JCBカードの引き落としに残高が足りない!対処法と使えるサービス

うっかりJCBカードを使いすぎてしまったことや、引き落とし日を忘れていて口座の残高が足りないかもしれない!と慌てた経験はありませんか?

私は大きな金額のボーナス払いを忘れていて、引き落とし日に残高が足りないかもしれないと大慌てした経験があります。

支払いが遅れたらどうしようとドキドキしながら頭をめぐったのは「利息」や「ブラックリスト」という恐怖のワードでした。

私もJCBカードを使っていますが、その経験で知った適切な対処法と、引き落とし日までに使えるJCBならではの使えるサービスをご紹介していきます。

もしいま残高が足りないかもしれないと不安な気持ちでこのページを開いているなら、この記事を読んで慌てずに適切な対処をしていきましょう。

 

 

JCBカードの引き落としに残高が足りない時の対処法

JCBカードの引き落とし日に口座残高が足りない時は、「再引き落とし」を利用するか「銀行振込み」で支払いをするのが適切な対処法になります。

そして支払いをするのが難しい時は、すぐにJCBへ連絡して相談することをおすすめします。

JCBカードの引き落とし日は毎月10日(土日祝なら翌営業日)となっています。

この引き落とし日に口座残高が足りないため引き落としができなかった時は、カードの利用停止や遅延損害金が発生してしまいます。

 

再引き落としを利用して月末までに支払いを済ませよう

JCBカードでは口座残高が足りないため引き落としができなかった時は再引き落としを行っています。

引き落としができなかった数日後に再引き落としを案内するハガキが届きます。

再引き落とし日がいつになるかは登録している金融機関によって異なります。

金融機関別の再引き落とし日
  • 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行・・・月末まで毎営業日
  • みずほ銀行・・・毎月25日
  • ゆうちょ銀行・・・毎月26日
  • その他の銀行・・・公式サイトで確認が可能

毎月の再引き落とし日が指定されている金融機関は、念のため前日までに口座にお金を入れておくことで安心できますよ。

JCBが再引き落としを確認できてからカードが使用できるようになるまで、3〜4日程度はかかると言われています。

再引き落としまでの遅延損害金は発生しますが、振込み手数料がかからないというメリットがあります。

他のカード会社では再引き落としを行っていないところもあるので、JCBならではの親切な機能だと思います!

 

少しでも早く対処をしたいなら銀行振込みをしよう

支払いの期日が遅れてしまいカードが利用停止になってしまった時に、少しでも早くカードを復活させたいなら銀行振込みをしましょう。

すぐに銀行振込みをすることで、支払いが遅れた日数分発生する遅延損害金を低く抑えられます。

銀行振込みをする時はJCBインフォメーションセンターへ電話して振込先や振込金額を確認しましょう。

  • 東京 0422-76-1700
  • 大阪 06-6941-1700
  • 福岡 092-712-4450
  • 札幌 011-271-1411

受付時間 9時~17時 年中無休、年末年始を除く 

カード番号などを確認されるため、お手元にJCBカードとメモを準備してから電話することをおすすめします。

ATMから振込みができますが、振込手数料は自己負担になるのでお支払いの時には気をつけて下さいね。

こちらも振込みをしてから3〜4日程度でカードが使用できるようになります。

遅れていることが気になって再引き落とし日まで待てない、というあなたは銀行振込みが安心できますね。

 

支払いをするのが難しい時はJCBへ相談しよう

カードを使い過ぎてしまい手元のお金が足りない、臨時出費があり支払いができなくなってしまった、というあなたはすぐにJCBインフォメーションセンターへ電話しましょう。

  • 東京 0422-76-1700
  • 大阪 06-6941-1700
  • 福岡 092-712-4450
  • 札幌 011-271-1411

受付時間 9時~17時 年中無休、年末年始を除く 

オペレーターに正直に事情を説明すれば相談に乗ってもらえます。

遅れそうだと事前に分かった時は、その時点で電話しておくこともおすすめします。

カードが止まっても良いから支払える時に連絡しよう、というのはあまりおすすめできません。

支払いが遅れた日数によっては今後数年間に影響してくる可能性がありますよ。

誰にでも失敗はあるので一度は引き落とし日を忘れてしまうことがあると思います。

うっかり失敗してしまっても、支払う意思を示すことで少しでも信用を落としてしまうことを避けましょう。

 

 

JCB引き落とし日は変更できないが金額は変えられる

JCBカードの引き落とし日は毎月10日(土日祝なら翌営業日)と決まっていて、引き落とし日を変更することはできませんが、実は支払い金額は変えられるんです!

