保育園に預けようとするあなたの就労時間が月120時間に足りない場合、短時間保育になってしまうことを知っていますか?
短時間保育は預けられる時間に制限があり延長料金がかかるケースもあります。
私も以前保育園申請のときに120時間に足りなかったために短時間保育の認定を受けたことがあります。
朝は職場に着くのがぎりぎりで、お迎えも遅れて延長料金がかかってしまう…。そんな苦しい1年でした。
保育園の申請で就労が120時間に足りないのはどんな時?どう対処すればいいの?120時間をカウントする計算方法は?

いいえ、そんな事はないのです。保育園の申請で120時間に足りない時、短時間保育にならないための解決方法もありますのであなたもこの記事を読んで解決してくださいね。
目次
保育園に預けたいけど120時間に足りないときの対処法

保育園に預ける申請で就労時間が月に120時間に足りないと標準時間保育としてもらえないことは、もうわかっていますよね。
ではその就労時間が120時間に足りないとなってしまったときは、具体的にどうすればいいのでしょうか?
保育園申請で120時間に足りないと感じるときは、まず休憩時間や通勤時間が保育園申請の就労時間に含まれるのか確認してみましょう。
自治体によって違いがありますので、あなたのお住まいの地域でのきちんとした計算方法を確認して計算し直しましょう。
それをしただけでちゃんと120時間を超えていたということもありますよ。
それでも120時間に足りないとなってしまったときの対処法ももちろんありますからね。一緒に見ていきましょう。
就労時間は実働時間?休憩時間はどうなる?
就労時間は、休憩時間も含んで計算してくれる自治体もあるのです。例えば、9時から17時の週5日で働いている人がいるとします。
月平均22日出勤で176時間になりますから、120時間を超えることが十分にできていますね。この時間での勤務ですと週4日でも超えることができるでしょうね。
まずはあなたのお住まいの自治体はこの計算方法なのかどうか調べてみてください。
休憩時間を含んで計算してくれる自治体ならば、一度この計算方法であなたの就労時間を計算しなおしてみましょう。たったこれだけで問題が解決するかもしれませんよ。
通勤に時間がかかる場合はどうなるのか
通勤時間も休憩時間と同じく就労時間に含まれて計算される自治体も多いようですので、あなたのお住まいの地域はどうなのかしっかりと確認するほうがいいですね。
これは自治体によって一番差が大きくある点かも知れません。
通勤時間も就労時間に含まれるとなると、計算方法はまた全然変わってきますよね。必ず確認してから計算しましょうね。
保育必要量の変更申し立てってなに?
理由があって標準時間保育でないと困ります!というあなたには、保育必要量の変更申し立てというものが申請できることになっています。
急な体調不良などで120時間を超えない月が続いたときや、通勤時間が就労時間に含まれない地域にお住まいの方はこんな方法もあります。
短時間保育の認定になってしまったけど、理由があって標準時間保育じゃないと困るんですという方もこの方法があります。
なぜ標準時間保育でないと困るのかということや、標準時間保育の条件を満たせなかった理由などを申告するのです。
その理由に沿った病院の領収証などももしあるならば、添付資料として一緒に提出することができますよ。
保育園に預けるとき120時間超えで保育標準時間の認定に

保育園に預ける時点であなたの勤務時間が120時間を超えているなら、保育標準時間の認定になりますよ。
認可保育園に子どもを入園させるには、まずあなたの勤務状態の申告が必要となります。
保育園に入れますよという認定がおりる時に、申告したあなたの勤務状態によって標準時間保育か短時間保育のどちらの区分かが決まるのです。
ここでは標準時間保育と短時間保育の違いを表で見ながらおさらいしていきましょう。
標準時間保育 | 短時間保育 | |
延長料金なしで預けられる時間 |
7:00~18:30 | 8:30~16:30 |
必要な就労時間 |
月120時間以上 | 月64時間以上120時間未満 |
保育時間外だと延長料金がかかってしまうので、通勤にかかる時間や仕事が始まる時間を考えて保育園へ子どもを預けなくてはいけません。
この延長料金なしで預けられる時間は働くあなたにとってとても重要なポイントですね。
そしてあなたの就労時間です。120時間の就労を超えるか超えないかによって標準時間保育か短時間保育かが決まるので、この120時間というのは重要な数字ですよね。
施設や自治体によって多少の違いがありますので、あなたのお住まいの自治体や預け先の資料も確認しましょう。
保育園に預けるとき120時間超えるかの計算方法は?

