引っ越しの時って、カーテンを買い替えるか毎回悩みませんか?
部屋の広さで窓の数は変わるし、物件によって窓の幅も違います。
でも、引っ越しのたびに全てのカーテンを買い替えるなんて、予算オーバーですよね。
少し幅が足りないくらいなら、持っているカーテンを使いたいと考える人も多いと思います。
私は窓が大きい物件に引っ越した時に、幅が足りないのでカーテンを3枚使おうかと考えたことがあります。
そこで調べたところ、3枚のカーテンを使うのはいくつか問題点があるため、おすすめできないということがわかりました。
カーテンの幅が足りない時は既製品を3枚購入するより、イージーオーダーのカーテンを2枚購入することがおすすめです。
イージーオーダーがおすすめの理由や、カーテンを増やす以外にできる対処法4選をご紹介します!
カーテンの幅が足りない時は3枚にすれば解決できる?

カーテンの幅が足りない時にカーテンを3枚使うのは、実はあまりおすすめできません。
調べてみると、3枚のカーテンを使うにはいくつかの問題点があるということが分かりました。
カーテンを3枚使うとどちらかに寄るか隙間ができる
カーテンを3枚使うと真ん中のカーテンが固定されていないため、左右均等に閉めるのが難しく、隙間ができることがあります。
近年では、賃貸物件でもおしゃれな窓のデザインが増えてきていますよね。
通常より1枚の窓が大きい場合、既製品のカーテン2枚では幅が足りないという物件もあるようになってきました。
そこで、既製品のカーテンを3枚使ってみると良いのではと思いました。
ですが3枚になってしまうと、真ん中のカーテンは左右どちらかに寄ってしまうことが多く、そのせいで隙間ができてしまうこともあるのです。
通常カーテンの両端は固定されていることが多く、引っ張るだけでしっかりと閉めることができますが、それが難しくなってしまいます。
カーテンを開けたい時も真ん中のカーテンをどちらかに寄せる必要があるため、窓が開けづらくなってしまうという可能性があります。
カーテンレールのランナーの数が足りない可能性がある
カーテンレールに付いているランナーの数が足りない、という可能性もあります。
レールに付いているランナーとは、カーテンのフックを取り付ける部分のことです。
物件によって数は変わるので、窓が大きいからといって多く付けられているとは限りません。
引っ越しの内見の時は、なかなかカーテンレールまで確認しないですよね。
私は築年数が古いですが、中をリフォームしている物件に引っ越したことがありました。
内見の時には割とキレイだと思って引っ越して来て、カーテンレールとランナーのボロボロ具合に本当に驚きました!
特にランナーは壊れてしまったのか数が少なく、フックを繋げられない箇所がいくつかありました。
ランナーが少ないと、カーテンをしっかりかけられず、だらんとした印象になってしまいます。
ランナーの数が少ないとカーテンを3枚取り付けるということは難しいので、3枚購入する前に一度カーテンレールを確認してみましょう。
既製品3枚を購入するならイージーオーダーもおすすめ
カーテンの既製品を3枚購入するなら、サイズに合わせたイージーオーダーのカーテンを2枚購入するのもおすすめですよ。
カーテンにはフルオーダーとイージーオーダー、そして既製品があります。
フルオーダーは細かいサイズやデザインだけでなく、糸の色や裁縫の方法まで選ぶことができます。
イージーオーダーのカーテンはサイズも一定の単位の中から選んだり、糸の色は指定できなかったりと、価格重視の設定になっています。
既製品のカーテンを3枚購入するなら、イージーオーダーのカーテンを2枚購入するのと大きく価格が変わらないということがあるんです。
大きく価格が変わらないのであれば、やっぱり窓の幅に合わせたカーテンを購入するのが安心できますよ。
価格が安いイージーオーダーのお店を探してみるのをおすすめします♪
やっぱり3枚使いたいという時のカーテンの選び方
カーテンを3枚使うことをあまりおすすめしてきませんでしたが、それでもやっぱり3枚使いたいという時は、カーテンの選び方を気をつけると良いですよ。
3枚全てを新たに購入するなら商品を統一できますが、いま持っているカーテンを使いたいという時は追加で1〜2枚購入しなければならないですよね。
もちろん同じ商品が手に入るなら、同じ商品の購入をおすすめします。
でも廃盤になっていたり、どこで買ったか忘れてしまったりということも多いですよね。
そんな時は、できるだけ素材が似ているカーテンを買いましょう。
追加で購入する時は色や柄を気をつけてしまいがちですが、素材を揃えることがおすすめです。
- 天然素材・・・綿(コットン)、麻(リネン)、毛(ウール)、絹(シルク)
- 化学繊維・・・ポリエステル、レーヨン、アクリル、ナイロン
素材が1枚だけ全く違うとなると、違和感が出てしまいます。
逆に綿や麻などの天然素材で統一すれば、色が違うカーテンをアクセントに取り入れても馴染みやすいですよ。
カーテンの幅が足りない時の対処法4選を紹介!