今月の支払い金額が足りないかもしれない、と思った時にリボ払いや分割払いに変更、または最長6ヶ月支払いを延長できるショッピングスキップ払いを利用することができます。

JCBの会員専用WEBサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」のサイトか、電話での手続きで申し込みをしましょう。

ちなみにこちらのMyJCBのサービスは、支払い金額の確認や各種手続きがWEB上でできてしまうのでJCBカードをご利用しているあなたはぜひ登録してみてください。

ネットでMyJCBと検索して新規登録するだけなので簡単に利用できますよ!

支払いを分割払いへ変更する時は、手数料のかからない2回払いには変更できず、手数料の発生するリボ払いか3回以上の分割払いへの変更になります。

ショッピングスキップ払いは、1回払いで購入したものの支払いを最長6ヶ月延長することができます。

ショッピングスキップ払いはデメリットもいくつかあるので確認して申し込みすることをおすすめします。

ショッピングスキップ払いのデメリット
  • スキップ払いにしたいものを選んで1件ずつ登録していく必要がある
  • カード年会費、電子マネーのチャージ、一部加盟店ではスキップ払いが利用できないものがある
  • 1回払いなら本来手数料はかからないが、スキップ払いした期間分手数料が発生する
  • 一度決めたスキップ払いの期間を変更や再延長することはできない

もちろんデメリットもありますが、私はJCBならではの親切なサービスだと思います。

支払いが遅れて遅延損害金を支払うよりは、こちらのサービスを利用する方が信用も失われず安心できると言えるでしょう。

ただ、こちらのサービスは支払い期日ギリギリにいきなり変更するということはできず、申し込み期限が引き落とし日の5営業日前までと決まっています。

今月の引き落とし日が10日なら、土日を挟んで大体7日ほど前の3日前後が変更手続きの締め切りとなります。

一部金融機関では申し込み期限が異なりますので、あなたが登録している金融機関が下記に含まれていたら公式サイトで申し込み期限を確認してみてくださいね。

あおぞら銀行、新生銀行、信用金庫、信用組合、農業協同組合、生協、証券口座、農林中央金庫、信用漁業協同組合連合会、信用農業協同組合連合会

ギリギリでの変更はできないので、支払い金額が確定後すぐに確認することでうまく活用できるサービスだと思います。

 

 

JCBカードの引き落とし時間は金融機関で異なる

JCBカードは毎月10日に引き落としされますが、引き落としされる時間はJCB側ではなく金融機関によって異なります。

前日までに口座に入金することが推奨されていますが、どうしても忙しくて入金ができずに当日入金に行くこともありますよね。

窓口が15時に閉まるところも多いので、それ以降の時間に入金すると引き落としされないのかな?と不安に思うかもしれません。

金融機関によって早朝に引き落としをするところもあれば、午前、午後と2回に分けて引き落としをするところなどさまざまです。

これは同じ金融機関の支店によっても異なってきます。

当日午後からしか行くことができないなど不安な時には、あなたの登録している支店へ電話で確認してみましょう。

私はズボラなタイプなので、実は当日入金を3店舗で行ったことがあります。

地方銀行と信用金庫は入金後すぐに記帳すると、すでに引き落としが完了していました。

ゆうちょ銀行は15時頃に入金してすぐに数回記帳しましたが引き落としがされませんでした。

でも、翌日記帳してみるとしっかり引き落とされていましたよ。

これは私の経験談ですので、各地域の信用金庫やゆうちょ銀行でもJCBの引き落とし時間は異なってくると思います。

少しでも不安がある時は支店へ電話して確認してみましょう。

 

 

JCB支払い日に引き落としできなかったらどうなるか

JCBカードの支払い日に引き落としできなかった時は、数日間の遅れならカードの利用停止と遅延損害金が発生します。

そしてそれ以上の遅れなら、最悪の場合ブラックリストとして登録されてしまう可能性があります。

将来のマイカーやマイホーム購入時にローンが組めなくなってしまう可能性もあるので、最悪の事態になる前に対処していきましょう。

 

JCBカードの利用停止と遅延損害金の発生

JCBカードの支払い日に引き落としできなかった時、一番最初に起きるのがカードの利用停止と遅延損害金の発生です。

うっかり口座にお金を入れ忘れていて、買い物をしようとした時にカードが使えなくなって気づく方もいるのではないでしょうか?

カードが利用停止されてしまうと、再引き落としや銀行振込みで支払いを完了してもカードが使用できるようになるまで3〜4日かかります。

また、引き落としできなかった翌日から入金した日まで遅延損害金が発生します。

遅延損害金の計算方法

元金×利率÷365日×支払い期日後経過日数

利率といえば銀行預金の金利などでよく聞きますが、ここでいう利率は支払いが遅れた時にかかる遅延損害金利率のことになります。

この遅延損害金利率はカード会社や支払い方法によっても異なります。

例えばJCBのショッピング1回払いなら年14.60%と決まっています。

50,000円の商品を1回払いで購入して、30日間支払いが遅れてしまったら600円の遅延損害金が発生することになるんです。

そしてこの遅延損害金は、翌々月以降の支払い日にその時の利用額と一緒に引き落としされます。

この金額を高いと思うか安いと思うかはあなた次第ですが、600円あればちょっとした外食もできるので主婦としてはもったいないと思います!

