真剣に料理する機会が増え、レシピ本を見ては感じること。「また片栗粉ふりかけ…。めんどくさい…。」
私は色々なレシピをよく見るのですが、事前準備として材料に片栗粉や小麦粉をふりかけておく工程が結構あります。しかしズボラな私はスプーンでバサっとふりかけています。
当然、均等に粉がついておらずイマイチな仕上がりになることも…。
何とかしたいと考えていた時に、粉類をふりかける容器が100均にあったかもと思い出し、早速探しに行くことにしました。
100均の店内を探してみると…、粉をふりかけるための容器がありました!
さすが100均、何でもあるなと感心しつつ容器の他にもう一つ買ってしまいました。
片栗粉をふりかける容器を探しているあなた、実際に私が買ってきたアイテムたちを是非ご覧ください。
100均の容器は手軽に入手できて便利ですが、密閉できるものではありませんでした。
保管状態が気になるのであれば、しっかり密閉できるこちらがおすすめです。
別売りの粉ふるいスクープを一緒に買えば、蓋の裏にピッタリフィットで収納できて、密閉状態を保てる上にきれいに粉をふりかけたいというが願望が叶いますよ!

目次
片栗粉のふりかけ容器を100均で発見!
今回私がお目当ての品を探しに行ったのは、ダイソーとセリアの2軒です。
結論から言うと、探していた片栗粉ふりかけ用の容器はセリアで購入しました。
しかし、同じセリアの中やダイソーにも、片栗粉のふりかけに使えそうな容器やアイテムがいくつかあったので紹介しますね。
小麦粉ふりふりストッカー

こちらはセリアで発見しました。100均へ出かける前にネットでリサーチを行ったところ、この製品が良さそうだったので、これを目当てに行きました。
私が行った店舗では、キッチン用品売り場の調味料入れコーナーにひっそりと陳列してありましたよ。思っていたより小さかったので、なかなか見つけられませんでした。
製品名はズバリ「小麦粉ふりふりストッカー」です。パッケージには、小麦粉の薄付けにも、お菓子の粉糖にも使えると記載がありました。
ネーミングこそ小麦粉ですが、片栗粉や他の粉類でも使えるとの情報があったので、迷いなく買い物かごに入れました。
品名:「小麦粉ふりふりストッカー」
容量:約200ml
耐冷・耐熱温度:‐20℃~80℃
こちらの製品、ふたが付いていてホコリや湿気から中の粉を守れますが、長期保存には適していないのでなるべく早めに使用するようにと注意書きがあります。
ふたはネジ式ではなく上へ持ち上げるように開けます。完全密閉の容器ではありませんので、少量ずつ入れて使うのが良いでしょう。
パッケージには、ふりかけ方のコツまで記載されていますよ。上手にふりかけるコツは、以下の通りです。
- 本体を斜めに持つ
- ゆっくりと本体を傾ける
- 先端を細かくヨコに振る
上下に振ると粉が詰まる原因になるそうです。これを知らなければ上下にブンブン振っていたかもしれません。
このコツさえつかめば均等に粉類がふりかけられそうですね。
この製品は、粉の出てくるところがメッシュになっています。身近なもので例えるならば、細かさは網戸のネットくらいでしょうか。
茶こしよりは粗く、塩などの調味料入れよりは細かいメッシュの大きさが、粉を均等にふりかけるポイントなのでしょう。
しかもこの製品、日本製というのも良いですね。こんなに便利な品が100均で手に入るなんて本当にありがたい…。
私が買ったのは白いふたですが、製菓用品売り場には同じ形状で茶色いふたのものがありました。製品名は、「お菓子・パン工房 粉ふるいストッカー」です。
よくよくパッケージの裏面などを見比べましたが、形、材質など違いを見つけられませんでした。メーカーはもちろん同じです。
ふたの色が違うだけのように見えたので、例えば白が小麦粉、茶色が片栗粉と使い分けることができそうです。
私が行った店舗では別の場所に陳列されていたので、同じスペースに色違いが並んでいない時は、別の売り場に行くと見つかるかもしれません。
から揚げ粉ストッカー