カーテンの幅が足りない時は、カーテンを増やす以外にもおすすめの対処法があります。
持っているカーテンの幅が少し足りないという時に使えますよ。
カーテンのドレープ部分をほどいて幅を広げよう
ドレープ部分をほどくことで、カーテンの幅を広げるという対処法があります。
ドレープとは、カーテンの上の部分にあるいくつかのヒダが重なっているところです。
ドレープ部分が2つ山になっているカーテンや、3つ山になっているカーテンがあります。
裁縫が得意なら、3つ山をほどいて2つ山に縫い直すのもおすすめです。
その場合は、ドレープ部分が非常に固いカーテンもありますので、縫い直すことができそうかほどく前に触って確認してみましょう。
裁縫なんてできないというあなたも、いくつかのドレープをほどくだけで幅を広げることができますよ。
端の方をほどいてしまうとカーテンが垂れ下がってしまいますので、間の部分をバランスを見てほどいていきましょう。
観葉植物や家具を置くと自然に隠すことができる
個人的にすごく良いな!と思ったのが、観葉植物や家具を置いてカーテンの幅が足りないところを隠す対処法です。
ベランダに続くような大きい窓なら、葉が広い大きめの鉢に植えられた観葉植物を置くと自然に隠すことができます。
小さめの窓に観葉植物を吊り下げれば、カフェのような雰囲気になりますね。
隠したいサイズにあった植物を選ぶことができ、インテリアとしておしゃれ度もアップするのですごくおすすめです!
模様替えや引っ越しをする時に邪魔にならないのも良いですよね。
同じように家具を置いてみることでも、自然に隠すことができます。
少しの幅が足りないなら小さい棚を置いてみる、大きな幅ならパソコンデスクを置いてみるのも良いですよ。
実は私、丈が合わないカーテンを今も使っているんです。
カーテンの前にちょうど同じ幅のソファを置いて丈が合わないことを隠していますが、なかなか気づかれないですよ。
ふさぐのが難しい窓もありますが、窓がたくさんある物件なら植物や家具を置いてみるのも良いですよね。
ブラインドやすだれやタペストリーを取り付ける
カーテンの幅が足りないところにブラインドやすだれ、タペストリーを取り付けるのもおすすめです。
ブラインドはカーテンの内側に取り付ければ、外からの目隠しや遮光にもなります。
すだれはカーテンの内側に取り付けることもできますし、窓の外に取り付けることもできますよ。
すだれはホームセンターや100均で比較的安い価格で販売されているので、手軽に購入できるのも嬉しいですね。
ほかにもタペストリーという、壁に飾るおしゃれな布はご存じでしょうか?
カーテンの幅が足りないところに飾ることで、インテリアの一部のようにおしゃれに隠すことができます。
タペストリーはデザインがたくさんあるので、お部屋の雰囲気に合わせたお気に入りの商品をきっと見つけられますよ♪
部屋の間仕切りにも使えるロールスクリーンタイプも、楽に開け閉めすることができるのでおすすめです。
余っている布やカーテンを縫い付けてリメイクする
余っている布やカーテンを縫い付けて、持っているカーテンをリメイクする対処法もありますよ。
汚れてしまって使わなくなったマルチカバーや、捨てようか悩んでいるカーテンを持っていませんか?
それを使いたいカーテンの縁に縫い付けるだけで、簡単に幅を広げることができます。
レースを縫い付けるのも、おしゃれだと思います。
縁から違う色やデザインの布がチラッと見えるのは可愛いですよ♪
いまは小さめのカーテンなら、なんと100均で300~500円の商品として販売されています。
新しいカーテンを買うことを考えれば、幅が足りない部分に縫い付けるために100均で購入できるのはとってもお得ですよね。
カーテンの幅が足りないとならないように工夫して選ぶ

カーテンの幅が足りないとならないようにするために、採寸した幅から余裕を持って最適なサイズを選ぶように工夫することをおすすめします。
カーテンを買い替えるなら、窓のサイズを測ってしまいがちですよね?
でも実はカーテンレールの寸法を測ることで、最適な幅のカーテンを選ぶことができるといわれています。
カーテンレールの寸法を測ったら、更にひと工夫してみましょう。
カーテンレールの幅に、約5%足した数字が最適な幅のカーテンサイズだといわれています。
カーテンレールの寸法×1.05=最適な幅のカーテンサイズ
ちなみに、最近では洗えるカーテンも増えてきていますよね。
気をつけたいのは天然素材の綿や麻などのカーテンです。
天然素材の綿や麻などのカーテンは、洗濯した時に思った以上に縮んでしまいます。
買った時は最適なサイズでも、幅が足りないカーテンになってしまう可能性があります。
天然素材を選ぶ時は、10%程度足した幅を選ぶように工夫することで対処できますよ。
私は麻の洋服が好きで良く買っていましたが、洗濯するたびに縮んでしまうので買うのを控えるようになってしまいました。
洋服であんなに縮んでしまうなら、面積が広いカーテンはなおさら心配になってしまいますよね。
そして縮むこと以外にも、カーテンの幅は足りないよりはあまるくらいが良いといわれています。
少し余裕があることで、開け閉めする時もスムーズにできるようになりますよ。
そして幅に余裕があると、カーテンのひだもキレイに出すことができます。
ひだがキレイに出た方が、カーテンの高級感も増すといわれているんです!
次にカーテンを買い替える時の参考にしてみてくださいね。
まとめ

- カーテンの幅が足りない時に3枚使うのは左右均等に閉めるのが難しい、レールのランナーの数が足りないかもしれないなどの問題点があるため、あまりおすすめできない
- カーテンの既製品を3枚購入するなら、イージーオーダーのカーテンを2枚購入するのと価格があまり変わらないことがある
- それでも3枚にするなら同じものを3枚使うか、買い足す時は素材に気をつけて購入しよう
- ドレープ部分をほどく、観葉植物や家具を置くことで、カーテンの幅が足りないところを自然に隠すことができる
- ブラインドやすだれ、タペストリーを取り付けるのもおすすめ
- 余っている布やカーテンを縫い付ければ、持っているカーテンの幅を広げることができる
- カーテンの幅が足りないとならないように、余裕を持って最適なサイズを選ぶように工夫しよう
引っ越しのたびに出てくるカーテンのサイズ問題ですが、新しいカーテンを買う以外にも対処法はたくさんありますよ。
簡単にできるものも多いので、買い替える前に一度試してみてはいかがでしょうか。
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