医療脱毛は5回で足りない可能性はある?自分でできる対策も教えます!

医療脱毛を提供するほとんどのクリニックが5回前後のコースを用意しているのをご存じでしょうか?

医療脱毛は5回で足りない可能性はあるのか、不安になる方もいらっしゃるかと思います。

知り合いやネットの口コミなどで足りないという話も聞いたことがあるのではないでしょうか。

実際、医療脱毛を5回するだけで満足する方が多いです。しかし、完璧な無毛にしたい!と考えているのであれば、足りない可能性もあります。

また、脱毛する部位などによっても5回で足りない場合が出てきます。

5回で足りないかもと思っていても、肌の状態をよくすることで、医療脱毛を5回で完結する可能性もありますよ。

医療脱毛を5回受けて足りない可能性があるのか、5回で終わらせるために何ができるか、詳しく解説していきます。

医療脱毛は5回で足りないかもしれない?それはなぜ?

ほとんどの方が医療脱毛を5回すると満足できます。

医療脱毛を5回受けることで毛はほとんどなくなり、細くなります。気にならなくなる方が多いため、5回で終了する場合が多いです。

医療脱毛を検討してクリニックを調べてみると、5〜6回のコースを用意しているクリニックが多いことに気づいたかと思います。

それは、ほとんどの人が医療脱毛を5回することで満足するからです。

しかし、一方で5回では足りない場合もあります。医療脱毛が5回以上必要になる場合は次のことが考えられます。

医療脱毛が5回以上必要になる場合
  • 完璧なツルツル肌にしてほしい
  • 痛みに対する耐性や肌の状態などの個人差がある
  • うぶ毛が多い顔や背中の医療脱毛
  • 毛周期が緩やかで痛みを感じやすいVIOの医療脱毛
  • 副作用である剛毛化や増毛化の出現

