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家電リサイクル法はおかしい問題点がある!?目的や不法投棄の増加を解説

家電リサイクル法がおかしいと思われている問題点についてご紹介します。

家電を処分するときのリサイクル法について、こんなお悩みはありませんか?

  • 家電を処分するときにお金が必要だなんておかしいと思う
  • 家電リサイクル法は何のためにあるのか分からない
  • 不法投棄が増加していることについて知りたい

たしかに家電を処分するのに1,000~5,000円もかかるのは大変ですよね。

そこで、家電リサイクル法について調べてみました。

この記事で分かること
  • 家電リサイクル法の問題点は支払うタイミングにある!?
  • 目的は地球の資源を有効に使うこと
  • 不法投棄は減少している

家電リサイクル法がおかしいと思われている問題点について詳しくご紹介していきます。

家電を処分するなら、簡単に掃除ができるハンディワイパーが便利です。

さっと拭くだけでホコリをからめ取る構造になっているので、ストレスなく楽しく掃除ができます。

ネットで買うと早ければ翌日に届くので、すぐに掃除を始められますよ♪

家電リサイクル法はおかしい!?問題点を解説

家電リサイクル法の制度はおかしいと思うのですが、詳しく教えてください。

支払うタイミングや金額が問題点だと言われていますが、きちんと理由があるので解説しますね。

家電リサイクル法がおかしいと思われる問題点は料金を支払うタイミングやその金額ですが、それぞれに納得できる理由があります。

家電リサイクル法がおかしいと思われる問題点
  • 支払うタイミングはなぜ処分するときなのか
  • リサイクル料が高すぎるのではないか
  • きちんとリサイクルされているのか

確かに使えなくなった家電を処分するだけなのに、1,000~5,000円もお金がかかる理由が分からないと、法律がおかしいのではと思ってしまいますよね。

まずは家電リサイクル法について、どんな法律なのかを調べてみました。

家電リサイクル法とは

主にエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機を処分したいときに、持ち主がお金を出してリサイクルするという法律。

全ての家電というわけではなく、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4つが対象です。

新しい家電を買うのに数万〜何十万円とお金がかかるのに、古い家電を処分するためにもお金が必要なのは正直苦しいですよね。

ペットボトルや牛乳パックのリサイクルは無料で回収してもらえるイメージがあるので、私もテレビを処分するときに「え、お金がいるの?」と戸惑ってしまいました。

家電リサイクル法について詳しく知ると、納得した上で料金を支払って家電を処分できますよ。

それでは、おかしいと思われる問題点の理由を解説していきますね!