こちらもセリアのキッチン用品売り場にある調味料入れコーナーで発見しました。名前の通り、から揚げ粉を詰め替えるための容器です。
堂々とから揚げ粉と書いてありますが、これも片栗粉ふりかけ容器としてリストアップしておきます。
品名:「から揚げ粉ストッカー」
容量:約160ml
耐冷・耐熱温度:ふた/‐40℃~80℃ 本体/‐40℃~70℃
こちらは、先程紹介した「小麦粉ふりふりストッカー」よりもさらに小さいサイズです。メーカーサイトによると、【直径65㎜×高さ75㎜】とのこと。
ちょうど家にある子ども用マグカップの大きさとほぼ同じでした。
できるだけ省スペースの容器が欲しいならこちらもおススメです。形もすっきりシンプルで、なんとなくオシャレ感が漂います。こちらも日本製です。
この製品は、粉の出し口が2種類あります。小さな出し口の方は、ふたを開けると小さな5つの穴が開いていて、粉類をふりかけるのに便利ですよ。
大きな出し口の方はたっぷり粉を出したい時はもちろん、スプーンで取り出してふた部分ですり切る、ということもできます。
片栗粉小さじ1というフレーズは、よくレシピ本で見かけるので、この大きい出し口を使うときっちり計量できますね。
しかもふたが片手で開けられるのもポイントが高いです。
お料理中だと手が濡れていたり汚れていたりする事も多いので、親指でパカっと開けられるこのタイプも結構良いかも…。
2WAY PET パウダーポット

こちらはダイソーで見つけた製品です。実は初めにダイソーへ足を運んだのですが、探していた「小麦粉ふりふりストッカー」には出会えませんでした。
諦めようとした時に、キッチン用品売り場の隅で見つけました。もっとメインの棚に置いてあっても良いように思うのですが。
カラーは白と濃紺の2色展開です。ボディー部分はいずれも透明で、中に何が入っているか見やすいです。
こちらの製品にも2種類の出し口がありますよ。先に紹介した「から揚げ粉ストッカー」と同じような構造ですね。
しかし、こちらは2個セットなので、1セット買えば片栗粉と小麦粉の2種類を詰め替えて使うことができ、よりお得です!
大きさは、【直径約55㎜×高さ120㎜】とスリムな作りなので、詰め替えたボトルを何本か並べても収納しやすそうです。
片栗粉や小麦粉といった粉類はもちろん、ゴマや各種スープの素を詰め替えることもできるので、何本かそろえてキッチン周りを整えるのも良いですね。
値段を気にせず揃えられるのが100均製品の良いところです。
粉ふり計量スプーン

こちらの製品は、容器でなく計量スプーンなのですが、紹介させて下さい。
片栗粉をふりかけて使う頻度がそれほど高くない場合、容器に詰め替えて保存しておくのは衛生面で心配な部分がありますよね。
そんな時は、粉ふりも兼ねた計量スプーンを活用してみてはいかがでしょうか。使う分だけを袋から取り出せるので、わざわざ別の容器で保存する必要がありません。
こちらもダイソーで発見しました。片方が大さじ、反対側が小さじになっています。
そして上側にはスライドするふた状の板があり、この板をスライドすることですり切り一杯が計れます。
しかもこの板には穴が開いており、すくった粉をそのままふりかけることができます!すくう、すり切る、ふりかけるの1台3役をこなしてくれる優れものです。
あまり粉をふりかける機会がないのであれば、ふりかけ容器に詰め替えると「これいつ詰め替えたやつだっけ?」となってしまう可能性もあります。
容器以外にこのような選択肢もあると気づき、こちらも買って帰りました。
片栗粉ふりかけ容器は便利で快適だった!
さて、片栗粉をふりかける容器「小麦粉ふりふりストッカー」と、「粉ふり計量スプーン」の2点を買ってきたので、実際に使った感想を紹介したいと思います。
片栗粉の色が分かりやすいお皿の上で、2つのアイテムを使って実際にふりかけてみました。