例えば、うぶ毛もない完全な無毛を目指すのならば5回では足りません。

痛みに対する耐性や肌の色、乾燥肌などの状態によっても5回では足りない場合が出てきます。

また、脱毛する部位によっても5回では足りない場合があります。

うぶ毛の多い顔や背中や、毛の生え変わりの周期が遅く痛みを感じやすいVIOなどは5回で足りない可能性がある部位になります。

医療脱毛の副作用によって剛毛化や増毛化する場合も5回以上の医療脱毛が必要になってきます。

医療脱毛はある程度痛みを伴うので、できるだけ5回で終わらせたいですよね。5回で終わりそうか、セルフチェックしてみましょう。

完璧なツルツル肌にしてほしい場合

1本の毛もない完璧なツルツル肌を目指す場合は5回で足りない可能性が高いです。

医療脱毛を3回ほど受けていくとだんだん毛が細くなり、医療脱毛の効果を実感するでしょう。

5回医療脱毛を受けることでさらに気にならないほどの効果を得られます。

しかし、完璧な無毛になるわけではありません。うぶ毛もないほどのツルツル肌を手に入れたいのであれば5回以上の医療脱毛が必要になってきます。

痛みに対する耐性や肌の状態による個人差がある場合

レーザー照射を弱くする場合、5回以上の医療脱毛になる可能性が高くなります。

医療脱毛には痛みがつきものです。そして、痛みに対する耐性には個人差があります。

痛みが強い場合は無理をせずに施術を担当する人に伝えましょう。レーザー照射の強さを弱めてくれます。

しかし、1回の効果が小さくなるため5回以上の医療脱毛が必要になってくる可能性があります。

また、肌の乾燥具合や肌の色などの個人差によってはレーザー照射を弱くする必要があります。

その場合も5回では足りなくなる可能性が出てきます。

うぶ毛の多い顔や背中を医療脱毛する場合

うぶ毛が多い顔や背中は5回以上の医療脱毛が必要になることが多いです。

医療脱毛は毛根の黒い部分がレーザーに反応することで脱毛していきます。

うぶ毛はもともと毛が細く薄いためレーザー照射しても効果が出にくくなります。

さらに、毛が生えかわる周期を示す毛周期が速いため、ちょうど毛がない周期に医療脱毛の予定が入ってしまうと脱毛の意味がなくなってしまいます。

そのため、うぶ毛の多い顔や背中の脱毛は5回以上の医療脱毛が必要になる可能性が高いです。

毛周期が遅く痛みを感じやすいVIOを医療脱毛する場合

VIOの医療脱毛は5回以上必要になることが多いです。

VIOは他の部位に比べて毛周期が緩やかになります。そのため、一度毛が抜けてしまうと生えそろうまでに時間がかかります。

そのタイミングでレーザー照射を行った場合、脱毛の効果はありません。

また、VIOは痛みを感じやすい部位です。痛みを感じやすいためレーザーの出力を弱くする必要があります。

レーザー照射のタイミングがずれやすく、出力を弱くすることが多いため、5回以上の医療脱毛が必要になることが多くなります。

副作用により剛毛化や増毛化してしまった場合

まれに医療脱毛の副作用である剛毛化や増毛化で5回以上施術が必要になる場合があります。

医療脱毛のリスクの一つとして、毛が太くなってしまう剛毛化や、毛が増えてしまう増毛化があります。

はっきりと解明されていませんが、レーザー照射により毛根周りの血行が良くなることで剛毛化や増毛化が起きてしまうと考えられています。

剛毛化や増毛化は医療脱毛を続けることで解消されるのでご安心ください。しかし、5回で終わらせることは難しいでしょう。

医療脱毛5回の効果を最も引き出すためにできること

医療脱毛を5回で効果を最大限引き出すために自分でできることがあります。

それは、毛を抜かないこと、日焼けに注意すること、保湿をすることの3点です。

医療脱毛は5回で効果を実感でき、満足する方が多いです。しかし、5回では満足できずに追加で医療脱毛をする場合もあると説明しました。

もし、ケアをしっかりしていたら5回で効果を実感し、完結できるかもしれません。

私も5回以上施術をしてことがあるので、この注意事項は早く知っておきたかったと思いました。

自分でできるケアはしっかりやって医療脱毛の効果を最大限引き出しましょう。

毛抜きではなくシェービングをする

医療脱毛をする準備として、レーザー照射の効果を損なわないように毛抜きではなく、シェービングするようにしましょう。

医療脱毛はレーザーが毛根にある毛を作る細胞を破壊する仕組みになっています。

そのため、毛抜きをしてしまうと毛と一緒に毛根が抜けてしまうので、レーザーの効果を得られません。

医療脱毛をするのであれば毛抜きではなく、シェービングで除毛しましょう。

日焼けをしないように対策をする

日焼けをすると、レーザーの威力を落として施術する必要があるため、日焼け対策をしっかりしましょう。

日焼けをして時間がたつと黒くなりますよね。日焼けによってメラニンが作られ皮膚は黒くなります。

医療脱毛のレーザーはメラニンの黒い細胞にも反応してしまいます。そのため日焼けをした肌へ当てるレーザーの威力を弱める必要があります。

レーザーを弱くした分医療脱毛の回数を増やさなくてはいけないため、5回以上の医療脱毛が必要になる可能性が高いです。

日焼けしやすい顔や手足の日焼け止め対策はしっかり行いましょう。

ローションやクリームで保湿をしっかりする

保湿されていない乾燥した肌では痛みを感じやすかったり、施術後の回復が遅かったりします。

乾燥肌の方も医療脱毛は受けられますが、保湿された肌に比べ痛みを感じやすい傾向があるようです。

痛みを感じる場合はレーザーを弱くする必要があります。その分回数を増やさないといけませんね。

また、医療脱毛後は肌が熱を持ち日焼けをしている状態に似ています。そのため、もともと乾燥肌の人は施術後の回復がさらに遅くなります。

本当の日焼けのように黒くなることはありませんが、次の施術ではさらに痛みを感じるようになる可能性もあるでしょう。

医療脱毛中は乾燥に注意して、ローションやクリームなどでしっかり保湿することで痛みを軽減しましょう。

医療脱毛を5回コースから設定するのはなぜか?