処分するときに支払うのは家電の値段を上げないため

家電を処分するタイミングで料金を支払うのは、家電を買うときの値段を上げないためです。

家電リサイクル法では、家電を処分するときにリサイクル料を支払うという決まりがあります。

ただしリサイクル料を後払いにすることで、主に2つの問題点が出てくるのです。

リサイクル料が後払いである問題点
  • 家電の不法投棄が増加する
  • 電気屋が中古の家電を買い取りたくなくなる

リサイクル料を後払いにすることで、処分するときにお金を支払いたくないと思う人が、山やゴミ置場へ捨てて「不法投棄」をしてしまうのです。

また電気屋が中古の家電を再販して売れなかったときは、リサイクル料を電気屋が支払うことになります。

電気屋が家電の再販にあまり積極的ではないため、使わなくなった家電を持っていっても買い取ってもらえないこともあるそうです。

リサイクル料が後払いであることで、まだ使える家電がリユース(再利用)されにくいということですね。

この不法投棄や再販の問題を減らすため、家電の値段にリサイクル料をつけてしまえばよいのではという声もあるのです。

家電の値段にリサイクル料がついた場合、家電自体が高くなってしまいます。

例えば一人暮らし用の小さな冷蔵庫を買って、その3年後に結婚して大きな冷蔵庫を買う場合、小さな冷蔵庫はリサイクルではなく買い取ってもらうことが多いと思います。

このようなケースでは、リサイクルしないにもかかわらず余分な料金を支払うことになってしまいますよね。

それに家電そのものの値段が上がってしまい、売れにくくなってしまうのは困るとメーカーが反対しているのです。

車は買うときにリサイクル料を含められますが、家電も同じようにはいかないようですね。

家電を処分するタイミングで支払う決まりにすることで、料金の負担を公平にし、家電自体の値段を上げない仕組みになっています。

リサイクル料が5000円もかかるのは施設や人件費がいるから

リサイクル料が1,000〜5,000円ほど必要であるのは、家電をリサイクルするための費用や人件費がいるからです。

家電を処分するだけなのに、1,000~5,000円のリサイクル料が高いのではという意見があります。

そこで、リサイクル料が何に使われているのかを調べてみました。

リサイクル料は何に使われている?
  • 家電が集められる施設「指定引取場所」の設置
  • リサイクル処理を行うための費用
  • 人件費 など

たしかに家電のリサイクルは、土に埋めて勝手にできるものではありませんよね。

家電を集める場所やリサイクルするための機械、働いてくれている人たちがいるから、家電のリサイクルができるということです。

みんなで協力することで、地球の限られた資源を守ることができるのです!

私たちが支払うリサイクル料は必要なものであり、相当な金額なのではないでしょうか。

家電ごとにかかる料金はこちらの記事で紹介しているので、ぜひのぞいてみてください。

エアコンや洗濯機は9割以上がリサイクルされている

実際のリサイクル率(=再商品化率)は定められている基準を超えており、エアコンや洗濯機は製品の90%以上がリサイクルされています。

環境省が発表した2022年度の情報をまとめてみました。

家電 再商品化率 法定基準
エアコン 93% 80%
液晶・プラズマ式テレビ 86% 74%
ブラウン管式テレビ 72% 55%
電気冷蔵庫・電気冷凍庫 80% 70%
電気洗濯機・衣類乾燥機 92% 82%

家電リサイクル法が始まったころは50%くらいしかリサイクルされていないと言われていましたが、実際の再商品化率はかなり高いですね!

エアコンや洗濯機は90%以上がリサイクルされているので、ゴミがほとんど出ないのだと思うとすごいですね!

実際は、製品の鉄・銅・アルミニウム・ガラス・プラスチックなどから新しい商品が作られています。

リサイクルに出した家電が新たな商品となることが分かると、納得して気持ちよく支払えますね!

テレビや冷蔵庫の上のホコリを掃除したあとに、汚れたぞうきんを洗うのが大変ですよね。

こちらのハンディワイパーは、ホコリが取れるシート部分が使い捨てなので楽ちんですよ。

本体と使い捨てシート2枚がセットになっているので、汚れたらすぐに交換できます♪

家電リサイクル法がおかしいのかは目的を知れば解決!

おかしいと思っていた問題点については理解できたけど、そもそもどんな目的でこの法律があるのですか?

家電リサイクル法の目的は、簡単にいうと「ゴミを減らして資源を有効に使うこと」です。

家電リサイクル法の目的は、鉄やプラスチックなどの使える部分をリサイクルしてゴミを減らし、資源を有効に使うことです。

そもそもの目的を知らないと、家電リサイクル法は”お金がかかる”おかしいものという印象になってしまいますよね。

目的としては、身近なペットボトルや牛乳パックのリサイクルとほとんど同じなので、「おかしい法律ではない」と納得しやすいと思いました。

また私たち消費者がお金を負担する理由は、法律により役割分担をされているからです。

家電リサイクル法での役割分担
  • 消費者…費用を負担する
  • 電気屋…家電を集めて運ぶ
  • メーカー…リサイクルする

消費者、電気屋、メーカーそれぞれが社会の役割を果たして、”循環(じゅんかん)型社会”を作っていくことが大事なのです。

「循環型社会」ってどういう意味ですか?

限られた資源はリサイクルなどを繰り返して有効に使い、将来も使い続けるということです!

