子供に「塾に行きたくない、めんどくさい」と言われて悩んでいませんか?
家では勉強しない、でも子供は塾を嫌がっている、そんな時どう声をかけるか考えてしまいますよね。
もし、対応を間違えると子供からの信頼を失い、親子関係にヒビが入ってしまう可能性もあります。
塾に行きたくない、めんどくさいと言っている子供に対して怒らず話を聞いてあげることが大切なんです。
めんどくさい、という言葉の裏に塾に行きたくない本当の理由が隠れているかもしれません。
塾に行きたくない理由によってどのように対処するかも変わります。
また、塾以外にも家庭教師など他の方法もあります。塾とどう違うのかメリットデメリットもあわせて紹介しましょう。
大人になってから勉強しておけばよかったと後悔しないために、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
勉強が楽しくないと塾に行ってもなかなか成績が上がりませんよね。読むだけで勉強したくなる本があるんです。
受験大国韓国でベストセラーになった本で、読んだ学生の98%以上が勉強したくなったと答えています。
勉強が面白いと思えるようになる方法が分かりやすく解説されているのでぜひ読んでみてください。

目次
塾に行きたくないめんどくさいと思う原因と対処法

子供が「塾に行きたくない」と言う時は怒らず話を聞き、原因に合わせて対処することが大切です。
子供が塾に行きたがらないのにはちゃんとした理由があります。

そう言っているときもただ勉強に対してやる気がない訳ではない可能性があります。
さまざまな原因があり、その原因によって対処法は変わるので、まずは子供の気持ちを聞くことが大切なんです。
それから、その原因に対してどう対処していくか考えていきましょう。
塾に行きたくないと思ってしまう原因は以下の6つが考えられます。
- 勉強が嫌いで面白くないと感じている
- 集中力が続かず授業が苦痛
- 授業のレベルが難しくわからない
- 友達がいなくてつまらないなどの対人関係
- 部活が忙しく疲れてしまい塾が辛い
- 塾が遠すぎて通うことが大変
勉強が嫌いで面白くないと感じているため塾が苦痛
勉強自体が嫌いで塾に通いたくないと思っている場合は無理に塾に行かせても結果が出ません。
勉強が面白くない理由として「勉強がわからず楽しくない」「ゲームなど勉強より好きな趣味がある」などの理由が考えられます。
<勉強がわからず楽しくない>
勉強がわからず楽しくないと思っている子供に対しては、問題の難易度を下げ、簡単に解ける問題から始めましょう。
いきなり難しい問題を出されても、解けずにモヤモヤして嫌な気持ちになってしまいますよね?
まずは簡単な問題から始めて、問題を解けた時の達成感を味わうと次はもう少し難しい問題に挑戦してみようかな、と意欲が高まります!
<ゲームなど勉強より好きな趣味がある>
みなさんは子供の頃勉強が好きでしたか?大半の人が「いいえ」と答えるのではないでしょうか。
大人は子供に勉強しなさいと言いますが、多くの大人の人は子供の頃勉強が好きではなかったでしょう。
そして「子供の頃勉強しておけばよかった」と後悔しているのです。
だから、みなさんは「勉強しなさい」というのではなく「勉強するとどんな良いことがあるのか、勉強しないとどうして後悔するのか」を子供に話してください。
そうすることで子供自身が自分で考えて行動するようになります。
人から命令されるより自分で決めたことのほうが頑張れるので、子供自身で勉強しようと思えるようになることが重要です。
受験大国韓国でベストセラーになった「勉強が面白くなる瞬間」という本が話題です。
この本を読んだ学生の98%以上が勉強をしたくなった、と答えており各種メディアでもたくさん取り上げられました。
勉強したくなる習慣などわかりやすく解説してくれるのでぜひ読んでみてください♪

集中力が続かず授業が苦痛なので塾に行きたくない
塾の授業で集中力が続かず、通うことが苦痛になっており塾に行きたくないと感じている場合があります。
この場合も、無理して塾に通わせても成績は伸びません。
集中力が短い子供に対しては「1日数問」「1日10分」と勉強する時間を制限してみてください。
そして、短時間であれ集中してできたら褒めてあげてください。
ちゃんと時間内勉強できれば達成感を感じ、勉強へのモチベーションが高まります。
そこから徐々に勉強時間を伸ばしていけば、今より長い時間集中して勉強することができるようになります。

授業のレベルが難しくわからないことがつらい
集団授業の塾は、わからなくても次に進んでしまいます。
基礎がわかっていないのに応用的な問題の解説をされても理解できず、苦しくなってしまうのです。
塾の授業のレベルに合っていない時は塾に相談してみましょう。
レベル別にたくさんのクラスがある塾も多いので別のクラスに移動するなど対処法があります。

そういう場合は塾を変える、家庭教師や個別指導塾にするなども選択肢として良いでしょう。子供にあった塾を選ぶことが大切です!
友達がいなくてつまらないなどの対人関係が原因
塾にはさまざまな学校の生徒がいます。自分と同じ学校の生徒がいない場所や友達がいないことも多々あるでしょう。
学校では授業の合間に友達と話をして気分転換できても、塾ではただ勉強するだけでつまらなく感じてしまうことがあります。
そのため塾の中でも友達を作ることが大切です。友達がいると教えあったり、励ましあったりすることができモチベーションが高まりますよ。
また、友人関係だけでなく、塾の先生と相性が合わないこともあります。
その場合は講師の変更やクラスの移動が可能か聞いてみましょう。
部活が忙しく疲れてしまい塾に行くことが大変
中学生、高校生の大半は部活動をしているでしょう。その部活動との両立が難しく、塾に行くことがめんどくさいと思っているかもしれません。
部活の後に塾に通っている場合、帰りが遅くなってしまい、疲労感が次の日まで残ってしまうことがあります。
そして、疲労が蓄積し、塾へ行くこと自体が苦痛になってしまうのです。
勉強や部活とのバランスについて子供と話し合ってみてください。
塾の頻度を減らしたり、自宅でできるよう家庭教師に変更したり、対処法は他にもあるでしょう。
あなたと、あなたの子供で相談し、お互いが納得する選択をすることが大切です。
勉強だけが全てではなく、部活動での経験も今後の人生に生きてくると思いますよ。
塾が遠すぎて通うことが大変なのでめんどくさい
塾が学校や家から遠いため通うことがめんどくさいと思っていることがあります。
電車で1時間などかかってしまうと帰りが遅くなってしまいます。それに、通う時間がもったいないように感じてしまいますよね。
家と塾の距離感も大切になるので子供と相談してみましょう。
塾に行きたくないと言う時ストレスが溜まっているかも