 

JCBカードの限度額の減額や強制解約

JCBカードの支払いが遅れてしまうと、使用できる限度額の減額や強制解約されてしまうことがあります。

公共料金や家賃の支払いをカード払いにしている人は、限度額を減額されてしまうとショッピングにカードをあまり使えなくなってしまうなどの影響が出てしまいます。

また約3ヶ月ほど支払いをせず、JCBからの連絡も無視するような返済の意思を見せない不誠実な態度をとってしまうと、カードの強制解約をされてしまうこともあります。

一度強制解約をされてしまうと、今後JCBカードを作ることは難しくなってしまいます。

便利で親切なサービスがあるJCBカードを二度と使えなくなってしまうかもしれないなんて悲しいですよね。

 

信用情報機関に支払いが遅れた記録が残ってしまう

1ヶ月未満程度の遅れならブラックリストとして登録されることはありませんが、指定信用情報機関(CIC)や日本信用情報機関(JICC)に記録はされます。

例え数日でも「支払いが遅れた」という記録は残ってしまうのです。

そしてこの信用情報機関の情報は他のカード会社も見ることできます。

これから他社のクレジットカードを作ろうとした時や、ローンを組もうとした時に、審査に影響が出てしまう可能性があります。

数日間の遅れなら遅延損害金を払えば大丈夫、と思ってしまうと今後の生活に影響が出てしまうかもしれないので、支払い期日は基本的に守るようにしたいですね。

そして支払い期日より61日以上から3ヶ月遅れてしまうと、信用情報機関に金融事故情報として登録されてしまい、いわゆるブラックリスト登録となってしまいます。

ブラックリストとして登録されてしまうデメリットは大きいです。

ブラックリストとして登録されるデメリット
  • 新規のクレジットカードが作れない、今使用している他社のクレジットカードも更新のタイミングなどで使用できなくなる可能性がある
  • 車や家を含む多くのローンが組めない
  • ETCカードが作れない
  • 銀行だけでなく消費者金融からもお金を借りることができない

最近ではiPhoneの購入時も分割払いを希望した場合、携帯会社が審査を行いますよね。

大きな買い物をする時に一括現金でしか買えないというのは想像以上に大変だと思います。

 

 

JCBカード引き落とし日の残高不足には気をつけよう

JCBカードの引き落とし日に残高が足りないかもしれないと分かったら、事前に便利なサービスを活用するなどして、できるだけ残高不足にならないように気をつけましょう。

私も一度引き落とし日に大慌てした経験から、MyJCBをこまめにチェックするようにして、使い過ぎやうっかりミスをしないように気をつけるようになりました。

経験上GWや年末年始の連休でいくつかの引き落としが重なってしまう時も、引き落とし日を気をつけて確認することをおすすめします!

もし残高不足で引き落としができなかったら、再引き落としや銀行振込みで対処することができます。

ですが、何度も繰り返してしまうと信用情報機関に記録が残ってしまうほか、支払いをしてもカードの利用ができなくなる可能性があります。

誰でも一度はうっかりミスをすることもありますが、再引き落としや銀行振込みはあくまでもミスをしてしまった時の対処法として考えましょう。

手元のお金が減らないので、ついついクレジットカードは使い過ぎてしまいますよね。

でも、残高不足に注意して上手く使うことができれば、ポイントやマイルを貯めることができてとってもお得です!

私はJCBのカードで貯めたマイルで何度か旅行に行っています。

JCBカードを使っていて良かった!と思う瞬間ですよ。

 

 

まとめ

  • JCBカードの引き落とし日に残高が足りない時は、再引き落としか銀行振込みで支払いをしよう
  • JCBカードは引き落とし日を変更することはできないが、リボ払いや分割払い、ショッピングスキップ払いで支払い金額を変えることはできる
  • JCBカードの引き落とし時間は金融機関によって異なるため、不安がある時は金融機関の支店へ電話して確認してみよう
  • 引き落とし日に残高が足りない時は、カードの利用停止や遅延損害金の発生、信用情報機関に記録が残るなどさまざまな影響が出る
  • できるだけ残高不足にならないように気をつけて、JCBカードのお得なサービスを利用しよう

うっかりJCBカードを使いすぎてしまった、支払い日に残高が足りないかもしれない、ということがあなたにも起きるかもしれません。

でも、そんな時は慌てず適切な対処をしましょう。

そしてあなたの大切な信用情報を傷つけないためにも、事前に使える金額変更やスキップ払いのサービスを利用しましょう。

引き落とし日の残高不足さえ気をつければ、とっても便利なJCBカードです。

これからもお得に、そして大切に使って行きたいですね♪

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