あなたは子供におもちゃを手作りしたことはありますか?
お子さんがおもちゃに目を輝かせながら、集中している姿は微笑ましいですよね。もし使っているおもちゃがあなたの手作りだったらどうでしょう?
幸せで胸いっぱい、私はカメラ片手に追い回しています。
この幸せを感じるために、何かおもちゃを作ってみせんか?紐通しはそんな第一歩にピッタリです。
何故って、「作るのも簡単で、遊ぶことによるメリットまである」からなのです。
手作りおもちゃなら、振り回して壊れても直せますし、必要な物は身近な100均で買えます。
紐通しは知育玩具として効果があると言われており、お子さんにおすすめです。
手作りに欠かせない材料は、100均で選び放題。さらに紐通しは年齢に合わせたレベルアップも可能で、100均で揃えればリーズナブルですね。
目次
紐通しおもちゃの手作りなら100均材料で作ってみよう!

もしも初めておもちゃを手作りするなら、こちらの紐通しはいかがでしょうか。
材料はいたってシンプル、道具もシンプルですが、お子さんが何度もパターンを変えて遊べる紐通しになっています。材料・道具、全て100均で手に入ります。
- <材料>色画用紙・紐(リボンでも可能)・ストロー(太め)
- <道具>鉛筆・はさみ・穴あけパンチ
- 画用紙に好きな形を3〜4パターンほど描きましょう。(同じものを3〜4枚分)
- 描いた線の内側を切り抜いてください。(内側を切ると鉛筆の線が残らずキレイに仕上がります。)
- 切り抜いた画用紙の好きな位置に、穴あけパンチを使って穴を開けます。
- ストローをお好きな長さにカットしましょう。(あまり長いと通しにくいので、3cmくらいにしました。)
- 紐の片方に穴あけパンチの穴よりも大きなものをくくり付けます。(今回私は余ったストローを使用しました。)
- もう一方はマスキングテープで楊枝(ようじ)などを巻きつけて固めてあげると、通し易くなりますよ。(先がとがらないように、お尻側を使いました。)
ご紹介した紐通しは、2〜3歳向けのおもちゃにちょうどいいと思います。我が家の4歳児は一緒に作ってくれ、出来上がりで遊ぶと「簡単〜。」と言っていました。
それでも、自分が好きな柄で作ったこともあり、何度も通す順番を変えて楽しんでくれましたよ。
おもちゃの手作りは、年齢が上がると一緒に100均で材料を選んだり、作ったりすることも遊びになります。
ちなみに今回使用した100均の10色画用紙はお手軽で使いやすく、シーズンごとの手作り飾り付けでも活躍してくれるので重宝しています。
紐通しのおもちゃの手作り電車が可愛い!子供も夢中!

もう少し凝ったおもちゃを手作りしてみたくなったなら、こちら電車タイプの紐通しが可愛いですよ!子供が窓を貼ったので、ちょっと歪んでますがそこも味です。(笑)
凝ったおもちゃといっても、作り方はとても簡単。なのに見栄えが良いので、お子さんも夢中で遊んでくれること間違いなしです。
紐通しを電車に見立てて繋いでいくおもちゃなのですが、遊び終わったら飾って手作りインテリアにもなるのでオススメです。
もちろん材料も道具も全て100均製です。(どれだけ100均好きなんでしょう私。)
- <材料>シール付きフェルト・ストロー・厚紙・紐
- <道具>はさみ・サインペン
- 欲しい車両の数だけ、シール付きフェルトを【縦6cm×横3cm】にカットします。
- 車両と同じ数分、ストローを3cmに切ってください。
- 厚紙も車両と同じ数の【縦2cm×横3cm】を用意し、サインペンで電車の車輪を下1cmの辺りに描きます。
- シール付きフェルトのシールをはがし、6cmの真ん中にストローを貼り付けます。
- ストローがしっかり中心にくるよう調節しながら、残り1cmのところに車輪の厚紙を乗せて固定します。
- シール付きフェルトを窓のサイズにカットして、出来上がった車両に貼り付けましょう。
紐はつづりひもを使うと通す側の処理が要らないので楽チンです。
反対の端は先頭車両をフェルトで作ってみると、リアルな感じが出て可愛いです。
男の子も女の子も、子供達は電車が大好きですよね。大好きな電車を好きに並べて繋げられる紐通しは、やめてくれないほど集中してくれるはずです。
あなたが手作りしたおもちゃで、お子さんの集中力をアップさせてあげましょう!
紐通しのおもちゃはどうして子供におすすめなの?