塾に行きたくないと言われた時、子供自身に相当ストレスが溜まっている可能性があるので注意しましょう。
子供自身も「塾のためにお金を払ってもらっている」ことを理解しています。
行きたくないということ自体に罪悪感を感じてしまっているかもしれません。
そんな時「せっかくお金払っているのに」と怒られてしまったらストレスになってしまいます。
また、あなた自身もストレスになっていませんか?


親の方が神経質になってしまい、ストレスを溜め込んでしまうことがあります。
心に余裕がないと、ついつい子供にきつい言葉をかけてしまいます。
まずはあなたの心をゆっくり落ち着かせましょう♪
塾に行きたくないけど中3で心配な時は他の選択肢も!

子供が受験生の場合「塾に行きたくない」と言われると不安になってしまいますよね。
特に中3は大切な高校受験前です。高校はレベルやカリキュラムがさまざまなので、通う高校で人生が変わると言っても過言ではありません。
しかし、中3は勉強だけでなく部活でも重要な時期です。
3年間の集大成になる大会が控えていたり、後輩のために多くのことを教えたり、部活と塾の両立が大変になってしまいます。
部活に集中したいため、塾に行きたくないと言っているかもしれません。
中3になって部活を頑張りたいけど勉強もしたい、そんな時は塾以外の選択肢もおすすめです。
具体的に塾以外で勉強のサポートをしてくれるものとして以下の3つがあります。
- 家庭教師
- 学習教材
- オンライン学習塾や映像学習
<家庭教師>
家庭教師は自宅で勉強することができ、通う時間がないので子供にとって負担が少なくなるでしょう。
また、個別に勉強を教えてもらえるので塾のような集団授業と違ってわからないところをしっかり理解できるまで教えてもらうことができます。
ただ、自宅で行うので家族も物音など気をつけなければいけなくなります。
<学習教材>
自宅で勉強できる学習教材も塾に通う必要がなく、自宅でできるのでおすすめです。
学習教材は自分のペースで進めることができるので、体調や予定に合わせて勉強することができます。
しかし、自分で計画的に進める必要があるので、自己管理が苦手な人は向いていません。
<オンライン学習塾や映像学習>
オンライン学習塾は自宅でスマホやタブレットを通して塾と同じ授業を受けることができます。
カリキュラムが決まっているので、計画的に勉強が進みます。
しかし、授業中質問することが難しい場合もあり、わからないことがそのままになってしまうこともあります。
塾以外にも勉強をサポートしてくれるサービスを紹介しました。中3は大切な時期です。
部活も勉強も頑張りたい、でも塾は大変だから行きたくない、そう思っているならば無理に行かせる必要はありません。
あまり無理させすぎると心や体が壊れてしまったり、反発し非行に走ったりしてしまうこともあります。
家庭教師などに変更する以外にも塾の頻度を土曜だけに減らしたり、家から近い場所にしたりなど工夫することもできますよ。
これからの人生を後悔しないために部活も勉強も両立できるよう話し合ってみてください♪
まとめ

- 子供が塾に行きたくない、めんどくさいと言った時は怒らず話を聞くことが大切
- 子供が塾に行きたくない、めんどくさいと思う原因として勉強がわからず楽しくない、授業についていけないなど勉強面の問題がある
- 勉強以外にも先生や友達と人間関係がうまくいっていない、部活が忙しく両立できない、塾が遠いので通うことが大変などが原因として考えられる
- 勉強が楽しくない時は簡単な問題から解いて徐々に難易度を上げていくと達成感を感じることができ、意欲が高まる
- 授業についていけない時や先生と相性が悪い時はクラスの移動など対応してくれないか塾に相談してみると良い
- 塾に行きたくないと話すことに罪悪感を感じることもあり、ストレスが溜まっている可能性があるので怒らず話を聞くことが大切
- 親自信がストレスを感じている場合もあるので、まずはあなたの心を落ち着かせることが大切
- 部活との両立や塾が遠くて通うことが大変ならば家庭教師や学習教材、オンライン学習塾や映像学習など塾の他にも勉強をサポートしてくれるサービスがある
子供が「塾に行きたくない、めんどくさい」と言う時の対処法や原因について紹介しました。
就職などでも学歴は重要視され、塾に通う子供が増えています。
しかし、塾に行きたくないと言う子供も少なくありません。無理に通わせても成績が上がらなければ意味はないでしょう。
子供が勉強や塾に対してどう思っているか、なぜ行きたくないのかしっかり話し合い、一番良い選択を考えてみましょう♪
大人になってから勉強すればよかったと後悔していませんか?自分が後悔したから子供には塾に行かせて勉強させたい。
そう思っていても、勉強が楽しくなければ子供にとって苦痛になってしまいます。
この本には勉強が面白くなる方法がたくさん載っています。読めば勉強に対する考え方が変わるかもしれません。
