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初詣に行く意味がない?!知れば行きたくなる?初詣の由来と歴史と作法!

あなたは生まれてから何度初詣に行きましたか?数える程?毎年?

初詣は新年になって初めての行事です。家族や恋人とお参りしたりすることでしょう

ですが、心のどこかで「初詣ってなんのために行くの?」とか「初詣行く意味あるの?ないんじゃない?」っと思ってたりしませんか?

私も初詣は行く意味がないと思ってました。だって、神様を見たことないし(当たり前だけど)、家族も無頓着だし。

昔の私みたいに「初詣に行く意味がない」と思ってるあなた!神様への挨拶に意味を求めるのはノンノンですよ。

だけど初詣に行って神様にご挨拶することで、清々しい気分で一年を始まるのは確かです。

 

 

初詣に意味がない?本当のところは?

多分あなたが一番気になってるところですよね。はっきり言います。

あなたが「意味がない」と思っているなら気が向いた時だけお参りに行けばいいのです。

初詣に行ったから必ずご利益がある!というわけではないのですが初詣は気の持ちようだと思って下さい。

そんな気の持ちような初詣ですが、私は大人になって毎年神社に行ってお参りをしています。

あれだけ「意味がない」と思っていた私がですよ?昔の私自身が知ったらちょっとばかりびっくりするでしょう。

昨年も家族一緒に大きな事故もなく過ごせたことへの感謝と、新年を無事に迎えられたことへの挨拶をするのが毎年恒例です。

これが私の初詣に行く意味です!簡単に言うと神様へのご挨拶です。多少のご利益を期待しないわけでもないのですが(笑)

あなたも神様にきちんとご挨拶をして、新しい一年を迎えましょう。

あなたが初詣に行きたくなるような豆知識も記事にしてますので楽しみにしててください!

 

 

初詣の由来とは?時代の変化と初詣の歴史

まずは初詣はどのようにして始まり、何故、今のように人が集まってお参りするようになったのか。その由来や歴史を見ていきましょう。

 

年籠り

初詣のルーツは「年籠り」という行事です。年籠りは、村の長や家の長が大晦日の夜から元旦の朝まで寝ずに、その村の氏神様の寺社に籠ることを言います。

その始まりは平安時代と言われています。「寝ずに」というところがミソで寝てしまうと「白髪やシワが増える」と言い伝えられていました。

村の長や家の長が集まるとはいえ、大晦日の夜中から元旦の朝までですよ。寒い!寒すぎる!白髪やシワより体が壊れてしまう。

今現在、年籠りの習慣は廃れてしまったみたいですが、年籠りの代わりとなるのが「除夜詣」と「元旦詣」になっていきます。

 

除夜詣と元旦詣

大晦日の夜にお参りすることを、除夜詣。元旦の朝にお参りすることを元旦詣と分けていたそうです。

その中でも元旦詣は2つのお参り方法に分かれていました。

  • 自分が住んでいる家から見て恵方に当たる方角にある寺社にお参りに行く方法
  • 住んでいる地域の氏神様が祀られている寺社にお参りに行く方法

恵方に当たる方角にある寺社にお参りに行く方法は別名「恵方詣り」と呼ばれていたみたいです。江戸時代までこの恵方詣りが主流でした。

 

現在の初詣

さて、現在の初詣の形になったのはいつ頃かと言いますと、意外と最近の話なのです。

最近と言っても明治時代まで遡るわけなので令和になった今から考えると元号を4つ程遡ります。

明治時代には交通関係が発達した元号であり、鉄道などが整備されたのも明治時代です。

交通手段が増えたことで、私のような庶民も自由に遠出が出来るようになりました。

鉄道が発達するまでは、どうしても人の足で歩かないといけないので、そうなると初詣にお参りに行ける範囲は限られてきます

そして、現在もそうですが、鉄道会社は1つではありませんよね。そうなると乗客を確保するために各社、宣伝が始まるわけですよ。

現在でいうデパートの福袋合戦みたいな(笑)

その宣伝に利用したのが初詣で、交通の便がよくなったので、昔の人は有名な寺社や好きな寺社に気軽にお参りに行けるようになったというわけです。

これが、今の好きなところにお参りに行くスタイルの始まりとなっています。

しかも今では個人で車を所有しているので、気軽に県外などの寺社にもお参りできます。移動中は温かいという利点がありますね。

 

 

いざ初詣!参拝の礼儀

由来がわかったところでいざ初詣お参り!と意気込んだは良いものの、そもそもお参りの仕方が分からないってあなた!

