ニベアは昔から知られている、保湿などに万能なクリームですよね。
ここ最近、混ぜて使うことで多くの美容法が出てきています。
その美容法で注目されているのが「ハイドロキノン」。調べてみると、「肌の漂白剤」と言われているほど効き目があるとか!
アラフォー真っ只中の私もとても気になってしまいました。
何せ未だに化粧品は放浪してしまいがちなので、これが良いと聞けば試したくなってしまうのはオンナゴコロとして許してほしい。
「シミ消し」や「くすみ」などのワードに弱いあなたへも!
なぜハイドロキノンとニベアを混ぜるの?効果はどれくらいあるの?ここでは、その詳しい情報をお教えしましょう。
目次
ハイドロキノンとニベアを混ぜるとプラス効果が期待できる!

試しにインターネットを調べて見ると、ハイドロキノン以外にもニベアと〇〇、という組み合わせが多く出てきました。
ここでまず素朴な疑問。どうしてニベアと混ぜると良いのでしょう?
答えは、肌の表面の「保湿」と「保護」になるからです。
ちなみにここで「ニベア」と言っているのは、青い缶のニベアクリーム。
ドラッグストアやスーパーでも売られている、一番オーソドックスなものです。
価格も1,000円以内で、手軽に手に入ります。コスパが良いのも魅力ですね。
缶の裏を見てみると、ニベアクリームの成分は以下のように書かれていました。
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブデン、シクロメチコン、
マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、
ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、
ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
引用:花王公式サイト
ワセリンやグリセリン、スクワランやホホバ油など、オイル系が多いですね。
これを見てわかる通り、ニベアのクリームは肌の表面の保湿と保護に良いのです。
肌の保湿がきちんと出来ていると、肌のバリア機能がしっかりと働き、ダメージを受けにくくなります。
また、肌の新陳代謝も正常に働くようになるので、老廃物が上手く排出されるようになるのです。
健康な肌の状態を保つ=シミができにくくなる、という効果を得られるのです。
健康的。これはやっぱり基本ですよ。ちなみにニベアには美白成分は入っていません。
そして油分が多いので「乾燥を防ぐ」という意味での保湿と保護になります。
いつものお手入れでしっかり肌に水分を補給してから使いましょう。
そこでハイドロキノンを合わせ技で使って、美白効果を上げるというわけです!
ハイドロキノンとは?

ではその「ハイドロキノン」って何なのでしょう?実はイチゴやブルーベリー、コーヒーにも含まれている成分なのです。
それが美白にどう効くのかというと、お肌にシミができる仕組みを知れば納得。
シミやソバカス、ニキビ跡などの正体は、メラニンという色素です。
紫外線を浴びると、DNAが傷つかないように体を守る機能として、皮膚の奥の細胞からメラニンが作られます。
このメラニンは紫外線を吸収してくれるのですが、酸化してくると茶色く色付いてしまうのです。
作られたメラニンは皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)によって剥がれ落ちて行きます。
でもこれが肌の状態が良くなかったり、加齢などによってターンオーバーが上手くいかない場合、そのまま残ってしまいます。
この色素沈着がシミやソバカスと呼ばれているのです。
体を守るためとはいえ、そんなのイヤ~!思わず空に向かって叫びたくなりますが、紫外線がイヤなのでしません。
でも、このハイドロキノンはこの色素を薄くする働きがあるのです!また、メラニンの生成自体を抑える働きもあります。
つまり、ハイドロキノンは出来てしまったシミを薄くし、またこれから出来てしまうシミも予防できるのです。
ダブルで効果を得られるスーパー美白成分なのです!
ハイドロキノンは医薬品と市販品がある

ハイドロキノンの美白効果は高く、一般的な化粧品の美白成分と比べるとその効果は100倍!
肌に働きかける力が強いので、医薬品としても処方されています。
皮膚科でハイドロキノンクリームを処方されたことがあるよ、という方もいるのではないでしょうか?
市販薬のクリームも購入できますが、医薬品との違いはズバリその濃度。濃度4%以上のものは医薬品になります。
病院で治療のために処方されたのであれば、医師の指示に従って使用していきましょう。
でも、ニベアと混ぜて美容に使いたいというのであれば、その使い方には要注意。
絶対に市販のものを使ったほうが良いです!なぜなら「効きすぎる」から。
インターネット通販などで濃度が4%以上の物も手に入りますが、海外の商品だったりするのでオススメしません。
ハイドロキノンの効果と副作用について