左側が「小麦粉ふりふりストッカー」でふりかけた片栗粉、右側が「粉ふり計量スプーン」でふりかけた片栗粉です。
「小麦粉ふりふりストッカー」の方は、容器を傾けると最初にバフッと出てしまいました。
そのため写真でも分かるように、少し粉が集まっているところがあります。思った以上にゆっくり傾けた方が良さそうですね。
しかし、最初のバフっを含めても、片栗粉がキレイにまぶせて良い感じです!普段のスプーンでバサっより圧倒的に均等です。
こんなに便利なら、もっと早く買っておけば良かったと後悔しました。
それに、スプーンでバサっとするより使う粉の量が減って節約できるし、スプーンを洗う手間も省けますね。
対して、右側の「粉ふり計量スプーン」を使ってふりかけた片栗粉はどうでしょう。
計量スプーンの向きを反対にひっくり返しても、粉の出口が少ない分バサッと出ることは無く、上下にふると均等にふりかけることができました。
しかし、広い範囲にふりかけるのであれば粉が足りなくなるので何度か追加ですくう必要がありそうです。このひと手間は料理中だと面倒に感じそうです。
どちらのアイテムも便利な部分とそうでない部分があるので、用途によって上手く使い分けてみようと思います。
100均アイテムであることを考えると2つとも便利なので、良い買い物ができて満足です。
片栗粉のふりかけ容器は別の活用方法もたっぷり!

今回は片栗粉のふりかけ用として容器を探してきましたが、もちろん他の粉類を詰め替えても活用できますよ。
中でも「これは!」と思ったものを紹介します。
顆粒スープの素を入れて活用
和風だしの素や中華スープの素といった、片栗粉より粒子が大きいものを入れても活用できますよ。
我が家では、5gずつ小分けになっている和風だしの素を使っているのですが、すぐに使い切ってしまいます。
その度に新しい小袋を出してくるのが少し面倒だなと感じることがありました。
そんな時は、ふりかけできる容器にある程度まとめて詰め替えておくと、ササっと必要な分だけ出せるので便利だなと思いました。
粉洗剤を入れて活用
こちらも片栗粉より粒子は荒いですが問題なく活用できますよ。
例えば、シャツの首元にできた汚れをしっかり洗いたいという時に良いでしょう。粉洗剤についている計量スプーンだと、バサっとかかりすぎてしまいますよね。
ふりかけできる容器だと、汚れの場所をピンポイントに狙って洗剤をふりかけることができます。
粉洗剤の他に、重曹を入れて活用しているというアイデアもありました。顆粒のものなら何でも入れて活用できそうですよね。
消臭ビーズを入れて活用
こちらは今回紹介したアイテムの「小麦粉ふりふりストッカー」が適している活用方法です。製品のメッシュ部分を活かしたナイスアイデアですよ。
- 「小麦粉ふりふりストッカー」の容器に消臭ビーズを入れる
- メッシュ部分の中ふたを取り付ける(一番上のふたは付けない)
これでオリジナル消臭剤の完成です。「小麦粉ふりふりストッカー」は小ぶりなので、例えばクローゼットや押し入れの中などでも場所をとらずに置いておけます。
まとめ

- 片栗粉のふりかけ容器は100均に数種類ある
- 片栗粉をふりかけるアイテムは容器以外にスプーン型もある
- 100均のふりかけ容器とスプーン型はどちらも均等にふりかけられる
- ふりかけ容器を使うと洗い物が減るため便利で快適
- ふりかけ容器は粉類だけでなく他の調味料や粉洗剤などにも活用できる
片栗粉をふりかける容器だけでもこんなに種類があるなんて、今回も100均の凄さを思い知りました。
悩みに悩んだうえゲットした2つのアイテムで、ますますお料理を楽しめそうです。他の活用方法も試してみたいので、数日後にはいくつか追加で買っている予感がします。
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