大丈夫です。毎日お参りに行ってご挨拶をしているわけではないので、分からないのは仕方ない。

恐らく一度は参拝の礼儀などを聞いたことはあるとは思いますが、忘れてしまうことはあります。だって神様じゃないんだもの。

 

初詣に行ってきました。

この時期なので人が多く、参拝の作法がわからないまま、流れでお賽銭を投げて手を合わせて終えてしまいました。

参拝のやり直しも良くなさそうな気がするので、来年に備えて勉強しておきたいです。

(中略)

あと、おみくじの作法も気になるのです。 去年のおみくじはどうしたらいいのでしょう?

今年引いたおみくじは末吉で財布にしまってあるのですが、どういったものは結ぶものになるのでしょう?

引用 知恵袋

初詣に行くと参拝者が多くて作法をする余裕もないかもしれません。

私も地元の大きな神社に行くとだいたい、それどころではなく人の波に身を任せるのに精一杯です。

だけどやっぱり神様にご挨拶するのだから、ちゃんとした手順を踏んでご挨拶したいですよね。

そんなあなたのために簡単に説明していきましょう。

 

鳥居

まず神社や寺社に行くと大きな鳥居が出迎えてくれますよね。

意外と、ここが見落としがちですが、鳥居は神様の住む世界と私たち人間が住む世界の境界線です。

鳥居の向こう側は神様のお家だと思ってください。神様のお家にお邪魔するわけですから、鳥居を潜る前に「おじゃまします」という気持ちで一礼しましょう。

鳥居をくぐる際には、中心を通らずに隅の方をくぐりましょう。

中央は神様が通る場所として開けておくのが基本です。人波に流されてしまうと難しいですが。

 

参道

参道を歩く場合も鳥居をくぐる時と同じで中央は正中(せいちゅう)と言って神様が通る道とされてますので、極力中央を歩くのは避けましょう

でも、参道って両サイドに出店が出てたりしますよね。ずらっと並んだ出店にあっちこっちふらふらとついつい買い食いしちゃう、私。

お前かーいって声が聞こえてきますが、目移りしてしまうものが、いっぱいあるんだもの。折角のお正月、誘惑に惑わされちゃってもいいじゃないか

私は誘惑にあえて惑わされに行きます。せっかくなのですから。

 

手水の仕方

手水の元の由来は禊(みそぎ)です。あなたも漫画やドラマなどで見たことがあるかもしれませんが、白装束を纏い、水に浸かって罪や穢れを払う行いです。

手水も禊の一種とされています。参拝の前に、参道の脇にある手水舎(てみずや・ちょうずや)で手と口を清めましょう。簡単に手順をご紹介致します。

手水の手順
  • まずひしゃくを右手で持ち水を汲み、左手にかけて左手を清める。
  • 次にひしゃくを左手に持ち替えて、右手も同じように清める。
  • また右手にひしゃくを持ち替えて、左手の手のひらに水を受け口を含み、軽くすすいで出します。この時ひしゃくに直接口につけないように気を付けてください。
  • 最後に左手を清めて、ひしゃくを立てて残った水を柄に流し元の場所に戻しましょう。

以上が手水の作法ですが、あまり気構えず、作法より、身を清めるということを意識することの方が大事です。

 

二礼二拍手一礼

礼儀として重要な部分じゃないかと思います。絶対にどこかで聞いたことがあるはずなのに、普段使用することがないから「どうだったけ?」って忘れたり

私も神前まで来て『やばい、どうするんだっけ?』と考えながらお参りしています。

親切な寺社は神前のところに礼拝の仕方が書いてあるので、忘れてしまった時は参考にしてください。

 

礼拝の手順
  • まずお賽銭です。当たり前ですが振りかぶって投げ入れるのは失礼にあたるので腰のあたりから静かに賽銭箱に入れます。
  • 鈴があれば、鳴らしてください。神様をお呼びするのです。
  • 深いお辞儀を2回繰り返しましょう。
  • 次に拍手ですが、胸の前で手を合わせたら、右手を少し引いて両手を肩幅まで開いて2回拍手をします。
  • そのあと手を合わせ神様にご挨拶、お祈りをしましょう。
  • 最後にもう一度深いお辞儀をします。