古い家電を使うよりも、どんどん新しい便利なものに変えていきたいですよね。

新しい家電を作り出していくばかりではゴミだらけになり、いつかは地球の資源がなくなってしまいます。

家電リサイクル法に従って古い家電を処分することで、私たちはこれからも新しい家電を使えるのです!

では実際に、どのような仕組みでリサイクルされているのかを解説しますね!

家電リサイクルの仕組みを知って理解を深めよう

家電リサイクルの仕組みは、私たち消費者が家電を電気屋に持っていき、メーカーがリサイクルすることになっています。

家電リサイクルの仕組み
  1. 消費者が電気屋に持っていく
  2. 電気屋が指定引取場所(※)へ運ぶ
  3. 指定引取場所にてメーカーが引き取る
  4. メーカーが家電を分解して部品や素材をリサイクルし、新しい商品を作る

※指定引取場所とは、全国各地にあるリサイクルする家電を集める施設のことです。

私たち消費者と電気屋、メーカーの連携プレーですね。

使われなくなった家電をメーカーが引き取り、使える部分を材料にして新しい製品を作ってくれます。

家電リサイクルの仕組みを知ってから処分できると、愛用していた家電の行き先が分かるので安心ですね。

消費者が電気屋を通さずに指定引取場所へ家電を持っていく方法もあり、費用をおさえられる可能性があります!

指定引取場所へ持っていく際に必要な「リサイクル券」についてはこちらの記事で紹介しているので、ぜひのぞいてみてください♪

家電リサイクル法がおかしいから不法投棄は増加!?

家電リサイクル法がおかしいということはないと分かりましたが、不法投棄は増加しているのですか?

2021年度の不法投棄は前年度より減少していましたよ!

家電リサイクル法がおかしいと思う人が多ければ不法投棄は増加すると予想されますが、2021年度は約4万5000台と前年度より減少しました。

全国の各市区町村が、不法投棄されている家電を回収してくれています。

環境省が発表している3年間の結果をまとめてみました。

<家電の不法投棄台数(おおよそ)>

2019年度 2020年度 2021年度(人口カバー率)
5万1000台 5万3000台 4万5000台

2020年度までは年々増加していましたが、2021年度には減少しました。

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目のうち、テレビが1番多く不法投棄されているそうです。

たしかにエアコンや冷蔵庫、洗濯機は大きすぎて簡単には運べないな、と不法投棄をする人の気持ちになってしまいました(笑)

不法投棄されている家電の台数が減っているので、家電リサイクル法がおかしいと思う人も減っているのではないでしょうか。

もし家電を不法投棄したらバレますか?

ゴミ置場や山に不法投棄をしたら、バレる可能性がありますよ。

ゴミの中にある個人情報や家電自体に書いてある製造番号から、購入者が分かる場合があります。

もし家電を不法投棄した場合は、1000万円以下の罰金などが科せられます。

あのとき素直にリサイクル料だけを支払っておけばよかったのに、と後悔するのは絶対にイヤですよね。

エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4つは、家電リサイクル法に従って料金を支払うことで、正しい処分ができますよ。

まとめ

  • 家電リサイクル法がおかしいと思われる問題点は料金を支払うタイミングやその金額であるが、それぞれに納得できる理由がある
  • 家電リサイクル法の目的は、鉄やプラスチックなどの使える部分をリサイクルしてゴミを減らし、資源を有効に使うことである
  • 家電リサイクル法がおかしいと思う人が多ければ不法投棄は増加すると予想されるが、2021年度は約4万5000台と前年度より減少した

家電リサイクル法がおかしいと思っていた問題点が解消されて、目的や仕組みが分かりましたね。

エアコンやテレビを処分したいときにはお金を支払う必要がありますが、私たちがこれからも新しい家電を使っていくためでもあります。

地球の未来のためにも、法律に従って正しく家電を処分しましょう!

こちらのハンディワイパーは持ち手の棒が長いので、手が届かないエアコンの上など高いところもラクラク掃除ができますよ。

縮めたままでも使えるので、普段のホコリ掃除はこの1本で十分です。

持ち手がのびるタイプはお店に売っていない可能性があるので、在庫を確認できるネットなら安心です♪



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