保育園に預ける時、就労時間が120時間を超えるか確認するための計算方法を、具体例と一緒に紹介したいと思います。
知恵袋や相談サイトなどでも、保育園に預けたいけど120時間に足りないかもという相談や、計算方法は?という質問を見かけましたよ。
まずは、ほかの人が保育園の申請で120時間足りないと思ったけど解決できたケースを一つずつ見ながら、きちんとした計算方法をおさらいしてみましょう。
標準保育時間での認定をもらって保育園を利用するために月120時間以上働きたいと言って職場に伝え済みです。
この120時間というのは実働時間ですよね。休憩時間は含みませんか?
10時〜17時までで実働6時間。それを週5日間働く予定ですが120時間に足りない月が出てきそうです。どうすればいいでしょうか?
この人の場合、実働で6時間の勤務だということなので月に最低20日出勤が条件になりますが、後日自治体に確認してみたようです。
この人のお住まいの自治体は休憩時間も含んだ計算方法だったようで、週5日の勤務でもおつりが出てくると喜んでおられました。
先ほど説明した通り、自治体にきちんとした計算方法を確認しただけで120時間に足りない心配をする必要はなくなったようですよ。
次は、こんな質問をしている方もいましたので一緒にみていきましょう。
シフト上では120時間超えているのですが、このところお店が暇なときに早くあがらせられたり、子供の急な病気や私の体調不良があったりが続きました。
その結果、120時間に満たない月がいくつかあります。
このような場合は標準時間から短時間に変更されるのでしょうか?もし短時間に変更されたらどうしようと心配です。
きちんと120時間を超える計算方法で勤務をしていても、子供ってよく風邪をひくものですよね。そして働くお母さんも体調を崩すことだってあります。
毎月120時間以上の勤務をするつもりでいるのに、急に短時間保育に変更されるなんてしたら本当に困ります。
心配になる気持ちはよくわかります、もちろん私もその一人でした。
結局この人は、役所に相談してみると週に4日勤務していれば何の問題もないですよとの回答をいただいたそうです。
月によって曜日の配置などのせいで出勤日数にばらつきがあるのはどなたでも同じですよね。
時間が短くなってしまったとしても週何日以上などと、規定の計算方法を使っている場合もあるんですね。
自治体の決まった計算方法にのっとって、それ以上働いていれば大丈夫ですよというケースが多そうですね。
そのため、あなたのお住まいの地域はどのような計算方法で計算するのか、これをよく確認してみるのがいいですよ。
まとめ

- 保育園に預けたいけど120時間に足りないと感じるなら休憩時間と就労時間を再確認しよう
- 保育園申請で120時間に足りないと感じる時の最終手段は保育必要量申告書を提出すること
- 就労時間が120時間を超えていれば標準時間保育、満たしていなければ短時間保育に分類される
- 標準時間保育は7:00~18:30、短時間保育では8:30~16:30の時間内なら延長料金なしで預けられる
- 保育時間は保育園や自治体によって多少の違いがある
- 自分の住んでいる地域の計算方法をしっかり確認して計算してみることが大切
保育園申請で120時間に足りない時の対処法や計算方法の詳しい説明をしました。
私は一生懸命育児しながら、そしてお仕事も頑張るあなたの味方です。どうかあなたの参考になっていますように。