紐通しといえば、知育玩具としても注目を集めていますよね。モンテッソーリ教育などにも取り入れられているおすすめのおもちゃです。
まず身体的能力にとって、この穴に紐を通すという手の動きが、巧緻性(こうちせい)いわゆる手先の器用さのアップにつながります。
ご自身でも針に糸を通すときに距離感をはかりながら行いますよね?この、目と手の共同作業を協応運動といいます。
「基本運動」(筋肉をひとつずつ動かす運動)から「協応運動」(複数の運動を同時に行う運動)への転換期の子供にとって、紐通しが良い訓練になっているのです。
次に、紐通しは同じ繰り返しの作業を行うおもちゃですので、根気や集中力を高めることもできます。
また、自分一人で黙々と作業を積み重ねていくため、できあがったときの達成感から自立心も育ちます。
このような効果がたくさんあるため、紐通しは子供におすすめのおもちゃとして紹介されることが多いのだと思います。
私自身も子供の頃から紐通しやビーズ遊びに夢中になって遊んでおり、集中できなくて困った経験があまりありません。
我が家の子供達も、小さい頃から集中して遊び込めていますねと言われることが多く、効果を発揮してくれているのではないかと感じています。
私としては、かなり長いあいだ没頭してくれるので、家事がはかどるという点でもおすすめしたいですね。(笑)
紐通しのおもちゃはいつから使える?

紐通しには2種類あります。ビーズのような穴のあいたパーツに紐を通していくタイプと、穴のあいたボードを縫うように紐を通すタイプです。
年齢によってどんなタイプの紐通しがおすすめかをご紹介していきますね。もちろん100均で手作り可能なものを選んでみました。
紐通しのおもちゃ2歳からのおすすめ
おそらくこの頃から、初めてお子さんへ紐通しのおもちゃを与えたいと考える方が多いのではないかと思います。
まだ2歳の手の動きとしては、ストローは難しいと思います。大きめなパーツを用意してあげましょう。
初めにご紹介した厚紙のパーツを大きくするだけで、2歳のお子さんでも遊べるようになります。
使用する紐も太いものを用意しておくと、2歳の手にも扱いやすいですね。
上手になってきたら、パーツや紐を小さくしたり細くしたりして難易度を上げていきましょう。
紐通しのおもちゃ3歳からのおすすめ
この頃になるとストローが活躍します。先に紹介した電車の紐通しも3歳頃がちょうど良いと思います。
また少し3歳には難しいかもしれませんが、穴あきボードを好きなように通す紐通しも試してみたいところです。
使用する紐はつづりひもや靴紐が100均にありますので、穴が縦横5個ずつくらいになるようボードをカットするだけでできあがりです。
紐通しのおもちゃ4歳からのおすすめ
4歳になったお子さんには100均にビーズがたくさんありますので、そちらを揃えてあげましょう。
テグスにアクセサリーバーツのスティックパーツを結んで紐通しで遊んだら、端を止めてネックレスやブレスレットにしてあげると喜んでくれますよ。
スティックパーツというのは、アクセサリーコーナーにあるこんなパーツです。

穴あきボードタイプも、数枚分カットして紐で離れないように縫っていく遊び方はいかがでしょうか。
2枚のボードを押さえながら紐を通す作業も、4歳頃でしたらちょうど良いと思います。
まとめ

- 紐通しのおもちゃは100均の材料で手作りすることができる。
- 100均で厚紙・ストロー・フェルトを揃えれば、可愛い電車の紐通しが手作りできる。
- 紐通しのおもちゃは手先の器用さや集中力を鍛えることができる。
- 2歳におすすめの紐通しは大きなパーツを用意して手作りしよう。
- 3歳におすすめの紐通しはストローを使ったものや穴あきボードを使ったもの。
- 4歳におすすめの紐通しはビーズ。遊んだ後はおもちゃのネックレスやブレスレットにすると2倍楽しめる。
紐通しの手作りはとても簡単なものが多かったですね。手作り大好きな割に面倒くさがりな私でも、様々なタイプを作ることができました。
お子さんの好みに合わせておもちゃを作れるだけでなく、遊ぶことで色んな効果まであるのも嬉しいです。
まだまだ100均にはたくさんのパーツがありますので、是非あなたオリジナルのおもちゃを作ってみてくださいね!
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