毛周期を考慮し、1回の医療脱毛で20%の脱毛が可能と考え5回コースから案内するクリニックが多いです。

式で表すと、20%×5回=100%となります。あくまで理論上ですが、ほとんどの方が5回コースで満足する結果を得られるそうです。

毛周期とは成長期、退行期、休止期からなる毛の生えかわりを表した時期です。

成長期は毛が生える時期です。退行期は毛が生え終わり細くなり抜け落ちるまでの時期を指します。休止期は毛が生えておらず毛穴がお休みしている時期になります。

レーザーを当てて効果があるのは、毛と毛を作る細胞がくっついている成長期の毛だけです。

毛の成長期を見分けることはできませんが、各部位によって毛周期が違い、どれくらいのスパンなのかがわかっています。

そのため、各部位や毛の細さなどを考慮してスケジュールを組むことが可能になってきました。

〈部位別の毛周期〉

部位成長期退行期+休止期
1~2ヶ月2ヶ月
3~4ヶ月3~4ヶ月
ワキ3~5ヶ月3~5ヶ月
VIO1~2年1年
ヒザ上4~5ヶ月4~5ヶ月
ヒザ下3~4ヶ月3~4ヶ月

たとえば、ワキ毛の成長期は3〜5ヶ月、退行期と休止期を併せて3〜5か月と言われており、比較的速い周期です。

一方VIOは成長期が1〜2年、退行期と休止期が1年と毛周期が1周するのに2〜3年かかります。

医療脱毛をするときは、各部位の毛周期を考慮してスケジュールを組んでいきます。

先ほど説明したとおり、その毛が成長期なのか、退行期なのか区別はつきません。

しかし、1回のレーザー照射で約20%の脱毛が可能だということがわかっています。

そして、毛周期に合わせてレーザー照射をすることで100%に近い脱毛が可能と考えられます。

何で5回コースから始めるんだろうと疑問に思っていましたがきちんと理論があるんですね。

部位に合わせたスケジューリングができるようになったことと、1回あたり20%の脱毛ができるから5回コースで足りることになります。

医療脱毛をする前にはカウンセリングがあると思うので、脱毛する場所と毛周期に合わせたスケジューリングについて聞いてみましょう。

医療脱毛5回で終わらない場合の対応を確認しておこう

医療脱毛が5回で終わらない場合、クリニックによって対応が変わってくるのでしっかり確認しましょう。

医療脱毛を5回やったけどまだ満足いく結果が得られない場合は追加の医療脱毛が必要になります。

クリニックによっては3回から追加できるところや、同じコースを繰り返す必要があるところなど色々あります。

最初の5回と料金が変わる場合もあるので、施術前のカウンセリングでしっかり聞いておきましょう。

また、医療脱毛の副作用である剛毛化や増毛化が起きた場合、5回の施術で終わらないことが多くなるでしょう。

副作用に対する保証があるクリニックもあるので、確認しておくといいですね。

剛毛化や増毛化のリスクなどは自分で聞かないと説明してくれないかもしれないので、しっかり聞いた方がいいと思います。

医療脱毛は5回で終わらない場合があるので、その時どうするのかクリニックによって対応が違うため確認するようにしましょう。

まとめ

  • 医療脱毛を5回することで満足するケースが多いが、完璧な無毛を目指すのであれば5回では足りない場合が多い
  • うぶ毛が多い顔や背中の脱毛、痛みを感じやすいVIOの脱毛、医療脱毛の副作用が出た場合は5回のでは足りない場合が多い
  • 医療脱毛中の注意事項は毛抜きをしない、日焼けに注意する、乾燥に注意するの3点
  • 医療脱毛が5回で足りない場合や副作用が出た場合の対応を確認しておく

多くの方は医療脱毛を5回することで満足する効果を得ることができるでしょう。

しかし、完璧な無毛にしたい場合や脱毛を希望する部位、肌の状態によっては5回では足りない場合もあります。

また、できるだけ5回で終わらせるように、毛抜きは厳禁です。また、医療脱毛中の日焼け対策や保湿はしっかり行い、乾燥には注意しましょう。

医療脱毛をする前のカウンセリングで疑問はしっかり解決しておきましょう。

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