

少し広くなるのでその分手間はかかります。そのことに対する準備と心構えさえあるのなら大丈夫でしょう。

 

 

家庭菜園が10坪の大きさだとどうなる?

2坪、3坪…少しずつ農地を拡げていくと、いずれは物理的なスペース確保の限界を迎えるはずです。

10坪ともなると、今のままのお庭の使い方では難しいという方も多いでしょう。

しかし、例えばですが、子供が成長して、自宅の庭で遊ぶスペースが必要なくなった。

自宅の改築をしたら使えるスペースが増えたなど。

何かの事情で今後、家庭菜園として使えるエリアが拡大することもあるかもしれません。

また、周りに農作業を行っている家が多い環境だと、ほとんど無償のような状態で借りれることもあったりします。

「家庭菜園をやっているの?うちの使ってない畑を少し貸せるけど、どう?」なんてお声がかかったという体験談も珍しくないようです。

農地だった場所も、一生懸命耕してくれる人がいなくなってしまうと、すぐに荒れ地に戻ってしまいます。

一度畑として使っていた土地は、誰かが畑として使ってくれていた方が、土地の持ち主にとってもありがたいからですね。

そして、市民農園などと呼ばれる個人間でないレンタル農園も、このくらいの規模から貸し出されている場合が多いようです。

 

家庭菜園づくりに慣れてきた頃にはオススメの大きさ

ビギナー向けとは言えない規模ですが、少し慣れてきた方にとっては理想的な広さがこのくらいなんです。

大体8~10種類ほどの野菜を楽しむことができるでしょう。

計画的に野菜づくりを行っていけば、年中自作の新鮮でおいしい野菜を堪能することができそうですね。

 

レンタル農園を利用する際には費用がかかることを忘れずに

10坪規模の家庭菜園をやりたいと思った時に、自宅の庭では手狭だということもありますよね。

その際、地域のレンタル農園などを借りることを検討される人も多いでしょう。

当たり前のことですが、そこには費用が発生します。

作ることのできる野菜の数を考えると、食費は浮きますので相殺できる、むしろプラスになることもあるかもしれません。

ですが、確実に全てが上手に育つという確証はありません。

いくらノウハウが備わって、うまく畑づくりができるようになったとしても、虫や動物にやられてしまうこともあります。

お金をかけて農地を借りてまで、家庭菜園をやろうというのなら、あくまで趣味として楽しむ意識をお忘れなく。

節約目的ではなく趣味であるという気持ちで、失敗も苦労も満喫しましょう!!

最初から自給自足を目指して意気込むのではなく、趣味の延長にそれがあったらいいなくらいのスタンスですね。

そうすれば、もしもマイナスが出てしまっても気持ち的なダメージは少なくて済みます。

プラスになったらラッキーだなぁくらいに構えていればいいのです。趣味だと考えたら、お金をかけることに抵抗はないですよね。

そのくらい、あなたは家庭菜園をつくることを楽しむことができているでしょうか?

「作れる野菜を増やしたいから、もっと広い土地が欲しいな」と思った時に、一度考えてほしいことです。

 

 

まとめ

  • 家庭菜園100坪は、慣れて楽しむことができるようになった人だけが挑戦することができる広さ
  • その理由は、土づくりの時点で大変であること
  • もちろんその後の作業にも莫大な労力が必要になってくること
  • 手伝ってくれる人、たくさんの野菜をもらってくれる人が周りにいなければ続けていくことは難しい
  • 家庭菜園ビギナーに最も手軽でオススメな広さは1~2坪
  • 作ることのできる野菜の数も、管理にかかる労力もちょうど良い
  • 2~3年続けられたらスペースを拡げてみよう
  • 3坪ほどのスペースから始めるのも、その手間が確保できるのであれば大丈夫
  • 10坪ほどあれば、年中10種類近くの野菜を楽しむことが可能に
  • かかる手間や時間と費用のこともしっかり考えて始めよう
  • レンタルを検討するときには、趣味として楽しめているかを再確認しよう

私も、これを機にまずはベランダでのプランター菜園から始めてみたくなりました!

毎日の成長を感じられるのは、きっと日々の楽しみになりますよね。

植物も生き物です。きちんと愛情と責任を持って大事に育てていきましょうね。

 



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