先ほど「効きすぎる」と前述したハイドロキノン。お肌への効果と副作用について表にまとめてみました。
効果 |
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副作用 |
|
※白斑とは、皮膚の色が部分的に白く抜ける疾患のことです。
これを見て、使うのが不安になってしまった方はごめんなさい。でもそれだけ肌に影響力があるということなんです。
毒になるものは薬にもなる、というところでしょうか。大丈夫、対策方法はバッチリです。
- 安定型ハイドロキノン配合のクリームや美容液を選ぶ。
- まずパッチテストを行い、アレルギーが出ないかどうか確認する。
- 購入したクリームは冷蔵庫で保存。2か月くらいで早めに使い切る。
- 使用するのは夜のみ。
- 日中は日焼け止めやUVカットの服などで紫外線対策を徹底。
- もしクリームが黄色っぽく変色していたら使用は即中止。
- 3か月くらいで一旦使うのをやめて様子を見る。
ハイドロキノンはもともと酸素や光、温度や湿度などの影響を受けやすく酸化しやすい成分です。
その保管や使用期間には気を付けて使うことが重要なのですが、まずはより安全性の高い安定性ハイドロキノンの商品を使いましょう!
これはハイドロキノンのマイナス面を改善して、酸化しにくく、また肌への刺激も少なくしているのです。
でも、だからと言っていきなり濃度の高いものを使うのは待った!です。まずは濃度2~3%のものを選びましょう。
そして、敏感肌の方でもハイドロキノン自体にアレルギーがある場合は、濃度にかかわらずかぶれや痒みが起きることがあります。
使う前にはパッチテストでしっかり試しておきましょう。
- 絆創膏の裏などにクリームを塗って、腕の裏側の皮膚に貼る
- そのまま48時間置いて様子を見る
- 赤みや痒みが出なければOK
アレルギー症状である赤みや痒みが出てしまったら、残念ですが使用はやめるべき!
私は以前、購入したシャンプーが合わないことがあったのですが、勿体ないからとそのまま使っていたことがありました。
そうしたらそのうち顔や手も荒れてしまって、すごく後悔したんです。
だから合わない方は、他の美白成分が入っているものでご自身に合うものを探してみてくださいね。
ハイドロキノンを使用しても大丈夫ならば、あとは酸化・劣化を防ぐため、各ポイントに注意して上手く使っていきましょう。
ハイドロキノンとニベアを混ぜる:使うときの方法と手順

ハイドロキノン&ニベアをいつものお手入れに合わせて使う場合、必ずはじめに保湿をしておくことが大切です。
肌が乾燥していると、刺激を受けやすいうえに成分が肌の奥まで届きにくくなるからです。
ついでにその保湿に使う化粧水も美白成分入りにして、さらに効果をプラスしてしまいましょう!
ビタミンC入りですとか、ハトムギエキスなどが入っていると良いですね。
- 化粧水でしっかり保湿しておく
- ハイドロキノンとニベアクリームを1対1くらいで手に取り、混ぜる
- 手のひらで伸ばし優しくなじませる
- 翌朝、洗顔して成分を落とす
- 日中は日焼け止めを塗る&帽子やUVカットの服を着る
ハイドロキノンを顔に塗るとき、特に唇や目の周りの皮膚は薄いため、塗りこまずになじませるようにしましょう。
それからしつこいですが紫外線対策を忘れずに!ハイドロキノンについてはすでに書いていますが、ニベアクリームも紫外線には注意です。
オイル類の成分が多いので、サンオイルのような働きをして、日焼けしやすくなってしまうのです。
使用するのは夜にして、翌朝にきちんと落とすようにしましょう。
部屋の中にいるときでも、日差しが高い日中は用心して紫外線対策を行いましょう。
ハイドロキノンのオススメ市販品はこちら!!
現在、ハイドロキノンを使った市販化粧品は数多く販売されています。
その中でも評価の高い市販品のオススメを厳選しました。
価格は少しお高めですが、お得なお試しセットも販売していたりします。
まず肌に合うか合わないかを試すだけでもいかがですか?
b.glen(ビー・グレン)Qusomeホワイトクリーム1.9


口コミなどで人気の高い商品です。
濃度は1.9%ですが、浸透力が高く効き目が4%のものと同じくらいの効果があります。
超極小カプセル化という、安定型ハイドロキノンと同じ性質を持つ商品です。
肌の中に長時間とどまり、効果を持続する働きもあります。
濃度が低いため、顔全体への使用もOK。使用期間も長く使えます。
価格は通常税込み7,171円が期間・初回限定の60%オフで税込2,868円となってます。
【シミ改善】ケラー博士バージョン
まとめ

- ハイドロキノンは「肌の漂白剤」、ダブルの美白効果がある!!
- ハイドロキノンは医薬品と市販品があり、濃度が4%以上が医薬品
- ハイドロキノンの副作用についてしっかり把握して上手く使おう
- ハイドロキノンとニベアを混ぜることで美白効果アップが期待できる
- ハイドロキノンとニベアの使い方はまず保湿をしっかり、紫外線対策は徹底する
- ハイドロキノンの市販品は肌に刺激の少ない、安全性の高いものがオススメ
ハイドロキノンは肌への効能が強い分、副作用もある難しい成分でしたが
薬事法の改正により市販品で利用できるようになりました。
シミやソバカスだけでなく、ニキビ跡やちょっとした傷跡とかも位置によってはすごく気になったりしますよね。
ちなみに私はメガネ跡が消えないかな~と思っています。
ニベアに混ぜてその美白効果がさらに強力になるのであれば、ぜひ使ってみたいところ。
自分に合うかどうか、様子を見ながら活用してみてくださいね。
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