場所によっては「二礼二拍手一礼」ではないところもありますので、その寺社の礼拝に従って下さい。基本は「二礼二拍手一礼」で大丈夫です。

 

帰り道

お参りが終わって清々しい年を迎えられたと思いますが、帰り道の参道も基本、道の端を歩くようにしましょう。

鳥居も同じく中央を避けてくぐり、振り返って神様に向かい一礼して帰るのが礼儀となります。

 

 

初詣の豆知識

初詣をする際のおみくじやお守りなどに関する、ちょっとした豆知識をご紹介いたします。

 

願い事は一つ

まずは、神様にご挨拶。氏神様の寺社でなければご挨拶前に「○○市の○○と申します」と自己紹介しておきましょう。

地元の神様じゃない神様なら「あんた誰?」状態になってしまいますからね。

次にご挨拶ですが、まずは「昨年はありがとうございました」と新年を無事に迎えられたことへのお礼をしましょう。

その次にお願い事です。願い事は一つに絞ってください。

欲張りすぎると神様も「多すぎ」とげんなりしちゃいますよ一つだけ心を込めてお願いしましょう。

 

お賽銭

お賽銭の金額に特に決まりはありません。多く賽銭をしたからといって、必ずご利益が得られるわけでもありません。

ですが、あなたも知っているかもしれませんが、ちょっとした語呂合わせが有名ですね。

例えば5円をお賽銭するのが有名です。「ご縁がありますように」というのは聞いたことがあると思います。他にも賽銭の語呂合わせがあります。

15円は「十分なご縁がありますように」、25円は「二重にご縁がありますように」、45円は「終始ご縁がありますように」という語呂合わせです。

お賽銭はお布施なので金額を多く入れるより、気持ちをこめてお賽銭すること大事です。

 

お守り

あなたも一つは持っているであろうお守り。お守りには有効期限があるのを知っていましたか?お守りの有効期限はおよそ1年と決められています。

有効期限が過ぎてしまったお守りは基本、手に入れた寺社にお返ししましょう。

寺社によって名前は様々ですが「古札お納め所」なるところに有効期限が過ぎたお守りを入れると清めて焚き上げをしてくれます。

有効期限切れのお守りをどうしていいか分からない場合は、初詣の時に持って行きましょう。

我が家には子供のお守りを合わせると、5個~8個ほどあります。

何か悪いことが起きた年には10個程になる年もあるので、「ありがとうございました」と念じてお守りを入れます。

 

おみくじ

初詣に行ったら新年一発目の運試し!と行きたいところですが、まずはきちんと神様にお参りしてご挨拶してからにしましょう。

そして、おみくじを引くのに回数は決まっていません。ただ、「大吉」が出るまで引き続けるのは間違いです

神様に聞きたいことを念じながら引いて、聞きたいことの答えが違う場合、引き直すのが正解です

おみくじは基本はお財布などに入れて持ち歩くようにしましょう。

ですが、木にくくりつけるのも間違いではないので、あなたのお好きな方を選んでください。

私はおみくじは1回だけと決めて「凶」が出た場合だけ、ちゃんと内容を把握し、木に括り付けるようにしています。

 

 

まとめ

  • 初詣は必ず行かないといけないということはない。
  • 気が向けば気軽にご挨拶にいきましょう。
  • 初詣は新年始まって最初の行事。
  • 初詣のルーツである年籠りは平安時代から行われていた。
  • 現在の初詣の形が普及したのは明治時代。
  • 明治時代に鉄道会社の宣伝により、全国に初詣が広まった。
  • 参拝の作法が出来なくても問題ないが、出来ている方がカッコいい。
  • 参拝の時は欲を出さない。

新年初めてのイベント事である初詣。昔の私みたいに行く意味がないとあなたが思っていたら、行かなくても大丈夫です。

あなたが行くとなれば、家族や恋人と行くことでしょう。あなたが完璧に参拝の作法が出来ていれば、周囲から見たあなたはかっこいいです。

ですが、一番大事なのは礼儀より気持ちです。ちょっとくらい作法が出来ていなくても神様は寛容なはず

それより、昨年のお礼の気持ちと新年のご挨拶の方が重要なので、そこだけはしっかりと神様にしておきましょう。

神様もそういうあなたにだから「お願い事も聞いてあげようかな」って思ってくれるかもしれません。

神様にちゃんとご挨拶したあなたに、良い1年になることを、神様ではないですが私が祈っております。



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